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50.大規模ダンジョン?
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蘇芳の背中をポンッと叩き。
「ダンジョンで発散しよう!」
『グスッ……うん……』
「蘇芳さん元気だしましょう!? 翔真さんみたいになっちゃいますよ!」
『そうだね! 翔真みたいにはなりたくないしね!』
「おぉい! 酷くないか? どういう意味だよ!」
「さっ! 行きましょう!」
『行くぞぉぉ!』
「無視はよくないと思うなぁ」
蘇芳と一斗の後を追って走っていく。
町の外に出るとマップを確認する。
「んー。南西の方にダンジョンがあるな」
『じゃあ、そこに行こう! 他は?』
「東にもダンジョンあるけど、どうせなら南下したいよな」
『じゃあ、やっぱり南西のダンジョンに行こう!』
南西に向かって走り出す。
しばらく走ると見えてきた。
木のトビラで蔦が絡みついている。
扉を開けるとツタがブチブチッと切れていく。
ん?
このダンジョンってもしかして放置されてたのか?
まぁ、いいか。
中に入ると壁に蔦が這っている。
『翔真、これはちょっと手強いかもよ?』
「だなぁ。ダンジョンの時間経過が長い気がするなぁ」
『まさか大規模ダンジョン?』
「ギルドに確認しなかったが……有り得るかもな」
「えっ!? でも大規模ダンジョンってそんなにある事じゃないですよね!?」
「そうだ。その前に攻略されるからな。放置されてたってことは」
『攻略できなかった……』
「そう考えられるよな」
沈黙が続く。
どうする?
1回戻るか?
大規模ダンジョンってなると……
『ねぇ、弱気になる必要ある?』
ハッとする。
そうだよな。
人外のステータスが2人。
協力は魔法使いが1人。
「そうだよな。弱気になる必要ねぇよな!」
「そうでした! 僕達……」
「「『最強!』」」
「っしゃ! 行くぞ!」
パンッパンッと頬を叩いて気合を入れる。
蘇芳から太刀を受け取ると構えながらいく。
ゴゴゴゴゴゴッ
何処かから音が聞こえる。
揺れているようにも感じる。
『跳んで!』
ザッと散開する。
ドオォォォンッ
太いツルが床から飛び出してきた。
探るようにウネウネしている。
太刀に魔力を纏わせる。
居合の容量で後ろに太刀を引き絞り。
足から腰、腕に力を行き渡らせ、斬る。
「フッ!」
ズバァァァンッ
綺麗に斬れるが、残ったつるが床に戻っていく。
「本体は下の階かもな! 走るぞ!」
走って階段を探す。
階層自体は広くなさそうだ。
なるべく満遍なく部屋を探る。
床に穴が空いているところが多数ある。
同じように下から襲って来たのだろう。
しかし、ダンジョンは破壊された所から修復されていく。
修復が追いつかない頻度で下から攻撃しているようだ。
1階、2階と徐々に下りていくが宝箱も遺留品もなにも発見できない。
時々床から攻撃が来るが音で察知できるので余裕を持って避けられる様になってきた。
「あれ? もう10階層過ぎたんじゃねぇ?」
『だねぇ。今12階層かな?』
「ここって他の魔物が出てこないですよねぇ」
「捕食されちゃうんじゃねぇの?」
「なんか、穴増えてない?」
『そりゃ、下からぶち抜いてきてるんだから近くなってきたらそうなるよ。近いんじゃない?』
ゴゴゴゴッ……ドンッ
サッと避ける。
「一気に行くか!」
スピードを上げて駆け抜けていく。
襲ってくる感覚が短くなってきた。
なんと、下に原因の魔物が見えるくらい穴が空いているのだ。
「これって……」
ドォォンッという音と共に足場がなくなった。
「うほおぉぉぉぉ!」
『うわぁ。こんなことある?』
「わわわわわわわわわわわわわわ」
絶叫して魔物に、向かい太刀を構える。
横を見ると蘇芳は冷静に大太刀を構えて直立で落ちていく。
上にいる一斗は杖を振り回して錯乱状態だ。
「一斗! 落ち着け! 下を見ろ! あいつが原因だ! 叩くぞ!」
「わわわわわわわわわかりましたわわわわわ」
『あれ、ダメじゃない?』
「仕方ねぇな。アイツは放っておこう。っていうか、あれ、デカくない? 段々近づいてきたけど、かなり落ちてるね」
