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「……あ! ああ!……」
勢いよくペニスで突かれ、激しく喘ぐ。
「ああ!……あ!……は……」
ひどく突かれて腰が浮く。身体が興奮している。奥の秘所もとろけるように刺激されて感じている。
ジェレミーはストイックな面を脱ぎ捨てて生々しくトラヴィスを見つめる。濡れた唇が熱い息を吐くと、トラヴィスの腰を掴んでいる手を手前に引いてペニスをぐっと押し入れた。
「う……あ、あ……」
枕の上でトラヴィスは顔を背ける。髪が湿って肌が汗ばむ。
ジェレミーは息を呑むとトラヴィスの腰を揺さぶって大きく動かした。
トラヴィスは仰け反った。腰が動かされ、ペニスが荒々しく貫いていく。
「あ、あ、あ……」
乱れた声と息遣いは欲情をかき乱す。女性のように色っぽくて艶めいた甘やかな誘惑は、普段のトラヴィスからは想像できない官能的な喘ぎ声だ。ジェレミーは喉で息を一つ呑み込むと、口角に笑みを湛えて深く深く突き続ける。
「……ああ! ああ!……ああ!……」
抱え上げられたトラヴィスの両足は腰の動きに合わせて空を漕ぐ。
ペニスが喰い込んでいる恥部から白濁が漏れ出て肌やシーツをねっとりと汚していく。濃厚で卑猥な匂い。ジェレミーの呼吸は荒くなってきたが動きは止まない。
「ああ……ジェレミー……」
トラヴィスはたまらないように呻く。無駄のない肉体で存分にペニスの獰猛さを味わっている。奥の秘部を繰り返し刺激されて全身で感じてしまっているが、トラヴィスはベッドシーツが乱れていくほどに腰を激しく突かれていても抗わない。
「……う……あ、ああ……」
トラヴィスのペニスも匂いを吐き出して濡れている。
ジェレミーは両腕で抱えている足の膝をさらに折り曲げてトラヴィスへ重なるほどに屈み込む。トラヴィスも顔を動かしジェレミーを見た。ダークブラウンの瞳は恍惚に蕩けていてとても気持ち良さそうだ。
「……私に満足しているようだ」
ジェレミーは自信ある男の声で囁く。
トラヴィスはニヤリと目元をゆるませる。
「まあな……悪くない……」
ジェレミーはその唇を熱く封じた。トラヴィスも自然と恋人の首に両腕を回して自らの唇を押しつける。互いの舌で舐め合い散々にキスをする。
ようやく唇を離すと、ジェレミーはトラヴィスに伸しかかり、挿入したままのペニスで何度も奥を貫く。トラヴィスは溜息のような息を吐き出してジェレミーの肩を掴んで縋り、腰を動かして激しく感じる。
「ああ!……ジェ……あ……レ……あ……ああ……」
暗闇の中でベッドの軋む音は止まなかった。
翌日ベッドの中で目覚めた二人は、情熱的に抱き合ったのを物ともせずに朝早く起き出すと、約三十分後にはホテルを車で出た。向かう先はグランドキャニオンである。
世界遺産にも登録された有名な観光地であるグランドキャニオンは、世界でも屈指の壮大な規模を誇る峡谷である。ジェレミーの運転でセドナからはおよそ二時間で到着した。グランドキャニオン行きを希望したのはトラヴィスである。
「ガキの頃、グランドキャニオンの写真を見ながらダディとマムに喋った。ここはどこなんだろうって。ダディは言った。ステイツだよって。リトル・イタリーしか知らないガキの俺は叫んだ。嘘だ」
休暇を計画している時に、トラヴィスは当時の自分を思い出しながら話した。
「ダディは笑った。嘘じゃないよ、トラヴィス。あとで確かめに行こうって約束してくれた。マムも言った。とてもびっくりするわよって。だから行きたいんだ」
黙って聞いているジェレミーに、少しだけ肩をすくめて笑いかける。
「もちろん、俺はもうガキじゃない。作り物のセットじゃないってこともわかっている。けれど、ダディとマムが約束してくれたんだ。俺はその約束を果たしたい。ダディとマムは約束を守る人だった。一緒にというのはもう無理だが、俺にはお前がいる」
ジェレミーはダークブラウンの目を見て頷いた。
「約束を果たしに行こう、トラヴィス」
