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第1話 記憶がないっ!
記憶がないっ!⑥
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「キリオ、教室ここだぞ」
《2-C》の前を通りかけたところでタケルに呼び止められた。
「やべ、まだ寝ぼけてんのかな」
ごまかしつつ、タケルが同じクラスで助かったと思った。正直、教室の場所なんて分からない。
ちなみにユウとカオルはDクラスらしい。クラスが違うのは残念だけど、朝の件があるので少しホッとしてる。あと、ヒロはAクラスらしい。
タケルの後に続いて教室に入ると、ちょっとしたざわめきが起きた。これはあれか、俺が朝から来てるせいか。
「なあタケル、俺が遅刻じゃないのっていつぶり?」
「ああ、ちょうど二ヶ月ぶりだな。確かそん時も俺、キリオと登校したから間違いないぜ」
ん? その時もって偶然か? いや、それより二ヶ月って相当えぐいな。そりゃ、みんな驚く訳だ。けど、今日は間に合ったろ、これから挽回してやる。授業もちゃんと受けよう……って、 おかしいな? 真っ当なこと言ってるのに凄ぇ違和感だ。。。
キーンコーン カーンコーン
予鈴とともに教室を飛び出していた。タケルが「おおい、一限、体育だぞ!」と言ってるのも耳に入らず、とにかく階段に向かった。
例の5人の中で《シン》だけ情報がないのが、どうにもスッキリしなかった。俺だけが知り合いの可能性……普通に考えればクラスメートだ。けど、クラスが一緒なのはタケルだった。俺は部活や委員会には入ってないらしいので、そうなると他に接点がない。と、普通だと何かしらのコミュニティに囚われちまうけど、まだあった。場所のコミュニケーション!
二ヶ月も遅刻してた奴だぞ、そんな奴がよく行く場所っていえば、《屋上》っきゃないだろ! どうだコレ!
屋上が解放されてない可能性もよぎったが、到着して安心した。古めかしいアルミ製の戸には「解放中」の札が掛けられていた。一層期待が高まる。
ギギィ……
戸を開けて外に出ると、男子生徒が一人、金網に寄り掛かっていた。彼の方もこちらに気付いて声を掛けてきた。
「よう、珍しいじゃん」
「おう。ちょっとな」
相手が誰であろうと、とりあえず自然と返事をしている。もはや条件反射だ。さーて、コイツは誰だ?
歩み寄りながら、どう切り出そうか頭を巡らせる。おそらくコイツが《シン》だろうと思いながら。
「何見てるんだ?」
「べっつに。お、今日はサッカーやるらしいな」
視線の先ではグラウンドに集合した生徒達がサッカーボールの入ったカゴを運んでいる。そして、一度整列したと思ったら準備体操が始まった。
お、あのガタイがいい奴はタケルだな。ん? 待て、なんでタケルがあそこにいるんだ? そういやさっき何か言ってたな。
「って、俺も体育じゃんか!」
「なんだよ今さら。どーせサボリだろ?」
くっ、せっかく朝から来たってのに。けど、仕方ねー、今は授業よりこっちが優先だ。
ピー!
「お、試合始まるぜ」
ホイッスルと同時にボールがタケルに渡った。すぐさま相手チームの一人がタケルに近付いてきたが、すかさずパスして攻め上がった。
「へぇ、様になってるじゃん」
うちのクラス結構うめぇな。ほんの数分だけどすぐに分かった。タケルだ、アイツ超うめぇ。
「やるじゃんキリオのクラス。特にあの司令塔の大和、アイツは別格だな」
「大和?」
「あ? お前、いっつも一緒だろ?」
おおう? 大和ってタケルのことか。苗字で言われるとわかんねー。
次の瞬間、タケルが相手ボールをカットした。これ、チャンスじゃねーか。
「そこ、センタリング!」
「いけ、センタリング!」
今の俺の声か?
「ばか、ハモんじゃねぇよ」
ああ、コイツか。
タケルからセンタリングが上がる。オフサイドにはなってない、巧い!
「走れ、合わせろ!」
「いけるぞ!」
クラスの名前わかんねー奴、頑張れ! いける! 足が届いた! キーパー抜けた!!
ピピィーッ!