滞空時間が長いという事は、それだけの深さを落ちていると言うことである。
太刀を大上段に構え、魔力を纏わせる。
横で蘇芳も同じように構えて魔力を纏わせている。
『ありったけの魔力を纏わせるよ!』
「おう!」
魔力を出力していく。
太刀には強大な魔力で溢れている。
等身が倍に見えるほどだ。
蘇芳は比では無い量の魔力を纏っている。
ただでさえ大きな大太刀が巨大な太刀に見える。
巨大な大木の魔物が迫る。
よく見ると顔のようなものがついている。
「あれってトレントか?」
『んー? そうかもしれないねぇ』
「蘇芳のお仲間?」
『いやいや、僕の仲間ではないよ。けど、似た種族かもね。一思いに葬ってあげよう』
「おぉぉぉぉぉぉぉ!」
『行くよぉぉぉ!』
「天・空・撃(てん・くう・げき)ぃぃぃぃ!」
ズドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンンンンッッッッ
巨大な大木に2筋の青い魔力の後が上から下へ走る。
魔力を乗せた斬撃は大木の根まで切り裂いていった。
爆風に少し飛ばされた3人は少し離れたところで着地していた。
「はぁ。はぁ。はぁ。やったか!?」
『それフラグ!』
「わわわわ。着地出来て良かったぁぁ」
土煙が晴れてくると巨大な大木が三枚おろしになっていた。
徐々に灰になって行く。
『おぉ。フラグへし折ったね!』
「あんまりメタいこというなよ!」
「あっ! あっちに宝箱ありますよ!?」
指を指した方をむくと本当に宝箱が散乱している。その中にはここで命を失ったであろう解放者のギルドカードや装備も散乱していた。
「蘇芳、この辺一帯の物全部異空間に入るか?」
『もちろん!』
「じゃあ、頼む。解放者の無念は持って帰らねぇとな。だれか待っている人がいるかもしれない」
「そうですね。翔真さん、流石です!」
『そういう所はちゃんとしてるよねぇ』
「あぁ。解放者なら当然だ」
宝箱と遺留品を集めて1箇所にまとめる。
「いいかな? 頼むわ蘇芳」
『うん』
ズズズズッと黒い穴が広がり、宝箱と遺留品を飲み込んでいく。
中に古いものがあった。
相当このダンジョンは放置されていたのだろう。
周りは瓦礫だらけだ。
他に遺留品などがないか見て回る。
ダンジョンはダンジョンコアを取ってしまうと消滅してしまう為に、再び潜ることが出来ないのだ。
そうなる前に探せる物は探さなければいけない。
隅々調べてみるとまだ色んなものが散乱していた。
どれが遺留品か分からない。
色んなものをかき集める。
鎧のようなものから剣や盾、ナイフ、鞄や袋など様々なものが落ちている。
中には人骨のようなものが散見される。
やはりかなりの人が犠牲になったようだ。
『これはかなり犠牲になってるね……』
「だな……これでもう犠牲者が居なくなると思うと来たかいがあったな」
「そうですね。また僕達英雄になりますかね!?」
「戻ってみてギルドに行かないと何ともわかんないけどなぁ」
『けどさ、奥に続く部屋がないね……』
嫌な予感が過ぎる。
「おいおい。俺、魔力使い果たしたぞ?」
『僕も割と使っちゃったけど……』
瓦礫を避けてみる。
あって欲しくないものが見つかった。
天を仰ぐ。
「おいおい……まだ下があるのかよ」
下に続く階段が現れたのであった。
「ダンジョンで発散しよう!」
『グスッ……うん……』
「蘇芳さん元気だしましょう!? 翔真さんみたいになっちゃいますよ!」
『そうだね! 翔真みたいにはなりたくないしね!』
「おぉい! 酷くないか? どういう意味だよ!」
「さっ! 行きましょう!」
『行くぞぉぉ!』
「無視はよくないと思うなぁ」
蘇芳と一斗の後を追って走っていく。
町の外に出るとマップを確認する。
「んー。南西の方にダンジョンがあるな」
『じゃあ、そこに行こう! 他は?』
「東にもダンジョンあるけど、どうせなら南下したいよな」
『じゃあ、やっぱり南西のダンジョンに行こう!』
南西に向かって走り出す。
しばらく走ると見えてきた。
木のトビラで蔦が絡みついている。
扉を開けるとツタがブチブチッと切れていく。
ん?
