28 / 211
僕とメリッサの戦い
第二十八話 戦慄
しおりを挟む
瞬時に、金髪の大男は勢いよく殴りかかってきた──。僕は寸前でなんとかかわすが、大男の拳は僕の後ろの壁に突き進んでいく!
なんだ、どういうことだ──⁉ 目を疑う現象が起きた。素手で壁を大きく砕き、壁に突き刺さっていた。大男はのっそりと壁から手を引き抜き、辺りはぱらぱらとコンクリートの破片が飛び散り地に落ちていく。
「強化系か!」
メリッサは叫んだ。強化系? その言葉から考えると筋肉を硬化させて壁を打ち砕いたのか!
僕は這う這うの体でその場から離れる。敵に対して正面向いて後ずさったため、尻が地面を這いずり服が破けそうになった。
大男は上半身裸で金髪の髪の毛は長く後ろで縛っていた。筋骨隆々で筋肉が外から見てもわかるような盛り上がり方をしており、僕のウエストぐらいの太ももをしていた。
改めて砕かれた壁を見る。コンクリートの壁は粉々に砕けており、衝撃で屋根が落ちかかっている。おいおい、あんな物を食らうと体がはじけ飛ぶぞ。
「GOOOOUUUN!」
大男は大声で叫んだ。辺りの空気が張り詰め地震が起きたかのような感覚に陥る。この敵は危険だ……!
僕は慌てて迎撃態勢に入った、MP7A1が火を噴くが、放たれた弾は敵を貫くことはなかった。フルオートで射撃をしたが、すべて盛り上がった筋肉から弾かれ、弾が貫通しない。なっ! 嘘だろ……? アサルトライフル並みの貫通力があるんだぞ。短機関銃の弾の威力では効かないのか……!
あわててその場から逃げ出した、そうして僕はまたもや致命的なミスをしてしまう。メリッサとはぐれてしまったのだ。僕が戸惑っている間、大男は僕に向かって直進してきた! 邪魔になる障害物、人や木箱などは弾き飛ばしていく。
「GOOOOOO‼」
ちょっとまて、これが現実かよ、あの巨体がすごいスピードで駆けてくる、僕なんかよりスピードは断然上だ、僕はとっさに壁を背にして巨大なこぶしをかわす。
大男は何故か大振りで殴りかかってくるため、僕の動体視力でもなんとかかわせる。壁にのめり込んでいった男を後にして、石埃が大男の視界を閉ざしているうちに、僕は姿を隠した。
何だあれは、あんなものと僕は戦わなければならないのか。思い返せば、最初の女以外正面から襲いかかってくる敵はいなかった。しかも今回の敵は格が違う。
まともに拳を食らえば即死、短機関銃は効かない。スピードはあっちが上。立ち回るだけで命がけだ。
……どうしろっていうんだよ!
冷静になれ。とりあえず……とりあえず、武器を変えよう。そのためにはメリッサと合流しないと、そういえばメリッサはどこに行ったんだ、初めてきた場所で脇道にそれてしまった。またこの展開かよ!
──しかし、ならどうやって合流する?
走りながら考えた。メリッサは僕を見つけるのは困難だろう。僕がメリッサを見つけるのも同様だ。でも、メリッサが大男を見つけるのは……?
いや、たぶんたやすいことだ、さっき表通りの人混みの中で一瞬で目についた、なら……そういうことか! 僕は大男に向かってMP7A1を撃ちつづけていく。もちろん効かないし、男はこちらに気づき、猛スピードで向かってくる。よし、ついてきてくれよ……!
