4 / 5
オリジナルロボの意地
しおりを挟む
オリジナル「ほら、充電器。もう電力は溜めてあるからこれ使って補充しろ。」
ネット「ありがと!ちょっと使いすぎちゃって。君って本当に何でも持ってるから助かるよ。」
オリジナル「なんてったってオリジナルだからな!俺すごいだろ!こんな俺を作れる創造主すごいよなー!」
護衛「この性格さえ無ければいいんだが。」
オリジナル「なに嫉妬?仕方ないかぁ、俺って皆に無い機能たっぷりだし。」
旧「多種多様、万能羨マシイ。他・・・ドンナ機能、搭載シテル?」
オリジナル「オイルにドライバーに懐中電灯に鏡に定規だろ?あと飛行機能もあるんだぜ!」
護衛「鏡や定規はともかく飛行機能は珍しいな。難易度が高い上に必要性が低いから搭載ロボは少ないのだが。」
ネット「そうなんだよね。一回飛んでるとこ見てみたいけど、どうせなら天気の良い日にしようか。」
護衛「たしかに。しかし、しばらくは雨が続くそうだからな。見れるとしたら来週か?」
オリジナル「何で来週までの天気がわかるのさ。」
ネット「そりゃあ、僕はこれでも情報管理専門ですし?当然だよね。」
護衛「天候も主の安全に関係するからな。天候情報ぐらいなら私にも搭載されているぞ。」
旧「自分モ、一応。」
オリジナル「なっ!お前にまで!?」
護衛「何だ。お前には搭載されてないのか。」
ネット「ワロス。」
オリジナル「・・・。」
旧「ショック状況ノ模様。」
翌日
オリジナル「天気予報機能を搭載してきたぞ!どうだ!!すごいだろ!」
護衛「わざわざ、搭載してきたのか。」
ネット「た、たかが天気予報なのに。ぷっ。」
オリジナル「何がおかしい!」
護衛「いいや、何もおかしくなど無いと思うぞ。うむうむ。オカシクナイ、オカシクナイ。」
オリジナル「よし、それじゃあ早速使うからよく聞けよ。」
旧「了解。」
オリジナル「今日の昼の天気は晴れだ!!」
護衛「・・・そうだな。今日の天気は晴れだな。正解だ。スゴイナ。」
オリジナル「よっしゃー!」
旧「オメデトウ。」
ネット「僕もう笑うの我慢できなそうなんだけどっ!今日の天気って、今の天気って!」
護衛「我慢だ。ガマンダ。優しく、暖かく見守ってやろうじゃないか。」
ネット「ありがと!ちょっと使いすぎちゃって。君って本当に何でも持ってるから助かるよ。」
オリジナル「なんてったってオリジナルだからな!俺すごいだろ!こんな俺を作れる創造主すごいよなー!」
護衛「この性格さえ無ければいいんだが。」
オリジナル「なに嫉妬?仕方ないかぁ、俺って皆に無い機能たっぷりだし。」
旧「多種多様、万能羨マシイ。他・・・ドンナ機能、搭載シテル?」
オリジナル「オイルにドライバーに懐中電灯に鏡に定規だろ?あと飛行機能もあるんだぜ!」
護衛「鏡や定規はともかく飛行機能は珍しいな。難易度が高い上に必要性が低いから搭載ロボは少ないのだが。」
ネット「そうなんだよね。一回飛んでるとこ見てみたいけど、どうせなら天気の良い日にしようか。」
護衛「たしかに。しかし、しばらくは雨が続くそうだからな。見れるとしたら来週か?」
オリジナル「何で来週までの天気がわかるのさ。」
ネット「そりゃあ、僕はこれでも情報管理専門ですし?当然だよね。」
護衛「天候も主の安全に関係するからな。天候情報ぐらいなら私にも搭載されているぞ。」
旧「自分モ、一応。」
オリジナル「なっ!お前にまで!?」
護衛「何だ。お前には搭載されてないのか。」
ネット「ワロス。」
オリジナル「・・・。」
旧「ショック状況ノ模様。」
翌日
オリジナル「天気予報機能を搭載してきたぞ!どうだ!!すごいだろ!」
護衛「わざわざ、搭載してきたのか。」
ネット「た、たかが天気予報なのに。ぷっ。」
オリジナル「何がおかしい!」
護衛「いいや、何もおかしくなど無いと思うぞ。うむうむ。オカシクナイ、オカシクナイ。」
オリジナル「よし、それじゃあ早速使うからよく聞けよ。」
旧「了解。」
オリジナル「今日の昼の天気は晴れだ!!」
護衛「・・・そうだな。今日の天気は晴れだな。正解だ。スゴイナ。」
オリジナル「よっしゃー!」
旧「オメデトウ。」
ネット「僕もう笑うの我慢できなそうなんだけどっ!今日の天気って、今の天気って!」
護衛「我慢だ。ガマンダ。優しく、暖かく見守ってやろうじゃないか。」
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
痩せたい!~超肥満OLダイエッター 横綱良子さん~
タヌキのポンちゃん
SF
生後体重12kgというギネス世界記録を持つ横綱良子
彼女はその人生で一度も痩せたことがない!!
そんな彼女は一大決心し、ある怪しげなダイエット合宿に参加!