このダンジョンってもしかして放置されてたのか?
まぁ、いいか。
中に入ると壁に蔦が這っている。
『翔真、これはちょっと手強いかもよ?』
「だなぁ。ダンジョンの時間経過が長い気がするなぁ」
『まさか大規模ダンジョン?』
「ギルドに確認しなかったが……有り得るかもな」
「えっ!? でも大規模ダンジョンってそんなにある事じゃないですよね!?」
「そうだ。その前に攻略されるからな。放置されてたってことは」
『攻略できなかった……』
「そう考えられるよな」
沈黙が続く。
どうする?
1回戻るか?
大規模ダンジョンってなると……
『ねぇ、弱気になる必要ある?』
ハッとする。
そうだよな。
人外のステータスが2人。
協力は魔法使いが1人。
「そうだよな。弱気になる必要ねぇよな!」
「そうでした! 僕達……」
「「『最強!』」」
「っしゃ! 行くぞ!」
パンッパンッと頬を叩いて気合を入れる。
蘇芳から太刀を受け取ると構えながらいく。
ゴゴゴゴゴゴッ
何処かから音が聞こえる。
揺れているようにも感じる。
『跳んで!』
ザッと散開する。
ドオォォォンッ
太いツルが床から飛び出してきた。
探るようにウネウネしている。
太刀に魔力を纏わせる。
居合の容量で後ろに太刀を引き絞り。
足から腰、腕に力を行き渡らせ、斬る。
「フッ!」
ズバァァァンッ
綺麗に斬れるが、残ったつるが床に戻っていく。
「本体は下の階かもな! 走るぞ!」
走って階段を探す。
階層自体は広くなさそうだ。
なるべく満遍なく部屋を探る。
床に穴が空いているところが多数ある。
同じように下から襲って来たのだろう。
しかし、ダンジョンは破壊された所から修復されていく。
修復が追いつかない頻度で下から攻撃しているようだ。
1階、2階と徐々に下りていくが宝箱も遺留品もなにも発見できない。
時々床から攻撃が来るが音で察知できるので余裕を持って避けられる様になってきた。
「あれ? もう10階層過ぎたんじゃねぇ?」
『だねぇ。今12階層かな?』
「ここって他の魔物が出てこないですよねぇ」
「捕食されちゃうんじゃねぇの?」
「なんか、穴増えてない?」
『そりゃ、下からぶち抜いてきてるんだから近くなってきたらそうなるよ。近いんじゃない?』
ゴゴゴゴッ……ドンッ
サッと避ける。
「一気に行くか!」
スピードを上げて駆け抜けていく。
襲ってくる感覚が短くなってきた。
なんと、下に原因の魔物が見えるくらい穴が空いているのだ。
「これって……」
ドォォンッという音と共に足場がなくなった。
「うほおぉぉぉぉ!」
『うわぁ。こんなことある?』
「わわわわわわわわわわわわわわ」
絶叫して魔物に、向かい太刀を構える。
横を見ると蘇芳は冷静に大太刀を構えて直立で落ちていく。
上にいる一斗は杖を振り回して錯乱状態だ。
「一斗! 落ち着け! 下を見ろ! あいつが原因だ! 叩くぞ!」
「わわわわわわわわわかりましたわわわわわ」
『あれ、ダメじゃない?』
「仕方ねぇな。アイツは放っておこう。っていうか、あれ、デカくない? 段々近づいてきたけど、かなり落ちてるね」
滞空時間が長いという事は、それだけの深さを落ちていると言うことである。
太刀を大上段に構え、魔力を纏わせる。
横で蘇芳も同じように構えて魔力を纏わせている。
