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物語のはじまり
第9話 開店前日
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季節は秋、ここは『レガリア王国』王都レーネスにある一軒の古びた店。
場所で言うなら貴族区と商業区の丁度境目に位置する。
大通りから一本中に入っているから正直人通りは少ないけれど、貴族区に配達する商人達や、お屋敷に仕えている使用人達が行き来する抜け道でもある。
私たちは今、お店の開店のために準備を進めている。
『私たち』と言うのは私の家族でもある三人の精霊と妹のエリス、それに屋敷から付いてきてくれたグレイとエレン。
人数は少ないけれどグレイもエレンもプロ中のプロだ。エレンが会計と商品の受け渡しを行い、グレイには接客と経営管理をしてもらう。エリスはエレンのサポートをお願いし調理場担当はこの私。
あの日、グレイにお母様の宝石を渡しあることをお願いした。
それは理不尽な理由で辞めさせられたノエルのケアと、これから辞めさせられるであろう使用人たちのケア、そして私たちがこれから住むであろう自宅兼お店の確保。
辞めさせられた使用人たちにはお母様の宝石をお金に換金し、私の力不足のお詫びとして少ないながらも退職金を準備させてもらった。だけど誰一人として受け取ってくれなかった事は先ほど知ったばかりだ。
何でも私に知らせればすぐにでも飛んでくるだろうと思われていたらしく、秘密にしてほしいと言われていたそうだ。
今更だけど私は本当に幸せ者だと思う。
そんな事で只今準備の真っ最中、オープンの予定は一週間後。
二階にある居住スペースの汚れは、先に辞めさせられたグレイが掃除をしてくれていたおかげで快適に暮らす事ができるが、一階の店舗スペースはまだ手付かずの状態。
中古の物件だけどそれなりに広く調理場と販売スペースの他、カフェスペースに使えそうな空間と奥には小さいながらも庭園がある。
「取りあえず販売スペースと調理場、あと表の外観の掃除ね」
スイのおかげで水掃除は捗るし、エンの熱魔法でスチーム洗浄ができるから掃除が早い早い、今日一日で店内は終わりそうな勢いだ。
あまりの嬉しさに鼻歌を歌いながら掃除に勤しむ私を見て、エレンはため息をつくんですよ? 「お嬢様が掃除なんて」って。私はもうお嬢様じゃありませんから鼻歌だって歌っちゃいます。
そんな時グレイが一人の男性を連れてきた。
「お嬢様、お客様です」
「お客様?」
頭に三角巾をかぶり、動きにくいからとズボンを履いてエプロンを付けている私。調理場から出てきたこの姿を見て、一瞬グレイの顔が曇りましたが今は是非見逃してほしい。グレイが怒ると怖いんだもの。
「昨日ぶりですお嬢様」
「ディオン!」
そこに立っていたのは昨日まで一緒に暮らしていた屋敷の料理長ことディオン。
「どうしたの? この時間だと夕食の準備で忙しいんじゃないの?」
住んでいた屋敷とは二区画離れているから馬車を使っても30分はかかるというもの。今から帰っても間に合わないんじゃないかしら? あの人達うるさいからなぁ。
「そんなの今朝辞めてきましたよ、息子の店に顔を出していたので遅くなりました」
そんなあっさりと何言ってるんですか!
「辞めたって、その引き継ぎとか大丈夫なの?」
「ええ、あの人達に恩義なんてありませんから。今頃バイトの者達が頑張ってるんじゃないですか?」
「……ふふふ。」
ちょっと慌てふためいてるバイト達の姿を想像して思わず笑いが込み上げてきた。
あの屋敷で調理補助として雇ったバイト達(お屋敷なのバイトですよ!)は私から見ても物の見事に使えない子達だった。その癖言う事は一人前で、私が試作品を作っている横でアレヤコレヤと指図してくる始末。叔父達から私の事を居候だとかでも聞かされていたのだろう、一度たりとも令嬢として扱われたことがなかったからね。
まったく以前お父様が雇っていた人達は優秀だったのに無理に辞めさせるからこうなるのだ。ザマァミロ!
