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衝撃だぜーッ
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...ンはッ....
鼻の奥から漏れる艶かしい声が俺のものだなんて...
俺の着ていたシャツの釦をひとつ外すと、そこから現れた肌に唇を寄せるアタル。熱の籠った吐息が触れたかと思うと、アタルの柔らかい唇がその部分を覆う。
少し前屈みになりながら、俺の両肩に手を置いて、優しく愛撫するように鎖骨を舐めると、今度は軽く歯を当てて噛む。
人が入って来たらどうしようかと、緊張する俺の事を無視して、アタルは自分のしたい様に俺の反応を喜んでいる。
「も、...ダメだよ...出よう。」
肩に置かれたアタルの手を握ると言うが、
「誰かが来るまで。」と言って離れてくれない。
「あんま、されてっと…俺のチンコがヤバイの!だから...」
「あ、キた?...どれどれ」
そう言うと、手を降ろして俺の前に触れた。
「やッ、やめて!触んなよ!ダメッ!!」
強く拒否しながら身体をぐるりと回した。
アタルに背中を向けると、外された釦に指を掛けた俺の身体をアタルの身体が覆う。
ドアに押し付けられた格好で、身動きがとれなくて、「おいッ、バカやってんな!...」と、本気で怒れてきた俺は、体重をかけるアタルに抵抗をした。
「少しだけ、じっとしててよ。また会えなくなるんだよ?オレ、勇人の匂いを覚えておきたい。」
「....」
そんな殺し文句。今言われたら、何も出来なくて。本当は、こんな所じゃなくてもっと別の綺麗な場所でアタルと抱き合いたい。
もう一度振り向いてアタルの顔を見ると、俺はアタルの背中に腕を回してギュッと抱き締めた。
どうして東京なんかに行っちゃったんだよー。
アタルの唇が、俺の頬から耳朶、そして首筋へと這うと、そっと項垂れた俺はアタルの髪に指を絡める。
次々に胸の釦は外されて、チノパンのベルトに手を掛けたアタルは、俺の下着越しに染み出た痕を確かめると、一気にパンツごと下げ降ろす。
勢い良く跳ね上がった俺のモノは、アタルに見られる事によって尚も硬くなると、もぉどうにでもしてくれという気分になった。
が、次の瞬間「ひッ...」という変な声を出してしまい、下に目をやった俺は愕然とする。
「あ、あ、あ...たるぅぅ」
俺の滾った分身は、今、アタルの口の中にすっぽりと収められていた。
....な、な、何を~....
思ってはいても声には出せなくて。
アタルの口元が窄まりながら、俺のモノを吸い上げると、腰ごと持って行かれそうになって、堪えるのに必死だった。
「うッ、....」
と、声をあげた瞬間、ガタガタッという音がしてドアが開く気配で固まった俺。
....ヤバイ、ヤバイ...
自分の口を両手で押さえると、息も漏れないように塞ぐ。なのに、アタルは止める事もしないで、更に奥深く飲み込むとずるーッと緩めてを繰り返した。
ヤバイってーッ....
どこかで水を流す音が聞こえると、俺の分身からもとめどなく放出された物が流れるような気になった。
が、ソレを含んだアタルは、トイレットペーパーを手繰ると、自分の口に押し当てる。
ドアが開いて人の気配が無くなると、静かになった室内で、俺は壁に支えられて辛うじて立っていた。
アタルはペーパーを流すと、ゆっくり立ち上がり俺を見る。
恥ずかしさと情けなさで、目を伏せる俺に、
「勇人の匂い、インプットした。これで当分離れてても生きていけるよ、オレ。」
アタルの言葉が、俺の心にズーンと染み込むが、「先に戻ってて。」と言うと俺の服を整えて個室から出した。
俺は、呆然と鏡の前で手を洗い、言われた通りに修斗の待つ部屋へと戻って行った。
鼻の奥から漏れる艶かしい声が俺のものだなんて...
俺の着ていたシャツの釦をひとつ外すと、そこから現れた肌に唇を寄せるアタル。熱の籠った吐息が触れたかと思うと、アタルの柔らかい唇がその部分を覆う。
少し前屈みになりながら、俺の両肩に手を置いて、優しく愛撫するように鎖骨を舐めると、今度は軽く歯を当てて噛む。
人が入って来たらどうしようかと、緊張する俺の事を無視して、アタルは自分のしたい様に俺の反応を喜んでいる。
「も、...ダメだよ...出よう。」
肩に置かれたアタルの手を握ると言うが、
「誰かが来るまで。」と言って離れてくれない。
「あんま、されてっと…俺のチンコがヤバイの!だから...」
「あ、キた?...どれどれ」
そう言うと、手を降ろして俺の前に触れた。
「やッ、やめて!触んなよ!ダメッ!!」
強く拒否しながら身体をぐるりと回した。
アタルに背中を向けると、外された釦に指を掛けた俺の身体をアタルの身体が覆う。
ドアに押し付けられた格好で、身動きがとれなくて、「おいッ、バカやってんな!...」と、本気で怒れてきた俺は、体重をかけるアタルに抵抗をした。
「少しだけ、じっとしててよ。また会えなくなるんだよ?オレ、勇人の匂いを覚えておきたい。」
「....」
そんな殺し文句。今言われたら、何も出来なくて。本当は、こんな所じゃなくてもっと別の綺麗な場所でアタルと抱き合いたい。
もう一度振り向いてアタルの顔を見ると、俺はアタルの背中に腕を回してギュッと抱き締めた。
どうして東京なんかに行っちゃったんだよー。
アタルの唇が、俺の頬から耳朶、そして首筋へと這うと、そっと項垂れた俺はアタルの髪に指を絡める。
次々に胸の釦は外されて、チノパンのベルトに手を掛けたアタルは、俺の下着越しに染み出た痕を確かめると、一気にパンツごと下げ降ろす。
勢い良く跳ね上がった俺のモノは、アタルに見られる事によって尚も硬くなると、もぉどうにでもしてくれという気分になった。
が、次の瞬間「ひッ...」という変な声を出してしまい、下に目をやった俺は愕然とする。
「あ、あ、あ...たるぅぅ」
俺の滾った分身は、今、アタルの口の中にすっぽりと収められていた。
....な、な、何を~....
思ってはいても声には出せなくて。
アタルの口元が窄まりながら、俺のモノを吸い上げると、腰ごと持って行かれそうになって、堪えるのに必死だった。
「うッ、....」
と、声をあげた瞬間、ガタガタッという音がしてドアが開く気配で固まった俺。
....ヤバイ、ヤバイ...
自分の口を両手で押さえると、息も漏れないように塞ぐ。なのに、アタルは止める事もしないで、更に奥深く飲み込むとずるーッと緩めてを繰り返した。
ヤバイってーッ....
どこかで水を流す音が聞こえると、俺の分身からもとめどなく放出された物が流れるような気になった。
が、ソレを含んだアタルは、トイレットペーパーを手繰ると、自分の口に押し当てる。
ドアが開いて人の気配が無くなると、静かになった室内で、俺は壁に支えられて辛うじて立っていた。
アタルはペーパーを流すと、ゆっくり立ち上がり俺を見る。
恥ずかしさと情けなさで、目を伏せる俺に、
「勇人の匂い、インプットした。これで当分離れてても生きていけるよ、オレ。」
アタルの言葉が、俺の心にズーンと染み込むが、「先に戻ってて。」と言うと俺の服を整えて個室から出した。
俺は、呆然と鏡の前で手を洗い、言われた通りに修斗の待つ部屋へと戻って行った。
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