陰キャ能力者のアオハルノート



 高望昇太は超能力を使える。

 ただし、念動力で空を飛ぶことは出来ず、テレポートだって100メートル先が限界。
 祖父母や妹に比べれば本当に些細な力。その事実にいつも劣等感を感じていた。

 だがそんなある日。いつものように屋上で昼寝をしていると、偶然にも告白現場に遭遇する。

「空を、飛んでみてください」

 それが、彼女の言い放った条件。
 奇しくも目の前で階段から飛んで(落ちて)しまった昇太は、ひょんなことから彼女と関わっていくこととなる。

 縮まる二人の距離、彼女の発言の真意、そして昇太の抱えるトラウマとは。

 陰キャの昇太に恋愛ははたして可能なのか?
 これは影を持つ彼ら彼女らの、青春ラブコメ──

※「小説家になろう」でも投稿しております。
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