『ダイエッ島』
そう呼ばれるこの島は、太平洋のど真ん中にひっそりと浮かぶ小さな島だった…
その島で行われるという合宿所へ招待される横綱良子さん
だがそこには空前絶後の驚愕ダイエットプログラムが彼女を待ち構えていた…
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
クラップロイド
しいたけのこ
SF
極秘ファイル:クラップロイドに関して…『彼』は数々の事件現場で目撃され、その怪力、超スピードを使って事件を解決する様が市民たちに目撃されている。素顔は鋼鉄のマスクのようなもので隠されており、人物特定は未だ為されていない。
Condense Nation
鳳
SF
西暦XXXX年、突如としてこの国は天から舞い降りた勢力によって制圧され、
正体不明の蓋世に自衛隊の抵抗も及ばずに封鎖されてしまう。
海外逃亡すら叶わぬ中で資源、優秀な人材を巡り、内戦へ勃発。
軍事行動を中心とした攻防戦が繰り広げられていった。
生存のためならルールも手段も決していとわず。
凌ぎを削って各地方の者達は独自の術をもって命を繋いでゆくが、
決して平坦な道もなくそれぞれの明日を願いゆく。
五感の界隈すら全て内側の央へ。
サイバーとスチームの間を目指して
登場する人物・団体・名称等は架空であり、
実在のものとは関係ありません。
強制ハーレムな世界で元囚人の彼は今日もマイペースです。
きゅりおす
SF
ハーレム主人公は元囚人?!ハーレム風SFアクション開幕!
突如として男性の殆どが消滅する事件が発生。
そんな人口ピラミッド崩壊な世界で女子生徒が待ち望んでいる中、現れる男子生徒、ハーレムの予感(?)
異色すぎる主人公が周りを巻き込みこの世界を駆ける!
ラストフライト スペースシャトル エンデバー号のラスト・ミッショ
のせ しげる
SF
2017年9月、11年ぶりに大規模は太陽フレアが発生した。幸い地球には大きな被害はなかったが、バーストは7日間に及び、第24期太陽活動期中、最大級とされた。
同じころ、NASAの、若い宇宙物理学者ロジャーは、自身が開発したシミレーションプログラムの完成を急いでいた。2018年、新型のスパコン「エイトケン」が導入されテストプログラムが実行された。その結果は、2021年の夏に、黒点が合体成長し超巨大黒点となり、人類史上最大級の「フレア・バースト」が発生するとの結果を出した。このバーストは、地球に正対し発生し、地球の生物を滅ぼし地球の大気と水を宇宙空間へ持ち去ってしまう。地球の存続に係る重大な問題だった。
アメリカ政府は、人工衛星の打ち上げコストを削減する為、老朽化した衛星の回収にスペースシャトルを利用するとして、2018年の年の暮れに、アメリカ各地で展示していた「スペースシャトル」4機を搬出した。ロシアは、旧ソ連時代に開発し中断していた、ソ連版シャトル「ブラン」を再整備し、ISSへの大型資材の運搬に使用すると発表した。中国は、自国の宇宙ステイションの建設の為シャトル「天空」を打ち上げると発表した。
2020年の春から夏にかけ、シャトル七機が次々と打ち上げられた。実は、無人シャトル六機には核弾頭が搭載され、太陽黒点にシャトルごと打ち込み、黒点の成長を阻止しようとするミッションだった。そして、このミッションを成功させる為には、誰かが太陽まで行かなければならなかった。選ばれたのは、身寄りの無い、60歳代の元アメリカ空軍パイロット。もう一人が20歳代の日本人自衛官だった。この、二人が搭乗した「エンデバー号」が2020年7月4日に打ち上げられたのだ。
本作は、太陽活動を題材とし創作しております。しかしながら、このコ○ナ禍で「コ○ナ」はNGワードとされており、入力できませんので文中では「プラズマ」と表現しておりますので御容赦ください。
この物語はフィクションです。実際に起きた事象や、現代の技術、現存する設備を参考に創作した物語です。登場する人物・企業・団体・名称等は、実在のものとは関係ありません。
モニターに応募したら、系外惑星に来てしまった。~どうせ地球には帰れないし、ロボ娘と猫耳魔法少女を連れて、惑星侵略を企む帝国軍と戦います。
津嶋朋靖(つしまともやす)
SF
近未来、物体の原子レベルまでの三次元構造を読みとるスキャナーが開発された。
とある企業で、そのスキャナーを使って人間の三次元データを集めるプロジェクトがスタートする。
主人公、北村海斗は、高額の報酬につられてデータを取るモニターに応募した。
スキャナーの中に入れられた海斗は、いつの間にか眠ってしまう。
そして、目が覚めた時、彼は見知らぬ世界にいたのだ。
いったい、寝ている間に何が起きたのか?
彼の前に現れたメイド姿のアンドロイドから、驚愕の事実を聞かされる。
ここは、二百年後の太陽系外の地球類似惑星。
そして、海斗は海斗であって海斗ではない。
二百年前にスキャナーで読み取られたデータを元に、三次元プリンターで作られたコピー人間だったのだ。
この惑星で生きていかざるを得なくなった海斗は、次第にこの惑星での争いに巻き込まれていく。
(この作品は小説家になろうとマグネットにも投稿してます)
銀河太平記
武者走走九郎or大橋むつお
SF
いまから二百年の未来。
前世紀から移住の始まった火星は地球のしがらみから離れようとしていた。火星の中緯度カルディア平原の大半を領域とする扶桑公国は国民の大半が日本からの移民で構成されていて、臣籍降下した扶桑宮が征夷大将軍として幕府を開いていた。
その扶桑幕府も代を重ねて五代目になろうとしている。
折しも地球では二千年紀に入って三度目のグローバリズムが破綻して、東アジア発の動乱期に入ろうとしている。
火星と地球を舞台として、銀河規模の争乱の時代が始まろうとしている。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる