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【BL】おねがい・・・はやくイッて【R18】
しおりを挟む案内されたのは、とある性玩具メーカーの治験の被験者業務だった。
「君だね、新しい被験者っていうのは」
複数人を経由して案内された治験室には、
メガネをかけ極端にやせ細った白衣の男がいた。
「研究医の工藤です」
男は何枚もの文書をビジネスバッグの中から取り出して見せた。
「報酬は弾むよ。協力してもらえないかな?」
渡された紙には、「生活環境と性感の関係性の定量化への試行実験」などと書かれている。
「なんですか?これは?」
「そうだよね。要するに相手との親密性、生活上の悩み、疲労や、時間帯などが与える性感への影響について研究しているんだ」
性科学?なんだ?これ・・・。
「・・・・」
「こういうの抵抗ある?あるなら遠慮なく言ってね。すぐ帰り送ってくから。
ちなみに国籍や人種、住所といった個人情報も一切出さない、研究論文に被験者の名前は絶対に出さない。
もちろん秘密は絶対に守ると約束するよ。どうかな?」
「・・・」
「1か月で50万円でどう?」
「50万円!?・・・な、なにをするんです?」
「カラダを貸して欲しい、ただ寝そべって休んでいるだけでいいんだ」
「本当にそれだけでいいなら・・・」
「ありがとう。性的マイノリティの人向けにみんなが相手を気持ちよくできるようにぜひ協力してください。
女性の性感研究に比べて男性のものは研究例が少ないんだ」
目の前で合掌されて拝まれる。
研究予算ってこんなことにも認可が下りるものなのだろうか。
治験方法という書類に目をやると、「男性用性器具の使用に関する注意事項」などという項目がつづいている。
「性玩具?」
「ああ、性玩具や性感薬品メーカーの息のかかる案件だからね。
例えば将来的に性玩具や薬品開発で特許を取得できれば研究が認められたり、えっと・・・そうだな。
ちなみに私は性玩具やお金には興味はないよ。
その報酬を全部、君にあげるよ」
「頼む。
この通りだ」
医師がすがるようについてきた。
「被験者が続かなくて困っているんだ。
報酬は1日3万円まで引き上げられる。ここは人助けだと思って」
「1日3万円・・・」
「一応、最後まで文章読んでもらって、最後にある同意書にサインしてもらえるかな?」
「そんなの新宿でも行ってそっち系の人に声かけたらすぐなんじゃないですか!?」
「ああ。それもいいんだけれどなるべく一般人というか汎用性の高いデータを取りたくてね。
ちなみに実験では脳波やカラダに伝わる神経信号をキャッチするための電極を
毎日24時間つけてもらって普通に生活してもらって、
夜には抱かれるために毎晩ここへ通ってもらうことになるかな。
性的接触は、開発中の器具や薬品を使いながらになるね」
「・・・。続かない人がいるリスクというのは具体的には?」
「う~ん・・・そうだね・・・人によっては与えられる性感が強すぎて脳に刺激が強すぎることかな」
「なっ・・・」
「だからこそ高報酬なのさ、どうする?やめる?」
「性感?そんな・・・どうせ嘘でしょ?マンガとかAVの世界だけのフィクションですよね?ありえない」
「どうかな。その有無の真偽も含めて、研究してるんだけどね。
馬鹿げてると思うかもしれないけれど、脳波や体の反応の動きを分析したりね」
「報酬は本当にもらえるんですか?」
「もちろん。色々事情があって手渡しだけどね。
今渡そうか」
工藤研究医の手には封筒が握られている。
「はい、とりあえず10万円。バスルームも好きに使って構わない。お手洗いもその近くにありますので」
契約書類の中にあった建物の案内図を抜き出して見せてきた。
「ただこれにサインして受け取ったらもう戻れないよ」
封筒からはみでた目の前の現金に目がくらんだ。
「いいですよ。やりますよ」
契約書にサインしていく。
「契約完了です」
本当に現金が手渡された。
「・・・さっそくですが、今からお願いしても?」
本当に現金が手渡された。
「ええ。構いませんよ」
「先ほどは戻れないと言いましたが、嫌であれば途中でいつでもやめられます。ただ返金はしてもらいますし、精神的身体的リスクに伴う被害があっても慰謝料などは基本難しいと思ってください」
そのままベットへと案内された。
産婦人科の検診椅子のようなところを周囲に無数の電気コードと医療器具ロボのようなものが繋がれている。
「もし痛かったりしたらこのボタンを押してください。
機械に何かされても、できるだけ平静を保っていてくださいね。
このあと私は準備のために退出しますので、ごゆっくり休んでいてください」
体中に電気パッドを取り付けられていく。
「では、これで計測器具の設置は完了です」
研究員が部屋を仕切るピンク色の医療用カーテンを閉めて退出していく。どうやらこのカーテンがベットを取り囲み目隠しとなるみたいだ。
窓はなく無機質な白い壁が広がっている。
「電気、消しますね」それだけ告げると、
医師は本当に部屋から出ていく。
「うわっ」
部屋が真っ暗になった。
「聞こえますか?」
突然、部屋に設置されたスピーカーから医師の声が聞こえた。
「はい・・・」
「これから検知器具から寄せられる神経伝達の様子や脳波などを採取させてもらいますね。
念のため、緊急用のボタンを押してもらえるかな」
枕元に置かれたボタンを押してみる。
「OK。それじゃあはじめるね」
なんだろ?この甘い香り。
アロマが焚かれているのか、甘い香りに酔いしれる。
敷布団はクッション性が高く感じられ、ふかふかの感触が心地良い。
その体には毛布や布団が掛けられている。
様々な電極ハサミやパッチを身体中につけられ、なんだかひんやりする。
落ち着くピアノの音色。
普通にカフェにいるかのような錯覚を覚えるほどおだやかな時間が流れる。
なんだか拍子抜けだな。
「ごゆっくりどうぞ」
邪魔だと思っていた大量のコードにもだんだんと慣れてきた。
子守唄のようなピアノの音色に、ふかふかのベット。
最初こそ緊張していたが、だんだん暇になってきた。
20分ほど経っただろうか。
あまりに暇すぎるので持ち込みを許可されていたスマートフォンで
一人暮らしのための情報などを調べていると、突然、部屋に人が入ってくるような音がした。
「失礼するね」
目の前には大柄な体躯のイケメン男性。
「ルイ君だったかな。すっかり待たせてしまってごめんね。
今、キミの目の前にいるのが実験途中のヒューマノイドなんだけど・・・」
「うわぁ・・・」
びっくりして体を起こす。
「わっ」
真っ暗な部屋に置かれたベットに押さえつけられるように逢瀬を重ねてくる。
「やっぱり生身の人間だと抵抗を感じる人が多いからね」
「ちょっと、タイム!タイム!」
怖くなってボタンを押す。
「どうされました?」
「な、なにこれ?」
「ええ、実験ですね。男性が男性を受け入れる性的実験です」
どうやらボタンを押せば本当に止めてはくれるみたいだ。
「マジでやるんですか?」
「君が協力してくれるならね。こちらとしても苦しまれると心苦しい。嫌なら中止するけれど?」
お金は返さないといけなくなるわけか・・・。
「はぁ・・・」
ボフッ。
再びベットに横になる。
「実験を継続してもいいですか?」
返事をする代わりにボタンを押し続けるのをやめた。
「・・・」
なんだ?この人、というかロボットか、本当にロボットなのか?
見た目は人間そっくり・・・というか完璧すぎるほど美形に造られた存在に
ハイリアルCGゲームのなかに迷い込んだかのようだ。
「ああ、なんて魅力的な子なんだ」
「はい?」
「あ、あなたと恋に落ちるという設定にしてあります」(工藤研究員)
「は?(なにが汎用性のあるデータだよ!?初対面がこんなシチュエーションで
恋に落ちるとかありえないだろ!?)」
「オレはロボ」
?
そのままだな!名前!
「発売可能の許可が下りるような安全性・有効性のあるデータが取れなかったら
破壊されてしまう運命にあります」
「うっ・・・」
本物の人間そっくりなロボットがベッドの前で、目の前まで来て、イケメンが泣き顔を浮かべ始めた。
「毎日、いつ殺されるか不安で。
どうか最期に・・・抱かせてくれませんか?」
「・・・」(おい!なんだこのシチュエーション!汎用性どこいった!?)
目一杯に涙をためたイケメンの顔が眼前に迫ってくる。
横に傾ける御顔、そっと触れるように唇を奪われそうになる。
「ちょ、ちょっと・・・」
「どうか死ぬ前に・・・最期に・・・抱かせてくれませんか?
そうやって死んでいきたい」
なんだ?このうつ設定!?
「ちょっ、工藤さん!あとロボさんも、こんな人に見られてる環境でできるわけないでしょ?」
「あっ、お構いなく!僕はデータにしか興味がないので。ずっと耳栓して波形だけ見てますので大丈夫ですよ。むしろモニタの電源なんか切りたいくらいです」
だめだ!この人!
「あっ、負担ならモニタの電源切ります。今、切りました」
あかんやつ!いやいいけど、研究者として大丈夫なの!?
「まぁ、非常用ボタン持たせてるから大丈夫でしょ?」
「おまっ・・・」
「ルイさん・・・」
「えっ・・・そういえばちょっ・・と・・んんっ」
軽くそっと唇が重なる。
どこまでが演出なのか香水の香りがふわっと広がる。
イケメンにもクールビューティにも見える色白で中性的な顔つきのロボットが切なそうにこちらを見下ろしていた。
「キス、ありがとう」
っ・・・ほんと・・・なんだこれ!?
腕で口を拭っていると悲しい顔をされた。
「オレじゃ嫌ですか?」
はかなげな表情を浮かべられ困惑しかない。
心拍数が上がり、胸がドキドキと脈打つのがわかる。
おい、ふざけんじゃねえぞ、なんだこの気分。
コールボタンを探そうとしていると突然、やや強引に唇を奪われた。
今度は顎をつかまれ、口内奥まで侵入される。
「んぅっ・・・?」
口移しで何かを飲まされたようだ。
口の中に甘い液体を感じる。
「なにするんですか?」
「ごめんね。性感促進剤です。睡眠薬とかじゃないから」
「性感!?」
次の瞬間、座っていた医療椅子の座面から股間のつぼみに何かが押し入ろうとしてくるのを感じた
「!?・・っ・・・」
医師に呼びかけようとボタンを探すも、暗くてよく見えない。
「かわいい声、聴かせて」
ロボに耳打ちされ、顔が赤くなる。
AVの見過ぎだろ!なんでオレがされる側に!?
そっと衣服をはぎ取られ下半身をあらわにされた。
尾てい骨あたりから、お尻の割れ目をめがけて下りてくる異物を手で受け止める。
なんだ!?
工具かなんかの持ち手か?
手で触れてみて形状を探ると、うねった形をした何かの持ち手のように思える。
ん!?
背中側に手を回して、ちょうど手で握った時に、
指でグリッピングしやすいように設けられたような妙な隆起を感じる。
それなのに討ち入ろうとしてくる物体。突如、その先端からオイルのようなものが噴射された。
「やめっ・・・」
あっという間に手がローションでヌメり、手元が狂う。
ちゅるっ。
「わわっ」
!?
ニュルっ。
体温程度に熱せられた性玩具がグリグリと体内に侵入しようとしてくる。
「こ、こんなの当てがって・・・入るわけないじゃん。やめろって。気悪い・・・んっ」
その度に甘い香りのするローションが股間に塗られてはどんどん湿潤になっていく。
会陰を行ったり来たりしていて、後ろの蕾の入り口を探しているようだ。
体を起こし両手を股間に入れて性玩具の動きを止めようと躍起になった。
「っ、いい加減に・・・」性器と後ろの蕾の間をなんども突かれる。
「おいっ、こらっ」
自由になった性玩具らしき器具が、再び股間へと侵入してくる。
「ルイ」
後ろを守ろうとすれば、前からはロボットとは思えないヒューマノイドとかいうのが求愛してくる。
「んんっ」
顎をつかまれ、唇を奪われた。
キスをされ、つい体から力が抜けてしまう。
そのスキに見知らぬ性玩具は股間から自分の中へと侵入してきた。
「はぅ・・あ・・・」
ヌルッ。
なんだか息苦しくて口を離してしまう。
ちゅっ、ぬるっ。
腰に力を入れて拒むも、手で押さえつけようにも滑ってしまって止められない。
「くっ・・・」
ちゅっ。
動くなっ・・・・って・・・お臍へその遥か下のほう、性器の根底部分を体内からゆっくりと突き上げられる。
股間が濡れていて、布団の中からローションの甘い香りが鼻に漂う。
「ルイ、どうかしたの?」
目の前のロボが迫る。
「大丈夫?」
後ろは機械椅子に性玩具を挿入され、体内で何かを噴射されているのを感じる。
「ん・・・」ググっ。
異物感と息苦しさしか感じない。
初めて体内を掻き回される。
布団の中からいやらしい音が聞こえ始めた。
ちゅっ、ちゅっ。
「ん・・・はっ・・・あ・・・はぁ」
「ルイ、色っぽい顔になってきた」
「ん・・・」すると再び、体内で異物が動き出す。
「うっ・・んっ・・・っ・・はっ・・・はぁ・・・はぁ」性玩具の動きに合わせて口が開いた。
なぜか目を閉じてしまう。
体内でグリグリと異物が性器裏にある性感帯を捻りあげる。
「ふぅ・・・・はっ・・・ぁぁ・・ん・・」
あられもない状況に顔は赤面し体温が上がる。
「ん・・・はぁ・・・はっ・・・ぅん」
機雷をえぐられるたび、ジ~ンとした鈍い感覚が押し寄せ、思わず口から吐息が漏れてしまう。
「うぁ・・・あ・・・ふ・・・ん・・・」大きく円を描くように内部の全体を掻き回されている。
「はっ・・・はっ・・ぁぁ・・・ん・・・はぁ」自分がまるで女のように喘がされていることに気づく。
「はぁっ・・・んっ」
口を手の甲で必死に抑えながら、
体を起こそうとするたび、ベッドサイドからマシンの手が伸び、体を優しく寝かしつけようとしてくる。
「はぁ・・・ん・・あ・・の・・・、もう、んんっ」
気だるい重さが体に帯びはじめた。
もう体内に意識が集中していってしまう
経験したことのない妙な感覚に怖くなってコールボタンを探す。
「はぁはぁ・・もう・・・んっ・・」自分の意図しないタイミングで体内で動かれる。
「はぁはぁ・・・せ、先生?・・・あっ・・・・は、早くぅ・・」
それでも容赦無く体の中心から出入りされていく。
押し寄せる妙な感覚に戸惑い、涙目になっている。
真っ赤に顔を染めて、乱れた吐息で懇願した。
「これ・・・止めて・・・」喋ろうとするも、股間内で性玩具が予期せぬタイミングで暴れてくる。
自分の股間からいやらしい音が響く。
くちゅっ。
「ふぁっ・・・」
機械はいつまでも動き続けている。
もう息苦しいのに。
未知の快楽に頭が混乱している。
動き続ける器具を手で押さえながら懇願する。
はぁはぁ・・。
「んあっ・・」クチュッ。
「あ・・はぁ・・・はぁ・・早くぅ・・・」
つぷっ、くちゅ。
「はっ・・・んっ・・はぁ・・」
はぁはぁ・・・。
薄目を開けたまま赤面した顔、口から漏れる吐息だけが耳にこだましている。
いつの間にか心臓の鼓動がさらにドクンドクンと高揚していることに気づく。
もう恥部は何度も出入りされトロトロにされている。
「はぁ・・・はぁ・・?」
「ごめん。ルイ、我慢できない」
薄目に半開きになった目でロボを見る。
あられもない姿を見せられて発情したロボが股間を押し付けているのがわかった。
「先生・・・助け・・あっ」くすぐったいようなもどかしい感覚が押し寄せ、腰がくねる。
「んっ・・・あ・・・」締め付けた部分が体内に秘めた男性の弱点をググッと圧迫した。
しかし、機械に繋がれた性玩具は奥まで入り、全身がしびれてしまう。
「んっ・・・」異物感がすごくてつい締め付けて追い出そうとした。
どろぉ・・。
そのままオイルごと体から性玩具が出ていく。
「はぁ・・・はぁ・・?」
「ルイ、もう受け入れられるね?入るね?」
「まっ・・・あぅっ・・・んっ」
椅子に押し付けられながら、屈強な両手で腰を持ち上げられたかと思うと、
相手の腰をぶつけられる。
その瞬間、トロトロにされた股間を貫かれるのを感じた。
「んあっ!」
大きな肉棒が再び奥を目指して侵入してくる。
その渦中に性器裏の前立腺をねぶりあげられ意識が飛びそうになる。
「やっとつながれたね、ルイ」
「えぇ?・・・はぁはぁ・・・はぁんっ・・んっ・・あっ・・やっ・・・うごかないでっ・・あっ」
盛られた薬のせいなのか体が熱い。力を入らない。
一番奥まで侵入を許してしまう。
ぐちゅ。
「んあっ!」
変な感じがしてつい口が空いてしまう。
「ふぁ・・・」
突然、目の前のモニタに性器付近の解剖図が。
そこに映し出された映像には、
体内へ前後に侵入を繰り返す肉棒と
それに突き上げられる前立腺の様子が断面図となって映し出されていた。
恥部に侵入した肉棒が、栗のような形状をした弱点に触れようとしている。
「や・・・やめっ」
ん・・・あ・・・なにこれ?
