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後日談
採取と進展 2
しおりを挟む「これは、薬草……?」
「ふふ、そうだよ」
「どうしてそんなに詳しいんですか?」
図鑑を見ながら薬草を探しているが、パッと見では分からないものも多く、間違ってしまう。そんな時、カイラが指摘してくれるのだが、専門でもないのにどうしてそんなに詳しいのかと驚く。
「ガキの頃、金を稼ぐために薬草採取したりしてたから。後は、怪我した時とか応急処置ぐらいは出来ないといけないから、騎士になった時に叩き込まれたんだ」
「お小遣い稼ぎってことですか? カイラのご両親は何のお仕事をされてたんですか?」
「騎士団に所属してた。ガキの頃に死んで、俺は孤児院で育ったんだ。不自由はしてなかったけど、さっさと出たくて騎士になった」
「そ、うなんですね……」
無遠慮なことを聞いてしまったと言葉に詰まった俺に、
「ユウトが俺のこと知りたいと思ってくれるの嬉しい。他に知りたいことは?」
嬉しそうにカイラがそう言ったため、ポカンとする。そして、胸がポカポカと暖かくなるのを感じて、カイラに抱きつきたい衝動に駆られる。でも今は薬草採取に付き合ってもらっているし、突然抱き着いたりしたら迷惑だよな……。うぅ、こんな気持ちになることなんてなかったから、この衝動をどうしていいか分からない……。
そわそわと落ち着きなく、カイラをチラチラ見ていた俺に、首を傾げたカイラがズイッと近付いてきた。
「どうしたの? 気分悪い?」
「えっ!? あ、あ、いえ、大丈夫です!」
俺の邪な気持ちがばれたらどうしようと、焦って声が大きくなってしまった。カイラはそんな俺を不思議そうに見てきて、いたたまれなくなる。獣耳が俺に向かってピンと立っているのを見て、注目されてしまっていると感じ、余計に落ち着かない。
「……そう? あ、あっち群生地帯だよ」
カイラがそう言って立ち上がろうとした時、思わず服を掴んだ。ハッとして離すが、その手を取られて引っ張り上げられる。腕を掴まれたまま、カイラの前に立つ俺は冷や汗がダラダラ。すごく面倒臭いことをしてしまった。何もないと言っておきながら、離れようとすると引き止めるとか、何がしたいんだと思われたに違いない。かといって、言い訳も思い浮かばない。どうしよう……。カイラの顔を見るのが怖くて黙ったままでいるが、それすらも自分の意見も言えないやつだと思われていそうで気分が落ち込んでいく。
「ユウト、どうしたの」
優しく頬を包まれて顔を上げると、心配そうに俺を見るカイラの顔に、色々考えていたことが吹っ飛び、そのまま勢いで抱き着いた。難なく受け止めてくれたカイラが俺の背中に腕を回して抱き締め返してくれる。
「もしかして、抱き着きたかったの?」
「う……。すみません……」
違うとも言えず、ボソボソと話す俺に、カイラはすりすりと頭を擦り付けてきた。
「可愛すぎてどうしよう。ユウトの好きにしていいんだよ」
カイラの胸に顔を埋めると、視界に尻尾がブンブンと揺れているのが入ってホッとする。嫌がられなかったことと、抱き着けたことで安心して嬉しくなる。ギュッと抱き着いていると、
「連れて帰っていい? 可愛すぎる……」
カイラがそう言って俺を抱き上げようとしたため、慌てて離れたのだった。
そして、また薬草を探す俺だったが、いつも見ているものは乾燥させているものが多いこともあってなかなか見分けが難しい。これだと思っても、別の種類だったり。色も同じものが多く、形も似ているのだ。でもカイラはこれはこれ、これはこっちに載ってるこれ、といったようにスラスラ当てている。
「どうしてそんなに見分けられるんですか?」
「んー、匂いがちょっと違うんだよ」
「匂い? 草の匂いしかしません……」
「ふっ、獣人は鼻がきくやつが多いから。ユウトには難しいかも」
匂いが違うと聞いて、鼻に近付けてみるが同じ匂いしかしない。あれもこれもと匂いを比べてみるが、全部草の匂いにかしなくて、そう言うと笑われてしまった。そうか、獣人は鼻が良いのか。それなら俺が匂いで判別するのは難しそうだ。じゃあもう、見分けられるようになるまで薬草に慣れるしかない。
群生地に連れて行ってもらって、図鑑を見ながら薬草を探す。そんな俺をジーッと見てくるカイラに、やっぱりつまらないよなと申し訳なくなる。
「あの、俺しばらくここにいるので、好きなところに行ってもらっても……」
「嫌だ。でもそろそろ休憩しよ?」
言い終わらないうちに拒否されたが、そう言われるとそろそろお腹が空いてきたなと思い、素直に従う。今日は俺がお弁当を作ったのだ。景色の良いところに行こう、とカイラと森の中を歩くと、キラキラしたものがフワフワと先導するように飛んでいてそれについて行ってみる。カイラは迷いなく歩く俺に不思議そうにしていたが、黙って一緒に来てくれた。
「わぁ……」
そして、開けた場所に出たと思うと、大きな湖が目の前に広がっていた。そこは、俺がここに来た時に目覚めた湖だった。息を飲んだカイラに、そういえばここは辿り着けない場所だと言っていたことを思い出す。
「ユウト、ここにはどうやって?」
「キラキラしたものがこっちって……。ふふ、カイラの周りにもくっついてます」
そう言うと、驚いたように目を見開いた。カイラにも時々キラキラしたものがくっついている時があるのだ。カイラは気がついていなさそうだし、何だか可愛いから黙っていたのだが。俺が指を出すと、そのキラキラがついてきて俺の周りでフワフワ漂い始める。この湖には、それらがたくさん集まっているらしく、そこらかしこに飛んでいる。
「ここで食べましょう」
持ってきたシートを広げて、そこに座る。カイラは湖をジッと見たまま立っていて、どうしたのかと首を傾げる。
「カイラ?」
「ん、食べよ」
声を掛けると、すぐに来てくれて、横に座ったかと思うと俺をヒョイッと抱えあげてあぐらをかいたカイラの足の中にすっぽり座ってしまう。
「え!? あの、俺一人で座れます」
「嫌?」
「え、う、い、嫌じゃ、ないです……」
その聞き方はずるいと思う……。嫌なわけじゃないのだ、ただ恥ずかしいし密着する身体にドキドキしてしまうため落ち着かないのだ。
俺が作ってきたお弁当を広げて、カイラが美味しそう、と呟く。こっちの世界でも主食ではないらしいがお米があったため、おにぎりを作ったのだ。もしカイラが嫌だった駄目だからサンドイッチも。後はちょっとしたおかずを少し。カイラは迷うことなくおにぎりを持って、何故か笑った。
「可愛い、ユウトがこの形に作ったの?」
「はい。あの、手で握るんです。嫌かもしれないと思ったので、サンドイッチも……」
「ユウトが手で握ってこの形にしたの? 可愛い、だから小さいんだね」
カイラは嬉しそうにおにぎりを頬張って、美味しいと言ってくれた。それにホッとして、俺もおにぎりを食べる。久しぶりに食べるそれは元の世界を思い出すには十分だった。未練があるわけではない。俺は天涯孤独の身で、ただ必死に生きていただけだったから。
「これはユウトがいた世界で食べていたもの?」
そう聞かれて頷いた。
「そうです。俺のお昼ご飯はこればっかりでした。こんなに色々具を入れたりは出来なかったけれど」
「甘辛いのが入ってる。美味しいよ」
「良かったです、口に合って。……カイラ、俺は元の世界ではずっと一人でした」
ギュッと後ろから抱き締められたまま、俺はぽつりぽつりと話し始めた。
「小さい時に親が亡くなって、親戚付き合いもなかったんですけど、どうやら母が良いところのお嬢様だったらしくて。祖父母に引き取られはしましたが、俺は父親似だったのであまり関わりたくなかったみたいで。でも外聞もあったから俺を捨てることも出来なかったらしいです」
そう話していくと、カイラの腕に力が加わったのが分かって笑った。
「学校は寮付きのところに行って、初めて息がしやすくなりました。友人もいたけど、必死にバイトしたりしている内にいつの間にかいなくなってました。大学は出たんですよ、これでも。でも奨学金と生活費を稼ぐために毎日バイトでクタクタで。何とか内定をもらっても、いわゆるブラック企業だったんです。毎日朝早く起きて終電で帰ってました」