「うおっしゃあ!」
「まずは1点!」
思わずハイタッチする。
「タケルのやろー、あんな特技があったとは」
「なんだ知らなかったのかよ。でもいいのか? 相手はDクラスだろ。カオルもユウも相手チームの応援だぜ」
「げ、本当だ」
女子はフィールドの両サイドから応援していた。その中には確かにユウとカオルの姿が。しかもゴールを決めたうちのクラスにブーイングしてる。うわ、辛えなタケル。
あれ、コイツ今、「カオルもユウも」って言ったか? タケルとカオルはシンを知らなかったよな。だとするとコイツは……《シン》じゃない?
おっと、またタケルにボールが渡った。しかも左サイドがフリーだ。
「うっしゃ、左がガラ空きだぜ!」
「おらー、左サイドあがれー!」
またコイツ、さっきから俺と同じようなこと言いやがって……ん? 何かグラウンドの連中がこっち見てないか?
「はは、熱くなり過ぎたな」
「あー、そゆこと」
体育教師らしき人がこっちを見ている。
「コラお前等! とっくに授業始まっとるぞ!!」
「はは、やべーやべー」
二人揃って屋上の入り口に戻っていた。
そういえばコイツもサボリだよな? 短い時間だったけど妙に気が合うっつーか、確かタケルとカオルの話の中でそんな奴がいた気がするな。俺と付き合いがあって、似た感じの……そうだ、思い出した! 《ヒロ》だ!
今さらながらまじまじと見ると、髪は金髪、目は釣り目、細見でシャツはだらしない。間違いねーだろ!
「ったく、お前昼から来るんじゃなかったのかよ! ヒロ!」
「あ? お前こそ朝から来てんじゃねーよ! キリオ!」
お互い顔を見合わせ笑ってしまった。
「ぷっはは、何の偶然だ。いっつも遅刻する二人が揃って朝から来てるなんてな」
「だな。授業サボってる時点で朝来た意味ねーけどな」
「違ぇーねー」
なんだこの心地良さは。タケルとは違った話し易さ。なんつーか感覚的なやつ。とにかく、コイツは《ヒロ》で確定だ。これで4人目!
そうだ、あの確認!
「やっべ、ど忘れ。昨日って何してたっけ俺?」
「知るわけねーだろ、バーカ」
まあ、そうだよな。そんな感じしたわ。
「じゃあ、俺ぁ保健室行くわ」
「ああ、じゃあなヒロ」
《2-C》の前を通りかけたところでタケルに呼び止められた。
「やべ、まだ寝ぼけてんのかな」
ごまかしつつ、タケルが同じクラスで助かったと思った。正直、教室の場所なんて分からない。
ちなみにユウとカオルはDクラスらしい。クラスが違うのは残念だけど、朝の件があるので少しホッとしてる。あと、ヒロはAクラスらしい。
タケルの後に続いて教室に入ると、ちょっとしたざわめきが起きた。これはあれか、俺が朝から来てるせいか。
「なあタケル、俺が遅刻じゃないのっていつぶり?」
「ああ、ちょうど二ヶ月ぶりだな。確かそん時も俺、キリオと登校したから間違いないぜ」
ん? その時もって偶然か? いや、それより二ヶ月って相当えぐいな。そりゃ、みんな驚く訳だ。けど、今日は間に合ったろ、これから挽回してやる。授業もちゃんと受けよう……って、 おかしいな? 真っ当なこと言ってるのに凄ぇ違和感だ。。。
キーンコーン カーンコーン
予鈴とともに教室を飛び出していた。タケルが「おおい、一限、体育だぞ!」と言ってるのも耳に入らず、とにかく階段に向かった。
例の5人の中で《シン》だけ情報がないのが、どうにもスッキリしなかった。俺だけが知り合いの可能性……普通に考えればクラスメートだ。けど、クラスが一緒なのはタケルだった。俺は部活や委員会には入ってないらしいので、そうなると他に接点がない。と、普通だと何かしらのコミュニティに囚われちまうけど、まだあった。場所のコミュニケーション!
二ヶ月も遅刻してた奴だぞ、そんな奴がよく行く場所っていえば、《屋上》っきゃないだろ! どうだコレ!
屋上が解放されてない可能性もよぎったが、到着して安心した。古めかしいアルミ製の戸には「解放中」の札が掛けられていた。一層期待が高まる。
ギギィ……
戸を開けて外に出ると、男子生徒が一人、金網に寄り掛かっていた。彼の方もこちらに気付いて声を掛けてきた。
「よう、珍しいじゃん」
「おう。ちょっとな」
相手が誰であろうと、とりあえず自然と返事をしている。もはや条件反射だ。さーて、コイツは誰だ?
