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第23話 期待したら負け・後編
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王子が自分の部屋にわざわざやって来るなんて思わなかったので、優貴は驚きつつ彼を部屋に入れた。
「昨日のダグラスとのけいこ、すごかったよ。僕ああいうのはじめてみた」
「あ、ありがとう……」
褒め言葉に礼を言ったものの、空気はどこかすっきりしない。
稽古の感想を言うことが目的ではないような気がして、優貴は聞いてみた。
「……何かあった?」
その質問にはっとして、王子はすまなさそうに笑った。
「あのね、あの……」
切り出し方を探して迷っていたようだが、少しの間の後、王子が顔を上げた。
「……みんながんばってくれてるけど、僕……だんだん死ぬことがこわくなくなってきたんだ」
「え? どういうこと?」
優貴に問われ、王子は自らの腕を広げてみせた。
「みてよ、僕、もうここまで小さくなっちゃってるんだ。ほんとはユウキよりもせが高いんだよ?」
王子と自分は同じ十七歳だ。初めて出会った時、既に王子の背丈は自分よりも少し低くて、今は腰にも届かない。
「このまま小さくなったらどうなるのかなって、すごくかんがえるんだ。それってたぶん、死ぬってことなんだろうなって」
「王子……」
「もちろん、ユウキたちがたたかってくれてるのはうれしいよ。でも……先をこしちゃったらごめんね」
そう言って王子は微笑んだ。それは外見だけ見れば小学校低学年くらいなのに、表情は年相応で、寂しそうな悲しそうな、どこか諦めたような微笑だった。
「ね、ねえ、何かやりたいことはないの?」
このまま彼を帰してはいけないような気がして、優貴は聞いた。
「やりたいこと……? とくに思いつかないな……」
王子は首を傾げながら、視線を合わせずに答えた。
「じゃあさ、今度花火に連れてくよ」
「はなび?」
優貴はつい先ほどまで思い出していた花火大会の話をした。
高校の文化祭の最終日の催し物で、ちょうど今月なのだ。
「でもそれって……」
ユウキの世界のでしょ? と王子が返す。
「そうだけど、ちゃんと許可取ればきっと大丈夫だよ。フェレだって俺に最初の本を渡して来たのは日本でだったし。心配ならいっそ一緒に来ればいいんだ」
「……そうだね」
熱弁する優貴に、王子は力なく笑って静かに頷いた。
彼の気遣いはありがたかったが、同じようなことをこれまで何度も王子は聞いてきた。
もう名前も顔も覚えていない。小さい頃に自分の身の回りの世話をしていた召使いたちを思い出す。
熱を出して寝込む度に、元気になったら庭に行きましょう、街に行きましょうと口を揃えて励ましてきた。
自分が住む塔以外の外出など普段はできなかったから、当時はそれを糧に体調の悪さと戦ったものだ。
だが、いざ調子が良くなると、誰もその話題に触れなくなり、自然と約束はなかったことにされた。そもそもあれはただのその場しのぎの決まり文句のようなもので、約束だと思っていたのは自分だけだったのかもしれない。そう思うと途端に虚しくなったのを今でも覚えている。
始めのうちは諦めきれずに外に出たいと訴えたが、今許可を取っているからとか、まだ許可が下りなくてとはぐらかされ、いつの間にかうやむやになった。
所詮周りにとっては自分はただの子供で、本気で相手をするつもりはないのだろう。
そして、庭に出ることより、世界をまたいで花火を見に行く方がもっと難しいに決まってる。
いつだって、期待したら負けなんだ。
◇
翌日の夜、薬屋一階に住み込むフェレナードの部屋の扉をノックする音が聞こえた。
「……どうぞ」
インティスはノックをせずに開けて来るので彼ではない。フェレナードは咄嗟に手元の文献を閉じて答えた。
「よお」
「……ダグラス」
フェレナードは純粋に彼の来訪に驚いた。大体は何かあっても、ダグラスとインティスで話して解決することが多いからだ。
「インティスなら今城にいる」
「いや、用事はそっちじゃねぇ」
