1,162 / 1,429
NEW「101回目のプロポーズ/ゴミ小説73」
しおりを挟む
「そもそもさ」
俺はヒダリンに言った。
「何だい、イケメンJACK?」
ヒダリン。
「あのマドンナもどきの女は誰なんだ?」
当然の疑問。
まあ、マドンナ本人ではないのは理解できる。
若すぎるし。
マドンナにそっくりすぎるし(?)
そもそも、俺様に『恋心』を抱いてくるなんて、ちょっと不自然なネバーエンディングストーリーすぎる。
「セフレ役だよ」
左手トマホークは言った。
「せ、セフレ?」
意味が分からない。
セフレって、あのセフレのことか?
SNSや巷で話題の、肉体関係のみで繋がっている、セックスともだちフレンドのことか。
――――― ――― ―
ビンボー前衛アーティストストーリーを突き進んできた俺は、当然、もてたり、イケメン呼ばわりされることも皆無だったので、今まで「セフレ」なんて言葉を実際に耳にすることすらなかったと言ってもおかしくなかった(←ああ、長くてややこしい駄文)。
「JACK、ジャングルジャップ(←byKENZO)」
俺様の左手はニヤニヤしながら続ける。
「これからJACKは、あの女――つまりイケメン小説のヒロインであり、セフレ役を務めるエセ外国人女のことだが――あいつとエロい肉体関係を続けながら、SFアニメのコブラみたいな“モテモテストーリー”を突っ走るわけだ。よかったな」
よくねーよ
それに
「エセ外国人女?」俺は気になる。気になってしょうがない
「そうだ。エセ外国人だ」
「じゃあ、あのマドンナもどきは」
「偽物だ。外国人でもないし。もともとは、あんな美人ではない。言ってみれば、もともとはごく普通の日本人女子の全身サイボーグ女だ」
「ぜぜぜぜ、全身サイボーグ女」
「そうだ。例の無数に存在していた“全身サイボーグ看護師”の一人だよ。あのエセ・ブラックジャックのモルモットのように整形の実験台にされた哀れなモルモットモルモルの一人だ」
モルモットモルモル?
「今年の正月に、トー横でたむろして、いただき女子をしていた頃に、偽ブラックジャックが、拾ってやったらしいな」
「いただき女子?」
「そうだ。金も相当渡したらしいが、セックスの相手も相当させているらしいな。いろいろなそれこそ、マドンナの写真集もかなわないくらいの変なプレイもさせている」
「ヒダリン」
「何だいJACK」
「ヒダリン。何で、そんなに他人のパパ活事情に詳しいんだ」
「ああ。さっき整形外科の診察室の廊下で立ち聞きしたんだ。俺の耳は地獄耳と呼ばれているんだ。聖徳太子も閻魔大王もとてもかなわない耳。俺様ヒダリンの耳は……みみみみみ」
ヒダリンは、なぜか興奮している。
(そうだったのか)
しょんぼり。
やれやれ
(アッチョンブリケ)
数分前まで、マドンナもどきの女を見て、猛烈にチンコを勃起させていた俺はむなしくなった。
むなしいペニス
かなしいペニス
騙されたペニス
おっかけもれ
俺はヒダリンに言った。
「何だい、イケメンJACK?」
ヒダリン。
「あのマドンナもどきの女は誰なんだ?」
当然の疑問。
まあ、マドンナ本人ではないのは理解できる。
若すぎるし。
マドンナにそっくりすぎるし(?)
そもそも、俺様に『恋心』を抱いてくるなんて、ちょっと不自然なネバーエンディングストーリーすぎる。
「セフレ役だよ」
左手トマホークは言った。
「せ、セフレ?」
意味が分からない。
セフレって、あのセフレのことか?
SNSや巷で話題の、肉体関係のみで繋がっている、セックスともだちフレンドのことか。
――――― ――― ―
ビンボー前衛アーティストストーリーを突き進んできた俺は、当然、もてたり、イケメン呼ばわりされることも皆無だったので、今まで「セフレ」なんて言葉を実際に耳にすることすらなかったと言ってもおかしくなかった(←ああ、長くてややこしい駄文)。
「JACK、ジャングルジャップ(←byKENZO)」
俺様の左手はニヤニヤしながら続ける。
「これからJACKは、あの女――つまりイケメン小説のヒロインであり、セフレ役を務めるエセ外国人女のことだが――あいつとエロい肉体関係を続けながら、SFアニメのコブラみたいな“モテモテストーリー”を突っ走るわけだ。よかったな」
よくねーよ
それに
「エセ外国人女?」俺は気になる。気になってしょうがない
「そうだ。エセ外国人だ」
「じゃあ、あのマドンナもどきは」
「偽物だ。外国人でもないし。もともとは、あんな美人ではない。言ってみれば、もともとはごく普通の日本人女子の全身サイボーグ女だ」
「ぜぜぜぜ、全身サイボーグ女」
「そうだ。例の無数に存在していた“全身サイボーグ看護師”の一人だよ。あのエセ・ブラックジャックのモルモットのように整形の実験台にされた哀れなモルモットモルモルの一人だ」
モルモットモルモル?
