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40. 昂ぶる、気持ち※
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今日で一旦R終わりです。明日からはドラファルトの王族がきます。
ここからは第二章終盤、どんどん衝撃的な展開がでてきます。皆様が予期せぬ事もあるかと思います。
どんな事があろうとリリアーナとヴィクトールの愛は不変であるとここに宣誓しておきます。
*****************************
ばちゅんばちゅんと水音が響き渡る部屋に、かすかな声が混ざる。
「っは······ヴぃく······とーる···さま」
「ん?」
「なん、で······全然······」
リリアーナは虚ろな瞳を開け、自分を見下ろすヴィクトールを見つめた。
バルコニーで自分の言った発言が彼のスイッチを押してしまったらしい。
彼が精を胎内に放った後、自分を抱きかかえて部屋に入り、すぐに寝台に沈められた。すぐにまたそのそそり立つ楔を白濁と共に押し込まれ、今これが何度目かなんてリリアーナには分からない。
ずるっと男根を引き抜いて、ヴィクトールは机の上に置いてあった状態回復のポーションを口に含むとリリアーナの隣に腰を下ろした。
そして、愛おしそうに髪を撫でながら身体を起こすと唇に口づけを落とす。
「っふ······んうッ······んぐっ」
直ぐに舌を口内に侵入させて液体を流し込む。彼女がそれを飲んだ事を確認し、歯列をなぞりながら奥深くまで犯すように乱暴に舌を絡めた。
状態回復のポーションは体力、魔力共に全回復をさせるため、基本的には王族と高位の貴族のみにしか出回らない高価なものである。
それを、一本全て、それも大治癒持ちの彼女に飲ませるのだから面白いことだ。とヴィクトールは心の中で冷笑する。
何度も絶頂を迎え、彼女は無意識に治癒魔法を発動しヴィクトールを完全回復している。
ヴィクトールが疲労を感じないのは当たり前だし、元々絶倫ではあるが今はそれを完全に凌駕しているのだ。
早く魔力制御を教えてやれば、リリアーナ自身の治癒もできるんだろうに、とポーションの効果が出始めたリリアーナを見つめた。
疲労で虚ろだったリリアーナの瞳にもしっかりと色が戻っている。自ら身体を起こした彼女は未だ熱をもって屹立したヴィクトールの巨根に目を落とした。
「······っな、な、なんで······」
何度精を放とうと、全く萎える事のないそれにリリアーナは愕然とする。
そして、いま更ながら初めて間近でみる、その男性のモノに息を呑んだ。
あまりに大きく、いびつ。浮き出る血管も自分を威圧しているようでリリアーナは身体を後ろに引いて後ずさりする。
「なんだ?ずっと貴女のナカにいただろう」
「っひ、そ、そうですけれど······こんな」
「こんな見た目だとは思わなかったか?」
「······」
リリアーナは顔を真っ赤にして俯く。
自分も全裸、ヴィクトールも然り。こんな状況で、男性器の見た目についてゆったりと話などできるわけがない。
一応、リリアーナは王国出身の清廉潔白な公爵令嬢であったのだから当然である。
「だが、慣らし五夜で教わったろう?触るか?」
「な、慣らし五夜のものは、その、“木”でしたし······それに······そんな、、」
”大きくはありませんでした······”
小さな声で呟いたリリアーナをヴィクトールは愛おしそうに抱きよせて耳元で衝撃の言葉を囁いた。
「そうか、では今よく触ってみるといい。俺はそんな貴女を愉しむとしよう」
ヴィクトールは茫然と座り込むリリアーナの隣に横になるとじっと彼女を見つめた。
予期せぬ形で彼を見下ろす立ち位置となり、リリアーナは驚きにパチパチと瞬きを繰り返す。
「っへ?」
「ん?ほら、いいぞ。習ったんだろう?」
にやりと妖艶に笑うヴィクトールを見て、リリアーナは覚悟を決めてその肉棒をおそるおそる掴む。
────その時、それがびくんと動いた。
「ッひあああ!!」
「ふっ・・・ふふっ」
ヴィクトールがその端正な顔を崩して笑っている。その初めて見る笑顔にリリアーナは釘付けになって目を見開いた。
(ヴィクトール様が笑って······笑顔も素敵······!)
