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第三章第一部 マグサヤ領への用命は王命なのか?
63話
しおりを挟む※レマイア領中央領公館 滞在中
はいはい、報連相は大人の必需品です。いい子ぶって良い事だけの報告は後で痛い目に合うから、真摯に真面目に生きよう。他人の教訓ですが何か?
「定期購入を取り決めた養殖貝の物品も、その扱いは今だ検討中です」
「この館内の消費とするのでは無いのか?」
「はい。仕入れ値は破格に低価格なので、領での物販品にしたい所です。その割には生産量も歩留りにしか成っておりません。加工食品として取り扱いさせれば、1つか2つの雇用者を増やせると思います」
「・・川魚の養殖事業と掛け合わせれば、雇用の促進としてはかなりの重要案件になるか」
ええ、ええ。そうですよお父様。手元に入ってく原料は少なくても、現在の稼働店舗に寄生させて販促をするのならそこまでの物品量は望まれない。そんな隙間産業を気軽に構築するには、採算ベースを考えれば話しにすら上がらないが、何処かの商店などに間借りしながら雇用者を追加すればいい。
火急的速やかに必要な稼働場所は、川魚の養殖場所やそれを受け持つ人員になる訳だ。その辺の所は領公館が大元で展開をするから、最初の手懸の器を用意する必要がある。
とは言っても場所にする土地は川近辺なので土地売買などは不要だし、養殖場の開墾関係は俺の時間次第だから適宜遂行のつもりだ。その回りには掘っ立て小屋を作って貰い、そこへ適当な従業員の配置を任せる。
養殖事業と偉そうなお題目だが、数年は川上から流れて来た魚を取りながら繁殖の過程を学ぶだけだ。その合間に採り過ぎた魚は干物に変えて出荷する。それに便乗させるのが貝の干物の配達業務になる。魚の養殖経過を精査しながら、付随する業務を熟す雇用者が出来る事に成る。
そこは利益度外視の公共事業だから、商売関係者が聞いたら呆れた話しだろう。それでも領としては問題ない、色々と集まって来る税金は使わないと国から目を付けられる。余剰税金を上納すればこの問題は解決するが、見返りの無い重労働を民衆に押し付けても碌な事はない。ならばと適当な額を上納しつつ、領民の生活を底上げする雇用確保は喜ばれるものだ。
差し当たりその開拓の叩き台はこの領公館に任せたので、開拓地域の確定がされたらその区域を仕切って貰う事にした。その後はこちらが適当な時間の合間に出来る限りの下準備をする事に成った。何の手助けも出来ない邪魔な業者に、その場に居られても迷惑でしかないからな。
開拓の手順が大まか過ぎる形だが、俺が勝手に請け負っているのはそこそこ外聞が悪い。その辺の工事は領公館の外注扱いなり、それを請け負ったのが俺になる。その前に下準備されたのが、納期と費用が掲示された各工事関連業者に通達済みなのだ。
ようはそれを誰か受け持たないかと募集を掛ける訳だが、人足数人の手間にも成らない工事費用に誰も売け負う筈もない。追加や臨時費用なども受け付けないから、請け負ってくれる業者が出たなら譲るけどな。
ふむふむふむ・・なんて良く解らない所で無駄な納得をしていたら、かなーり不味い情報がお父様から聞かされる。今度の出向でマグサヤ領へ行く訳だが、その手前のミグサ領が目下の問題発生地に成っていた。元々から数多な問題児体質の領だったが、今回は目に余る王国法を破っているらしい。
王国法とは言っても全てが厳密に守られる訳では無いが、何となく解りずらい程度の破りは法に引っ掛かり難いし、明らかな証拠を揃えるのも難しいのだ。そんな所まで一々誰が対応するかって話しだからな。
ただ今回が隠せていない状況に成ったのは、俺達が出向く前の先行偵察をお父様が行い発見されている。今回の俺達の依頼に必須な条件が、強く期限の厳守が定められているからだ。そのいついつまでに俺がマグサヤ領に到着し、領主へと書簡を渡さなければ成らない。
そんな時期にミグサ領が何をしているのかと言うと、その領内に入る検問所で商人達を短時間の足止めを行っていた。一般の庶民にはたかが数時間の足止めと済ませられるが、こと行商や商人にとってはこれは厳しい。これの為にミグサ領にて商売をするには、最低では1拍はする事に成るからだ。その一泊の為に商人達は、持ち物商品分の税金を納めなければ成らない。その日を跨いだ宿泊には、領へと通行税が課せられるのだ。
元はそんな通行税に不満を抱いた商業関係者が、王国へ不満の奏上をして一部の改訂が設けられた。商売の価値が無い領は素通りの条件で税の免除が貰える。ここで素通りを阻止された証人は、税金のただ取りを嫌がってそこで商売を行う。税金を払っても損の無い商売になれば商人の勝ち逃げもありだが。
どちらにしても領には税金が舞い込むが、その領の物価はしっかり上がってしまう。その物価が上がっても低所得者が優遇はされないので、物が買えずの買い渋りな状況が進む。物が売れなければ収める税は減る・・解り切った事が解らないそんな領の政策だった。
それと俺が行くマグサヤ領の領主は、ミグサ領主とは縁戚関係だったりする。今の俺の立場からすれば、その辺も絡む状況から穏便に済ませて置きたいのだが・・。