勢いよくペニスで突かれ、激しく喘ぐ。
「ああ!……あ!……は……」
ひどく突かれて腰が浮く。身体が興奮している。奥の秘所もとろけるように刺激されて感じている。
ジェレミーはストイックな面を脱ぎ捨てて生々しくトラヴィスを見つめる。濡れた唇が熱い息を吐くと、トラヴィスの腰を掴んでいる手を手前に引いてペニスをぐっと押し入れた。
「う……あ、あ……」
枕の上でトラヴィスは顔を背ける。髪が湿って肌が汗ばむ。
ジェレミーは息を呑むとトラヴィスの腰を揺さぶって大きく動かした。
トラヴィスは仰け反った。腰が動かされ、ペニスが荒々しく貫いていく。
「あ、あ、あ……」
乱れた声と息遣いは欲情をかき乱す。女性のように色っぽくて艶めいた甘やかな誘惑は、普段のトラヴィスからは想像できない官能的な喘ぎ声だ。ジェレミーは喉で息を一つ呑み込むと、口角に笑みを湛えて深く深く突き続ける。
「……ああ! ああ!……ああ!……」
抱え上げられたトラヴィスの両足は腰の動きに合わせて空を漕ぐ。
ペニスが喰い込んでいる恥部から白濁が漏れ出て肌やシーツをねっとりと汚していく。濃厚で卑猥な匂い。ジェレミーの呼吸は荒くなってきたが動きは止まない。
「ああ……ジェレミー……」
トラヴィスはたまらないように呻く。無駄のない肉体で存分にペニスの獰猛さを味わっている。奥の秘部を繰り返し刺激されて全身で感じてしまっているが、トラヴィスはベッドシーツが乱れていくほどに腰を激しく突かれていても抗わない。
「……う……あ、ああ……」
トラヴィスのペニスも匂いを吐き出して濡れている。
ジェレミーは両腕で抱えている足の膝をさらに折り曲げてトラヴィスへ重なるほどに屈み込む。トラヴィスも顔を動かしジェレミーを見た。ダークブラウンの瞳は恍惚に蕩けていてとても気持ち良さそうだ。
「……私に満足しているようだ」
ジェレミーは自信ある男の声で囁く。
トラヴィスはニヤリと目元をゆるませる。
「まあな……悪くない……」
ジェレミーはその唇を熱く封じた。トラヴィスも自然と恋人の首に両腕を回して自らの唇を押しつける。互いの舌で舐め合い散々にキスをする。
ようやく唇を離すと、ジェレミーはトラヴィスに伸しかかり、挿入したままのペニスで何度も奥を貫く。トラヴィスは溜息のような息を吐き出してジェレミーの肩を掴んで縋り、腰を動かして激しく感じる。
「ああ!……ジェ……あ……レ……あ……ああ……」
暗闇の中でベッドの軋む音は止まなかった。
翌日ベッドの中で目覚めた二人は、情熱的に抱き合ったのを物ともせずに朝早く起き出すと、約三十分後にはホテルを車で出た。向かう先はグランドキャニオンである。
世界遺産にも登録された有名な観光地であるグランドキャニオンは、世界でも屈指の壮大な規模を誇る峡谷である。ジェレミーの運転でセドナからはおよそ二時間で到着した。グランドキャニオン行きを希望したのはトラヴィスである。
「ガキの頃、グランドキャニオンの写真を見ながらダディとマムに喋った。ここはどこなんだろうって。ダディは言った。ステイツだよって。リトル・イタリーしか知らないガキの俺は叫んだ。嘘だ」
休暇を計画している時に、トラヴィスは当時の自分を思い出しながら話した。
「ダディは笑った。嘘じゃないよ、トラヴィス。あとで確かめに行こうって約束してくれた。マムも言った。とてもびっくりするわよって。だから行きたいんだ」
黙って聞いているジェレミーに、少しだけ肩をすくめて笑いかける。
「もちろん、俺はもうガキじゃない。作り物のセットじゃないってこともわかっている。けれど、ダディとマムが約束してくれたんだ。俺はその約束を果たしたい。ダディとマムは約束を守る人だった。一緒にというのはもう無理だが、俺にはお前がいる」
ジェレミーはダークブラウンの目を見て頷いた。
「約束を果たしに行こう、トラヴィス」
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