モナ・リザ新たなる出発[2024.02.12完結]

鏡子 (きょうこ)

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第16章 モナ・リザと、仏像

アルカイックスマイル (第5章の文章を、再投稿)

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皆さんは、次のような経験はないか?


【生まれたばかりの赤ちゃんを見て
父方のご両親が、息子に瓜二つだと喜んでいる。

母方の両親は
娘の赤ちゃんの頃に、そっくりだねと、ほくそ笑んでいる。

親戚の人が集まれば
ある人は
「おばあちゃんに似ているね。」と言い…
また、ある人は
「まぁ、なんておじいちゃん似なんでしょう」って言ってる。】




モナ・リザは
弥勒菩薩の微笑みであり、赤ちゃんの新生児微笑に通じているのかな?なんて、ふと思った。


弥勒菩薩の表情や赤ちゃんが、新生児微笑をした顔は、誰の顔にも見えるのは、実に不思議だ。


だから
モナ・リザを見て
ある人は、ダ・ヴィンチの自画像だと言い
ある人は、いや いやダ・ヴィンチが描いたサライの顔にこそ似ている、と言い
そんなはずはない。イザベラ・デステに一番似ている、なんて言う人もいる。 


モナ・リザは、アルカイック・スマイルの絵
だから、誰の顔にも似てくるのかもしれない。




『アルカイック・スマイル 』



それは、人が一番、神仏に近づいている表情である。



※  ある企業の実験画像

(著作権等の問題を指摘されたら、直ぐに削除します)





この絵からは、仏像は連想し難いが










この絵になると、仏像を彷彿させられる。








丸みを帯びた顔に、
アルカイックスマイル……



仏像をイメージするのは必至だ。

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