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お付き合い開始
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毎朝宮久土先輩とかける先輩からおはようと連絡が来る。
そして、宮久土先輩とは駅のホームで待ち合わせをして一緒に登校するようになった。
ホームに行けばスッと真っすぐとした姿勢とその空気感に、私はすぐに宮久土先輩を見つける。でも、声をかけようとするとその前に宮久土先輩が気づいて、手を振ってくれるのだ。
なぜか最近は宮久土先輩の表情が読み取りやすくなっている。近づいていけば、サッと手を繋がれた。ドキッとその瞬間は心拍数があがる。
「おはようございます」
「おはよう、芦野さん」
そんな風に毎朝一緒に登校するのだけれど、ここに、
「入ってきにくいから、イチャイチャしないでって」
航先輩が合流する。
「おはよう、航先輩」
「うらちゃんさぁ。なんで、俺には敬語じゃないの?馳には敬語じゃん」
「え、尊敬度かな?」
「それ、ひどくない?」
私たちの会話の間を見ていた宮久土先輩が、じっと私の顔を覗き込んでくる。
そして、宮久土先輩とは駅のホームで待ち合わせをして一緒に登校するようになった。
ホームに行けばスッと真っすぐとした姿勢とその空気感に、私はすぐに宮久土先輩を見つける。でも、声をかけようとするとその前に宮久土先輩が気づいて、手を振ってくれるのだ。
なぜか最近は宮久土先輩の表情が読み取りやすくなっている。近づいていけば、サッと手を繋がれた。ドキッとその瞬間は心拍数があがる。
「おはようございます」
「おはよう、芦野さん」
そんな風に毎朝一緒に登校するのだけれど、ここに、
「入ってきにくいから、イチャイチャしないでって」
航先輩が合流する。
「おはよう、航先輩」
「うらちゃんさぁ。なんで、俺には敬語じゃないの?馳には敬語じゃん」
「え、尊敬度かな?」
「それ、ひどくない?」
私たちの会話の間を見ていた宮久土先輩が、じっと私の顔を覗き込んでくる。
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