おっと、私とした事がはしたない。
「それで働き先は決まってるのかしら?」
「ええ、幸いにもこんな俺を雇ってくれる者好きがいましてね、無給で雇ってもらう事になりました」
「無給!?」
前にも行ったけれどディオンの料理の腕は一流なのだ。以前人気のレストランを経営していた事は有名で、ディオンの料理を食べるためだけに遠くから来る貴族達もいたほどだ。
「それって……」
「私奴《わたくしめ》の采配で雇わせていただきましたが何か問題でも?」
「えっ!?」
グレイが悪巧みが成功したって顔で言ってくる。たしかにディオンの存在は願ってもない、でも……。
「でもいいの?」
「もちろんです。旦那様には一生返しきれないご恩がございます、その返しきれないご恩をご息女であるお嬢様に返させていただく所存でございます」
「……ありがとう、すごく心強いわ」
ありがとうディオン、ありがとうお父様……涙が出てくるのは仕方がないよね。
それから一週間、店内の掃除に壁紙の張り替え、古物商で装飾品を揃えて調理場の修理に外観の飾り付け、エレンとエリスの制服は私の手作り(こんな処で前世の趣味であったコスプレ製作技術が役にたつなんて、人生って分からないものね)。
そして工業ギルドに頼んでおいた陳列ケースが届いたのが今日。
この陳列ケースは氷を上部に収納でき、冷気で簡易冷蔵庫の役目ができる特注品。
ついでに言うとお持ち帰り頂く箱の準備が一番大変だった。
だってこの世界にはお持ち帰りの習慣がないんだもの、箱の図案から指示をして特別に作ってもらったわよ。
さて、これですべての準備が整った。
「いよいよ明日ね」
私の……いえ、前世からの私も含め念願のスイーツショップが明日オープンできる。
この城は私だけの物ではない、私だけの想いでもない。
ここまで私一人では到底辿り着けなかっただろう。
そしてここはまだ夢の途中である。
「さぁ始めるわよ。私の計画はまだ終わっていないのだから」
場所で言うなら貴族区と商業区の丁度境目に位置する。
大通りから一本中に入っているから正直人通りは少ないけれど、貴族区に配達する商人達や、お屋敷に仕えている使用人達が行き来する抜け道でもある。
私たちは今、お店の開店のために準備を進めている。
『私たち』と言うのは私の家族でもある三人の精霊と妹のエリス、それに屋敷から付いてきてくれたグレイとエレン。
人数は少ないけれどグレイもエレンもプロ中のプロだ。エレンが会計と商品の受け渡しを行い、グレイには接客と経営管理をしてもらう。エリスはエレンのサポートをお願いし調理場担当はこの私。
あの日、グレイにお母様の宝石を渡しあることをお願いした。
それは理不尽な理由で辞めさせられたノエルのケアと、これから辞めさせられるであろう使用人たちのケア、そして私たちがこれから住むであろう自宅兼お店の確保。
辞めさせられた使用人たちにはお母様の宝石をお金に換金し、私の力不足のお詫びとして少ないながらも退職金を準備させてもらった。だけど誰一人として受け取ってくれなかった事は先ほど知ったばかりだ。
何でも私に知らせればすぐにでも飛んでくるだろうと思われていたらしく、秘密にしてほしいと言われていたそうだ。
今更だけど私は本当に幸せ者だと思う。
そんな事で只今準備の真っ最中、オープンの予定は一週間後。
二階にある居住スペースの汚れは、先に辞めさせられたグレイが掃除をしてくれていたおかげで快適に暮らす事ができるが、一階の店舗スペースはまだ手付かずの状態。
中古の物件だけどそれなりに広く調理場と販売スペースの他、カフェスペースに使えそうな空間と奥には小さいながらも庭園がある。
「取りあえず販売スペースと調理場、あと表の外観の掃除ね」
スイのおかげで水掃除は捗るし、エンの熱魔法でスチーム洗浄ができるから掃除が早い早い、今日一日で店内は終わりそうな勢いだ。
