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第14章 軌跡
私が世の中に訴えたいこと
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幼少期や小学校の低学年の頃、不思議で意味深な夢を沢山見ていました。そして、モナ・リザはモナ・リザではないと、声を荒立てて言った経験もあります。『頬杖をつく女』というタイトルの絵はモナ・リザと同じくらい有名な絵だと、自信満々に、そう思っていました。モナ・リザは間違ったタイトルの絵だとどんなに訴えようと、襞襟の洋服が流行していた、名前を知らない画家さんの絵のタイトルが、モナ・リザと同じように間違ったタイトルがつけられたと、小さな私がいくら訴えたところで、大人は信じなかっただろうし、誰も聞く耳を持たなかっただろうと思います。
しかし今、私は40代半ば近くの年齢になりました。
今の私の話なら、スピリチュアルが理解されている時代において、もしかしたら真実かも?と思って頂ける人が、少なからずいることを、私は信じたいと思います。
以前書いたGREE日記を転写いたします。
タイトル
「ひだ襟をつけたオランダ人」
私は小学生の低学年くらいの頃に、まるで 襟巻きトカゲのような
ひだ襟をつけた外国人に取り囲まれる夢を見ました。
外国人は私に
必死で訴えていました。
「眠る女は眠っていない。タイトルを、元通りに戻して欲しい」と…
懸命に私に訴えていました。
余りにも緊迫した夢だったので
目覚めてからも
その夢を覚えていました。
何年か経って、社会科の教科書で、フランシスコ・ザビエルが長崎に宣教師として来日した挿し絵を見た時
私は思いました。
「わっ!あの時に、私の夢に現れた外国人と同じ服装だ~」
最近、色々と調べました。
16世紀当時、オランダ人の間で、ひだ襟のシャツは流行していた服装でした。
そして
フェルメールは17世紀を代表する
オランダの画家。
私が目指したメトロポリタンミュージアムには
『眠る女』というタイトルの絵があります。
子供の頃
ひだ襟をつけたオランダ人から教えてもらった情報が正しいとしたら…
眠る女は眠っていません。
〈転写ここまで〉
私は自分の命がつきるまで、このことは訴え続けなければならないと思っています。眠る女は曖昧さをテーマに構想された作品です。眠っているか?眠っていないのか?絵画を見ながらそれを愉しむことが鑑賞の醍醐味だったであろう作品なのです。
はじめっから、眠る女なんてタイトルをつけられたら…フェルメールの絵画に託した想いが死んでしまいます。
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