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「K・ジャックの落書きノート/私小説集」(8)
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(執筆は、順調だ!)
今日も、新宿のダグにいる。
俺(ジャック)は、特にハルキストでもない。
でもさ、ノーベル賞候補作家に縁のある喫茶店で、文章を書いていると、気持ちが高ぶってくる。そんなもんさ。
巨大なスピーカーから、大音量のサックス。
ジョン•コルトレーン「ジャイアントステップス」。
――ジャズ好きだった中上健次になったつもりで書けば、純文学の傑作がかけるはずだ。致命的な勘違い。そんな勘違いをしながら、俺はポメラをタイピングし続けているんだ。
伝説のジャズ喫茶•ダグ。
しつこいようだが、ハルキや、JJが通っていた名店なんだ。
ここは、著名なジャズ写真家が、マスターを務めている。
俺が、ここに通い始めた理由は、もう一つある。
この伝説のジャズ写真家に、話しかけるタイミングを探っているんだ。
(さすがに緊張するぜ)
マスターは、ジャズ写真界の長老、もはやレジェンドである。
今日も、新宿のダグにいる。
俺(ジャック)は、特にハルキストでもない。
でもさ、ノーベル賞候補作家に縁のある喫茶店で、文章を書いていると、気持ちが高ぶってくる。そんなもんさ。
巨大なスピーカーから、大音量のサックス。
ジョン•コルトレーン「ジャイアントステップス」。
――ジャズ好きだった中上健次になったつもりで書けば、純文学の傑作がかけるはずだ。致命的な勘違い。そんな勘違いをしながら、俺はポメラをタイピングし続けているんだ。
伝説のジャズ喫茶•ダグ。
しつこいようだが、ハルキや、JJが通っていた名店なんだ。
ここは、著名なジャズ写真家が、マスターを務めている。
俺が、ここに通い始めた理由は、もう一つある。
この伝説のジャズ写真家に、話しかけるタイミングを探っているんだ。
(さすがに緊張するぜ)
マスターは、ジャズ写真界の長老、もはやレジェンドである。
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