「今年の正月に、トー横でたむろして、いただき女子をしていた頃に、偽ブラックジャックが、拾ってやったらしいな」
「いただき女子?」
「そうだ。金も相当渡したらしいが、セックスの相手も相当させているらしいな。いろいろなそれこそ、マドンナの写真集もかなわないくらいの変なプレイもさせている」
「ヒダリン」
「何だいJACK」
「ヒダリン。何で、そんなに他人のパパ活事情に詳しいんだ」
「ああ。さっき整形外科の診察室の廊下で立ち聞きしたんだ。俺の耳は地獄耳と呼ばれているんだ。聖徳太子も閻魔大王もとてもかなわない耳。俺様ヒダリンの耳は……みみみみみ」
ヒダリンは、なぜか興奮している。
(そうだったのか)
しょんぼり。
やれやれ
(アッチョンブリケ)
数分前まで、マドンナもどきの女を見て、猛烈にチンコを勃起させていた俺はむなしくなった。
むなしいペニス
かなしいペニス
騙されたペニス
おっかけもれ
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 野球と海と『革命家』
橋本 直
SF
その文明は出会うべきではなかった
その人との出会いは歓迎すべきものではなかった
これは悲しい『出会い』の物語
『特殊な部隊』と出会うことで青年にはある『宿命』がせおわされることになる
法術装甲隊ダグフェロン 第二部
遼州人の青年『神前誠(しんぜんまこと)』が発動した『干渉空間』と『光の剣(つるぎ)により貴族主義者のクーデターを未然に防止することが出来た『近藤事件』が終わってから1か月がたった。
宇宙は誠をはじめとする『法術師』の存在を公表することで混乱に陥っていたが、誠の所属する司法局実働部隊、通称『特殊な部隊』は相変わらずおバカな生活を送っていた。
そんな『特殊な部隊』の運用艦『ふさ』艦長アメリア・クラウゼ中佐と誠の所属するシュツルム・パンツァーパイロット部隊『機動部隊第一小隊』のパイロットでサイボーグの西園寺かなめは『特殊な部隊』の野球部の夏合宿を企画した。
どうせろくな事が怒らないと思いながら仕事をさぼって参加する誠。
そこではかなめがいかに自分とはかけ離れたお嬢様で、貴族主義の国『甲武国』がどれほど自分の暮らす永遠に続く20世紀末の東和共和国と違うのかを誠は知ることになった。
しかし、彼を待っていたのは『法術』を持つ遼州人を地球人から解放しようとする『革命家』の襲撃だった。
この事件をきっかけに誠の身辺警護の必要性から誠の警護にアメリア、かなめ、そして無表情な人造人間『ラスト・バタリオン』の第一小隊小隊長カウラ・ベルガー大尉がつくことになる。
これにより誠の暮らす『男子下士官寮』は有名無実化することになった。
そんなおバカな連中を『駄目人間』嵯峨惟基特務大佐と機動部隊隊長クバルカ・ラン中佐は生暖かい目で見守っていた。
そんな『特殊な部隊』の意図とは関係なく着々と『力ある者の支配する宇宙』の実現を目指す『廃帝ハド』の野望はゆっくりと動き出しつつあった。
SFお仕事ギャグロマン小説。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
怪獣特殊処理班ミナモト
kamin0
SF
隕石の飛来とともに突如として現れた敵性巨大生物、『怪獣』の脅威と、加速する砂漠化によって、大きく生活圏が縮小された近未来の地球。日本では、地球防衛省を設立するなどして怪獣の駆除に尽力していた。そんな中、元自衛官の源王城(みなもとおうじ)はその才能を買われて、怪獣の事後処理を専門とする衛生環境省処理科、特殊処理班に配属される。なんとそこは、怪獣の力の源であるコアの除去だけを専門とした特殊部隊だった。源は特殊処理班の癖のある班員達と交流しながら、怪獣の正体とその本質、そして自分の過去と向き合っていく。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ガチャ戦機フロンティア・エデン~無職の40おっさん、寂れた駄菓子屋で500円ガチャを回したら……異世界でロボットパイロットになる!?~
チキンとり
SF
40歳無職の神宮真太郎は……
昼飯を買いに、なけなしの500円玉を持って歩いていたが……
見覚えの無い駄菓子屋を見付ける。
その駄菓子屋の軒先で、精巧なロボットフィギュアのガチャマシンを発見。
そのガチャは、1回500円だったが……
真太郎は、欲望に負けて廻す事にした。
それが……
境界線を越えた戦場で……
最初の搭乗機になるとは知らずに……
この物語は、オッサンが主人公の異世界転移ロボット物SFファンタジーです。
タイムワープ艦隊2024
山本 双六
SF
太平洋を横断する日本機動部隊。この日本があるのは、大東亜(太平洋)戦争に勝利したことである。そんな日本が勝った理由は、ある機動部隊が来たことであるらしい。人呼んで「神の機動部隊」である。
この世界では、太平洋戦争で日本が勝った世界戦で書いています。(毎回、太平洋戦争系が日本ばかり勝っ世界線ですいません)逆ファイナルカウントダウンと考えてもらえればいいかと思います。只今、続編も同時並行で書いています!お楽しみに!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる