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21 肉盗られた 要 3
しおりを挟むしゃぶしゃぶ屋を後にして、帰宅の為、電車に乗った。
俺のおパンツの中が…大変な事になっている。
座ったら、ダメなやつ!
速攻帰りたい!
電車は、混んでいて石原との距離が近かった。始めのうちは、話していたが混むにつれ話さなくなった。
鞄が太腿に当たっているなぁ。混んできたしなぁ、程度に思っていた。
揺れるたびツンツンっと鞄の角が当たっていると…、次第にツンツンが、撫でるように当たってきた。
避けられないぐらい、人が多くなってきた。
それが、太腿からおしりへと移動してきた。
痴漢だ!
ここ数週間、なかったのに…。
太腿から、おしりの形に沿うように、上へと撫でてくる。
おしりの谷間に指が入るように上から下へ下から上へと、動いて行く。
股の間に手を差し込まれ、指で巾着を押し上げる。
スラックスの上からだが、的確に触ってくる。
押し上げられた巾着を、おパンツのぐちょぐちょと一緒に、やわらかく揉んできた。
「ふぅー、ん。」
思わず、声が出てしまった。
痴漢に聞こえてしまったのか、もう片方の手を前に回してきて、俺の太刀を、これまた的確に捕まえ、揉みし抱いてきた。
おパンツの中が、さらに大変な事になってきた。
揉まれた太刀が、立ち上がりぐちょぐちょおぱんつと、絡まった。
俺は、声が出ないように、口を手で押さえた。
後ろから、延びてきた両腕は、俺の太刀をスラックスの上から、激しく揉み擦った。
「うぅう。ふ。」
そうだ、石原助けて!って、思ったけど見当たらない。
もー!
もう、出ちゃう…。
痴漢にいかされちゃうんなんて、恋人も近くにいるのに…。
俺は、涙目になって「石原どこ?」と、呟いた。
激しくされ触られていたのが、ピタッと止まった。
突然手首をつかまれ、丁度止まった駅に引っ張り降ろされた。
「大丈夫か?」
「石原…。どこに居たんだよ!俺…。」
俺は、握られた手首を見て、「イヤだった。」と、呟いた。
「ごめん、気づくの遅れて。」
「…。」
石原は、俺の手首から手へと移し、手を握って「ここ俺の降りる駅なんだけど…。うちへ来ないか?」と、俺を下から覗き混むように、言ってきた。
「いいのか?」
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