「ユウト」
「ふふ、大丈夫です。聞いて欲しいんです。だから、元の世界ではただ生きるために必死だったんです。誰かと関係を築くような余裕もなくて、自分だけで手一杯だったんです。でもここではのんびり薬草を採取して、のんびりお昼を食べられる。それが、すごく嬉しいんです。でもそれは、カイラのおかげなので、御礼を言いたくなったんです」
顔だけで振り向くと、カイラは何かを堪えるように口を結んでいた。それに笑って、
「カイラ、ありがとうございます」
そう伝えた。だが、カイラの表情は晴れなくて、どうしたんだろうと名前を呼ぶ。
「……ユウトはもう、この世界の住人だから帰さないよ」
「え? ふふ、帰りませんよ。それに多分向こうではもう俺は……」
そうか、もしかしたらまたここに来たのは帰りたがっていると思ってしまったからなのかもしれない。そんなわけないのに。カイラの腕に手を添えて、身体を預けた。そんな俺を見下ろして、困ったように笑うと、額に唇を落とした。
「妖精たちがユウトをここに導いたんでしょ? 取られそうで嫌だ」
そう言われてポカンとする。だが、そう言うカイラに笑ってしまう。
「多分ですけど、俺が景色の良いところに行こうって言ったからだと思います。綺麗な場所を提供してくれたんですよ、きっと」
「それはそれですごいけど。ユウトは俺のだよ」
カイラは前を見てそう言った。フワフワと飛んでいるキラキラ光るもの、妖精らしいそれらは、ただ湖の上ではしゃぐように漂っていた。
「食べましょう。こっちも上手くできたんです」
勧めると、カイラは美味しいと言って食べてくれる。誰かとこうして過ごすだなんて考えたこともなかった。ここに来た当初も、まずは自分のことばかりで周りを見渡す余裕もなかったから。でもずっとカイラは傍にいてくれて、一人じゃないって伝えてくれていたんだ。それにやっと気付くことが出来たから、改めて伝えたくなったのだ。
「あともう少しだけ、見て回ってもいいですか?」
「いいよ。向こうに木の実もなってたからついでに取っていこう」
カイラは俺の手を取ると指を絡ませた。それに恥ずかしくなりながらも、握り返して湖を後にしたのだった。
それから、休みの日は森へと繰り出し、薬草を見分けられるように図鑑と睨めっこ。その度にカイラは一緒に来てくれるのだが、さすがに毎回申し訳ないと言うと、
「ユウトと一緒にいれない方が嫌だ」
と真顔で言われてしまい、思わず照れてしまった。だから、次の休みはカイラに付き合います!と宣言したのだ。カイラのしたいことに付き合う、と約束したのだが……。
「あ、あの、カイラ? お風呂ですか? お、俺は後で……」
「一緒に入りたい。したいことに付き合ってくれるって言った。……駄目?」
獣耳を垂らして不安そうに聞かれ、思わず駄目じゃないですと言ってしまった馬鹿な俺。すぐにピンと嬉しそうに獣耳を立てると、服を脱がされそうになる。慌てて、自分で脱ぐから先に入って下さいと言ってしまったが、これ後から入る方が恥ずかしいのでは?と気付いても後の祭り。
恐る恐るタオルで隠しながら入ると、カイラは湯に浸かっていて、鍛えられた上半身が目に入り視線を逸らす。同じ男なのに、こうもドキドキしてしまうのはどうしてなんだろうか。カイラの視線が自分に突き刺さっているのを感じながら、身体を洗う。もたもたと洗い終わり、どうしよう、とそのままでいると、
「ユウト、おいで」
腕を引かれて、湯の中へ。カイラの家はお風呂も大きくて、二人で入っても足を伸ばすことも出来る。だが、後ろから抱き締められるようにされて、身体が重なる。肌と肌が密着して、温めの湯であるのも拘らず熱が上がってのぼせそうになる。
「ん……っ」
「可愛い、肌が赤くなってる」
カイラの手が腹を撫でながら上がってくるため、思わず声が出てしまい、咄嗟に口を押さえる。
「ユウト、声聞かせて」
もう片方の手が太ももを撫でながら際どい所を行き来するため気が気じゃない。口から手を離してカイラの腕を掴むと、名前を呼ばれる。振り向くと唇を合わせられ、割って入ってきた舌に俺のそれを絡め取られる。
