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4. ただ謝るしかなかった。

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「ごめんね」

ごめんね


「どうしてだよ!どうしてなんだよっ!!?」


ゆがんだ貴方の顔。私を見る貴方の顔はいつも辛そう。
そんな顔ばかりさせてしまう私。


「ごめんなさい」


「いくなよ。な、一人にしないでくれ。頼む。神様でも、誰でも
何でもいい。縋れるならなんにでもすがりてぇ…。俺は…」


「大好き、でも、…」

「会うことがこんなにつらいとは思わなかった。」

「ごめんなさい」


背中を向ける彼。泣いてるんだって分かる。

会えないことを貴方は望むかもしれないけど

私は会えたことを喜んでしまう。

わずかな時間でも重なった時間を、大切に思いたい。



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