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好きな相手
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歩きながらロッカールームに向かうけれど、セイが追ってくる。
「いや、待て待て。どーせデートないんだろ?飯行こ?」
追ってきた村瀬セイは、同じ会社に勤務している同僚であり、幼なじみでもある。
彼もまたゲームの攻略対象の査定をしている。ちゃんとキャラクターが主人公を好きになるかどうか、ちゃんとシナリオを遵守しているかどうかを判断する仕事だ。
唯一私の担当との違いは、彼がアダルトゲームの攻略対象の査定をしていて、かなり濃厚な絡みまで査定するということだ。キャラクターの言動がちゃんと性的な興奮をもたらせているかどうか、みたいな部分も、アダルト部門では判断項目らしい。
心身ともに健康で、性的指向のチェック項目がそのゲームにおけるターゲット層に当てはまっている人しか、アダルトゲームの精査には当たれないという。
たしかに、全く女の子の興味がない人が、女の子とエッチなことをするゲームの査定に当たっても、正確な調査は難しい。そういう意味では、セイは女好きで経験値も高い。ある意味でこだわりがない性格なので向いているのだと思う。
「いや、待て待て。どーせデートないんだろ?飯行こ?」
追ってきた村瀬セイは、同じ会社に勤務している同僚であり、幼なじみでもある。
彼もまたゲームの攻略対象の査定をしている。ちゃんとキャラクターが主人公を好きになるかどうか、ちゃんとシナリオを遵守しているかどうかを判断する仕事だ。
唯一私の担当との違いは、彼がアダルトゲームの攻略対象の査定をしていて、かなり濃厚な絡みまで査定するということだ。キャラクターの言動がちゃんと性的な興奮をもたらせているかどうか、みたいな部分も、アダルト部門では判断項目らしい。
心身ともに健康で、性的指向のチェック項目がそのゲームにおけるターゲット層に当てはまっている人しか、アダルトゲームの精査には当たれないという。
たしかに、全く女の子の興味がない人が、女の子とエッチなことをするゲームの査定に当たっても、正確な調査は難しい。そういう意味では、セイは女好きで経験値も高い。ある意味でこだわりがない性格なので向いているのだと思う。
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