やる気が出る3つの DADA

Jack Seisex

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28番街バルバロイゲテモノ横丁

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ここは28番街バルバロイゲテモノ横丁。時刻は2,400時を回っている。追われているのか、青ざめた顔をし息をハーハーさせている男が、さっきから電機屋の辺りを行ったり来たりしている。

電機屋の巨大テレスクリーンには天気予報評論家のバルバロイ大学教授の近藤誉が大写しになっていた。真っ白な歯を見せたいがために歯をくいしばったような感じの話し方だ。

「私には今朝のお天気キャスターの三階さんがなぜ傘は必要ないと言ったのか、どうしても納得できません。信じたわたくしは雨でびしょ濡れになりました。どうしてあの発言をしたのか、誰かに洗脳されているとしか思えない発言です」と近藤教授。

その真下をまたさっきの男が横切った。

と、もうひとりマスクをした男が男の腕を掴んだ。

観念しろ。

なんだお前は?

我が名はフェイスルックなり!
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