【R18】あの時をもう一度【完結】

3 要素あり

　風が今日は冷たい。

　世話役の後を、僕は歩きながら手を擦りながら辺りをみる。

　この道か…。

　この道を行くとあのお屋敷につく。

　「あぁ。」
息を吐くように声が出た。

　「どうしました？」
世話役が振り向きながら、声をかけてきた。

　「いえ、何でもないです。」

　「そうですか、もう少しで着きますからね」

　僕は、頷いた。

　世話役は、そっと僕の背中を擦ってくれた。

　屋敷の裏門に着くと、召使いのトキさんが招き入れてくれる。

　「時間になったら迎えに来ますね。」

　僕は、頷き一歩前に出ると、　裏門の戸が閉まる。

　戸の中から、世話役が去って行く足音を聞きながら、仕事だと思う。

　戸を見ていると、トキさんに声をかけられる。

　「はい。参ります。」

　トキさんについて行くと別棟につく。

　トキさんに戸を開けられ、入るようにとトキさんの右手が促す。

　そのまま中に進み、一番奥の扉を開けると、眩しいくらい外の光を取り入れる大きな窓の前に、お客様が座っている。

　僕が入ると、微笑む。

　「それ、着てくれたのね。似合っているわ。」

　「はい。とても良いとみんなにも誉められました。」
本当に良いものを頂いたと思っている。
黄八丈で、茶染めの着物。
今日は、着流しできた。

　お客様の側によりそっと屈む。

　見上げるように顔を上げるとお客様が、僕の頬に左手をそっと触れる。

　僕は、お客様の背と膝の下に腕を入れ抱き上げる。お客様は、僕の首に両腕をまわす。

　部屋の右手にある開け放たれている扉の方へ歩みを進める。

　中には、天蓋付きの大きなベットがある。

　ベットの縁にお客様を下ろし、僕は跪きお客様の足首に手を添えて履き物を脱がし、ベットの脇に揃えて置く。

　お客様は、僕の顎の下に指を差し入れクイッと、上にあげると僕の唇がお客様に食われる。

　食われながら、自ら着物の帯をほどき、襦袢の腰紐をほどく。

　僕が立ち上がると、帯と腰紐が下に落ちる。

　着物と襦袢の前がはだけ、お客様が両手でガバッと前を開ける。

　お客様が、ニヤリと笑うと着物を掴んだまま僕の子に近づき、フッーっと息をかける。

　僕が、ピクリとすると項垂れた僕の子を、お客様は舌で捕らえると、そのまま口に含む。

　お客様は、じゅるじゅると音を立てながら僕の子を可愛がる。

　「あっ…すごい…。」

　僕が声を漏らすと、強く吸われたと思ったら、パッと口が離れた。

　「あっ、なんで…。」

　「うふふ。」

　僕の子は、血管が浮き出るほど、元気一杯だった。

　お客様が立ち上がった。

　それに合わせて僕が、お客様の腰紐をほどくと、さらりと着ているものが腕から抜けていく。

　お客様が、顎でクイッと僕にベットへ横になるように促す。

　着物を脱ぎ、ベットへ仰向けに横になる。

　お客様は、僕の子にお客様のしっとりと濡れた場所を押し付けるように跨がる。

　僕の両乳首を摘まみながら、腰を振る。

　「あっ…。」

　「気持ちいの？あら、まだよ。」

　お客様は、激しく腰を振る。

　お客様の粒と僕の子のカリがひっかかる。

　「うっ…いいわ。もう少し…。」

　激しく動き天を仰ぐと「うっ。」っと、声を漏らすと僕の上に倒れてきた。

　僕は、自分の子を握りお客様の蜜を垂らした口に押し当て、お客様の腰を持ち挿入する。

　「…、まだ…待って。」

　「はい。」

　そのまま待つ。

　お客様は、僕の乳首に吸い付きながら僕の子を、キュッとキュッと絞めてくる。

　僕は、待つ。

　お客様は、僕のを咥えこんだまま起き上がると、腰を打ち付けてくる。
僕は、お客様が倒れないようおしりを支え、たまに腰を下から突き上げる。

　お客様が、「あれやって。」と、注文されるので、僕は､起き上がりお客様の両膝をかかえるとお客様は、僕の首に腕をまわす。

お客様をを軽く上下に振ってやると、ぱちゅんっと音が鳴。
幾度か打ち付けていると、お客様の中がうねうねと動き出す。
僕は、それを確認するとベットの縁に移動しお客様の膝を抱えたまま立ち上がる。

　お客様を抱えたまま部屋を歩く。

　お客様は、なぜかこれが好きだ。

　たまに腰を振ってあげると、ものすごく喜ぶ。

　こればかりではと思い、ベットにお客様を下ろし、一旦抜いてお客様にベットで四つん這いになってもらう。
後ろから、僕の子を入れ幾度か打ち付けてから、覆い被さるようにお客様を抱え僕の膝の上に座らせた。

　「これいい…違うところに当たっ…」

　気に入ってくれたみたい。

　後ろからお客様の左胸を鷲掴みにし、右手で粒を転がしてやり、腰を激しく振るとお客様はガクガクっと体がふるえた。

　「あっ…ああぁ。」

　僕は、そのまま続ける。

　「待って」と、言われないから。

　「…あう…っつ…すっすご…い、いい…いっちゃう…ん」

　　お客様は、ぷしゅっと吹いた。

　それを確認すると僕は、お客様から離れて、懐紙に僕の物を吐き出す。

　手拭いで、サッと自分の体を拭き襦袢を羽織り、ふわふわの布で、お客様を拭いながら声をかけてくれるのを待つ。

「もういいわ。」

  僕は、着物を着て部屋を後にする。

 トキさんが、世話役に渡しているのを見て思う。

 仕事が終わった。

 「お疲れ様でした。次へ参りましょう。」

 僕は、頷く。

 風が、仕事をして熱くなった体をなでた。