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しおりを挟むシグルドはいつの間にか私の服を脱がしており、腕を抜けばストンと下に落ちて下着だけになっていた。
彼の目は胸に向かっている。
「胸、好きなの?」
「…嫌いな男なんてほとんどいないだろう。
大きさにはこだわらないが、男にはない柔らかさは触りたくなる。……問題発言だな。
普段は自制してるからな。
ちゃんと見たい。全部脱ごう。」
「え?いや、脱ぐのは脱ぐけど立ったまま?それにすごく明るいんだけど。」
「そうだな。まだ夕方だから。気にするな。とりあえず全部見たい。」
戸惑っている間に全部脱がされてしまった。すごく恥ずかしいんだけど?
「……すっごく綺麗だな。胸の形も大きさも、腰のクビレも。
彫刻や絵画なんかと比べ物にならない。
特に、この乳首。キレイな色だな。」
胸を下から持ち上げるように持たれて、親指で乳首に触れられた。
「寒い?恥ずかしい?気持ちいい?……固くなってきた。」
直後、いきなりベッドに押し倒されて、乳首に吸い付かれた。もう片方の乳首は指でいじられている。
乳首や乳輪を舌と唇でなめられて吸われて、あっという間に固くなってしまった。
シグルドは嬉しそうにもう片方も固くする。
その後、吸い跡をつけながら、胸の柔らかさを堪能していた。
話には聞いたことがあったけど、胸の刺激がこんなに気持ちいいとは知らなかった。
自分で触ってもなんとも思わないから。
シグルドは両胸を両手で遊びながら、また唇にキスをしてきた。
「ユリア、胸、気持ちよさそうだな。」
「うん。あなたは?満足してくれてる?」
「ああ。すごく満足。」
そう言って、また舌を絡ませて深いキスをする。
その間に手が胸から下に下りていく。
クビレや下腹部、脚を撫でまわしながら、指が脚の間に滑り込んできた。
「んっ。」
濡れている感触に驚いて、キスをしながら声が漏れた。
シグルドの指が優しく割れ目を往復する度にゾクゾクして、ある場所に触れられるとビリビリと刺激が来る。
「シグルド、あ、そこ、ダメ……」
「ん?」
シグルドは濡れた指でソコに何度も触れる。
「あ、待って。ビリビリして……」
シグルドはユリアの言うことを気にせず顔中にキスをし、首を舐める。
そんなシグルドにユリアはしがみつくしかなかった。
「あっ……んん……ああっ!」
指から逃げられず、追われて弾けた。走ったみたいに荒い息をしていた。
シグルドがそのまま指を下に滑らせると、泥濘のように濡れた感触があった。
ソコに触れた指をシグルドはユリアに見せる。
指は糸を引くような粘りのあるもので濡れていた。
「ユリアが感じている証拠だな。」
そのまま濡れた指を舐め、ユリアが呆然としている間にシグルドの顔はユリアの股間にあった。
両足の間に入ったシグルドは、先ほど指でいじっていた場所を舐め始める。
指とは違う感触に、腰が跳ねた。
そして指が1本、中に挿入されたのがわかった。
入れて、出して。それが2本になって、ヌチャヌチャと音もする。
恥ずかしくてたまらないのに、先ほど弾けた気持ちよさがまた駆け上がってくる。
そして、シグルドが舐めているものを吸ったとき、さっきよりも大きく弾けた。
全身がビクビクして、中に入っているシグルドの指も締め付けているのがわかった。
「大丈夫か?」
シグルドが優しく聞いてくる。だけど、指は中を擦りながら出し入れしている。
そして、中でも気持ちよく感じる場所があった。
気持ちよくて、喘ぐ声しか出てこない。どうしよう。体がおかしい。
そして、また弾けて指を締め付けた。
「シグルド、体がおかしくなっちゃうわ。」
「ユリアは感じやすいんだ。俺は楽しい。」
水を飲まされ、更に中を広げられてようやく、シグルドはパンパンに腫れた自分のモノを取り出した。
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