僕はこぶしをなんとか、かわせる距離感を保ちながら、人の気配が多いところへと向かっていく。2回、3回、4回、5回。こぶしがどんどん宙を切り裂く。
何度恐怖で体が凍り付きそうになったか……! 僕はなんとかすれすれでかわしていく、そうやって、人の気配をたどっていくうちに大通りに出た、よししめたぞ。僕は人混みに紛れて突き進んでいく。
──僕をメリッサが見つけるのは困難だ、それと同じように大男が僕を見つけるのは困難だ。
金髪の大男は人間を振り払いこちらへと向かってくる。
──また、つづいて、相手はヴァルキュリアを連れてきていない。つまり敵側のエインヘリャルの気配を察知できない、それに比べてヴァルキュリアであるメリッサは大男を感知できる。
多分のメリッサの賢さなら、おおよその方向へ向かってきているはずだ。僕が人混みに紛れて大男が暴れているのを見れば、メリッサは状態を理解できるだろう。
「メリ……ヴァルキュリアいるなら返事してくれ!」
僕は彼女に向けて大声で叫んだ。
「ヴァルキュリア! ヴァルキュリアアア――!」
「佑月!」
声の主を探してあたりを見渡す。メリッサは家屋の屋根に上って、辺りの事態を把握しようとしていた。
「どこだ! どこにいる!」
メリッサは叫んだ。僕は返事する代わりに轟音で答えた。MP7A1を上空に向けて発射していく、その音でメリッサは僕の位置を把握すると、メリッサは屋根をつたって突っ走ってきた。僕は銃を途中で鳴らしながら、メリッサを脇道へ誘導する。
「佑月!」
よし! なんとかメリッサと合流できた。
「端的に状況を説明しろ! 佑月!」
僕は短くわかりやすく答えた。
「相手が強すぎる。この銃では効果がない。新しい武器が必要だ」
「わかった。武器を創れ!」
「――ヴァルキュリア! 僕に力を貸せ!」
世界が歪む、青く沈んだ世界に僕たちは二人っきりになった。
「――イメージしろ。お前は何を思い描く? ――」
メリッサから新たな銃が生み出され、僕はSIG SG552を手渡された。
「なんだアサルトライフルじゃないか、相手に効くのか?」
メリッサの言うとおりSG552はアサルトライフルだ。弾はNATO弾である口径5.56mm 全長730mm重量3.2kg 装弾数30発有効射程300mで射撃精度が非常に高い銃だ。
そのため非常に高価で、各国の特殊部隊などしか配備されていない軍用銃だ。民間用も売っているが装弾数が違い通の趣味に近い。
「効くかどうかはわからない。だが命中精度、命中距離が全然違う。僕の腕でも止まっている敵なら80mは当てる自信はあるよ。それに試したいことがあるんだ」
そう言うと、メリッサはイラ立った様子で怒鳴りつけた。
「遊びじゃないんだぞ! まともなものを一発でも食らえばお前の体は粉々だろう、悠長なことを言っている場合か!」
「──ふ~んそうやって武器を創るんだ……」
女の声がする。声の元を探ると、屋根の上で黒い髪の鎧姿をした女が長い髪を風になびかせていた。
――なに、まさか敵のヴァルキュリアか!?
なんだ、どういうことだ──⁉ 目を疑う現象が起きた。素手で壁を大きく砕き、壁に突き刺さっていた。大男はのっそりと壁から手を引き抜き、辺りはぱらぱらとコンクリートの破片が飛び散り地に落ちていく。
「強化系か!」
メリッサは叫んだ。強化系? その言葉から考えると筋肉を硬化させて壁を打ち砕いたのか!
僕は這う這うの体でその場から離れる。敵に対して正面向いて後ずさったため、尻が地面を這いずり服が破けそうになった。
大男は上半身裸で金髪の髪の毛は長く後ろで縛っていた。筋骨隆々で筋肉が外から見てもわかるような盛り上がり方をしており、僕のウエストぐらいの太ももをしていた。
改めて砕かれた壁を見る。コンクリートの壁は粉々に砕けており、衝撃で屋根が落ちかかっている。おいおい、あんな物を食らうと体がはじけ飛ぶぞ。
「GOOOOUUUN!」
大男は大声で叫んだ。辺りの空気が張り詰め地震が起きたかのような感覚に陥る。この敵は危険だ……!
僕は慌てて迎撃態勢に入った、MP7A1が火を噴くが、放たれた弾は敵を貫くことはなかった。フルオートで射撃をしたが、すべて盛り上がった筋肉から弾かれ、弾が貫通しない。なっ! 嘘だろ……? アサルトライフル並みの貫通力があるんだぞ。短機関銃の弾の威力では効かないのか……!
あわててその場から逃げ出した、そうして僕はまたもや致命的なミスをしてしまう。メリッサとはぐれてしまったのだ。僕が戸惑っている間、大男は僕に向かって直進してきた! 邪魔になる障害物、人や木箱などは弾き飛ばしていく。
「GOOOOOO‼」
ちょっとまて、これが現実かよ、あの巨体がすごいスピードで駆けてくる、僕なんかよりスピードは断然上だ、僕はとっさに壁を背にして巨大なこぶしをかわす。
大男は何故か大振りで殴りかかってくるため、僕の動体視力でもなんとかかわせる。壁にのめり込んでいった男を後にして、石埃が大男の視界を閉ざしているうちに、僕は姿を隠した。
何だあれは、あんなものと僕は戦わなければならないのか。思い返せば、最初の女以外正面から襲いかかってくる敵はいなかった。しかも今回の敵は格が違う。
まともに拳を食らえば即死、短機関銃は効かない。スピードはあっちが上。立ち回るだけで命がけだ。
……どうしろっていうんだよ!
冷静になれ。とりあえず……とりあえず、武器を変えよう。そのためにはメリッサと合流しないと、そういえばメリッサはどこに行ったんだ、初めてきた場所で脇道にそれてしまった。またこの展開かよ!
──しかし、ならどうやって合流する?
走りながら考えた。メリッサは僕を見つけるのは困難だろう。僕がメリッサを見つけるのも同様だ。でも、メリッサが大男を見つけるのは……?
いや、たぶんたやすいことだ、さっき表通りの人混みの中で一瞬で目についた、なら……そういうことか! 僕は大男に向かってMP7A1を撃ちつづけていく。もちろん効かないし、男はこちらに気づき、猛スピードで向かってくる。よし、ついてきてくれよ……!
僕はこぶしをなんとか、かわせる距離感を保ちながら、人の気配が多いところへと向かっていく。2回、3回、4回、5回。こぶしがどんどん宙を切り裂く。
何度恐怖で体が凍り付きそうになったか……! 僕はなんとかすれすれでかわしていく、そうやって、人の気配をたどっていくうちに大通りに出た、よししめたぞ。僕は人混みに紛れて突き進んでいく。
──僕をメリッサが見つけるのは困難だ、それと同じように大男が僕を見つけるのは困難だ。
金髪の大男は人間を振り払いこちらへと向かってくる。
──また、つづいて、相手はヴァルキュリアを連れてきていない。つまり敵側のエインヘリャルの気配を察知できない、それに比べてヴァルキュリアであるメリッサは大男を感知できる。
多分のメリッサの賢さなら、おおよその方向へ向かってきているはずだ。僕が人混みに紛れて大男が暴れているのを見れば、メリッサは状態を理解できるだろう。
「メリ……ヴァルキュリアいるなら返事してくれ!」
僕は彼女に向けて大声で叫んだ。
「ヴァルキュリア! ヴァルキュリアアア――!」
「佑月!」
声の主を探してあたりを見渡す。メリッサは家屋の屋根に上って、辺りの事態を把握しようとしていた。
「どこだ! どこにいる!」
メリッサは叫んだ。僕は返事する代わりに轟音で答えた。MP7A1を上空に向けて発射していく、その音でメリッサは僕の位置を把握すると、メリッサは屋根をつたって突っ走ってきた。僕は銃を途中で鳴らしながら、メリッサを脇道へ誘導する。
「佑月!」
よし! なんとかメリッサと合流できた。
「端的に状況を説明しろ! 佑月!」
僕は短くわかりやすく答えた。
「相手が強すぎる。この銃では効果がない。新しい武器が必要だ」
「わかった。武器を創れ!」
「――ヴァルキュリア! 僕に力を貸せ!」
世界が歪む、青く沈んだ世界に僕たちは二人っきりになった。
「――イメージしろ。お前は何を思い描く? ――」
メリッサから新たな銃が生み出され、僕はSIG SG552を手渡された。
「なんだアサルトライフルじゃないか、相手に効くのか?」
メリッサの言うとおりSG552はアサルトライフルだ。弾はNATO弾である口径5.56mm 全長730mm重量3.2kg 装弾数30発有効射程300mで射撃精度が非常に高い銃だ。
そのため非常に高価で、各国の特殊部隊などしか配備されていない軍用銃だ。民間用も売っているが装弾数が違い通の趣味に近い。
「効くかどうかはわからない。だが命中精度、命中距離が全然違う。僕の腕でも止まっている敵なら80mは当てる自信はあるよ。それに試したいことがあるんだ」
そう言うと、メリッサはイラ立った様子で怒鳴りつけた。
「遊びじゃないんだぞ! まともなものを一発でも食らえばお前の体は粉々だろう、悠長なことを言っている場合か!」
「──ふ~んそうやって武器を創るんだ……」
女の声がする。声の元を探ると、屋根の上で黒い髪の鎧姿をした女が長い髪を風になびかせていた。
――なに、まさか敵のヴァルキュリアか!?
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します
名無し
ファンタジー
毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
倒したモンスターをカード化!~二重取りスキルで報酬倍増! デミゴッドが行く異世界旅~
乃神レンガ
ファンタジー
謎の白い空間で、神から異世界に送られることになった主人公。
二重取りの神授スキルを与えられ、その効果により追加でカード召喚術の神授スキルを手に入れる。
更にキャラクターメイキングのポイントも、二重取りによって他の人よりも倍手に入れることができた。
それにより主人公は、本来ポイント不足で選択できないデミゴッドの種族を選び、ジンという名前で異世界へと降り立つ。
異世界でジンは倒したモンスターをカード化して、最強の軍団を作ることを目標に、世界を放浪し始めた。
しかし次第に世界のルールを知り、争いへと巻き込まれていく。
国境門が数カ月に一度ランダムに他国と繋がる世界で、ジンは様々な選択を迫られるのであった。
果たしてジンの行きつく先は魔王か神か、それとも別の何かであろうか。
現在毎日更新中。
※この作品は『カクヨム』『ノベルアップ+』にも投稿されています。
チート生産魔法使いによる復讐譚 ~国に散々尽くしてきたのに処分されました。今後は敵対国で存分に腕を振るいます~
クロン
ファンタジー
俺は異世界の一般兵であるリーズという少年に転生した。
だが元々の身体の持ち主の心が生きていたので、俺はずっと彼の視点から世界を見続けることしかできなかった。
リーズは俺の転生特典である生産魔術【クラフター】のチートを持っていて、かつ聖人のような人間だった。
だが……その性格を逆手にとられて、同僚や上司に散々利用された。
あげく罠にはめられて精神が壊れて死んでしまった。
そして身体の所有権が俺に移る。
リーズをはめた者たちは盗んだ手柄で昇進し、そいつらのせいで帝国は暴虐非道で最低な存在となった。
よくも俺と一心同体だったリーズをやってくれたな。
お前たちがリーズを絞って得た繁栄は全部ぶっ壊してやるよ。
お前らが歯牙にもかけないような小国の配下になって、クラフターの力を存分に使わせてもらう!