「ぁ……はっ、ぁ……っ!」
身体を這い回るカイラの手と激しい口付けに、ボーッと意識が朦朧としてくる。すると、カイラは俺を抱き上げると浴室を出た。濡れたままの身体は、魔法を使ったのか一瞬で乾かされ、ベッドに降ろされる。そのまま覆い被さって唇を合わせ、必死についていく俺の後ろに手が這わされて。
「ひっ……!?」
尻穴に指を入れられ、思わずカイラの身体を押す。力の差が歴然としているためビクともしなかったが、カイラはギラついた目で俺を見下ろしながらも手を止めてくれた。
「ユウトが欲しい。全部任せて。絶対、気持ち良くするから」
お願い、とスリッと頬を合わされて、キュンとしてしまった。お、俺も男だし、もう大人だし、いつまでも怖いだなんて言ってられない。覚悟を決めて、カイラの首に腕を回して、コクンと頷いた。
……それからはもう、凄かった。
後ろをほぐされながら、首や胸を舐められ、声が漏れては可愛いと口付けられる。立ち上がっている俺のものも刺激されてはイかされてしまい、もうドロドロに溶けてなくなってしまうんじゃないかというくらい力が入らなくなってきた時に、カイラのものをほぐしたそこに押し入れられた。何度も中の敏感な部分を突かれて声が上がり、訳も分からないままただ快楽を与えられて享受する。抱き締められると安心して、俺も腕を回して抱き着いては熱を共有して、夜が更けていった。
「ユウト、あーん」
その翌日、俺はベッドの住人になっていた。カイラを背もたれにして起き上がると、せっせと食事を口に運ばれる。手を動かすのも怠くて、風呂も入れてもらってご飯も食べさせてもらっている状況だ。申し訳なくなるが、そもそもこうなったのはカイラにも原因はあるわけで……。いや、でも俺はただ気持ち良くしてもらっただけだし……。あれ、そういえばカイラはちゃんと気持ちよかったのか?カイラの反応を見る余裕がなかったため、今更だが自分だけが気持ち良くしてもらって、その後の世話もやらせているって、最低じゃないか?そう考えているとどんどん血の気が引いてくる。
「か、カイラ、その、すみません。俺、自分ばっかりで」
「ん? 俺は楽しいけど。どうしたの?」
ご飯を食べ終えて、口の端についたソースを指で拭われて舐められる。それに顔が熱くなる。
「その、俺ばっかりが気持ち良くて……」
「気持ち良かった? 嬉しい、ユウトが可愛すぎてあんまり加減出来なかったから。ごめんね、身体辛い?」
「だ、大丈夫です。あの、次は俺も頑張ります」
「……ん? 誘ってる?」
「へあ!? ち、違い、いや、違うこともないですけど、その、次はカイラも気持ち良くなってもらえたらと」
「もう十分過ぎるほどだけど、そう言ってくれるなら乗らない手はないな」
そう言ったかと思うと、そのままベッドの中に引きずり込まれる。口を塞がれて身体に触れられると、思い出して敏感に反応してしまう。そして、舌舐めずりしたカイラに覆い被さられて、結局その日はずっとベッドで過ごすことになるのだった。
――――
「カイラさんは休みッスか?」
「あぁ、番休暇だ」
「え、まだ取ってなかったんすか?」
「人族と獣人とは番の感じ方が違うからな」
「そういやそうでしたね。ってことは、カイラさん、今までずっと我慢してたんすか!? やっぱあの人すげぇ……」
「まぁそういうことだ、カイラの穴埋め頼むぞ」
「了解っす!」
ヒドラもこれで少しは落ち着くなと苦笑した。蜜月を過ごせていないためか、ユウトと離れている時はストレスがすごく、特訓という名の八つ当たりをしては部下たちをなぎ倒していたからな。まぁそのおかげで部下たちも上達しているのだから、文句も言えないのだが。それでも、今まで我慢していたカイラには恐れ入る。休暇明けには祝いのために飯でも奢ってやるか、と考えたが、それよりさっさとユウトを迎えに行きたいと言われるのを想像してやめたヒドラなのだった。
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