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第7話「んっ・・・あったかい・・・」広い浴室にて。繋がれない彼にお口で奉仕

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「んはぁ・・・・んっ・・・・」

ぐちゅ・・・。

産婦人科医の指がまだ根本まで入れられていた。

にちっ・・・くちゅ・・・。

注がれた媚薬と精液に交じって愛液が床へしたたり、いやらしい音を立てている。

ぽたっ・・・ぽたっ・・・・つー・・・

股間がべちゃべちゃになり、太ももの内側に愛液がつたう。

はぁはぁ・・・はぁはぁ・・・。

わたしはといえば、もう立てなくなっており、膝立ちのまま、産婦人科医の右手を受け入れていた。

産婦人科医「だいぶ抜けたかな?」

くちゅっ、くちゅっ・・・。

そういうと、いったん動くのをやめていた指が、今度は恥部内全体を確認するようにうねりだした。

回転運動をしはじめられ、恥部内が広げられる。

「はぅっ・・・んぁ・・・あっ・・・あっ・・・」

くちゅり・・・くちゅり・・・。

体内で指がうねるたび、勝手に声があふれた。

左前にいてくれているマークに必死にしがみつく。

マーク「もうすぐだ。もうすぐ終わるからな・・・」

執事は、さりげなくひざ下へタオルを敷いてくれた。

はぁはぁ・・・・。

なぜか彼の顔のほうが真っ赤・・・・。

んっ・・・・。

そのとき、下のほうでは、ゆっくりと産婦人科医が指を引き抜こうとしているのを感じた。

ぐちゅっ・・・ちゅっ・・・・・ぬるんっ・・・。

「はぁんっ!・・・」最後、指が出ていくとき、勢いよく押し出され入口を刺激、ひときわ強い快感が押し寄せた。

ぼたぼたっ・・・・ぴちゃっ・・・・。

したたり、糸を引く愛液・・・。

(あ・・・・)

一瞬、体は弓なりになったあと、恥部からいやらしい液体を漏らしながら、ゆっくりと前に倒れていく。

がしっ。 だれかに抱きしめられた。

マーク「大丈夫か?」(っ・・・熱いな・・・カラダ)

はぁはぁ・・・・はぁはぁ・・・。

うぅ・・・目の前がかすむ・・・・。

産婦人科医「ひとまず、これで様子を見ましょう。体外に塗られた分については・・・」

だれかが部屋の電気つけた・・・。明るくなる。

彼らが何か話している声がどこか遠くに聞こえ、ジンジンと体を襲いつづける快楽のせいで頭がぼーっとしている。

ふと、産婦人科医の指に手をやり、ひざ下にあったタオルでふき取る。

「? お妃(きさき)様?」

「はぁはぁ・・・・ごめんなさい・・・」

見られるのも、匂いを嗅がれるのもいやだった・・・・。

膝を折りたたみ、腰をくねられた座り方で、産婦人科医の腰元で指を拭く。

どこか嫉妬心が芽生えるマーク。

少し床に零(こぼ)れ落ちた愛液もふき取る。

愛液の溜まった受け皿を抱(かか)えながら、「やっ・・・みないで・・・・」と体全体で隠す。

最後、せめてもの抵抗だった。

股間からは愛液があふれている。

涙目を浮かべ、細い肩を震わせる。

(んっ・・・・・ぐすん・・・・)

急に1人になった気がした・・・。

すると白髪執事がマークに耳打ちして部屋を去っていく。

産婦人科医を連れて。

ぱたん・・・・。

彼と2人きりになる。

(うぅ・・・)

ふさぎこむ私の肩を、後ろから抱いて、声をかけてくれた。

「すまない。すぐ楽にしてやる。」

そういうと、後ろから抱きつかれ、ペニスを握られる。

「んんっ・・・」

びくっ・・・。とカラダが反応してしまった。

「アルビノに言われた・・・。その・・・君が・・・苦しそうだと・・・」

ぼぉっ・・・。その瞬間、顔から火が出たのかと思うほど赤面する。

(うぅ~・・・・あのドS執事さん。)

思い切り目をつぶり、待ちこがれていた快楽に身をよじる。

はぁはぁ・・・・やっ・・・すぐいっちゃう・・・・。

感じてる顔を悟られないようにうつむいて、手で喘ぎ声を我慢する。

「んっ・・・はぁはぁ・・・」

ちゅっ・・・ちゅっ・・・・。

(やっ・・・・・イくっ・・・)