味方の物資を万全にして、更にドーピングや全兵士にプレートアーマーの配布など……。
絶望的な国力差をチート生産魔術で全てを覆すのだ!
そして俺を利用した奴らに復讐を遂げる!
全校転移!異能で異世界を巡る!?
小説愛好家
ファンタジー
全校集会中に地震に襲われ、魔法陣が出現し、眩い光が体育館全体を呑み込み俺は気絶した。
目覚めるとそこは大聖堂みたいな場所。
周りを見渡すとほとんどの人がまだ気絶をしていてる。
取り敢えず異世界転移だと仮定してステータスを開こうと試みる。
「ステータスオープン」と唱えるとステータスが表示された。「『異能』?なにこれ?まぁいいか」
取り敢えず異世界に転移したってことで間違いなさそうだな、テンプレ通り行くなら魔王討伐やらなんやらでめんどくさそうだし早々にここを出たいけどまぁ成り行きでなんとかなるだろ。
そんな感じで異世界転移を果たした主人公が圧倒的力『異能』を使いながら世界を旅する物語。
家族もチート!?な貴族に転生しました。
夢見
ファンタジー
月神 詩は神の手違いで死んでしまった…
そのお詫びにチート付きで異世界に転生することになった。
詩は異世界何を思い、何をするのかそれは誰にも分からない。
※※※※※※※※※
チート過ぎる転生貴族の改訂版です。
内容がものすごく変わっている部分と変わっていない部分が入り交じっております
※※※※※※※※※
異世界は選択の連続である[Re:] ~ブラック社員、自らのチート能力に叛逆す~
八白 嘘
ファンタジー
異世界に転移した主人公・鵜堂形無に与えられたのは、選択肢が見える能力
青枠は好転
白枠は現状維持
黄枠は警告
赤枠は危険
青い選択肢を選べば、常に最善の結果が得られる
最善以外を選択する意味はない
確実な成功を前にして、確実な失敗を選ぶことほど愚かな行為はないのだから
だが、それは果たして、自らが選択したと言えるのだろうか
人は、最善からは逃げられない
青の選択肢を与えられた形無は、神の操り人形に過ぎない
だからこそ──
これは、神に与えられた"最善"に抗う物語である
八白 嘘
https://x.com/neargarden
世界樹の管理人~なぜ彼は異世界でモテるのか?~(仮)
kage3
ファンタジー
主人公ナガレソラはいつもの会社の帰り道におっさんの必死の頼みにめんどうながらもアンケートに答えると激しい光に包まれて大草原に立っていた。
もとの世界に帰るには30年後の迎えを待つか、どこかのダンジョンにある次元を超えるアイテムを手に入れるか、神になるかどれかの方法があるとメッセージが残されていた。
仕方なく異世界旅行という名目だからなのか便利なチートアイテムとチートスキルを身に着けていた。そして使い魔たちを仲間にし、その力を借りて異世界での生活を始める。
ただ美人に弱く、なんとか美人の好感度を上げようと行動しているとルシアという美女に出会いこの世のだれもが逆らえない力が手に入ることを条件に次世代の世界樹の管理者になってほしいと頼まれる。
しかしそんな強大な力をもったら様々な面倒ごとに巻き込まれるからと断る。
そんなときソラは親しくなったシスター刺されて命を落としかける。
命の危機から脱したが実は自分が原因でシスターが事件に巻き込まれたことを知る。
このまま《なまけもの》な自分のままでは仲良くなった人(美人)と会えなくなるどころか不幸にしてしまうと気がつき現状を打破するためにまずはルシアの願いを聞き入れてみようと行動を開始し始めてる。
するとおっさんの思いとは関係なくさまざまな国を揺るがす事件に巻き込まれてしまう。
しかしおっさんは美人のために諦めず突き進んでいきます。
※良い題名を思いついたら変更します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる