16 / 98
初めての.........
しおりを挟む
祐斗の言葉は気になったが、あの二人が一緒だったからといって別に悪い事ではない。俺が気にする方がおかしい。
部屋に行くと早速ゲームを始める祐斗に、俺は何故かホッとしていた。
さっきのキスは、あまり意味を持たないものだったのだと思った。祐斗にしてみれば、いつものおふざけ。
「うわ、っ、これエグイな~」
画面に向かって独り言を云いながら、ゲームをしている祐斗の後ろ姿を見る俺は、それでも少しだけぼんやりとしていた。まあ、夜になってトンちゃんが帰ってきたら聞いてみればいい。父さんが早ければ父さんに.......
でも、昨日の晩はそんな事何も云ってなかったな..........
「あ~~~ぁ、やられちゃったーっ、クッソー!!」
またもや祐斗の声が耳に入ってくる。
その声で我に返ると、今度は俺がゲームをする番になった。
俺が画面に食い入るようにしているのをいい事に、背後にいる祐斗の手が俺の背中から腹にまわされて何やら撫でられている。
「ちょ、っと、くすぐってぇ、.........やめ、て、」
ゲームに集中したいのに、ゾワゾワして出来なかった。
「いいから続けて続けて、......」
「クッソー、......」
追ってくるヤベー奴から逃げなきゃならないのに、祐斗のせいで隠れ場所が定められない。
「あっ、も~~っ、やられちゃったじゃんかー!」
遂にゲームオーバー。
結構耐えたと思ったのに、結局あっさりと吊るされて終わった。
「祐斗のせいだぞ!」
そう云ったが、腹にまわされた手はそのままに、後ろから羽交い絞めにされる俺。
「何してんだっ!離せよ」
「だーめ。いくらデカくても、背中を取られたら動けまい。はははっ、」
そう云いながら祐斗が俺のうなじを噛んできた。
「ダツ、痛いっ!」
痛い、と云ったのは瞬間ゾクッとしたから。
俺のうなじを噛みながら、でも甘噛みみたいで、痛いというよりは..........変な感じ。
あー、そう、これって女子とシてる時に相手が興奮するとしてくるヤツだ。
歯が当たって、それから舌が動くとジュッと吸われる。
俺がじっとしているのをいい事に、祐斗の手は腹の下に降りてくると大事な部分をなぞる様に動き出す。
「ユ、.....ト、....やめ」
そう云いかけた途端、俺の顎を持った手によって振り向かされた顔に、祐斗のくちびるが迫ってきて覆われる。
力強いキス。貪る様な、さっきの軽いものとは段違いの。
祐斗の手の中にある俺の大事なモノは、その瞬間ビクンと弾んで大きくなったみたい。
祐斗は流石に慣れているらしい。
男の扱い、というのか........、何処を触れば気持ちいいとか、やっぱり同じ男だから分かるのか。
「ぅ、..........」
おもわず吐息が漏れそうになる。
「もっと気持ちよくしてやる。」
くちびるを離した祐斗がそう云うと、俺の身体を押し倒しその上に馬乗りになった。
何をするのかと思えば、俺の股ぐらに顔を埋めて硬くなりつつある陰茎に舌を伸ばす。
もう俺は抵抗するのを辞めた。
祐斗の行為に意味があるならそれを確かめるしかない。『愛』とか?
よく分からないが、今となっては抵抗する感覚が鈍ってしまい、女子とのセックス同様流されるだけだった。
部屋に行くと早速ゲームを始める祐斗に、俺は何故かホッとしていた。
さっきのキスは、あまり意味を持たないものだったのだと思った。祐斗にしてみれば、いつものおふざけ。
「うわ、っ、これエグイな~」
画面に向かって独り言を云いながら、ゲームをしている祐斗の後ろ姿を見る俺は、それでも少しだけぼんやりとしていた。まあ、夜になってトンちゃんが帰ってきたら聞いてみればいい。父さんが早ければ父さんに.......
でも、昨日の晩はそんな事何も云ってなかったな..........
「あ~~~ぁ、やられちゃったーっ、クッソー!!」
またもや祐斗の声が耳に入ってくる。
その声で我に返ると、今度は俺がゲームをする番になった。
俺が画面に食い入るようにしているのをいい事に、背後にいる祐斗の手が俺の背中から腹にまわされて何やら撫でられている。
「ちょ、っと、くすぐってぇ、.........やめ、て、」
ゲームに集中したいのに、ゾワゾワして出来なかった。
「いいから続けて続けて、......」
「クッソー、......」
追ってくるヤベー奴から逃げなきゃならないのに、祐斗のせいで隠れ場所が定められない。
「あっ、も~~っ、やられちゃったじゃんかー!」
遂にゲームオーバー。
結構耐えたと思ったのに、結局あっさりと吊るされて終わった。
「祐斗のせいだぞ!」
そう云ったが、腹にまわされた手はそのままに、後ろから羽交い絞めにされる俺。
「何してんだっ!離せよ」
「だーめ。いくらデカくても、背中を取られたら動けまい。はははっ、」
そう云いながら祐斗が俺のうなじを噛んできた。
「ダツ、痛いっ!」
痛い、と云ったのは瞬間ゾクッとしたから。
俺のうなじを噛みながら、でも甘噛みみたいで、痛いというよりは..........変な感じ。
あー、そう、これって女子とシてる時に相手が興奮するとしてくるヤツだ。
歯が当たって、それから舌が動くとジュッと吸われる。
俺がじっとしているのをいい事に、祐斗の手は腹の下に降りてくると大事な部分をなぞる様に動き出す。
「ユ、.....ト、....やめ」
そう云いかけた途端、俺の顎を持った手によって振り向かされた顔に、祐斗のくちびるが迫ってきて覆われる。
力強いキス。貪る様な、さっきの軽いものとは段違いの。
祐斗の手の中にある俺の大事なモノは、その瞬間ビクンと弾んで大きくなったみたい。
祐斗は流石に慣れているらしい。
男の扱い、というのか........、何処を触れば気持ちいいとか、やっぱり同じ男だから分かるのか。
「ぅ、..........」
おもわず吐息が漏れそうになる。
「もっと気持ちよくしてやる。」
くちびるを離した祐斗がそう云うと、俺の身体を押し倒しその上に馬乗りになった。
何をするのかと思えば、俺の股ぐらに顔を埋めて硬くなりつつある陰茎に舌を伸ばす。
もう俺は抵抗するのを辞めた。
祐斗の行為に意味があるならそれを確かめるしかない。『愛』とか?
よく分からないが、今となっては抵抗する感覚が鈍ってしまい、女子とのセックス同様流されるだけだった。
0
お気に入りに追加
31
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
【R-18】♡喘ぎ詰め合わせ♥あほえろ短編集
夜井
BL
完結済みの短編エロのみを公開していきます。
現在公開中の作品(随時更新)
『異世界転生したら、激太触手に犯されて即堕ちしちゃった話♥』
異種姦・産卵・大量中出し・即堕ち・二輪挿し・フェラ/イラマ・ごっくん・乳首責め・結腸責め・尿道責め・トコロテン・小スカ
そばにいてほしい。
15
BL
僕の恋人には、幼馴染がいる。
そんな幼馴染が彼はよっぽど大切らしい。
──だけど、今日だけは僕のそばにいて欲しかった。
幼馴染を優先する攻め×口に出せない受け
安心してください、ハピエンです。
【R18】俺とましろの調教性活。
しゅ
BL
作者の趣味しか詰まってない。エロしかない。合法ショタっていいよね。
現実での合言葉は『YES!ショタ!ノータッチ!』
この話の舞台は日本に似てますが、日本じゃないです。異世界です。そうじゃなきゃ色々人権問題やらなにやらかにやら......。
ファンタジーって素晴らしいよね!!
作者と同じ性癖の方、是非お楽しみくださいませ。
それでは、どうぞよしなに。
受け付けの全裸お兄さんが店主に客の前で公開プレイされる大人の玩具専門店
ミクリ21 (新)
BL
大人の玩具専門店【ラブシモン】を営む執事服の店主レイザーと、受け付けの全裸お兄さんシモンが毎日公開プレイしている話。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
食事届いたけど配達員のほうを食べました
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
なぜ自転車に乗る人はピチピチのエロい服を着ているのか?
そう思っていたところに、食事を届けにきたデリバリー配達員の男子大学生がピチピチのサイクルウェアを着ていた。イケメンな上に筋肉質でエロかったので、追加料金を払って、メシではなく彼を食べることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる