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16 どこここ 要3

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 幾度も石原に中に出され、俺のちんちんからは、止めどなく溢れでた。

     俺と石原の下半身は、お互いの体液でぐちょぐちょになっていた。

 俺は、声にならない声を漏らし続け、舌を出し涎をたらしながら、のけ反る腰。

 幾度となく、足の先からざわざわと這い上がってくる、快楽に俺はおかしくなりそうだった。

 石原が、俺から出ていくとしり穴は開いたまま、だらしなく石原の白濁を垂れ流した。

 石原は、それを見てニヤリと笑っているように見えた。

 垂れ流れた白濁を、指で中に押し入れてきた。ぶちゅっぶっちゅと、卑猥な音を立てて。

 「こんなになって、何てかわいいんだ。」

 ぽそぽそと、言いながら俺のしり穴を指でえぐった。

 こぷこぷと、溢れでる石原の白濁が、俺のおしりの谷間に沿って流れていった。

「い、石原なんで…。」

 いくら酔っていて、吾朗に捨てられて、苦しくて寂しいからと、流されて抱かれてしまった。

 石原は、俺に添い寝をするように横たわり、俺の髪を撫でた。

「お前が、彼女を取っ替え引っ替えしてるって、聞いたけど…その隙間に、男の俺も入れてくれないかと…いつも思ってた。」

 頬を俺の頬へと擦り付けた。

「男に抱かれるなんて、やっぱり嫌だったか?」

 俺の腹を右手で撫でながら、軽く押した。押されると、奥に出されて石原の白濁が、押し出されるように、あふれでた。

「あっ。」

 抜かずに何度も何度も出されたのだ。いくらでも溢れ出てきそうだ。

 「こんなに激しく抱くつもりじゃなかったんだ…だけど、こんなに可愛い反応が返ってきて…もっと、してあげたいと…ごめんね。」

 俺は、黙って聞いていた。

 「こんな事の後だけど、俺とお付き合いしてください。」

 俺は、黙っていた。

 「寂しい思いは、させなから。」

 思わず、石原を見た。

 目が合うと、石原は微笑んだ。

 俺は、思わず涙がでた。

    吾朗と別れた次の日に、俺の事を好きだと言ってくれる人がいる。

     そして、可愛いと俺を抱いてくれる。

 「石原、返事は少し待ってくれないか…。」

 「男の俺との事を、考えてくれるんだね。ありがとう、待つよ。」

 石原は、俺を抱き締めた。

 「告白の返事は、待つけど…一緒にお風呂に入ってもいい?の返事は、今きいてもいいかな?」

 俺を覗きこみながら、きいてきた。

 俺は、思わず笑ってしまった。

 「いいんだね!」

     石原は、俺の顔を見てそう解釈し、起き上がると俺をお姫様抱っこをし、バスルームへと向かった。

 




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