四つの犠牲

鈴木 了馬

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 二十年前と違って、ヴァンクーバーへは直行便があった。
 しかし、隆史は敢えてそれは選ばなかった。
 最初にヴァンクーバーに行ってしまうと、その先の旅を続けていく自信がなかったのだ。
 洋子との日々を想い出し、打ちひしがれることは目に見えていた。
 それらに向き合う前には、一定の時間が必要だと思った。
 ホテルは、ロスに着いてからインターネット予約した。海の近くであればどこでもよかった。
 チェックインしてみて、隆史はその偶然に驚いた。
 そのホテルは、隆史の思い出の場所にほど近いロケーションだった。
 隆史は、部屋に荷物を置き、準備を整えると、海まで出た。
 南に向かって少し歩くと、ほどなくベニス・ビーチに着いた。
 隆史は、一瞬足を止め、そして砂浜に降りて行った。
 日暮れまでには、まだ時間があった。
 あの時も、同じような時間だったか。

「なに」「おまえに何が分かる」
 隆史の声は低く凄味があった。
 しかし、その凄味は、啓一には何の効果もなかった。
「うるせえ」「かっこつけんな」
 凄味はなかったが、冷たく尖っていた。
 隆史が馬鹿にするようにせせら笑って、海を眺めた。
 啓一が立ち上がった。
 隆史は、啓一が車に戻るとばかり思い、自分も立ち上がった。
 しかし、隆史の予想は外れた。
 啓一がいきなり殴りかかってきた。
 隆史はボクシング経験者だったから、軽くかわした。
「お前はそれで気持ちいいだろうよ」
 啓一は髪を振り乱し、泣いていた。
 隆史は、啓一の二発目を避けられなかった。
 いや、避けなかった、と言う方が正しかった。
 啓一が何発か殴るに身を任せた。
 大したパンチではなかったが、痛かった。
「しょうがねえだろうよ」「そんなこと言ったって」
 隆史も泣いていた。
 あの時、二人が別れていなかったら、どうなっていただろうか。
 答えなどなかった。
 隆史は考えるのをやめ、持ってきた黒い革の写真立てを開いて、砂浜に立てた。
 左側の楕円のフレームの洋子は、微笑んで投げキッスをしていた。
 イングリッシュ・ベイ・ビーチで撮った写真だ。
 右の四角いフレームの写真には、二人が並んで映っている。
 夜の写真だった。
 シャッターを切ったのは、啓一だ。
 場所はグラウス山の上にある、レストランのテラス。
 三人が揃っての、ヴァンクーバー最後の夜だった。
「十年後の同じ日に、ここで再会しよう」
 提案したのは、隆史だった。
 二人とも同意し、約束をした。
 しかし、その約束は果たされなかった。
 それぞれの生活があった。
 約束が果たされていたら、洋子は死なずに済んだだろうか。
 隆史はまた自問した。
 そうかもしれなかったが、そうは思いたくなかった。
 隆史は、ポケットから黒いフィルムケースを出した。
 中には、洋子の遺灰が入っていた。
 隆史は、遺灰をワインボトルに入れて持ち込んだ。
 ホテルで、それをフィルムケースに分けてきたのだ。
 隆史は蓋を開けると、ひと摘みつまんだ。
 そして、手を上にあげると、指を離した。
 灰はあっけなく、風に流されていく。
 隆史は、スマートフォンを出して、音声録音アプリをたちあげた。
 写真立てに向かい合って座ると、録音ボタンを押した。
 そして、聞かれる宛のないボイスレターを吹きこんだ。
 
 ロスへは、一週間ほど、滞在するつもりだった。
 いきなりの長旅は、今の自分には過酷過ぎると思ったからだ。
 最初の三日間、隆史はホテルから歩いて行ける範囲を散策してみた。
 毎朝、陽が昇る頃、隆史はホテルを出て、海沿いのオーシャン・フロント・ウォークまで出る。
 あとは、その日の気分で、北上するか、南下するかのルートを歩いた。
 そうして過ごすうちに、気持ちが落ち着いていくことを隆史は望んだ。
 そうすれば、出発できると。
 そうしていくうちに、確かに旅の感覚はよみがえってきた。
 しかし、同時に心の奥にしまいこんでいたことも表出してきた。
 洋子との日々を想い出すごとに、心は沈み、行き場のない思いの中を彷徨った。
 この旅が自分にもたらすものは何か。
 意味があるのか。
 今なら引き返せる、と。
 考え出したら、逃げ口上しか浮かんでこなかった。
 しかし、さらに時間が経って、一つの想念が芽生えてきた。
 これは鎮魂の旅なのだ、と。
 その想念によって、隆史はようやく、少し前に進めそうな気がしてきた。
 この景色を、風を、温度を、匂いを洋子の魂とともに感じる。
 一週間の後半に入って、隆史は運転の肩慣らしに入った。
 日本車のレンタカーが圧倒的に乗りやすいことは分かり切っていたが、白いフォードのセダンをレンタルした。
 その方が、二十年前の旅の感じが出せると思ったのだ。
 毎日、その日に向かう方面だけを決めて、適当に車を走らせる。
 パシフィック・コースト・ハイウェイでマリブ方面へ、とか、サン・ディエゴ・フリーウェイでロングビーチ方面へ、といったようにだ。
 感覚を取り戻すのに、時間はかからなかった。
 そのうち隆史は、なんだか、ずっと前からからここに住んでいるような錯覚に陥った。

 ロサンゼルス最後の日の夕暮れ、隆史は車でビバリーヒルズのグリフィスパークに向かった。
 ハリウッドサインの方角に太陽が沈みかけると、街の灯りもだいぶ点灯してきた。
 隆史は、啓一との旅のことを思い出していた。
 行く先々で、夕焼けの時間になると、車を停め、空を見た。
 ほぼ毎日見ているにもかかわらず飽きることがなかった。
 そういう話を隆史が洋子にすると、彼女はいつも羨ましがり、男に生まれたかったよ、と言うのだった。
 あの夜のグラウス山でも、同じようなやりとりをした。
 グラウス山のレストランから見る夜景は、隆史のお気に入りだった。
 他にはない夜景だった。
 決して豪華な灯りではない。
 柔らかい薄いグリーンの街路灯が、縦横に整然と並んでいる様が遠目からも分かる。
 目の前に広がる、百万ドルの夜景を前に、隆史はそんなことを回想していた。
 隆史は、展望台の手すりの上に、写真立てとフィルムケースを出した。
 この旅の間中、この儀式を繰り返すのだ。

 あくる朝は曇り空で、湿度が高く、空気は煙っていた。
 滞在中の一週間、ずっとそんな天気だった。
 日本人が知らないだけで、アメリカ西海岸にも梅雨が存在するのかもしれなかった。
 それでも、日本の六月に比べたら、十分にカラッと爽やかな気候だ。
 隆史は、早めにホテルをチェックアウトすると、州間高速道路には向かわずに、サンタモニカ・ブールバードを北西に車を走らせた。
 走り始めて、一時間弱で隆史は、マルホランド・ドライブ・ストップに到着した。
  今回の旅の最初の目的地だった。時間は午前八時を過ぎたころだった。
  一旦、パーキングに車を停め、辺りを少し歩いて休憩した後、隆史は再び車に乗り込み、マルホランド・ドライブを西を向けて走り始めた。
 曲がりくねった道は、なるほど、車好きが走るにはもってこいの道だった。
 カーラジオからは軽やかなピアノのスタンダード・ジャズが流れていた。
 ホテルで下調べをしていた時、隆史は、箱根の芦ノ湖付近の道路をイメージしていたが、それよりもはるかに生活臭のする道路だった。
 住宅が建ち並び、路上駐車の車も多かった。
 道路は、丘の尾根沿いに走っていて、カーブを繰り返し、左右交互に視界が開けた。
 ほとんどが二車線の対面通行で、対向車とも頻繁にすれ違うため、隆史は慎重に車を進めていった。
  路面もデコボコしてあまりいいコンディションとは言えなかった。
  それでも、適度なアップダウンが繰り返され、米国車特有のなめらかな走行感も助けて、快適に車を走らせることができた。
 四〇五号との交差点を過ぎて、一旦は広くなった道はすぐに、極端に狭くなっていった。
  ほとんどただの山道。これがもともとのマルホランド・ドライブの姿に近いのだろうか、と隆史は想いを馳せた。
 間もなく道がさらに狭くなり、気がつくといつの間にか土ぼこりが上がるようなロード・コンディションになっていた。
 開け放たれた黄色い鉄のゲートが現れ、それを過ぎると、いよいよ未舗装の道になった。
 このまま進むべきかどうか迷うような心細さを隆史は感じ始めていた。
 しかしもう一人の自分もいて、さらに進みたいと言っていた。
 カーラジオでは、いつの間にかモダンジャスの古いナンバーが流れていた。
 ロード・サイドには、傾きが酷い木製の高い電信柱が立っていた。
 土ぼこりが、少し開けた窓から車内に入ってきて、土の匂いが目や鼻を刺激した。
 車窓から見える山肌は、岩とブッシュだけのむき出しで、対向車も全く無かった。
 隆史は、ただただ車を走らせるしかなかった。どこまで続くのだろう、と思い始めたその時、道は突然終わった。
 最初に通り過ぎたものと同じタイプの黄色い鉄のゲートが現れ、今度は閉じられ施錠されていた。
 ゲートの向こうにもかろうじて道のようなものは続いていたが、ほとんど車は通っていないようだった。
 隆史は、車を停め、エンジンを切ると、あたりを少し歩いてみた。
 南側には、ダウンタウンの方へ降りていく別の道があった。
 確かにマルホランド・ドライブはそこでぷっつりと終わっていた。
 隆史は、その場所に立ち、耳を澄ませた。
 丘を通る乾いた風の音がした。
 隆史は、自分の半生を想わずにはいられなかった。
 振り返らずに走ってきたのだ。
 誰が決めたわけでもなく、自分で選んでだ。
 離婚も、事業から身を引いたことも、後悔などしていなかった。
 しかし、子供のことはどう気持ちを整理していいか分からなかった。
 さらに、洋子のことだ。
 自分は、どこかで選択を誤ったのか。
 隆史は、その答えを探すように、閉ざされたゲートの方にもう一度行ってみた。
 突然、底知れない孤独感と不在感が湧いてきた。
 打ちひしがれた気持ちのまま、隆史はマルホランド・ドライブを引き返した。
 マルホランド・ドライブ・ストップまで、一気に戻り、駐車すると、隆史は儀式を行った。
 その間も、隆史の心は沈む一方だった。
 そこは、実質上の旅の出発地点だった。
 しかし、隆史は半ば逃げるように、再び車を出した。
 そして、休憩もせずにただひたすらフリーウェイを東に向かった。
 それは、底の見えない喪失感への彼なりの抵抗だったかもしれない。
 ハリウッド・フリーウェイから州間高速道路十号を東に一時間ほど走っても、隆史は車を休めることはなかった。
 今度は、州間高速道路十五号を進路を北に変え、さらに1時間半ほど走ると、ヴィクターヴィルに着いた。
 そこで、隆史はやっと車を止め、ガススタンドで給油がてら、トイレ休憩をした。
 しかし、その後すぐに車に乗り込み、州間高速道路四十号をニューベリー・スプリングスまで走った。
 途中無意識のうちに、エアコンをオンにしたようだった。
 外は、ロサンゼルスと打って変わって晴れ渡っていた。
 バグダッド・カフェの駐車場に車をとめると、隆史は外に出た。
 そこは、砂漠の真ん中だった。
 時計は、二時半を回ったところだ。
 たかだか半日走っただけなのに、別の国に来たようだった。
 日差しは虫眼鏡を通したように強く、空気はカラカラに乾いていた。
 気温は四十度くらいはあるかもしれなかった。
 隆史は、半分義務的に儀式を終えると、再び車を走らせた。
 目指すは、世界一のカジノ街だった。
 隆史の心は、すぐに二十年前に戻って行った。
 夜、百マイルくらい離れていても、朝焼けのように明るい街だ。
 隆史はその光景を目の当たりにしていた。
 今回は、まだ陽が沈む前に、ダウンタウンに入った。
 五時を過ぎても真夏の暑さだった。
 隆史は、イースト・トロピカーナ・アベニューのモーテルにチェックインした。
 部屋に入るとすぐに、隆史はシャワーを浴びた。
 シャワーの後、冷えていないアメリカン・ビールを飲んだ。出発前にロスで買ったものだった。
 ぬるくても、ビールは隆史の細胞の隅々まで行きわたった。
 いつも間にか、ネガティブな気持ちはどこかに消え去っていた。
 長時間のドライブで神経が麻痺しただけかもしれなかった。
 日が沈みかける頃、隆史は洋子の遺影とともにラスベガス、ダウンタウンへと繰り出していった。
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