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69.エリスさんはやっぱり可愛い
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注文していた浴衣の受け取りの日になった。この日はバアルくんとは別だ。なんでも、お祭りの時に見るのを楽しみにしたいんだとか。
だから、みんなバラバラで受け取りに行っている。カーラさんとエリスさんもバラバラらしいから、考えることはみんな一緒である。
以前も行列はできていたと思うけど、今日もまた行列ができていた。お祭りまでの受付は一旦打ち切ったはずなのになぁ。
「あの、並んでますか?」
最後尾らしき人に聞いてみる。
「これ、受け取りの列らしいですよ?」
「あっ、なるほど。ありがとうございます」
受け取るのも並ぶのか。凄いな。一人一人手渡しで、さらに説明とかされるのだろうか。なんと丁寧な仕事か。だから、お客さんが沢山来るんだろうなぁ。
しばらく中に入っていく人と出ていく人を見ていたが、中に入る人はワクワクした顔をしている。出ていく人は満足そうな嬉しそうな感じで帰っていく。
やっぱりみんなへ合うように作ってるだけあって、みんな満足するんだね。凄いや。こりゃ何時に来ても並んでるんだね。きっと。
「次の方ー」
呼ばれたので中へと入っていく。
お姉さんの後ろにはズラッと沢山の浴衣がハンガーにかかっている。凄いなぁ。圧巻とはこの事だね。
「あっ、竜のお兄さんだねぇ。君には、これだ!」
バッと出された浴衣は綺麗だった。
深い緑に竹の刺繍の入った生地はその通りだけど、細部までしっかりと作られている。
それに、腕から背中まで刺繍がしてある。なんだろうと思い、手に取って見てみる。これは……。
「んふふぅ。どう? ドラゴンを少し入れてみたんだ!」
左腕にはシッポ、背中には大きく強そうなドラゴンが入っている。なんか、滅茶苦茶目立たないかこれ!?
「カ、カッコイイですねぇ」
「でしょ? この目なんかこだわったんだぁ」
わかるよ。うん。なんか凄い眼力だなって。しかも、僕の目に似ている。この状態で僕の目が見えていたのかな?
こういう才能のある人は作るものがすごいね。これで一点物なんだからみんなそりゃ嬉しいよね。
「ありがとうございます。このドラゴンに恥じないように生きようと思います」
「あははっ! 大袈裟! 気に入ってくれてよかったわ。じゃあ、楽しんで!」
「はい!」
僕は浴衣を受け取ると、綺麗に畳んで部屋へと持ち帰った。見えない様にしてとバアルくんがうるさいので、最新の注意を払って部屋へと持ち込んだのであった。
バアルくんもすぐに受け取りにいき、ルンルンで帰ってきたのであった。
夜が明け、年末祭りが開催される日となった。
僕たちはバラバラに祭りの会場へと行くことになった。
もちろん僕は髪を結って浴衣を着ていくわけだけど。
道中にめちゃくちゃ注目されて逃げ出したくなった。何度帰ろうと思ったことか。この鱗がやはりみんな気になるのだろうか。
何度も女性に声をかけられた。
「今日、お一人ですか?」
という言葉を若い女性から、大人のお姉さんまで声をかけられながら祭り会場へと進んでいった。なんでこんなに声をかけられるのかは疑問でしょうがなかった。
まぁ、返事は「連れがいるんで」で終わったけど。
祭り会場は闘技場の様な所で、空間魔法でそれぞれのブースが空間拡張されていて人でごった返していた。こんな中でバアルくん達と合流できるかなぁ。
そんなことを思いながら会場に入った瞬間、ざわつきが広がっていき、多数の人に凝視された。一体なんなんだ。僕が何したっていうの?