「セブレス達がミグサ領を通過する頃は、まだ今のままの状況だろう。その辺りを何とか押し切れる手立ては用意する、それを上手く使ってマグサヤ領へと入ってくれ。ミグサ領主には王都が適宜な使者を送って貰うように、こちらから奏上を持たせた者を送っている」
「王都の対応はどのようなモノに成るのでしょ」
「そこは政策を勘違いした現場の者達に押し付け尻尾切りを企むだろうが、それで責任逃れは許されないな。領に嫡子が居れは領主は廃嫡になるだろう。それで済まされれば楽隠居の道も見えるが、領主替えともなれば貴族位は剥奪され、隠し通しただけの財のみで生き延びる事に成る」
「これの大元が領包みの脱税なのですよ。極端な税収の変動など誤魔化す材料として申し分ありません。二重三重の裏帳簿を隠しているのでしょう」
「明らかな商人たちの薄利商売は疑惑しか湧かないからな。それが領の特産と言われても困るのだ」
座布団一枚!お父様が面白過ぎる・・あーお母様の鋭い目がお父様を睨んでる。
うんうん、解るよ解っちゃうよ。俺が領から出てのお泊りなんて、最初から機嫌が悪かったもの。お母様の大事な大事セブレスちゃんが何故?その辺だけでおかしく成ってたからな。その辺は愛情の発露を隠さないから丸解りだが、何処で生きていようと危険は勝手に遣って来る訳ですよ。お父様の手配なら俺達関連だから間違いは問われないが、大元のスーリェス公爵家やメンドセイ侯爵家が何もしてない筈がない。今回の依頼を俺が失敗すれば、その言及は両家に及ぶのだから。間違いなく王都のへの手配を、先に済ませているだろう。だてに大家を存続してはいないからな。仕事・・使い走りは末端だし・・。
「・・それと」
おい、待ってちょ!それとって何?まだ有りますって感じじゃん。
「マグサヤ子爵の嫡子であるオカバク・マグサヤが近々に結婚するらしい」
「婚姻では無く結婚ですか?貴族でも無いのに?」
「ああ、そこは息子当人の希望であり領主は承諾したそうだ。数年内には跡目を譲る予定で動いているのだろう。婚姻したままに数年を経る事も出来るが、体裁を重く感じているのではないか?結婚相手が貴族の出ではないから特に気掛かりなのだろう」
おいおいおい、お気軽なイベントって神様が言ってなかったか?イベントもりもりのツリー状態でこのモミの木はどうすんだ?パーティバーレルは誰の土産だよ?いやー貴族の常識からすればそこは婚姻だよ。うちの長男であり嫡子のアトレア兄様だって、現状は婚姻で済ませている。ぶっちゃけちゃうと、結婚式は相当なお金が掛かる、そこは遣る方も遣られる方もだな。
お渡しのお祝いがね、貴族のプライドを痛く傷つけるからさ。知らなかったとか聞いて無いと言い訳しても、後には何かしらを送る事に成る。平民最高!懐も平民だけど。
「一つは貴族特権に準ずるレマイア領の認可証と、ミグサ男爵宛ての書簡を渡そう。書簡の中身は[罪証隠滅に関わらず王都からの処断を謹慎して待つ事]そんな所か」
あーやっぱりそんな感じなんだね。マグサヤ領主までの依頼をうちの領主が請け負った後に、その道筋には視察者が向かった訳だが、その時にはスーリェス公爵家かメンドセイ侯爵家が同じ様な視察者を送っていたのか。
俺の予想は的外れでないな・・元を辿れば教会のトップに送られた神託なので、頼んだよって丸投げしたら失敗の責任が及ぶからな。なんたって神罰は厄災以外の何でもない。そにの領以外の近隣まで及ぶ、広範囲殲滅を喰らわせられる。伝承には塩の国も知られているから恐ろしい。
おっぱいビローンと伸ばす神から想像出来ん!そこは自分で伸ばすとこちゃう。すっごく伸びる餅は、添加物が半分を占めて居ると思うもの。スケさんや的な控えおろ~って流れも有りそうだ。毎回温泉画を入れるのは、おばん好きへの配慮なのか?あれはおばあちゃんだぞ。
「ギルドから連絡が来たと家から連絡があった。午後・・4の鐘の過ぎる頃にギルドで雷鉄パーティとの打ち合わせを受諾したと聞いた」
「・・はい。解りました」
うん、そうだよね。何処でも俺の都合に関係なく話しが進んでいくな。返事が終わってるし!4の鐘か・・3時過ぎだな。それも3時間後だったり2時間後だったりと、鐘の音と日の高さで時間を計っているけど、そこを知らないと何の鐘?って解りずらいんだよ。
朝は7時に鳴ってから次が10時なのは寝起きで元気があるから・・午後3時から5時の間が2時間なのは、そろそろへばり気味なのだと。責任者出来い!公務員仕様じゃねえか。
えっ?領公館が金を払って鳴らしてる、うん当たり前に公務員用だったわ。おおっと時間に余裕ないじゃん。俺達のオヤツタイムにも被るし、ここの人達のオヤツも作り置きしないと恨まれるからな。特にお母様は俺の作った物と言うだけで、美味しさ3割増しに成ってるらしい。
ん?何かあったよね?俺が作った物は体調がアップする神様特典が!すっかり忘れとったわ。その効力は数時間だったけど、食べてる傍から体調が頗る良く成る・・想像しただけでもヤバイ奴だ。
便秘だった筈が快便状態に成ってトイレに駆け込む・・嫌な例を思い付いた。便秘は体調不良の枠から外して貰えないかな。ハイブリット爆誕!重力無視で浮くかも?ブリット音では体調は測れないと思うよ。
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