あまりの嬉しさに鼻歌を歌いながら掃除に勤しむ私を見て、エレンはため息をつくんですよ? 「お嬢様が掃除なんて」って。私はもうお嬢様じゃありませんから鼻歌だって歌っちゃいます。
そんな時グレイが一人の男性を連れてきた。
「お嬢様、お客様です」
「お客様?」
頭に三角巾をかぶり、動きにくいからとズボンを履いてエプロンを付けている私。調理場から出てきたこの姿を見て、一瞬グレイの顔が曇りましたが今は是非見逃してほしい。グレイが怒ると怖いんだもの。
「昨日ぶりですお嬢様」
「ディオン!」
そこに立っていたのは昨日まで一緒に暮らしていた屋敷の料理長ことディオン。
「どうしたの? この時間だと夕食の準備で忙しいんじゃないの?」
住んでいた屋敷とは二区画離れているから馬車を使っても30分はかかるというもの。今から帰っても間に合わないんじゃないかしら? あの人達うるさいからなぁ。
「そんなの今朝辞めてきましたよ、息子の店に顔を出していたので遅くなりました」
そんなあっさりと何言ってるんですか!
「辞めたって、その引き継ぎとか大丈夫なの?」
「ええ、あの人達に恩義なんてありませんから。今頃バイトの者達が頑張ってるんじゃないですか?」
「……ふふふ。」
ちょっと慌てふためいてるバイト達の姿を想像して思わず笑いが込み上げてきた。
あの屋敷で調理補助として雇ったバイト達(お屋敷なのバイトですよ!)は私から見ても物の見事に使えない子達だった。その癖言う事は一人前で、私が試作品を作っている横でアレヤコレヤと指図してくる始末。叔父達から私の事を居候だとかでも聞かされていたのだろう、一度たりとも令嬢として扱われたことがなかったからね。
まったく以前お父様が雇っていた人達は優秀だったのに無理に辞めさせるからこうなるのだ。ザマァミロ!
おっと、私とした事がはしたない。
「それで働き先は決まってるのかしら?」
「ええ、幸いにもこんな俺を雇ってくれる者好きがいましてね、無給で雇ってもらう事になりました」
「無給!?」
前にも行ったけれどディオンの料理の腕は一流なのだ。以前人気のレストランを経営していた事は有名で、ディオンの料理を食べるためだけに遠くから来る貴族達もいたほどだ。
「それって……」
「私奴《わたくしめ》の采配で雇わせていただきましたが何か問題でも?」
「えっ!?」
グレイが悪巧みが成功したって顔で言ってくる。たしかにディオンの存在は願ってもない、でも……。
「でもいいの?」
「もちろんです。旦那様には一生返しきれないご恩がございます、その返しきれないご恩をご息女であるお嬢様に返させていただく所存でございます」
「……ありがとう、すごく心強いわ」
ありがとうディオン、ありがとうお父様……涙が出てくるのは仕方がないよね。
それから一週間、店内の掃除に壁紙の張り替え、古物商で装飾品を揃えて調理場の修理に外観の飾り付け、エレンとエリスの制服は私の手作り(こんな処で前世の趣味であったコスプレ製作技術が役にたつなんて、人生って分からないものね)。
そして工業ギルドに頼んでおいた陳列ケースが届いたのが今日。
この陳列ケースは氷を上部に収納でき、冷気で簡易冷蔵庫の役目ができる特注品。
ついでに言うとお持ち帰り頂く箱の準備が一番大変だった。
だってこの世界にはお持ち帰りの習慣がないんだもの、箱の図案から指示をして特別に作ってもらったわよ。
さて、これですべての準備が整った。
「いよいよ明日ね」
私の……いえ、前世からの私も含め念願のスイーツショップが明日オープンできる。
この城は私だけの物ではない、私だけの想いでもない。
ここまで私一人では到底辿り着けなかっただろう。
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