下を向いていると、肩を叩かれた。
「リオンくん?」
顔を上げるとバアルくんがいた。
思わずため息をつく。
「はぁぁぁぁ。会えてよかった。何この気まずい空気……」
「はははっ。目立つねぇ。リオンくん。あっちに──」
「──ねぇ、お兄さんたち二人だけ? よかったらアタイ達と」
バアルくんは僕の手を掴むと早歩きしだした。その間にもいろんな人から声をかけられる。みんな女性だ。お兄さんと声をかけられまくる現状に疲弊してしまう。
ようやく立ち止まる。
「おぉぉ。リオンくん。いいねぇぇ!」
エリスさんの声だ。
反応して顔を上げる。
可愛らしいいつも通りの白い耳にクリクリの目。
髪はアップにされており、うなじが見える状態。
浴衣の首元は薄いピンクに施されており、浴衣事態は薄い赤で花柄の模様であった。強い印象をうけるが、エリスさんが着ることによって、可愛らしさが際立っている。
ほのかにいい香りが鼻を刺激し、僕は呆然と見つめてしまう。
「そんなに見られると照れるなぁ。どう? かわいい?」
「……うん。すごく」
「なんか照れるなぁ。そんなに見られると……」
エリスさんは手で顔を隠している。その仕草も可愛い。ずっと呆然としていた。
「うっうん! ウチもいますけどぉ?」
カーラさんは黄色の太陽のような柄の浴衣で元気な印象を受ける。これはこれで可愛らしい。
「カーラさんも、可愛いよ」
「ありがとう」
社交辞令のように聞こえてしまったかもしれないけど、それは仕方がない。エリスさんがかわいすぎるから。胸のドキドキが収まらない。激しさを増すばかり。
「リオンくんも、その浴衣男らしいね。しかも、後ろ、ドラゴンじゃん!」
「うん。竜人族だって知ったからって入れてくれたみたい」
「えぇっ! いいじゃん! カッコイイね!」
「あっ、ありがとう」
なぜこんなに自然と褒めることができるのだろうか。
やっぱりすごいな。エリスさんは。
「じゃあ、回ろ!」
腕を引かれて人混みへと突撃する。
嫉妬と、羨ましいという眼差しを受けながら祭りを歩くことになるのである。
目立つけど、楽しい時間が始まるのだ。
だから、みんなバラバラで受け取りに行っている。カーラさんとエリスさんもバラバラらしいから、考えることはみんな一緒である。
以前も行列はできていたと思うけど、今日もまた行列ができていた。お祭りまでの受付は一旦打ち切ったはずなのになぁ。
「あの、並んでますか?」
最後尾らしき人に聞いてみる。
「これ、受け取りの列らしいですよ?」
「あっ、なるほど。ありがとうございます」
受け取るのも並ぶのか。凄いな。一人一人手渡しで、さらに説明とかされるのだろうか。なんと丁寧な仕事か。だから、お客さんが沢山来るんだろうなぁ。
しばらく中に入っていく人と出ていく人を見ていたが、中に入る人はワクワクした顔をしている。出ていく人は満足そうな嬉しそうな感じで帰っていく。
やっぱりみんなへ合うように作ってるだけあって、みんな満足するんだね。凄いや。こりゃ何時に来ても並んでるんだね。きっと。
「次の方ー」
呼ばれたので中へと入っていく。
お姉さんの後ろにはズラッと沢山の浴衣がハンガーにかかっている。凄いなぁ。圧巻とはこの事だね。
「あっ、竜のお兄さんだねぇ。君には、これだ!」
バッと出された浴衣は綺麗だった。
深い緑に竹の刺繍の入った生地はその通りだけど、細部までしっかりと作られている。
それに、腕から背中まで刺繍がしてある。なんだろうと思い、手に取って見てみる。これは……。
「んふふぅ。どう? ドラゴンを少し入れてみたんだ!」
左腕にはシッポ、背中には大きく強そうなドラゴンが入っている。なんか、滅茶苦茶目立たないかこれ!?