「そんなに驚かずとも、っくく、」
「だ、だ、だって!······動くなどとは聞いておりませんっ!!」
「っく、······さあ、次は驚かずに可愛がってやってくれよ?」
リリアーナは、それがヴィクトールの身体の一部であり動くものだと認識した。そう思えば威圧的なその見た目も愛おしく見えてくるのだから不思議なものだ。
慣らし五夜で習った通り、そっと手で覆うように握りしめると上下に扱き始める。
これで、大丈夫なのだろうか?とヴィクトールを見れば彼は蕩けるような表情で目を細め、自分を見つめていた。
そして、その色っぽい表情にリリアーナは不覚にも下腹部が疼くのが分かり身体が揺れる。
『ああ、私ったら、またヴィクトール様に抱いてほしいのだわ······』
「ああ、僥倖だ。最高の気分だ、リリィ。もう少し強く握ってくれ······ああ、いいな」
このままリリアーナの手で達するのも悪くはないが少しもったいない。それに、初めて見た男のモノは衝撃的だっただろうし、口淫させるのも気が引ける。
そう考えながら、閉じていた瞳を開けたヴィクトールは、目の前で彼女が身体を捩るのが直ぐに手を伸ばした。
「ッ、リリィ、興奮しているのか? ああ、······濡れている、な」
ヴィクトールの手が陰裂をなぞりながら秘裂を割って蜜口へと触れる。
くちゅりと卑猥な音がしてリリアーナは甘い吐息を漏らした。
「っはあ······っ」
「本当に、貴女は俺を狂わせる。だが、今日は貴女に頑張ってもらわなければ」
ヴィクトールは彼女を誘導するように自分の上に座らせた。跨がった彼女の秘所から溢れた蜜が自分の肌を濡らし、直ぐにでも抱き潰したい欲望を必死で抑える。
「な、なにをすれば······」
「貴女のしたいようにするといい。宛がって挿れればすぐに気持ちよくなれるぞ?」
「わ、わたしが······?」
赤面しながら彼女はそそり立つ男根を手にするとそっと腰を浮かせて自分の蜜壺に宛がう。
───っはぁ
漏れだす声を抑えずに腰をゆっくりと落としていくリリアーナを見て、ヴィクトールはあまりの妖艶さに大きく息をはいた。
「ああ、絶景だな」
ヴィクトールのその声に彼女のナカが締まり、その締め付けられる快感に彼は顔を歪める。
リリアーナが自分のモノを彼女自らの手で宛がい、自らの意思で挿入しているのだ。男ならだれでも興奮するに決まっている。
ヴィクトールはその姿を目に焼き付けた。
そして次の瞬間、リリアーナが緩々と自分で腰を動かしているのが見えて気持ちが一気に昂る。
「ッ、」
「っはあ、気持ちいい、、ヴィクトールさま······目が赤い······」
「······っああ、少し煽られすぎているようだ。だが、それも悪くないな」
「あああ、でもっ······もっと、もっと欲しい······」
「ッ······く、」
「ヴィク、トールさまっ······わたしを、支配して······」
その瞬間、ヴィクトールは彼女の上半身を自分の身体へと引き寄せる。
そして腰を下から強く打ち付けた。
「ああああッ!!!ふかいッ、」
「リリィ、貴女は男を煽るのが上手なようだ。他の男相手にしたら許さないぞ」
「っひ、ひないでふぅっ、、ああっ、ヴィクトールさま、だけ······っ」
リリアーナの身体がヴィクトールの身体の上で飛び跳ねるように動き、最奥をその楔で打ち付けられるたびに脳が溶けていく様な。
痛みや疲れや身体の怠さなんてものは存在しないように、ただただ快楽だけを拾い、そして目の前にいる余裕のない表情の彼をただ『愛している』と。そう思うのだ。
「リリィ、出すぞ、ッ」
「ああ、ヴィクトールさま······愛して······る」
リリアーナはヴィクトールの身体の上で意識を手放した。
それはそうだろう、ポーションで回復させていただけなのだから。そうして回復された体力と魔力を、今また性交渉による絶頂を迎えてヴィクトールを全回復させているのだ。
「本当に、すぐにでも魔力の使い方を教えてやらねば」
だが、ヴィクトールがその能力の詳細を彼女に伝える事ができたのはもう少し先の話である。
この時の皇国は獣人の国の王族の来国を控えておりとても忙しかったのだ。そして今後起こる事件で更に忙しくなるなど誰も予想できなかったのだから。
ここからは第二章終盤、どんどん衝撃的な展開がでてきます。皆様が予期せぬ事もあるかと思います。
どんな事があろうとリリアーナとヴィクトールの愛は不変であるとここに宣誓しておきます。
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ばちゅんばちゅんと水音が響き渡る部屋に、かすかな声が混ざる。
「っは······ヴぃく······とーる···さま」
「ん?」
「なん、で······全然······」
リリアーナは虚ろな瞳を開け、自分を見下ろすヴィクトールを見つめた。
バルコニーで自分の言った発言が彼のスイッチを押してしまったらしい。
彼が精を胎内に放った後、自分を抱きかかえて部屋に入り、すぐに寝台に沈められた。すぐにまたそのそそり立つ楔を白濁と共に押し込まれ、今これが何度目かなんてリリアーナには分からない。
ずるっと男根を引き抜いて、ヴィクトールは机の上に置いてあった状態回復のポーションを口に含むとリリアーナの隣に腰を下ろした。
そして、愛おしそうに髪を撫でながら身体を起こすと唇に口づけを落とす。
「っふ······んうッ······んぐっ」
直ぐに舌を口内に侵入させて液体を流し込む。彼女がそれを飲んだ事を確認し、歯列をなぞりながら奥深くまで犯すように乱暴に舌を絡めた。
状態回復のポーションは体力、魔力共に全回復をさせるため、基本的には王族と高位の貴族のみにしか出回らない高価なものである。
それを、一本全て、それも大治癒持ちの彼女に飲ませるのだから面白いことだ。とヴィクトールは心の中で冷笑する。
何度も絶頂を迎え、彼女は無意識に治癒魔法を発動しヴィクトールを完全回復している。
ヴィクトールが疲労を感じないのは当たり前だし、元々絶倫ではあるが今はそれを完全に凌駕しているのだ。
早く魔力制御を教えてやれば、リリアーナ自身の治癒もできるんだろうに、とポーションの効果が出始めたリリアーナを見つめた。
疲労で虚ろだったリリアーナの瞳にもしっかりと色が戻っている。自ら身体を起こした彼女は未だ熱をもって屹立したヴィクトールの巨根に目を落とした。
「······っな、な、なんで······」
何度精を放とうと、全く萎える事のないそれにリリアーナは愕然とする。
そして、いま更ながら初めて間近でみる、その男性のモノに息を呑んだ。
あまりに大きく、いびつ。浮き出る血管も自分を威圧しているようでリリアーナは身体を後ろに引いて後ずさりする。
「なんだ?ずっと貴女のナカにいただろう」
「っひ、そ、そうですけれど······こんな」
「こんな見た目だとは思わなかったか?」
「······」
リリアーナは顔を真っ赤にして俯く。
自分も全裸、ヴィクトールも然り。こんな状況で、男性器の見た目についてゆったりと話などできるわけがない。
一応、リリアーナは王国出身の清廉潔白な公爵令嬢であったのだから当然である。
「だが、慣らし五夜で教わったろう?触るか?」
「な、慣らし五夜のものは、その、“木”でしたし······それに······そんな、、」
”大きくはありませんでした······”
小さな声で呟いたリリアーナをヴィクトールは愛おしそうに抱きよせて耳元で衝撃の言葉を囁いた。
「そうか、では今よく触ってみるといい。俺はそんな貴女を愉しむとしよう」
ヴィクトールは茫然と座り込むリリアーナの隣に横になるとじっと彼女を見つめた。
予期せぬ形で彼を見下ろす立ち位置となり、リリアーナは驚きにパチパチと瞬きを繰り返す。
「っへ?」
「ん?ほら、いいぞ。習ったんだろう?」
にやりと妖艶に笑うヴィクトールを見て、リリアーナは覚悟を決めてその肉棒をおそるおそる掴む。
────その時、それがびくんと動いた。
「ッひあああ!!」
「ふっ・・・ふふっ」
ヴィクトールがその端正な顔を崩して笑っている。その初めて見る笑顔にリリアーナは釘付けになって目を見開いた。
(ヴィクトール様が笑って······笑顔も素敵······!)