天井に映し出された映像を見ると、弱点を守っていた肉壁が徐々に薄くなっていることに気づく。
顔や耳が熱い。
はぁはぁ・・・んんっ。
ロボにキスで口をふさがれ、もう上も下も気持ちいい。
そのたびにジンジンした鈍い感覚がじわりと体に走った。
はぁはぁ・・・。
ん・・・変な感覚に体を襲われる。
無防備になっていく男性の弱点。
女のように身悶え、助けを乞う。
「はぁん・・・・んっ・・」たまらず体をくねらせると、一段と深い性感が性器の根底から生まれた。
白くなる視界のなかでなんとか現状を確認すると、
ロボに腰を持ち上げられ、四つん這いにされ、バックで突かれようとしている。
もう息をするだけで刺激がくる。
「あっ・・・はぁはぁ・・んっ・・」望みとは裏腹に、徐々にジンジンした感覚が常時カラダをめぐり始める。
「あ・・・やっ・・・何?・・やだ・・」もう呼吸をした時の腹部の収縮だけで、肉棒の隆起が弱点を圧迫するようになっていた。
バックからのピストンが始まってしまう、
「んぁぁっ!・・・やっ・・・ぅんっ・・」
さらに奥まで攻められるようになり強烈な快楽が性器内部の根底に走った。
「せ、せんせ・・い・・」・・・やだ・・・こんなの・・・おかしくなるぅ・・・
動かなくても、息をするだけで常に刺激に襲われる。
はぁはぁ。
もう・・・息するだけで・・あっ・・・んっ
「んっ・・はっ・・ぁぁ・・ん」
堪えきれず顔は下を向き、変な感覚に悶える。
「やっ・・やめ・・動かないで・・あっ・・んんっ!・・」
目を瞑(つむ)り、股間に両手を当てながら必死に懇願する。
たまらず顔をしかめる。
「ルイっ、イキそう?」
「はぁんっ・・・ち、違う・・・ぅんんっ・・・」股間の肉壁を肉棒が内側から深く強く刺激し始めた。
意思に反して逃れようなく与えられる感覚に頭が混乱していく。
「んんっ・・はぁはぁ・・・も・・・やだぁ・・・」クチュッ、クチュッ。
攻め上げてくる。
しきりに前立腺ばかりを円を描くように多面的に集中して攻められるようになった
はぁはぁ・・・。
くちゅくちゅ。
「はぁはぁ・・んっ・・・やっ・・」喘ぎ声が止められない。
ぎゅうっと性器の根底を突き上げられるたび、下腹部から全身に痺れが走る。
容赦無く優しく内壁の弱いところを圧迫される。
はぁはぁ・・やだぁ・・んんっ・・クリュクリュ、ピチャピチャという水音が聞こえ
椅子には愛液がしたたり糸を引いている。
「やぁぁっ!」
「あっ・・・んんっ・・・」自分の喘ぎ声を聞いて変な気分が高揚してしまう。
手で口をふさぐも、何度もイキそうになって意識が飛びそう。
「っあ・・ん」絶えず下腹部内を掻き回される。
「もう・・やめ・・・んぁ・・・はぁはぁ・・」その間にも、体内で動かれ弱いところを探られていく。
身をよじって逃げようにも計測コード類が巻きついて動けない。
「はぁんっ・・くっ・・ぅん」股間から漏れる恥ずかしい音に羞恥心が高まる。
紅潮した顔でボタンを探す。
内部を掻き回され、どんどん熱くなっていく体温を感じる。
なんとか理性を振り絞る。
ジンジンと押し寄せてくる性感、快楽。
波打つように高まっていき、変になりそう。
イキそうでいけず、また気持ち良い波が繰り返す。
胸が酸素を求めて息が乱れてしまう。
それまで経験したことのない快楽に何度も耐えながら、
はやくロボが満足してくれることを祈っては意識が飛びかける。
はぁはぁ・・ど・・・どうやって・・止めるの?
「もう・・はぅっ!・・・・あっ・・・あっ・・ん・・やっ・・んはぁぁんっ!・・
おね・・・がいっ!・・はぁんっ!・・やくぅっ・・・いっ・・・てっ」
ボタンに手を伸ばそうとうつ伏せになったところを後ろからロボに拒まれた。
「はぁはぁ」
ロボも絶頂が近いのか息が乱れている。
あっ・・ん・・・モニタに肉棒で体内にある弱点を上下左右に万遍なく圧迫され攻められている様子を
見せられ思わず目を閉じる。
映像内で栗のような形状をした部位を肉棒が何度も突き上げ逃がしてくれない。
んっ・・んっ・・・ぅんっ・・漏れ出す喘ぎ声を必死で隠す。
かすかに残った理性が顔を枕に埋うずめさせた。
押し寄せる快楽に続きが知りたくなってしまう。
はじまった明らかな快楽に体を許してしまう。
あっ・・・んうぅん~!
体位が変わって若干動いた前立腺の位置を的確に捉えられる。
じ~んとした感覚が全身に広がっていく。
そのまま寝バックの体勢で奥深く突かれる。同時に両乳首をつままれ、首を甘噛みされた。
「あっ・・・それだめっ・・・」中を掻き回され、愛液が溢れる。
「あっ・・んんぅぅ・・ああああっ!」
容赦なく中で動き続けるものを感じる。
無駄にイケメンなボイスで男性の性医学を解説するビデオが部屋に流れている。
精嚢や前立腺が刺激され開発されていく。
「んっ・・はぁぁ・・んっ・・」止まらない肉棒。
鈍く広範に広がっていく快感に身を委ねてしまう。
手元からボタンがこぼれ落ちる。
「あっ・・・はぁ・・んっ」円を描くように性感帯全体を圧迫される。
一瞬、目の前も頭の中も真っ白になり、強烈な快楽が何度も全身を襲いつづける。
「んんっ!・・はぁっ・・・あ・・・はぁはぁ・・はぁはぁ・・」突然、快楽が増し、太ももが痙攣しだす。
「あっ・・・んん~・・・」抵抗するのを止め、もはや性感を受け入れてしまうカラダ。
長い時間、性感に耐え続けてきたカラダ。
はぁんっ・・・あっ・・あっ・・くちゅくちゅ、ぴちゃぴちゃ。
中毒性のある性感。
・・・こんなの・・・知らないっ・・・。
それを拒絶するように目を閉じて頭を振って羞恥心を抱え込んだ。
震える体ではっきりした快楽に酔いしれたまま、何度も連続絶頂へと導かれる。
「あっ・・・ん・・・」痙攣に合わせて呼吸が跳ねる。
「んぁっ・・はっ・・・はぁっ・・・はぁはぁ」びくっ、びくっ。
ぱんっ、ぱんっと腰に打ちつける音に水音が混じって久しい。
ロボはいったい何度目をしているんだろう。
意識を失った後も、何度も種付けをされ、そのたびに信じられないほどの快楽に声が出てしまう。
「も・・もう・・・まだっ・・いっ・・イッてるからぁっ・・・あっ・・あっ・・ああんっ!」
「んはぁぁっ!はぁぁっ!んぁぁぁっ!」
絶頂に絶頂が何重にも重ねられていき、イクたびにカラダがきばる。息が止まる。意識が飛んじゃう。
何度も種付けされてあふれる脳内麻薬、ドーパミン、強烈な快楽、思い通りにならないカラダ。
「おねがいっ!はやくイッて!」
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