『ありったけの魔力を纏わせるよ!』
「おう!」
魔力を出力していく。
太刀には強大な魔力で溢れている。
等身が倍に見えるほどだ。
蘇芳は比では無い量の魔力を纏っている。
ただでさえ大きな大太刀が巨大な太刀に見える。
巨大な大木の魔物が迫る。
よく見ると顔のようなものがついている。
「あれってトレントか?」
『んー? そうかもしれないねぇ』
「蘇芳のお仲間?」
『いやいや、僕の仲間ではないよ。けど、似た種族かもね。一思いに葬ってあげよう』
「おぉぉぉぉぉぉぉ!」
『行くよぉぉぉ!』
「天・空・撃(てん・くう・げき)ぃぃぃぃ!」
ズドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンンンンッッッッ
巨大な大木に2筋の青い魔力の後が上から下へ走る。
魔力を乗せた斬撃は大木の根まで切り裂いていった。
爆風に少し飛ばされた3人は少し離れたところで着地していた。
「はぁ。はぁ。はぁ。やったか!?」
『それフラグ!』
「わわわわ。着地出来て良かったぁぁ」
土煙が晴れてくると巨大な大木が三枚おろしになっていた。
徐々に灰になって行く。
『おぉ。フラグへし折ったね!』
「あんまりメタいこというなよ!」
「あっ! あっちに宝箱ありますよ!?」
指を指した方をむくと本当に宝箱が散乱している。その中にはここで命を失ったであろう解放者のギルドカードや装備も散乱していた。
「蘇芳、この辺一帯の物全部異空間に入るか?」
『もちろん!』
「じゃあ、頼む。解放者の無念は持って帰らねぇとな。だれか待っている人がいるかもしれない」
「そうですね。翔真さん、流石です!」
『そういう所はちゃんとしてるよねぇ』
「あぁ。解放者なら当然だ」
宝箱と遺留品を集めて1箇所にまとめる。
「いいかな? 頼むわ蘇芳」
『うん』
ズズズズッと黒い穴が広がり、宝箱と遺留品を飲み込んでいく。
中に古いものがあった。
相当このダンジョンは放置されていたのだろう。
周りは瓦礫だらけだ。
他に遺留品などがないか見て回る。
ダンジョンはダンジョンコアを取ってしまうと消滅してしまう為に、再び潜ることが出来ないのだ。
そうなる前に探せる物は探さなければいけない。
隅々調べてみるとまだ色んなものが散乱していた。
どれが遺留品か分からない。
色んなものをかき集める。
鎧のようなものから剣や盾、ナイフ、鞄や袋など様々なものが落ちている。
中には人骨のようなものが散見される。
やはりかなりの人が犠牲になったようだ。
『これはかなり犠牲になってるね……』
「だな……これでもう犠牲者が居なくなると思うと来たかいがあったな」
「そうですね。また僕達英雄になりますかね!?」
「戻ってみてギルドに行かないと何ともわかんないけどなぁ」
『けどさ、奥に続く部屋がないね……』
嫌な予感が過ぎる。
「おいおい。俺、魔力使い果たしたぞ?」
『僕も割と使っちゃったけど……』
瓦礫を避けてみる。
あって欲しくないものが見つかった。
天を仰ぐ。
「おいおい……まだ下があるのかよ」
下に続く階段が現れたのであった。
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