やる気が出る3つの DADA

ＮＥＷ「１０１回目のプロポーズ／ゴミ小説５7」

「待てよ」
「待て待て待て」
「まっちくれ、涙」
　ハングレが追い付いてきた。

　ハングレたちは、DADA便器を奪いたくてしょうがないのだ。
　アート好きでも何でもない。

　さっさと売っぱらって、ミリオネアになりたいのだろう。

　億りびと

　億りびと

　億りびとになるためには、この便器が手っ取り早いということなのだろう。吾輩は猫である

　ハングレたちが、目の玉に「円記号」や「ドル記号」のタトゥーを入れている人体改造マニアに見えてくる。

　お宝便器

　お宝便器

　お宝便器

「馬鹿ども。大馬鹿」
　ヒダリンが便器を置いた。

　すぐさま
『ウイーンっ』少年合唱団
　形状をチェーンソーに変えてしまった。

　まじでハングレ殺すつもりのようだ、ヒダリン。