「そんなに驚かずとも、っくく、」
「だ、だ、だって!······動くなどとは聞いておりませんっ!!」
「っく、······さあ、次は驚かずに可愛がってやってくれよ?」
リリアーナは、それがヴィクトールの身体の一部であり動くものだと認識した。そう思えば威圧的なその見た目も愛おしく見えてくるのだから不思議なものだ。
慣らし五夜で習った通り、そっと手で覆うように握りしめると上下に扱き始める。
これで、大丈夫なのだろうか?とヴィクトールを見れば彼は蕩けるような表情で目を細め、自分を見つめていた。
そして、その色っぽい表情にリリアーナは不覚にも下腹部が疼くのが分かり身体が揺れる。
『ああ、私ったら、またヴィクトール様に抱いてほしいのだわ······』
「ああ、僥倖だ。最高の気分だ、リリィ。もう少し強く握ってくれ······ああ、いいな」
このままリリアーナの手で達するのも悪くはないが少しもったいない。それに、初めて見た男のモノは衝撃的だっただろうし、口淫させるのも気が引ける。
そう考えながら、閉じていた瞳を開けたヴィクトールは、目の前で彼女が身体を捩るのが直ぐに手を伸ばした。
「ッ、リリィ、興奮しているのか? ああ、······濡れている、な」
ヴィクトールの手が陰裂をなぞりながら秘裂を割って蜜口へと触れる。
くちゅりと卑猥な音がしてリリアーナは甘い吐息を漏らした。
「っはあ······っ」
「本当に、貴女は俺を狂わせる。だが、今日は貴女に頑張ってもらわなければ」
ヴィクトールは彼女を誘導するように自分の上に座らせた。跨がった彼女の秘所から溢れた蜜が自分の肌を濡らし、直ぐにでも抱き潰したい欲望を必死で抑える。
「な、なにをすれば······」
「貴女のしたいようにするといい。宛がって挿れればすぐに気持ちよくなれるぞ?」
「わ、わたしが······?」
赤面しながら彼女はそそり立つ男根を手にするとそっと腰を浮かせて自分の蜜壺に宛がう。
───っはぁ
漏れだす声を抑えずに腰をゆっくりと落としていくリリアーナを見て、ヴィクトールはあまりの妖艶さに大きく息をはいた。
「ああ、絶景だな」
ヴィクトールのその声に彼女のナカが締まり、その締め付けられる快感に彼は顔を歪める。
リリアーナが自分のモノを彼女自らの手で宛がい、自らの意思で挿入しているのだ。男ならだれでも興奮するに決まっている。
ヴィクトールはその姿を目に焼き付けた。
そして次の瞬間、リリアーナが緩々と自分で腰を動かしているのが見えて気持ちが一気に昂る。
「ッ、」
「っはあ、気持ちいい、、ヴィクトールさま······目が赤い······」
「······っああ、少し煽られすぎているようだ。だが、それも悪くないな」
「あああ、でもっ······もっと、もっと欲しい······」
「ッ······く、」
「ヴィク、トールさまっ······わたしを、支配して······」
その瞬間、ヴィクトールは彼女の上半身を自分の身体へと引き寄せる。
そして腰を下から強く打ち付けた。
「ああああッ!!!ふかいッ、」
「リリィ、貴女は男を煽るのが上手なようだ。他の男相手にしたら許さないぞ」
「っひ、ひないでふぅっ、、ああっ、ヴィクトールさま、だけ······っ」
リリアーナの身体がヴィクトールの身体の上で飛び跳ねるように動き、最奥をその楔で打ち付けられるたびに脳が溶けていく様な。
痛みや疲れや身体の怠さなんてものは存在しないように、ただただ快楽だけを拾い、そして目の前にいる余裕のない表情の彼をただ『愛している』と。そう思うのだ。
「リリィ、出すぞ、ッ」
「ああ、ヴィクトールさま······愛して······る」
リリアーナはヴィクトールの身体の上で意識を手放した。
それはそうだろう、ポーションで回復させていただけなのだから。そうして回復された体力と魔力を、今また性交渉による絶頂を迎えてヴィクトールを全回復させているのだ。
「本当に、すぐにでも魔力の使い方を教えてやらねば」
だが、ヴィクトールがその能力の詳細を彼女に伝える事ができたのはもう少し先の話である。
この時の皇国は獣人の国の王族の来国を控えておりとても忙しかったのだ。そして今後起こる事件で更に忙しくなるなど誰も予想できなかったのだから。
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