改めて用件を聞くと、今文献調査に行っているネルロス家の墓の、見取り図を見せて欲しいということだった。
フェレナードは、文献調査を開始した頃に自分で書き留めておいた見取り図を部屋の奥から出し、テーブルに広げてみせた。
墓は今のところ地下五階まであるが、一本道なので地図として持ち歩く必要がないのだ。
その全体を見渡すと、ダグラスは顎髭を撫でながら頷いた。
「どうかしたのか?」
「いや、土地の広さとこれまでの守護獣の頻度を考えると、そろそろ終点じゃないかと思ってな」
「……確かに」
言われて図を見直すと、残りはちょうど二部屋分だ。鏡を何とかした先に、最後の手がかりが保管されている可能性が高い。
「それならもう、あいつらを鍛えてやる必要もないだろう」
あいつらとは高校生たちのことだ。
「能力としては問題ないと?」
「だな。話に聞いた鏡とやらをどうするかは、もうあいつら次第だ」
「そうか……」
インティスから三人の雰囲気があまり良くないことは聞いている。フェレナードは溜息をついた。
「それより、最近調査がねぇからローザの姿を見ないが、どうなんだ?」
「どうって……何もない」
話題を振られ、途端にフェレナードの眉間に皺が寄った。ダグラスはフェレナードがこの城に来るきっかけを作った人物で、付き合いの長いフェレナードは彼の前では感情が露骨に出る。その様子を見て、ダグラスが呆れたように息を吐いた。
「まだあのことを気にしてんのか。王子にはあれ以来忠誠を誓ってるんだろ?」
「……そうだけど」
「だったらもういいじゃねぇか。自分を許してやれよ」
「そんなに簡単にはいかない」
「へいへい」
少しの重苦しい沈黙が流れ、ダグラスがそれを破る。
「……彼女のことは考えてやれないのか」
「今は王子の呪いを解く方が先だ」
「はー……」
思いを寄せる女性の存在を頑なに受け入れようとしないフェレナードに、ダグラスが数度目の溜息をついた。
「……そういえば、王子を助けてくれたって?」
自分で話題に出したのをきっかけに、フェレナードはダグラスに尋ねた。
高校生たちとの特訓の最中に、王子の呪いが発動した日のことだ。
ダグラスも言われて思い出したようだ。
「ああ、お前らがいなかったんでな。呼びに行くよりこっちでやった方が早かった」
ダグラスが頷くのを見て、王子から聞いた、ダグラスに助けてもらったという話が本当であることをフェレナードは確認した。
「ありがとう……助かった。けど、よくできたな。源石なしでやったのか?」
「いや、源石は持ってる。あいつらも強くなってるから、こっちもその分底上げしておかなきゃならねぇだろ。今回みたいに急なことにも使えるし、最近集めてんだ」
「そうだったのか……」
「インティスやお前がやってたのを見よう見真似でやってみたが、何とかなって良かったぜ」
「……っ」
ダグラスはさらっと言ってのけたが、フェレナードは耳を疑った。インティスは元より、フェレナードでさえ、呪いを抑えるマントは使い慣れるまでに時間がかかった。それを一発でやり遂げるなんて。
フェレナードは魔法を習っていた頃を思い出した。
十年前、ダグラスに誘われ、同じ魔法の師から魔法を習い始めたが、その時から彼の精霊を使役する勘はとても良かった。常に自分の上を行き、この先一生追い越せないのだろうと思ったほどだし、そして今またそれを痛感させられた。
「あれ、ダグラス。どうしたの」
その時、ちょうどインティスが城での用事を終えて戻って来た。
ダグラスはフェレナードと話した見取り図のことを改めてインティスにも共有し、城へ戻って行った。
ついでに、ダグラスが王子の呪いを抑えてくれたことをフェレナードからインティスに伝えておく。
「ダグラスが魔法使ってるのは前に見たけど、フェレよりも使えるの?」
「俺より前からカーリアンに習ってるはずだからね。俺はたまたま誘われたようなものだし」
「へぇ……あいつ何でもできるんだな」
インティスは素直に感心していたのだが、いない相手の呼称が雑になっていて、フェレナードは苦笑した。
「そうだ。フェレ、ちょっと相談があるんだけど」
「相談?」
いつもさっさと自分で決めてしまう彼が珍しいな、と思い、フェレナードは話を聞くことにした。
「昨日のダグラスとのけいこ、すごかったよ。僕ああいうのはじめてみた」
「あ、ありがとう……」
褒め言葉に礼を言ったものの、空気はどこかすっきりしない。
稽古の感想を言うことが目的ではないような気がして、優貴は聞いてみた。
「……何かあった?」
その質問にはっとして、王子はすまなさそうに笑った。
「あのね、あの……」
切り出し方を探して迷っていたようだが、少しの間の後、王子が顔を上げた。
「……みんながんばってくれてるけど、僕……だんだん死ぬことがこわくなくなってきたんだ」
「え? どういうこと?」
優貴に問われ、王子は自らの腕を広げてみせた。
「みてよ、僕、もうここまで小さくなっちゃってるんだ。ほんとはユウキよりもせが高いんだよ?」
王子と自分は同じ十七歳だ。初めて出会った時、既に王子の背丈は自分よりも少し低くて、今は腰にも届かない。
「このまま小さくなったらどうなるのかなって、すごくかんがえるんだ。それってたぶん、死ぬってことなんだろうなって」
「王子……」
「もちろん、ユウキたちがたたかってくれてるのはうれしいよ。でも……先をこしちゃったらごめんね」
そう言って王子は微笑んだ。それは外見だけ見れば小学校低学年くらいなのに、表情は年相応で、寂しそうな悲しそうな、どこか諦めたような微笑だった。
「ね、ねえ、何かやりたいことはないの?」
このまま彼を帰してはいけないような気がして、優貴は聞いた。
「やりたいこと……? とくに思いつかないな……」
王子は首を傾げながら、視線を合わせずに答えた。
「じゃあさ、今度花火に連れてくよ」
「はなび?」
優貴はつい先ほどまで思い出していた花火大会の話をした。
高校の文化祭の最終日の催し物で、ちょうど今月なのだ。
「でもそれって……」
ユウキの世界のでしょ? と王子が返す。
「そうだけど、ちゃんと許可取ればきっと大丈夫だよ。フェレだって俺に最初の本を渡して来たのは日本でだったし。心配ならいっそ一緒に来ればいいんだ」
「……そうだね」
熱弁する優貴に、王子は力なく笑って静かに頷いた。
彼の気遣いはありがたかったが、同じようなことをこれまで何度も王子は聞いてきた。
もう名前も顔も覚えていない。小さい頃に自分の身の回りの世話をしていた召使いたちを思い出す。
熱を出して寝込む度に、元気になったら庭に行きましょう、街に行きましょうと口を揃えて励ましてきた。
自分が住む塔以外の外出など普段はできなかったから、当時はそれを糧に体調の悪さと戦ったものだ。
だが、いざ調子が良くなると、誰もその話題に触れなくなり、自然と約束はなかったことにされた。そもそもあれはただのその場しのぎの決まり文句のようなもので、約束だと思っていたのは自分だけだったのかもしれない。そう思うと途端に虚しくなったのを今でも覚えている。
始めのうちは諦めきれずに外に出たいと訴えたが、今許可を取っているからとか、まだ許可が下りなくてとはぐらかされ、いつの間にかうやむやになった。
所詮周りにとっては自分はただの子供で、本気で相手をするつもりはないのだろう。
そして、庭に出ることより、世界をまたいで花火を見に行く方がもっと難しいに決まってる。
いつだって、期待したら負けなんだ。
◇
翌日の夜、薬屋一階に住み込むフェレナードの部屋の扉をノックする音が聞こえた。
「……どうぞ」
インティスはノックをせずに開けて来るので彼ではない。フェレナードは咄嗟に手元の文献を閉じて答えた。
「よお」
「……ダグラス」
フェレナードは純粋に彼の来訪に驚いた。大体は何かあっても、ダグラスとインティスで話して解決することが多いからだ。
「インティスなら今城にいる」
「いや、用事はそっちじゃねぇ」
改めて用件を聞くと、今文献調査に行っているネルロス家の墓の、見取り図を見せて欲しいということだった。
フェレナードは、文献調査を開始した頃に自分で書き留めておいた見取り図を部屋の奥から出し、テーブルに広げてみせた。
墓は今のところ地下五階まであるが、一本道なので地図として持ち歩く必要がないのだ。
その全体を見渡すと、ダグラスは顎髭を撫でながら頷いた。
「どうかしたのか?」
「いや、土地の広さとこれまでの守護獣の頻度を考えると、そろそろ終点じゃないかと思ってな」
「……確かに」
言われて図を見直すと、残りはちょうど二部屋分だ。鏡を何とかした先に、最後の手がかりが保管されている可能性が高い。
「それならもう、あいつらを鍛えてやる必要もないだろう」
あいつらとは高校生たちのことだ。
「能力としては問題ないと?」
「だな。話に聞いた鏡とやらをどうするかは、もうあいつら次第だ」
「そうか……」
インティスから三人の雰囲気があまり良くないことは聞いている。フェレナードは溜息をついた。
「それより、最近調査がねぇからローザの姿を見ないが、どうなんだ?」
「どうって……何もない」
話題を振られ、途端にフェレナードの眉間に皺が寄った。ダグラスはフェレナードがこの城に来るきっかけを作った人物で、付き合いの長いフェレナードは彼の前では感情が露骨に出る。その様子を見て、ダグラスが呆れたように息を吐いた。
「まだあのことを気にしてんのか。王子にはあれ以来忠誠を誓ってるんだろ?」
「……そうだけど」
「だったらもういいじゃねぇか。自分を許してやれよ」
「そんなに簡単にはいかない」
「へいへい」
少しの重苦しい沈黙が流れ、ダグラスがそれを破る。
「……彼女のことは考えてやれないのか」
「今は王子の呪いを解く方が先だ」
「はー……」
思いを寄せる女性の存在を頑なに受け入れようとしないフェレナードに、ダグラスが数度目の溜息をついた。
「……そういえば、王子を助けてくれたって?」
自分で話題に出したのをきっかけに、フェレナードはダグラスに尋ねた。
高校生たちとの特訓の最中に、王子の呪いが発動した日のことだ。
ダグラスも言われて思い出したようだ。
「ああ、お前らがいなかったんでな。呼びに行くよりこっちでやった方が早かった」
ダグラスが頷くのを見て、王子から聞いた、ダグラスに助けてもらったという話が本当であることをフェレナードは確認した。
「ありがとう……助かった。けど、よくできたな。源石なしでやったのか?」
「いや、源石は持ってる。あいつらも強くなってるから、こっちもその分底上げしておかなきゃならねぇだろ。今回みたいに急なことにも使えるし、最近集めてんだ」
「そうだったのか……」
「インティスやお前がやってたのを見よう見真似でやってみたが、何とかなって良かったぜ」
「……っ」
ダグラスはさらっと言ってのけたが、フェレナードは耳を疑った。インティスは元より、フェレナードでさえ、呪いを抑えるマントは使い慣れるまでに時間がかかった。それを一発でやり遂げるなんて。
フェレナードは魔法を習っていた頃を思い出した。
十年前、ダグラスに誘われ、同じ魔法の師から魔法を習い始めたが、その時から彼の精霊を使役する勘はとても良かった。常に自分の上を行き、この先一生追い越せないのだろうと思ったほどだし、そして今またそれを痛感させられた。
「あれ、ダグラス。どうしたの」
その時、ちょうどインティスが城での用事を終えて戻って来た。
ダグラスはフェレナードと話した見取り図のことを改めてインティスにも共有し、城へ戻って行った。
ついでに、ダグラスが王子の呪いを抑えてくれたことをフェレナードからインティスに伝えておく。
「ダグラスが魔法使ってるのは前に見たけど、フェレよりも使えるの?」
「俺より前からカーリアンに習ってるはずだからね。俺はたまたま誘われたようなものだし」
「へぇ……あいつ何でもできるんだな」
インティスは素直に感心していたのだが、いない相手の呼称が雑になっていて、フェレナードは苦笑した。
「そうだ。フェレ、ちょっと相談があるんだけど」
「相談?」
いつもさっさと自分で決めてしまう彼が珍しいな、と思い、フェレナードは話を聞くことにした。
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