やる気が出る3つの DADA

Jack Seisex

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次の世界はドコ、ドンドコ⇔ 現在、肛門のナイブを逆流中⇔そろそろ✕ゾロゾロ✕ゲコゲコゲコゲコ

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 『次の世界は、ドコかな?』
 倉橋は、肛門の内部を進みながら、空想した。

 この小説が始まってから、常識では考えられないような、登場人物らと異常なシチュエーションで出会い、ベタベタと接しながら旅してきた。
 アンドロイドとはいえ、人間の感情がまだ消えていない為、ロボットのように、ハートが無傷で平気ということは無い。
 さすがに、少々疲れてきたのは、事実である。
「さすがに、少々疲れたな」
 倉橋は呟いた。
 こうしている間も、肛門の内部が、グイグイと身体を締め付けてくる。

倉橋は、少しずつ前に進んでいる。
(‥‥‥神様は、俺に、こんな過酷な旅をさせて、どうするつもりなのか?)
 アンドロイドなので、眠ることもできない、食べても栄養にはならない、叩かれても痛くない‥‥‥
 その時
『苦行、荒行、武者修行』 
 こんな言葉が浮かんだ。
(なるほど)
 神様は、異常な旅を経験させることで、天界から『悟りを開け』と、メッセージを送っているのかも知れない。

 そうだ、そうに違いない

 倉橋は、敬虔なクリスチャンになったかのような、淀みのない心情になっていた。
 こんな気持ちになったのは、久しぶりである。
(俺は今、天界に向かっているのか)
 倉橋は、身体が軽くなった気がした。

 その時、
『ゲコゲコゲコゲコ』
 変な鳴き声が聞こえてきた。
「バケモノ」
 倉橋は、数秒前に考えたことが、あっさり否定されたと思った。
 アレが、天界に住んでいる生き物の声であるはずもない。
 
 倉橋は、肛門にグイグイと締め付けられながら、
「また、異常な世界につれていかれるぞ」 
 と目を瞑った。
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