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フツーな私を取りまくもの
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この頃は毎日、夕ご飯は宮久土先輩とかける先輩と一緒に食べる。
かける先輩が宮久土先輩の家にやって来るのだった。
ご飯を食べることに二人は重きを置いているらしい。
料理が苦手な私も最近は簡単な料理をするようになった。宮久土先輩の家のキッチンはおなじみの場所になりつつある。
宮久土先輩と一緒にキッチンに立っていると、かける先輩も入って来て、
「俺もまぜて」
と言ってくるのだ。
ご飯を食べて、二人に送ってもらって帰る。宮久土先輩のくるぶしに一目ぼれしてから始まった不思議な関係だ。
もっと言えば、かける先輩の浮気が――――と遡るのは精神衛生上やめておく。
去って行く二人の背中を見つめていたら、心のどこかが切なくなる。
二人のお父さんお母さんが亡くなってしまったのは、悲しいことだけれど。二人が生きていてくれて良かった、と思う。
二人が帰った後にスマートフォンをみたら、和華奈から連絡が来ていた。
「マズいね、削除のDM出しとくよ」
とコメントが書かれたURLが張られていた。
見て見ればSNSで私の名前が表記されている。はぁ、とため息がもれた。
ありがと、と連絡した後で、久しぶりに歌超希久の配信を見る。
かける先輩が宮久土先輩の家にやって来るのだった。
ご飯を食べることに二人は重きを置いているらしい。
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「俺もまぜて」
と言ってくるのだ。
ご飯を食べて、二人に送ってもらって帰る。宮久土先輩のくるぶしに一目ぼれしてから始まった不思議な関係だ。
もっと言えば、かける先輩の浮気が――――と遡るのは精神衛生上やめておく。
去って行く二人の背中を見つめていたら、心のどこかが切なくなる。
二人のお父さんお母さんが亡くなってしまったのは、悲しいことだけれど。二人が生きていてくれて良かった、と思う。
二人が帰った後にスマートフォンをみたら、和華奈から連絡が来ていた。
「マズいね、削除のDM出しとくよ」
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