ふわふわとした日常を

青井 海

文字の大きさ
上 下
87 / 100

87. 犬が飼いたい

しおりを挟む
以前 ペットショップで秋田犬をみかけて、すごくすごく悩んでいるうちに、ひきとられたのかいなくなっていたことがありました。

秋田犬は大きくなるだろうし、犬を飼って世話をきちんとできる自信がなかったんです。
私が見たのは子犬ですが、足が大きく、体つきもしっかりとしていました。

私が子供の頃に飼っていた犬にも大型犬がいましたが、散歩するのが大変でした。
自分よりも大きかったので、大人と一緒でないと散歩するのは難しかったです。

大人しくて、がむしゃらにグイグイひっぱられることはあまりなかったのですが、それでも何か動物がいた時には思わぬ行動をするかもしれないですから……

大きな犬に、ボフッと抱きつくのは心地よかった記憶があって、ひかれます。
けれど、大型は無理かなぁと思っていて……


今日、久しぶりにペットショップへ行くと、今度は心ひかれる柴犬に出会いました。
ちょっとやんちゃな感じで、元気いっぱいです。

うーん、飼いたいけれど……
ふんぎりがつきません。
柴犬ならば、そこまで大きくはならないかなぁと悩みます。

犬と暮らしたのは子供の頃です。
大人がいて、私はたまに世話をするくらいで……
責任をもって世話できる自信がないとダメですよね。

あー、すごくひかれます。

諦める意味で、スクラッチ1枚買って、柴犬を買えるだけ当たれば、考えよう。
そう決めて、1枚買って、その場で削ってみました。

200円のスクラッチで、1000円アタリ。
アタリはしましたが、柴犬には程遠い。
『あなたには無理だから諦めなさい』
そういうことでしょう……

もしあたっていても即決はできず、それから本当に責任を持てるのか、考えるつもりではありました。

心ひかれつつも、帰宅。
次に行った時にはもう誰かにひきとられて、会えないんだろうなぁ。


しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

Webコンテンツ大賞の戦い方【模索してみよう!】

橘花やよい
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスのWebコンテンツ大賞。 読者投票もあるし、うまく戦いたいですよね。 ●応募作、いつから投稿をはじめましょう? ●そもそもどうやったら、読んでもらえるかな? ●参加時の心得は? といったことを、ゆるふわっと書きます。皆さまも、ゆるふわっと読んでくださいませ。 30日と31日にかけて公開します。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

声と戦うサトシくん

ひまじん
エッセイ・ノンフィクション
統合失調症を発病し、幻聴が聞こえるサトシくん(仮名)。サトシくんの半生を書き綴ったノンフィクションです。

おばあちゃんと私

みっちゃん
エッセイ・ノンフィクション
反抗期真っ最中の私。 病気で入院していたおばあちゃんと喧嘩してしまった。 退院して家にいたおばあちゃんがある夜突然・・・ 私が人生で一番腰が抜けるほど泣き、後悔をしたあの日。 おばあちゃんとの実話である

【2024】イラスト帳★創作日記

双葉
エッセイ・ノンフィクション
いつか「双葉の絵柄が好き」と言ってくれる方に巡り合うことができたなら――そんな夢を見つつ、マイペースで更新していきます♪ ◆◆本作のイラストは全てAI学習禁止です◆◆ ※2022年~2024年の作品まとめ ※四コマ漫画風の小ネタあり ※絵は全て【アイビスペイント】で描いております(各イラストの背景・フレームなどにアイビスペイント内の素材を使用)

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

1976年生まれ、氷河期世代の愚痴

相田 彩太
エッセイ・ノンフィクション
氷河期世代って何? 氷河期世代だけど、過去を振り返ってみたい! どうしてこうなった!? 1976年生まれの作者が人生を振り返りながら、そんなあなたの疑問に答える挑戦作! トーク形式で送る、氷河期愚痴エッセイ! 設定は横読み推奨というか一択。 エッセイとは「試み」という意味も持っているのである。 オチはいつも同じです。

処理中です...