歩み寄りながら、どう切り出そうか頭を巡らせる。おそらくコイツが《シン》だろうと思いながら。
「何見てるんだ?」
「べっつに。お、今日はサッカーやるらしいな」
視線の先ではグラウンドに集合した生徒達がサッカーボールの入ったカゴを運んでいる。そして、一度整列したと思ったら準備体操が始まった。
お、あのガタイがいい奴はタケルだな。ん? 待て、なんでタケルがあそこにいるんだ? そういやさっき何か言ってたな。
「って、俺も体育じゃんか!」
「なんだよ今さら。どーせサボリだろ?」
くっ、せっかく朝から来たってのに。けど、仕方ねー、今は授業よりこっちが優先だ。
ピー!
「お、試合始まるぜ」
ホイッスルと同時にボールがタケルに渡った。すぐさま相手チームの一人がタケルに近付いてきたが、すかさずパスして攻め上がった。
「へぇ、様になってるじゃん」
うちのクラス結構うめぇな。ほんの数分だけどすぐに分かった。タケルだ、アイツ超うめぇ。
「やるじゃんキリオのクラス。特にあの司令塔の大和、アイツは別格だな」
「大和?」
「あ? お前、いっつも一緒だろ?」
おおう? 大和ってタケルのことか。苗字で言われるとわかんねー。
次の瞬間、タケルが相手ボールをカットした。これ、チャンスじゃねーか。
「そこ、センタリング!」
「いけ、センタリング!」
今の俺の声か?
「ばか、ハモんじゃねぇよ」
ああ、コイツか。
タケルからセンタリングが上がる。オフサイドにはなってない、巧い!
「走れ、合わせろ!」
「いけるぞ!」
クラスの名前わかんねー奴、頑張れ! いける! 足が届いた! キーパー抜けた!!
ピピィーッ!
「うおっしゃあ!」
「まずは1点!」
思わずハイタッチする。
「タケルのやろー、あんな特技があったとは」
「なんだ知らなかったのかよ。でもいいのか? 相手はDクラスだろ。カオルもユウも相手チームの応援だぜ」
「げ、本当だ」
女子はフィールドの両サイドから応援していた。その中には確かにユウとカオルの姿が。しかもゴールを決めたうちのクラスにブーイングしてる。うわ、辛えなタケル。
あれ、コイツ今、「カオルもユウも」って言ったか? タケルとカオルはシンを知らなかったよな。だとするとコイツは……《シン》じゃない?
おっと、またタケルにボールが渡った。しかも左サイドがフリーだ。
「うっしゃ、左がガラ空きだぜ!」
「おらー、左サイドあがれー!」
またコイツ、さっきから俺と同じようなこと言いやがって……ん? 何かグラウンドの連中がこっち見てないか?
「はは、熱くなり過ぎたな」
「あー、そゆこと」
体育教師らしき人がこっちを見ている。
「コラお前等! とっくに授業始まっとるぞ!!」
「はは、やべーやべー」
二人揃って屋上の入り口に戻っていた。
そういえばコイツもサボリだよな? 短い時間だったけど妙に気が合うっつーか、確かタケルとカオルの話の中でそんな奴がいた気がするな。俺と付き合いがあって、似た感じの……そうだ、思い出した! 《ヒロ》だ!
今さらながらまじまじと見ると、髪は金髪、目は釣り目、細見でシャツはだらしない。間違いねーだろ!
「ったく、お前昼から来るんじゃなかったのかよ! ヒロ!」
「あ? お前こそ朝から来てんじゃねーよ! キリオ!」
お互い顔を見合わせ笑ってしまった。
「ぷっはは、何の偶然だ。いっつも遅刻する二人が揃って朝から来てるなんてな」
「だな。授業サボってる時点で朝来た意味ねーけどな」
「違ぇーねー」
なんだこの心地良さは。タケルとは違った話し易さ。なんつーか感覚的なやつ。とにかく、コイツは《ヒロ》で確定だ。これで4人目!
そうだ、あの確認!
「やっべ、ど忘れ。昨日って何してたっけ俺?」
「知るわけねーだろ、バーカ」
まあ、そうだよな。そんな感じしたわ。
「じゃあ、俺ぁ保健室行くわ」
「ああ、じゃあなヒロ」
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