不安になって打ち明けただけ

suzu

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連れ込まれたそこは

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 まだ全然生きているお父さん、お母さんへ。俺は今、よりひとまわり以上小さい恋人に押し倒されています。

「先輩、先輩のこと、悠って呼んでもいいですか?」

 耳元でそう囁かれバッ、と彼の方を見る。すると首を傾げながら見つめてきた。

「い、いいけど……」

(可愛いいなぁっ!もう!)

 返答を聞いてすぐに、耳をなめられ「悠」と呼ぶ千暁。

「ふぇ、ぁ、」

 くすぐったくて首をすくめると、ひんやりとした手が服の中に入ってきて、何かを探しているようだ。嫌な予感が。

「ちょ、ま、待って。何しようとしてるの?」

「勿論、悠のかわいー乳首を開発しようと思って」

 にっこりと笑う彼を見て俺は意味がよく分からなくなった。

「いぃいやいやいや!なんで俺が?!抱かれるのは千暁くんなのにそんなことする必要なくない?!」

「ぁあー、悠ってば僕が抱かれると思ってたのー?悠の方が何倍も可愛いのに」

(ダメだ、頭が追いつかん)

 正直自分が抱かれる側になるなんて思いもよらなかった。千暁はとても可愛く小柄の男子なのだから。

「んっ、」

 意味がよく分からなくなって頭を悩ませていると、千暁の指が俺の胸の飾りを刺激した。

「やっぱり悠は可愛いね~」

 そんなことを言われながら飾りを弄られる。最初は全く感じることのなかったそこは熱を持ち始める。

「ぅ、んぅ、ぁっやだ」

 言っても止まるはずなく。

 それから10分、絶え間なく刺激を与えられ俺はくたくたになった。

「さ、そろそろやヤろっか!」

「え?」

 そう言いながら片手に持ってきたのはなんとローション。

「待って待って待って!なんでそんなものあるんだよ!?俺は抱かれないからな!」

「なんでって、ここラブホだし。それにあんなにトロトロにされたのにまだ言ってるの?」

(へ?うん、え?ここラブホだったの?初耳なんだけど、ていうかとろとろじゃなくてへとへとな!)


 ちょっと黙っていると両腕を掴まれ、後ろへまわらされた。そして何かに縛られる。
 それを見て千暁はニコッと笑い、「似合ってるよ!可愛い」なんて言ってくる。しかもマジな顔で。
 
(可愛いのはお前だよ!)

 そう思いながら彼を睨んだ。

「いいねその目!そそる!」

 にっこにこな可愛い笑顔でドS発言。
 さすがの俺もびっくりだな。



 それからしばらく体のあちらこちらにキスをされ、服を脱がされてから後ろの蕾に手をかけられた。

「まっ、嫌だっ、て!」

「うんうん、そっかー」

(ヤダこの子、話聞く気ないな)

 そうして段々と細くて綺麗な千暁の指が、出すためにあるはずの穴に入っていく。

「くぅ、」

「痛くない?大丈夫?」

「だ、大丈夫だけど、抜けよ!」

「あっちょ、動いたらナカ傷ついちゃうよ」

 そんな脅しにビクッと体をふるわせて大人しくした。
 すると千暁の指が急に激しくなった。
 しかも何か腹がムズムズする。

「ん、ひ、ぃいやだっ、なんか変だ」

「え、ほんと?ちょーとまってね」

 変だと訴えると急に指がが2本に増え、先程変だと感じた所を刺激してくる。
 
「ゃ、変って言ったのにぃ」

 なんだか分からないが涙が滲む。

「ふふっ、焦ってる悠も可愛いね。ここは前立腺っていうんだよ、つまり悠が気持ちよくなるためのばぁしょ!」

 その言葉と同時にさらに指が3本になり激しく動き出す。

「ぁあぁああ!?ま、やぁ、むりぃっ!ぁ、んぅっ」

(嘘嘘嘘、無理だこんなの)

 無理という言葉を発しても彼はいっこうにやめようとしない。
 抵抗するため彼を離そうとすると、急に指が抜けていった。

「はぁ、はぁ、」

(し、死ぬかと思った)

 別に終わってしまって悲しいなんて気持ちは無い、はず。
 安心も束の間、千暁は自分のベルトに手をかけ、自分のモノをあらわにした。

「へ、?ちょ、ま、無理無理無理、デカすぎだからっ、」

 そこにあるのは自分のよりも一回り大きい。もしそれが自分の中に入ったのならば……

(尻が裂ける!!!)
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