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27.海の誘惑
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菜々ちゃんを救い出した次の日。
また屋台で食べ物を買いながら歩いているとチラッと海が見えた。
「あれ?蘇芳って海見た事あったっけ?」
『僕は、見たことないよ?』
「じゃあ、見に行くか」
『えっ!?良いの?』
「行ってみようぜ!」
海に降りてみる。
暑い時期なので、砂浜には結構な人が歩いている。
泳いでる人がいたり、肌を焼いている人がいたり。
水着の女の子がかなりの数歩いている。
水着といえば、お山が気になってしまう。
「いやー。いい眺めだなぁ」
『いい眺めだねぇ。綺麗!』
「だなぁ」
おそらく見ているところが違うだろうが2人とも感動している。
「海はいいなぁ」
いやーホントに眼福だわ。
みんなはっちゃけてんなぁ。
ビキニなんて来ちゃってはしたない。
『翔真? なんか違うとこ見てない?』
「見てねぇよ! いやー幸せだわ」
『怪しいなぁ』
「あ、怪しくねぇよ?」
挙動が不審になる。
海を眺めていると、黒い影がチラついている。
ん? なんだ?
鮫のような背鰭が見える。
『なんかいる! サハギンだ!』
「みんなー! 避難しろー! 海から離れろー!」
海岸にいた人を誘導する。
「蘇芳!」
『はいよ』
太刀を受け取り、海の方へ向かう。
砂浜だから思うように進まない。
走行しているうちに砂浜まで来てしまった。
歩きにくい為に逃げ遅れた人がいる。
ズダァァン
砂浜の砂を巻き上げて踏み込み、逃げ遅れた人の前に行く。
サハギンは三又の槍で攻撃してくる。
受け止め、弾き返す。
横を見ると、別のサハギンも砂浜に来ている。
「蘇芳! そっち頼むわ!」
『オッケー!』
蘇芳も大太刀を出す。
蘇芳の方はこれで安心だろう。
再び突き刺してきた槍の柄の部分を受け止め、そのまま滑らせて切りつける。
スパンッ
腕を切り落とす。
槍を持てなくなったサハギンは撤退しようとする。
「それは、許さない」
スパァン
サハギンの首を落とす。
蘇芳の方を見ると蘇芳の方も既に終わっていた。
流石である。
逃げ遅れた人に声をかける。
「大丈夫でしたか?」
おおう。
助けるのに必死で見てなかったが立派なものをお持ちで……
視線が完全に目が合っていない。
「助けて頂いて有難う御座います」
砂浜にしなだれる様に座っている様はなんと言うか、くるものがある。
しかも、上目遣いで顔の下には立派なもの。
眼福。
「い、いえ! 無事でよかったです!」
「あのー、もう怖くて海にも入れませんし、お礼をさせてくれませんか?」
「気にしないで良いですよ。たまたま異変に気づいただけっすから」
「いえいえ。お礼だけでも」
「そ、そうっすか?」
結局一緒にご飯を食べに行くことになったのだった。
海の家の一室で着替えてきた女の子は、私服もまた刺激的であった。
首の下がザックリと開いた服を着てお山の谷が大胆に見えており、スマートもミニで中が見えそうであった。
「すみません。お待たせしました」
「いえ! 全然! 行きますか?」
「はい。行きましょう」
大通りの方に向かって歩く。
「何が食べたいですか? あっ。すみません。お名前も聞かずに……」
「あぁ。いえいえ。お互い様っすよ。俺は翔真って言います」
「私は蘭々(らら)って言います。何がお好きですか?」
「俺は庶民的なものが好きで、海鮮丼とかカツ丼とか? 丼物が好きかな」
「そうなんですね。じゃあ、オススメの丼物のお店に行きましょう?」
「良いっすねぇ!」
蘭々について行く。
後ろを付いていくが、後ろから見てても色気が半端じゃない。
すれ違う男も思わず振り返って仕舞うくらいの色気を放っている。
ツカツカ歩くのに付いて行くこと10分。
店の前で止まる。
すると、中に入っていく。
出てくると。
「今空いてるって! 座りましょう?」
「あっ、はい!」
3人席に座るが真ん中に座るのは蘇芳。
蘭々さんと俺は対面だ。
ごめん蘇芳。
ちょっとの間忘れてた。
それがバレたのか、心無しか不機嫌である。
メニューを見る。
丼物が色々ある。
海鮮丼からカツ丼、親子丼、中華丼。
丼のレパートリーがすごい。
「わぁー。すごい。こんなに丼物が……」
「良いですよね? 丼って言ったらここかなって思って」
両手を顔の前で合わせてこちらを見つめてくる。
お山が寄せられてますよ。
「ご注文お伺いします」
「はーい。私は、親子丼くださぁい。翔真さん、好きなので良いですよ?」
「蘇芳どうする?」
『僕、海鮮丼』
「じゃあ、俺は海鮮丼2つ下さい」
「かしこまりましたぁ」
店員さんが戻っていく。
注文の品が来るまで暫しの会話タイムだ。
「蘭々さんは今日一人で来てたんですか?」
「うーん。一緒に来た人が居たんだけど、さっきの騒ぎで逃げちゃって……」
「そうなんですか? なんて事を」
「あっ! いいのいいの。そういうの何時もだから慣れてるし。それに、そのおかげでこうやって翔真さんと一緒にご飯食べれてるし?」
それは、蘭々さん俺だって勘違いしちゃうよ?
この色気でなんか気があるかもしれないっていうのはまずいな。
俺この人に落とされちゃうかもしれん。
「そうっすか? ならいいっすけど。ちなみに普段は何やってるんっすか?」
「んー。家事手伝いって感じかなぁ」
蘭々さん?
それはフリーター。
いや、ニートと同じでは?
「それは、なんか危険が無さそうでいいっすね?」
「そうだよぉ。翔真さんは解放者なんでしょ? さっきの感じだとさ」
「はい。そうです」
「いいですよね。逞しくて。強い男の人って凄くいいですよねぇ?」
再び寄せた山を見せながら上目遣いで見てくる。
「そ、そうっすかねぇ?」
照れながら頭を搔く。
これはヤバいって。
持ち帰られちゃうパターンじゃねぇ?
本望だけど。
「うん。さっきもカッコよかったですしぃ?」
「あ、有難う御座います!」
『翔真? なんか良くないよ?』
「いいじゃん。褒められてるだけじゃん」
『んー。大丈夫かなぁ』
「大丈夫だって」
「おまたせしましたぁ」
丼が運ばれてきた。
「「いただきます」」
海鮮丼はとても美味かった。
けど、正面にある刺激的な景色に意識が持っていかれてた気がする。
「ご馳走様でした!」
「ふふふっ。美味しかったですか?」
「はい! めちゃめちゃ美味しかったです!」
「これから予定とかあるんですか?」
「いえ! 帰って寝るだけっす!」
張り切って答える。
「元気ですねぇ? 家に来ます?」
「えぇっ!? いいんですか!?」
「はい。是非」
舞い上がってフワフワした気持ちになってしまっている。
「蘇芳。すまない。先に宿に行っててくれ」
『はいはい。お好きに』
不貞腐れたように宿に行く蘇芳。
「あいつは全く。さぁ、行きましょう!」
蘭々さんの後について行く。
ワクワクした気持ちを抑えられない。
一軒家に着いた。
玄関を開けると。
大きなムッキムキのスキンヘッドの男が台所に立っていた。
「………………えっ??」
「あれ? 今日帰ってこないんじゃなかったのぉ?」
「遠征が急遽中止になったんだよ。それより、お前また若い男引っ掛けてきたのか? おい。兄ちゃん、コイツは止めておけ。男を取っかえひっかえ引っ掛けてくるようなクズだ。それなのに俺とは別れねぇで金づるにされてる。なんかすまねぇな」
茫然自失である。
「は……はい」
「翔真くん。今度はコイツがいない時に呼ぶね?」
「け、結構です! 失礼しましたぁー!」
ピューっと宿屋に帰る。
蘇芳に事情を説明すると、だから言ったのにと呆れられた。
枕を涙で濡らしたのであった。
また屋台で食べ物を買いながら歩いているとチラッと海が見えた。
「あれ?蘇芳って海見た事あったっけ?」
『僕は、見たことないよ?』
「じゃあ、見に行くか」
『えっ!?良いの?』
「行ってみようぜ!」
海に降りてみる。
暑い時期なので、砂浜には結構な人が歩いている。
泳いでる人がいたり、肌を焼いている人がいたり。
水着の女の子がかなりの数歩いている。
水着といえば、お山が気になってしまう。
「いやー。いい眺めだなぁ」
『いい眺めだねぇ。綺麗!』
「だなぁ」
おそらく見ているところが違うだろうが2人とも感動している。
「海はいいなぁ」
いやーホントに眼福だわ。
みんなはっちゃけてんなぁ。
ビキニなんて来ちゃってはしたない。
『翔真? なんか違うとこ見てない?』
「見てねぇよ! いやー幸せだわ」
『怪しいなぁ』
「あ、怪しくねぇよ?」
挙動が不審になる。
海を眺めていると、黒い影がチラついている。
ん? なんだ?
鮫のような背鰭が見える。
『なんかいる! サハギンだ!』
「みんなー! 避難しろー! 海から離れろー!」
海岸にいた人を誘導する。
「蘇芳!」
『はいよ』
太刀を受け取り、海の方へ向かう。
砂浜だから思うように進まない。
走行しているうちに砂浜まで来てしまった。
歩きにくい為に逃げ遅れた人がいる。
ズダァァン
砂浜の砂を巻き上げて踏み込み、逃げ遅れた人の前に行く。
サハギンは三又の槍で攻撃してくる。
受け止め、弾き返す。
横を見ると、別のサハギンも砂浜に来ている。
「蘇芳! そっち頼むわ!」
『オッケー!』
蘇芳も大太刀を出す。
蘇芳の方はこれで安心だろう。
再び突き刺してきた槍の柄の部分を受け止め、そのまま滑らせて切りつける。
スパンッ
腕を切り落とす。
槍を持てなくなったサハギンは撤退しようとする。
「それは、許さない」
スパァン
サハギンの首を落とす。
蘇芳の方を見ると蘇芳の方も既に終わっていた。
流石である。
逃げ遅れた人に声をかける。
「大丈夫でしたか?」
おおう。
助けるのに必死で見てなかったが立派なものをお持ちで……
視線が完全に目が合っていない。
「助けて頂いて有難う御座います」
砂浜にしなだれる様に座っている様はなんと言うか、くるものがある。
しかも、上目遣いで顔の下には立派なもの。
眼福。
「い、いえ! 無事でよかったです!」
「あのー、もう怖くて海にも入れませんし、お礼をさせてくれませんか?」
「気にしないで良いですよ。たまたま異変に気づいただけっすから」
「いえいえ。お礼だけでも」
「そ、そうっすか?」
結局一緒にご飯を食べに行くことになったのだった。
海の家の一室で着替えてきた女の子は、私服もまた刺激的であった。
首の下がザックリと開いた服を着てお山の谷が大胆に見えており、スマートもミニで中が見えそうであった。
「すみません。お待たせしました」
「いえ! 全然! 行きますか?」
「はい。行きましょう」
大通りの方に向かって歩く。
「何が食べたいですか? あっ。すみません。お名前も聞かずに……」
「あぁ。いえいえ。お互い様っすよ。俺は翔真って言います」
「私は蘭々(らら)って言います。何がお好きですか?」
「俺は庶民的なものが好きで、海鮮丼とかカツ丼とか? 丼物が好きかな」
「そうなんですね。じゃあ、オススメの丼物のお店に行きましょう?」
「良いっすねぇ!」
蘭々について行く。
後ろを付いていくが、後ろから見てても色気が半端じゃない。
すれ違う男も思わず振り返って仕舞うくらいの色気を放っている。
ツカツカ歩くのに付いて行くこと10分。
店の前で止まる。
すると、中に入っていく。
出てくると。
「今空いてるって! 座りましょう?」
「あっ、はい!」
3人席に座るが真ん中に座るのは蘇芳。
蘭々さんと俺は対面だ。
ごめん蘇芳。
ちょっとの間忘れてた。
それがバレたのか、心無しか不機嫌である。
メニューを見る。
丼物が色々ある。
海鮮丼からカツ丼、親子丼、中華丼。
丼のレパートリーがすごい。
「わぁー。すごい。こんなに丼物が……」
「良いですよね? 丼って言ったらここかなって思って」
両手を顔の前で合わせてこちらを見つめてくる。
お山が寄せられてますよ。
「ご注文お伺いします」
「はーい。私は、親子丼くださぁい。翔真さん、好きなので良いですよ?」
「蘇芳どうする?」
『僕、海鮮丼』
「じゃあ、俺は海鮮丼2つ下さい」
「かしこまりましたぁ」
店員さんが戻っていく。
注文の品が来るまで暫しの会話タイムだ。
「蘭々さんは今日一人で来てたんですか?」
「うーん。一緒に来た人が居たんだけど、さっきの騒ぎで逃げちゃって……」
「そうなんですか? なんて事を」
「あっ! いいのいいの。そういうの何時もだから慣れてるし。それに、そのおかげでこうやって翔真さんと一緒にご飯食べれてるし?」
それは、蘭々さん俺だって勘違いしちゃうよ?
この色気でなんか気があるかもしれないっていうのはまずいな。
俺この人に落とされちゃうかもしれん。
「そうっすか? ならいいっすけど。ちなみに普段は何やってるんっすか?」
「んー。家事手伝いって感じかなぁ」
蘭々さん?
それはフリーター。
いや、ニートと同じでは?
「それは、なんか危険が無さそうでいいっすね?」
「そうだよぉ。翔真さんは解放者なんでしょ? さっきの感じだとさ」
「はい。そうです」
「いいですよね。逞しくて。強い男の人って凄くいいですよねぇ?」
再び寄せた山を見せながら上目遣いで見てくる。
「そ、そうっすかねぇ?」
照れながら頭を搔く。
これはヤバいって。
持ち帰られちゃうパターンじゃねぇ?
本望だけど。
「うん。さっきもカッコよかったですしぃ?」
「あ、有難う御座います!」
『翔真? なんか良くないよ?』
「いいじゃん。褒められてるだけじゃん」
『んー。大丈夫かなぁ』
「大丈夫だって」
「おまたせしましたぁ」
丼が運ばれてきた。
「「いただきます」」
海鮮丼はとても美味かった。
けど、正面にある刺激的な景色に意識が持っていかれてた気がする。
「ご馳走様でした!」
「ふふふっ。美味しかったですか?」
「はい! めちゃめちゃ美味しかったです!」
「これから予定とかあるんですか?」
「いえ! 帰って寝るだけっす!」
張り切って答える。
「元気ですねぇ? 家に来ます?」
「えぇっ!? いいんですか!?」
「はい。是非」
舞い上がってフワフワした気持ちになってしまっている。
「蘇芳。すまない。先に宿に行っててくれ」
『はいはい。お好きに』
不貞腐れたように宿に行く蘇芳。
「あいつは全く。さぁ、行きましょう!」
蘭々さんの後について行く。
ワクワクした気持ちを抑えられない。
一軒家に着いた。
玄関を開けると。
大きなムッキムキのスキンヘッドの男が台所に立っていた。
「………………えっ??」
「あれ? 今日帰ってこないんじゃなかったのぉ?」
「遠征が急遽中止になったんだよ。それより、お前また若い男引っ掛けてきたのか? おい。兄ちゃん、コイツは止めておけ。男を取っかえひっかえ引っ掛けてくるようなクズだ。それなのに俺とは別れねぇで金づるにされてる。なんかすまねぇな」
茫然自失である。
「は……はい」
「翔真くん。今度はコイツがいない時に呼ぶね?」
「け、結構です! 失礼しましたぁー!」
ピューっと宿屋に帰る。
蘇芳に事情を説明すると、だから言ったのにと呆れられた。
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