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高揚
しおりを挟む日焼けした事がないのかと思う程に白い肌をした背中を凝視する。
肩甲骨の辺りに付いた痕。それを見たら俺の中の理性がブチギレた。
トンちゃんを乱暴に抱き起すと、着ていたTシャツを脱がせて前を向かせ胸の辺りに目をやればそこにも痕はあった。
父親がつけた痕を指の腹でなぞると、トンちゃんの身体がビクンと震える。
こんな風に父さんに触られて、トンちゃんは...........
想像したくないのに、俺の頭の中には変な映像ばかりが流れてくる。
「クソツ、.....」
俺は吐き捨てる様に云うと、胸の痕を覆うようにくちびるを当てて噛んだ。
「っつぅ........」
痛そうに眉根を寄せてくちびるを噛みしめるトンちゃん。
そんな表情に欲情してしまう俺は、トンちゃんを乱暴にベッドに押し倒すと胸のいたる所に噛み痕をつけた。
これでもかという程、血が赤く滲んで痛々しい肌になってしまったが、トンちゃんはずっと声を殺して耐えていた。
「痛いなら叫べよ。もうやめて下さいって、俺にお願いしろよ。」
そんな言葉を浴びせる俺に、「ハルキの気が済むなら.......」という。
俺はもう、どこかのネジが外れてしまったんだ。
トンちゃんのそんな姿を目の当りにして、怒りと憐れみとがごちゃ混ぜになった感情のまま、突然と沸き起こる性欲が自分の中から放出されるのを感じた。
「父さんとどんな風にヤったんだ?」
そう訊くと、俺の手はトンちゃんの穿いていたハーフパンツを引きずり降ろす。
「ハ、ツルキ、、、、」
トンちゃんの慌てる声も俺には聞こえて来ない。
目の前に露わになったモノに手を伸ばすと、ギュッと掴んだ。
「イツ、.......」
身体を固くするが、ゆるりと撫ぜる様に触れると顔を背けてじっと黙ったままのトンちゃん。
自慰をする時の様に、竿を扱きながら時折先端を親指の腹で撫でると、トンちゃんの脚の指はギュッと縮こまり小さな声を漏らしだす。
「こうされるのが気持ちいいんだ?」
「...............」
息をする度にトンちゃんの腹が上下に揺れて、段々乳首の先端が硬くなってきたのが分かった。
そこにくちびるを近付けると、舌先で舐め上げる。
「ふ、っあああぁ.....」
遂にトンちゃんの口から喘ぎ声が漏れだすと、俺の下半身にも変化が現れ始める。
ズクンと心臓が跳ねる度に、俺のモノも硬くそそり立ってきて、自分でパンツを下ろせばトンちゃんのモノと一緒に扱いた。
さっきまでの怒りや憐みは俺の中から消えてしまい、今は只この手の中にあるトンちゃんを抱きたい衝動に駆られていた。目の前の綺麗な叔父さん。兄貴の様に慕っていたはずの人。なのに、一皮むけば俺は父親と同じ事をしている。
欲望のままに白い肌に噛み痕を残して、この手の中で濡れそぼるモノを扱き続けると、トンちゃんの身体をぐるりと捻り臀部に硬芯を押し当てた。
「あっ、.....ダメッ、......」
声はしたが、俺は欲望のまま押し込めようと身体を倒す。
閉じられた蕾は、初めだけ堅く拒んでいたが、俺の体重がかかるとじわじわと呑み込み始めた。
その感触に少しの痛みを覚える俺だったが、締め付けられる快感に慣れてくるとゆっくり体制を整えた。
割り開いた臀部を掴み抽挿を繰り返せば、頭の中が真っ白になるほど気持ちは高揚した。
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