「カ、カッコイイですねぇ」
「でしょ? この目なんかこだわったんだぁ」
わかるよ。うん。なんか凄い眼力だなって。しかも、僕の目に似ている。この状態で僕の目が見えていたのかな?
こういう才能のある人は作るものがすごいね。これで一点物なんだからみんなそりゃ嬉しいよね。
「ありがとうございます。このドラゴンに恥じないように生きようと思います」
「あははっ! 大袈裟! 気に入ってくれてよかったわ。じゃあ、楽しんで!」
「はい!」
僕は浴衣を受け取ると、綺麗に畳んで部屋へと持ち帰った。見えない様にしてとバアルくんがうるさいので、最新の注意を払って部屋へと持ち込んだのであった。
バアルくんもすぐに受け取りにいき、ルンルンで帰ってきたのであった。
夜が明け、年末祭りが開催される日となった。
僕たちはバラバラに祭りの会場へと行くことになった。
もちろん僕は髪を結って浴衣を着ていくわけだけど。
道中にめちゃくちゃ注目されて逃げ出したくなった。何度帰ろうと思ったことか。この鱗がやはりみんな気になるのだろうか。
何度も女性に声をかけられた。
「今日、お一人ですか?」
という言葉を若い女性から、大人のお姉さんまで声をかけられながら祭り会場へと進んでいった。なんでこんなに声をかけられるのかは疑問でしょうがなかった。
まぁ、返事は「連れがいるんで」で終わったけど。
祭り会場は闘技場の様な所で、空間魔法でそれぞれのブースが空間拡張されていて人でごった返していた。こんな中でバアルくん達と合流できるかなぁ。
そんなことを思いながら会場に入った瞬間、ざわつきが広がっていき、多数の人に凝視された。一体なんなんだ。僕が何したっていうの?
下を向いていると、肩を叩かれた。
「リオンくん?」
顔を上げるとバアルくんがいた。
思わずため息をつく。
「はぁぁぁぁ。会えてよかった。何この気まずい空気……」
「はははっ。目立つねぇ。リオンくん。あっちに──」
「──ねぇ、お兄さんたち二人だけ? よかったらアタイ達と」
バアルくんは僕の手を掴むと早歩きしだした。その間にもいろんな人から声をかけられる。みんな女性だ。お兄さんと声をかけられまくる現状に疲弊してしまう。
ようやく立ち止まる。
「おぉぉ。リオンくん。いいねぇぇ!」
エリスさんの声だ。
反応して顔を上げる。
可愛らしいいつも通りの白い耳にクリクリの目。
髪はアップにされており、うなじが見える状態。
浴衣の首元は薄いピンクに施されており、浴衣事態は薄い赤で花柄の模様であった。強い印象をうけるが、エリスさんが着ることによって、可愛らしさが際立っている。
ほのかにいい香りが鼻を刺激し、僕は呆然と見つめてしまう。
「そんなに見られると照れるなぁ。どう? かわいい?」
「……うん。すごく」
「なんか照れるなぁ。そんなに見られると……」
エリスさんは手で顔を隠している。その仕草も可愛い。ずっと呆然としていた。
「うっうん! ウチもいますけどぉ?」
カーラさんは黄色の太陽のような柄の浴衣で元気な印象を受ける。これはこれで可愛らしい。
「カーラさんも、可愛いよ」
「ありがとう」
社交辞令のように聞こえてしまったかもしれないけど、それは仕方がない。エリスさんがかわいすぎるから。胸のドキドキが収まらない。激しさを増すばかり。
「リオンくんも、その浴衣男らしいね。しかも、後ろ、ドラゴンじゃん!」
「うん。竜人族だって知ったからって入れてくれたみたい」
「えぇっ! いいじゃん! カッコイイね!」
「あっ、ありがとう」
なぜこんなに自然と褒めることができるのだろうか。
やっぱりすごいな。エリスさんは。
「じゃあ、回ろ!」
腕を引かれて人混みへと突撃する。
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目立つけど、楽しい時間が始まるのだ。
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