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57.否和城ダンジョン
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えぇ?
どういう状況?
出てきた解放者たちは喜んでいるものから悔しがっているものまで多岐にわたる。
『なんかのイベントだったのかな?』
「そうですねぇ。ビンゴ大会とか?」
「1列揃ったー! ってやってる訳ねぇだろ! 誰もビンゴ持ってねぇよ!」
「でも、なんか券みたいなの持ってますよね?」
たしかにみんな何かの券を持っている。
暗い人に聞くよりは喜んでいる人に状況をきいたほうがいいだろう。
「あのー。すみません。何かが当って喜んでるんですか?」
「ん? お前らここ初めてか?」
「はい。その券はなんなんですか?」
「始めてきたならわかんないだろうな。この券はな、否和城ダンジョンへ行ける券なのさ。毎週ダンジョンアタックする人数が限られていてな、ここで整理券を配るんだが、行けるヤツは抽選なんだよ」
「パーティもバラけるんですか?」
「そうだな。だから攻略が難しいんだ。それ以外にも否和城ダンジョンならではなんだがな、死なないんだ」
「死なない?」
「あぁ。不死のダンジョンとも呼ばれてるんだぜ?」
「なにそれ? 楽しそう」
「あのダンジョンな、上に行くタイプなんだよ。で、死ぬと1階に転送されるんだよ」
「持ってた宝とかは……」
「あぁ。消えちまうらしい。だがな、ここからが重要なんだ。10階層毎にエレベーターがあってな? 降りてこれるんだよ」
「なるほど、じゃあ、最低でも10階層まで昇ればお宝ゲット?」
「そうなんだよ! でな、鉱石とか装備品がゲット出来るからな。だから人気なんだよ。10層ぐらいだと魔物も弱いからな」
「なるほど……」
『そんなダンジョンがあったんだねぇ』
「初めて聞きましたね」
「死なないダンジョンねぇ」
本当なのかどうか、行ってみないとわからねぇな。
「お前らも行きたいなら、金用意しとけよ?」
「金が必要なんですか?」
「あぁ。あの券は1枚10万だ」
「なかなか高いですね」
「あぁ。だが、それ以上金になる装備がゲット出来たりするからなぁ」
だから、みんな集まってくるんだな。
なんかゲームみたいな……。
ん?ゲームってなんだ?
気にしないようにしよう。
『ねぇ、チャレンジしてみたいよね?』
「ギルドの人に話聞こうか」
窓口に行くとひとつの窓口だけ長蛇の列。
後のふたつは少ししか並んでいない。
並んでないとこ行こう。
チラッと並んでる窓口の受付嬢を見ると、クネクネしている。
なんだ?
解放者を見ると顔を赤くして喜んでいる。
あぁ。そういう……。
ちょっと察した。
けど、素通りする。
『あっちの窓口じゃなくていいの?』
「だから、俺をなんだとおも……いや、こっちがいいんだよ。見てみろ。黒髪ポニーテールでメガネっ子だが、出ているところは出ていて引き締まるところは引き締まっている。そして口元にあるホクロが色気を感じるじゃねぇか……」
『あぁ。流石女ったらし。1枚上手だったわ』
「でも、言われてみればたしかに……」
ジィっと3人で受付嬢を見つめていると、流石に我慢の限界が来たようで。
「あのっ! そんなに見ないでください! セクハラで訴えますよ!?」
「あぁ。いい。なんか、いい」
「なんか、気持ちわかっちゃいました。いいですね……」
一斗と頷きあっていると。
ダンッとカウンターを叩く受付嬢。
「なんなんですか!? あなた達!?」
これはこれはご立腹のようだ。
「あぁ。すみません。ここに来たの初めてだったもので色々と戸惑ってしまって……失礼しました」
「もう……初めてだったならしょうがないですね。驚いたでしょ? 隣の窓口の並びよう。みんなあの子のぶりっ子にやられてるのよ」
「来る時に見たんでわかります。でも、俺はあなたを選びました」
「えっ?……な、なんでですか?」
「あなたの溢れ出る魅力に気づかないなんて……みんなどうかしてます」
「そ、そんなことないですよ!……バカにしてるんですか!?」
「バカになんかしてませんよ。お名前教えて頂けますか?」
「しょうがないですねぇ……黒野 暗子(くろの あんこ)です」
少し俯き気味に恥ずかしそうに答える。
おいおいおい。
この子の方が断然可愛いぜ?
この仕草身悶えるぜ?
「蘇芳さん、ごめんなさい。今回ばっかりは翔真さんの気持ちわかっちゃいます……」
『えっ? 一斗も仲間入り?』
「すんません! 今回ばっかりは翔真さんの味方です!」
両手を合わせて蘇芳に謝る。
「あのー。その方は人ですか?」
「あぁ。コイツは蘇芳っていって、俺のテイムモンスターなんだ」
「えぇっ!? テイマーなんですか!?」
声が大きかったみたいで周りの注目を集めてしまった。
「あっ。すみません……声が大きかったです……」
「いいですよ。そういう反応慣れてますから」
「ギルドカード見せてもらっていいですか? 一応確認させてください。否和城ダンジョンに行きたいんですよね? 登録しておきますから」
「はい。お願いします」
「あっ! 僕もお願いします!」
2人でギルドカードを出す。
2人分登録してくれる暗子ちゃん。
染みでる可愛さが堪んねぇな。
2人でジィっと見つめていると。
「お、終わりましたよ? はい。ギルドカードです!」
「あぁ。サンキュー」
「おい! お前テイマーなんだって? お前なんかには無理だってあのダンジョンは! っていうかダンジョンなんて無理だから!」
「「「「あははははは!」」」」
後ろから肩を組んでそういう輩が現れた。
「しかもよぉ! この窓口って1番人気ねぇとこ選んでよぉ!」
「だよなぁ! ザッ! 地味!」
「髪が黒いのに名前もくろのくらこだしなぁ!」
「「「「あははははは!」」」」
「HAHAHAHAHAHA!」
「はははははははは!」
俺と一斗が同じように笑う。
暗子ちゃんが恥ずかしそうに縮こまる。
俺に肩を組んできた男の顔をおもむろに掴み。
ズゴォォォンッッ
地面に叩きつける。
そして、ゲシゲシ踏みつける。
「お前何してんだよ!?」
バリバリバリバリッ
残りの輩が全て感電する。
プシューッと煙を上げている。
「お前らにあんこちゃんの何がわかるんだ? あぁ!?」
「お前達みたいなゲスな奴らにはわかんないでしょうね!? この滲み出るエロスが!?」
地面に顔が埋まってるやつの髪を掴んで頭を持ち上げる。
意識を失っているようだ。
ベシベシッと顔を強く叩く。
「おい! お前ら、テイマーだから馬鹿にしたのか? それとも……あんこちゃんに来てたからか?」
「そうだ! この黒いやつに来てたからだ! 決して! お前達がテイマーだからじゃね────」
ボゴォォォォォンッッ
「はい。有罪。俺達のあんこちゃんを馬鹿にした罰だ。二度と俺の前に現れるな? いいな?」
周りで意識を取り戻していた取り巻きに笑顔で言うと。
コクコクと頷いてそいつを連れていった。
「あんこちゃん、ごめんね? 驚いたでしょ? もう大丈夫だからね?」
「サイテーです!」
えっ!?
なんで?
どういう状況?
出てきた解放者たちは喜んでいるものから悔しがっているものまで多岐にわたる。
『なんかのイベントだったのかな?』
「そうですねぇ。ビンゴ大会とか?」
「1列揃ったー! ってやってる訳ねぇだろ! 誰もビンゴ持ってねぇよ!」
「でも、なんか券みたいなの持ってますよね?」
たしかにみんな何かの券を持っている。
暗い人に聞くよりは喜んでいる人に状況をきいたほうがいいだろう。
「あのー。すみません。何かが当って喜んでるんですか?」
「ん? お前らここ初めてか?」
「はい。その券はなんなんですか?」
「始めてきたならわかんないだろうな。この券はな、否和城ダンジョンへ行ける券なのさ。毎週ダンジョンアタックする人数が限られていてな、ここで整理券を配るんだが、行けるヤツは抽選なんだよ」
「パーティもバラけるんですか?」
「そうだな。だから攻略が難しいんだ。それ以外にも否和城ダンジョンならではなんだがな、死なないんだ」
「死なない?」
「あぁ。不死のダンジョンとも呼ばれてるんだぜ?」
「なにそれ? 楽しそう」
「あのダンジョンな、上に行くタイプなんだよ。で、死ぬと1階に転送されるんだよ」
「持ってた宝とかは……」
「あぁ。消えちまうらしい。だがな、ここからが重要なんだ。10階層毎にエレベーターがあってな? 降りてこれるんだよ」
「なるほど、じゃあ、最低でも10階層まで昇ればお宝ゲット?」
「そうなんだよ! でな、鉱石とか装備品がゲット出来るからな。だから人気なんだよ。10層ぐらいだと魔物も弱いからな」
「なるほど……」
『そんなダンジョンがあったんだねぇ』
「初めて聞きましたね」
「死なないダンジョンねぇ」
本当なのかどうか、行ってみないとわからねぇな。
「お前らも行きたいなら、金用意しとけよ?」
「金が必要なんですか?」
「あぁ。あの券は1枚10万だ」
「なかなか高いですね」
「あぁ。だが、それ以上金になる装備がゲット出来たりするからなぁ」
だから、みんな集まってくるんだな。
なんかゲームみたいな……。
ん?ゲームってなんだ?
気にしないようにしよう。
『ねぇ、チャレンジしてみたいよね?』
「ギルドの人に話聞こうか」
窓口に行くとひとつの窓口だけ長蛇の列。
後のふたつは少ししか並んでいない。
並んでないとこ行こう。
チラッと並んでる窓口の受付嬢を見ると、クネクネしている。
なんだ?
解放者を見ると顔を赤くして喜んでいる。
あぁ。そういう……。
ちょっと察した。
けど、素通りする。
『あっちの窓口じゃなくていいの?』
「だから、俺をなんだとおも……いや、こっちがいいんだよ。見てみろ。黒髪ポニーテールでメガネっ子だが、出ているところは出ていて引き締まるところは引き締まっている。そして口元にあるホクロが色気を感じるじゃねぇか……」
『あぁ。流石女ったらし。1枚上手だったわ』
「でも、言われてみればたしかに……」
ジィっと3人で受付嬢を見つめていると、流石に我慢の限界が来たようで。
「あのっ! そんなに見ないでください! セクハラで訴えますよ!?」
「あぁ。いい。なんか、いい」
「なんか、気持ちわかっちゃいました。いいですね……」
一斗と頷きあっていると。
ダンッとカウンターを叩く受付嬢。
「なんなんですか!? あなた達!?」
これはこれはご立腹のようだ。
「あぁ。すみません。ここに来たの初めてだったもので色々と戸惑ってしまって……失礼しました」
「もう……初めてだったならしょうがないですね。驚いたでしょ? 隣の窓口の並びよう。みんなあの子のぶりっ子にやられてるのよ」
「来る時に見たんでわかります。でも、俺はあなたを選びました」
「えっ?……な、なんでですか?」
「あなたの溢れ出る魅力に気づかないなんて……みんなどうかしてます」
「そ、そんなことないですよ!……バカにしてるんですか!?」
「バカになんかしてませんよ。お名前教えて頂けますか?」
「しょうがないですねぇ……黒野 暗子(くろの あんこ)です」
少し俯き気味に恥ずかしそうに答える。
おいおいおい。
この子の方が断然可愛いぜ?
この仕草身悶えるぜ?
「蘇芳さん、ごめんなさい。今回ばっかりは翔真さんの気持ちわかっちゃいます……」
『えっ? 一斗も仲間入り?』
「すんません! 今回ばっかりは翔真さんの味方です!」
両手を合わせて蘇芳に謝る。
「あのー。その方は人ですか?」
「あぁ。コイツは蘇芳っていって、俺のテイムモンスターなんだ」
「えぇっ!? テイマーなんですか!?」
声が大きかったみたいで周りの注目を集めてしまった。
「あっ。すみません……声が大きかったです……」
「いいですよ。そういう反応慣れてますから」
「ギルドカード見せてもらっていいですか? 一応確認させてください。否和城ダンジョンに行きたいんですよね? 登録しておきますから」
「はい。お願いします」
「あっ! 僕もお願いします!」
2人でギルドカードを出す。
2人分登録してくれる暗子ちゃん。
染みでる可愛さが堪んねぇな。
2人でジィっと見つめていると。
「お、終わりましたよ? はい。ギルドカードです!」
「あぁ。サンキュー」
「おい! お前テイマーなんだって? お前なんかには無理だってあのダンジョンは! っていうかダンジョンなんて無理だから!」
「「「「あははははは!」」」」
後ろから肩を組んでそういう輩が現れた。
「しかもよぉ! この窓口って1番人気ねぇとこ選んでよぉ!」
「だよなぁ! ザッ! 地味!」
「髪が黒いのに名前もくろのくらこだしなぁ!」
「「「「あははははは!」」」」
「HAHAHAHAHAHA!」
「はははははははは!」
俺と一斗が同じように笑う。
暗子ちゃんが恥ずかしそうに縮こまる。
俺に肩を組んできた男の顔をおもむろに掴み。
ズゴォォォンッッ
地面に叩きつける。
そして、ゲシゲシ踏みつける。
「お前何してんだよ!?」
バリバリバリバリッ
残りの輩が全て感電する。
プシューッと煙を上げている。
「お前らにあんこちゃんの何がわかるんだ? あぁ!?」
「お前達みたいなゲスな奴らにはわかんないでしょうね!? この滲み出るエロスが!?」
地面に顔が埋まってるやつの髪を掴んで頭を持ち上げる。
意識を失っているようだ。
ベシベシッと顔を強く叩く。
「おい! お前ら、テイマーだから馬鹿にしたのか? それとも……あんこちゃんに来てたからか?」
「そうだ! この黒いやつに来てたからだ! 決して! お前達がテイマーだからじゃね────」
ボゴォォォォォンッッ
「はい。有罪。俺達のあんこちゃんを馬鹿にした罰だ。二度と俺の前に現れるな? いいな?」
周りで意識を取り戻していた取り巻きに笑顔で言うと。
コクコクと頷いてそいつを連れていった。
「あんこちゃん、ごめんね? 驚いたでしょ? もう大丈夫だからね?」
「サイテーです!」
えっ!?
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