その瞬間、伸びた手が乳首をつねった。

「んぁっ!」

弓なりにはねるカラダ。

びゅっ、びゅるる・・・びゅ・・・。精液があふれ出す。

ナカを責められていた時のとは違う、はっきりとした局所的な鋭い快感が脳を貫く。

あっ・・・・あっ・・・・はぁはぁ・・・。

(はぁはぁ・・・やだっ・・・お返し・・・・しなきゃ・・・・)

彼の顔を肩の上に感じる。

(え?・・・・はぁはぁ・・・)

耳元でささやかれた。「お風呂へいかないか?」

?・・・わわっ。

息つく暇もなく、カラダを抱きかかえられ、恥部にタオルをかけられ、部屋を出ようとする。

「はぁはぁ・・・まって・・・マーク・・・お皿・・・」

む・・・と言って、わたしを片手抱きにすると、空いた手で受け皿を持って出る。

(やぁんっ・・・・みないで・・・・おねがいっ・・・)両手を顔を覆うわたし。

どうか顔には近づけないでと願う。

それに、こんな姿・・・お屋敷のどなたかに見られたらわたし・・・・。

彼の腕の中で体を小さくしていると、

大浴場へとつづく廊下の前に、白髪の執事がいた・・・。

「ご入浴の準備はできております」

「すまない。いつもありがとう」

マークと短い言葉を交わす。

すれ違いざまに、腕の中にいた私に目配せする。

「ごゆっくりどうぞ」

そう言いながら、私の胸元に手を入れ、なにかを差し入れた。

「ひゃぁっ」

死んだ人の手のように冷たい執事さんの手。思わず声が漏れた。

マーク「こら!アル!」いたずらする執事に怒るマーク。

白髪執事「ふふ。はいはい。もう手は出しませんよ」

両手を上にあげ執事は浴場の警備へとつく。

貸し切りの広い大浴場。

湯気の沸き立つ湯舟は、泳げるほどの広さを持つ。

「熱くないか」

そう言われながらゆっくりとカラダを湯舟につけられていく。

「んっ・・・・う・・ん・・・あっ・・ねっ・・・まって・・・」

そういうと、長い髪をゆって後ろへ結ぶ。

手には執事からの贈り物が握られており、いっしょに結(ゆ)った。

湯舟にゆっくりとつかる。

「ふぅ・・・・・」彼も私を湯舟に入れると、楽な姿勢をとって入った。

彼にとっては少しお湯が熱いらしく、石段に腰かけ、息をついていた。

その隙(すき)を見計(みはか)らって、彼のものに手を触れる。

「む・・・」とマーク。

力づくで拒まれたらできないもの。

「ふふ・・・元気ね・・・」

言うより早く彼を咥(くわ)える。

「っつ・・・・レン・・・きみ、まだカラダが・・・うっ」

ペニスの下側にある筋(すじ)を重点的に舌で前後してあげる。反応してくれたのがうれしい。

「んふふ・・・おかえし♡」

自分でもえっちだとおもう。

でも、媚薬と温泉の熱で頭がおかしくなっていただけ。そうきっと。私のせいじゃない。

じゅっ・・・じゅっ・・・。

「んっ・・・んんっ・・・」前後運動を繰り返す。彼の匂いがする。

「レン・・・悪い・・・すぐ出るぞっ・・」

奉仕できることがうれしく思える。

がしっ。

(ん?いきそう?)

頭を押さえされる。

びゅるるっ・・・びゅっ・・・。

口内でやわらかく生温かい液体を感じるようになった。

(んっ・・・ごくっ・・・) 飲み干してあげる。お湯を汚さなくて済むもん。

「んはぁ・・・・はぁはぁ」 彼が溜まっていて早かったとはいえ、病み上がりの体では息がもたない。

すっ。

髪の毛の結び目からコンドームを取って口にくわえ、髪の毛をほどいていく。

「つけてあげるね。おいでっ・・・お口にちょうだい♡」

コンドームを口にくわえながら誘う。

「あ~ん」

彼を飲み込んだ後、髪をかきあげながら、ゆっくりと口を離す。

「んはぁ・・・・」

糸を引く。

「んっ・・・ほらぁ・・・ついた・・・・。」

彼にお口でつけてあげる。

「んふふ。かわいい・・・」 すっかり大きくなっている。

そんなにわたしがいいの? とは口に出さなかったけど・・。

「レン・・・・その・・・・悪いが・・・君を・・・大事にするって決めたから」

「?」

マークは思う。

(この子・・・・本当に・・・)

と思ったのちに続ける。

「ありがとう。レン。」と頭をなでてくれた。

うれしくて、もっと尽くしたくなり、手で抜いてあげる。

マーク「んっ・・・レンっ・・・」

わたし(えいっ)

身を乗り出し、彼の文句をいうお口をキスでふさぐ。

「んっ」 わたしだけ喘ぎ声がでる。

私の手をつかみかけていた彼の手が止まる。

彼が果てるまでまだ時間がありそう・・・。

「んっ・・・ねっ・・・・きもちい?」と、無い胸を寄せながら(泣)、彼の顔を見ながらしごいてあげる。

恥ずかしそうに顔を背(そむ)けながら無言な彼。しかし、アソコからはしっかりと精液を搾り取れた。

びゅるるっ・・・びゅっ・・・。さっきより少なめ。。

「・・・」無言で赤面するマーク。

可愛く思えて声をかける。

「ふふっ・・・気持ちいいね・・・」

わわっ・・・。

そうしているとマークが急にカラダを抱き上げ、湯舟に2人で入った。

ざぶん・・・・。

(?なに?・・・)

照れ隠しだった・・・。

「レン・・・・・ほ、ほかの人とはもう会わないでほしい・・・・」

抱き寄せて、目をみながら、恥ずかしげに、ぼそっと彼がつぶやいた。

「・・・・・」

答えられなかった・・・。また捨てられたら・・・。そう考えるとたくさんの人がいたほうがいい・・・。

特定のだれか1人だけと長く一緒にいることが苦手だった・・・。

親という2人でさえわたしを捨てたんだから・・・・。

この人は、そんな捨てられるようなわたしのいったいなにがいいんだろう? そう思った。

そっと背を向けそうになるわたしに、

マーク「家族にならないか?レン・・・」

「んっ・・・」

目が見開き、動悸がした・・・・。

ドクン、ドクン。

苦しくて、寂(さみ)しい記憶。



この声・・・どこかで。

「?レン?・・・おいっ・・・レン!」

そう思った矢先、食事もせず責められ体力を削られていたカラダは力を失った。



20分後・・・。

「ケモノですね~。弱っている子猫ちゃん相手に倒れるまで「する」なんて。しかも、お風呂場でなんて。お熱いこと。」

コンドームを処分しながら白髪執事がいたずらをいう。

「してはいない!・・・してはいないが・・・すまなかった・・・・」歯切れの悪いマーク。

わたしのおなかをさすり、心配してくれている。

「の・・・のぼせちゃっただけだから・・・・」と彼の手を握る。

自分でもえっちなことをして羞恥心で頭がクラクラしていたような気がする・・・。

いつのまにかパジャマを着せられ、ベットの上に横たわっていた。

猫ちゃんの柄(がら)・・・・。子供用みたい・・・。

くすくす。。。と笑っている執事さん。あなたですか・・・。

血圧などを測ってくれている。

枕元にいた産婦人科医とやりとりする。

「脱水症状も見られます。少しでもかまいません。なにかお口になさらないと・・・」

といって経口(けいこう)補水液を差し出された。

(ごめんなさい。わたしのせいで・・・)

大学病院に戻る予定をキャンセルし、そばにいてくれていた。

マークにも仕事の電話がかかっている。

「今日はもうゆっくり休むといい」

「1時間後にまた様子を伺(うかが)いにまいりますゆえ」

「なにかあったら、これを押してね。子猫ちゃん」

3人にいろいろ言われながら、ゆっくり休むことになった。

部屋を出ていく際に「名前で呼びなさい」とマークに叱られている執事さん。

ホント、つかめない人・・・。

携帯電話がないことに気が付く。

すると、つかつかと執事さんがベットまで戻ってきて

「あっ、そうだ。・・・はいっ。ビジネスアカまでは消してないから。」

と携帯電話を返してくれた。

「あ・・・ありがと・・・」

そう思って待ち受け画面を見ると、そこには一生懸命背伸びしている私が彼とキスをしている写真が・・・・。

「なっ・・・・」

執事さん「かわいいよね。うちのご主人様・・・・」と話をずらす。

あたかもマークさんのことを撮影してただけですよといわんばかり。

「やっ・・・」

したばたと暴れる私を片手1本でねじ伏せると

「変えてもよろしいですよ。ふふっ・・・。(かわいい)まだ、お体、治っていないんですから、お大事に、ね」

そう言うと、わたしにお布団をかけて部屋から出ていく。

ふかふかのベット。とってもあったかかった。
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