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ドン引き-----だゼ。
しおりを挟む本当にヤバイと思った。
男同士なら、何処をどう触れば気持ちいいか分かってしまう。貪欲に快感を得る為に、ギリギリ迄堪えるが、アタルは容赦なく俺のモノをキツく掴んで出させない様にしている。
「や、-----アタ、ルぅ----」
なんとも情けない声でアタルの名を呼んだが、
「気持ちよくてもイかせない。まだ我慢してろ。」
俺が、アタルの腕を振りほどこうともがくのに、冷静な声で言われて……
- サド? サドの要素あったんだ!?
「あ、あ、あッ………出したい!出させて!」
半泣きの俺が頼んでも、アタルは尚も根元をキツく掴んでいた。そして、まるで楽しい玩具を見つけたかの様に、ヌルヌルの先端を更に指の腹で擦り出す。
俺は頭がおかしくなりそうだった。
女の子とのエッチも、最後まではした事が無いのに、こんなキツい目に会うなんて。キスして触れられただけで、射精しそうになってる俺には、マジで付いていけねぇ!
「もッ、!やめろッ!」
全身の力を込めた拳で、アタルの身体を押しやるつもりが、俺の拳はアタルのアゴに入ってしまい、ノックアウトされた様に後ろに倒れ込んだアタルが手を挙げた。
その時、解放された俺のモノから勢い良く白濁が飛び散る。と同時に、アタルの身体もベッドから転げ落ちていった。
……………
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
俺の口からは、放出の喘ぎと共に、感嘆の悲鳴の様な声が出て、下半身裸の男が二人離れて横たわるサマは、誰かに見られたらドン引きされるだろうと思った。
でも、正直に言う。
すっげぇ、気持ちいい。
怖いくらいに気持ちいい!
……………ゴールデンウィーク中の他の全てを忘れてしまう程、強烈な思い出作りをした俺は、帰途に着いた。
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