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16歳の俺
第4王子16歳 8
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ルチアーノがするすると俺の服を脱がしていく。最初自分で脱げると言ったが、悲しそうな顔でだめ?っと言われてしまいされるがままである。丁寧にタイを手で解き、ボタンを一つ一つ外していく。上も脱がす必要あるか?っと思いながらもされるがままに脱がされる。ルチアーノの吐息がかかり、ちゅっとキスをする。
完全の目はイッててぎらぎらと光っている。
「はぁ、あずーる、あずーるぅ……」
「んんぅ、あ、あふ、ぅ」
じゅるっと唾液を啜りながらキスをして、ルチアーノが自分のものと俺のものを一緒に握って扱く。ぞくぞくと背筋を震わせて声を出すと、犬のようにぺろぺろと俺の顔を舐めてぐちぐちとそれをさする。
ふうふうと荒く呼吸をしつつ、ルチアーノのタトゥーを触るとびくんっとルチアーノの体が震えた。
「ふぁ……っ」
「あ、ごめ……」
「も、もっとぉ……」
「あ、はい」
ルチアーノが俺のタトゥーを触った手を取りするすると自分で撫でる。俺は言われたようにタトゥーを触って解呪をしようとするが、その前にルチアーノが俺の後ろの孔に触れる。
「ちょ、ちょっと待って!」
「……?」
「後ろは俺が準備するから待って!」
「僕がやる」
「やったことないでしょ!?」
「見たことあるもん」
「え」
俺は早急にローションを作ってそれの入った瓶を片手に呆然としていると、ルチアーノがそれを奪って手に垂らし、俺の孔にもかける。
「任せて、昇天させてあげる」
「い、いいよ!俺じゃなくて自分自身を……ふあっ!」
ぐちゅっと音がしてルチアーノの指が入っていく。最初のその感覚離れない。ううっと呻きながらその違和感に耐えているととある場所でびくんっと否応なしに俺の体が跳ねた。
がくがくと腰を揺らして、はっと息を吸い込んで吐き出す。
「アズール、ここがいいの?」
「ん……、うん」
「まだ苦しい……?」
「う、ん……」
ふーふーっと息を整えながらルチアーノの指の動きに集中する。ただ、ルチアーノは的確に俺のイイとこをついてくるのですぐに苦しさよりも気持ちよさが勝った。指の数が増え、出たり入ったりとルチアーノは楽しそうに声をあげながら解していく。その行為に俺が先にイきそうになるがどうにか踏ん張って耐える。というか、ルチアーノの為に今体張ってるのに俺はどうでもいいんだってばぁ!!
「ル、ルチアーノ、おれ、は、いいからぁっ!」
「んー?」
「も、もう、いっちゃうからぁ……」
「? いいよ?」
「ぁ……っ!」
ルチアーノが軽くそう言った瞬間、気持ちいいところが圧迫され呆気なく果てた。腹の上に飛び散った俺の精液をルチアーノは指で拭いとり舐めとる。
「美味しぃ……」
「それはないからぁっ!!」
美味しい美味しいと腹の上の精液を完全に舐めとったルチアーノが今度は俺のを口にした。ひっと悲鳴を上げてのけぞる。
「あ、あっ、るちあーのぉ……」
「んむぅ、もっと欲しい」
「あ、あっあっ、やっ!」
ルチアーノは吸ったり舌を使って舐めたりと好き勝手に俺のものを弄ぶ。俺はルチアーノの頭を掴んでひんひん啼くしかない。
器用にも俺の孔も弄るので俺はびくんびくんっと体を跳ねらせ達してしまう。俺が達すると尿道の中にも残っている精液も吸い出すようにしてルチアーノがじゅるるっと啜る。
「あ、あっ……!」
「んんー。もっと出して」
ぐちぐちと俺のものを扱き、ちゅっちゅっと足の付け根を啄むルチアーノに思わず足を閉じてしまう。しかしすぐにルチアーノが俺の脚を開いてぐずぐずになっている陰茎を露にする。
「あ、いれたらもっと出る?」
「ひっ……!」
軽い気持ちで引き受けたが、ルチアーノのそれは驚異的なものだった。思わず我に返って真っ青になるくらいには。それが俺の入り口に触れてそして押し広げるように中に入っていく。その圧迫感に身を捩り、逃げ腰になるとルチアーノがすかさず腰を掴んで引き寄せる。
「んぅあああっ!」
「あ、ちょっと出た。アズール、頑張って。もっと欲しい」
「ひ、や、あ、あああっ!」
「頑張れ頑張れ」
ずんっというような衝撃と共に電撃が走った。前世で色んな男に抱かれまくっている俺だが、流石にこの人生で初めてだと勝手が違う。ルチアーノのものが抜き差しされるたびに勝手に腰が跳ねて、あまりの快感に頭がおかしくなりそうだ。意味の持たない言葉ばかりが羅列し、ただ自分の嬌声が響く。
きしきしとベッドが音を立て、何度か射精した自分の精液が腹の上から垂れた。勿体ないと言わんばかりにルチアーノがそれを指で拭い、味わうように舐めとる。ふとルチアーノが腰を揺らしながら俺の胸に手が触れた。そして、その二つの突起を指で嬲り始める。
「ひっ!いい、も、いいから!!」
「? 気持ち良くないの?」
「気持ち良すぎてバカになるぅ!」
慌てて俺はそう口を滑らせた。するとルチアーノはにこっと良い笑顔で返事の代わりにきゅっとそれを摘まんでこする。ピリッとした快感に何度目か分からない射精をする。
やめて欲しくてルチアーノの手を弱弱しく掴むが効果は無し。
「あ、ぁっ!」
「あ、アズールの中びくびくしてきゅって締まった。気持ちいい?」
「い、いぃ……きもちいぃっ!」
「本当?ここは?」
「あっ、あぁっ!」
俺が素直に答えるとルチアーノはそれはそれは楽しそうに聞いてきて、いろんな場所を攻め立てる。そのたびに俺は悲鳴に似た喘ぎ声を出しながら達して、既に精液は透明に近くなっている。
それを一瞥することなく、舌を入れてルチアーノは俺の口内を犯し、離れた。動きが激しくなり、かくかくとひとりでに腰が震える。
「あー、僕も出していい?」
「な、なかは、だめぇ……」
「なんで?僕が掻き出してあげるからお腹壊さないよ?大丈夫大丈夫」
「だめ、だめなものは、だめぇ……」
「アズール可愛い」
俺の中のルチアーノがぶるっと震えて中に温かなものが出された。それと同時に俺もイった。しかし、ルチアーノ所望の精液は出ずに、所謂中イキで達したのだった。
俺は体を震わせてその快感をどうにか体から逃がしながら、どくどくと中に流れるそれを感じる。
漸くルチアーノがイったことを確認し、これで終わりかと中に入っているルチアーノのものを抜こうと腰を動かしたら、一気に腰を引かれて奥をつかれた。ひゅっと喉が鳴って息が止まる。
「ぁ、う……?」
「まだ、まだ足りない、アズール……」
はーはーっと飢えた獣のような顔で俺に覆いかぶさって激しくキスをする。
その後の展開は分かるだろう。
俺が覚えているのは少なくともルチアーノは俺の中に三回ほど精液をぶちまけたということだけだ。
完全の目はイッててぎらぎらと光っている。
「はぁ、あずーる、あずーるぅ……」
「んんぅ、あ、あふ、ぅ」
じゅるっと唾液を啜りながらキスをして、ルチアーノが自分のものと俺のものを一緒に握って扱く。ぞくぞくと背筋を震わせて声を出すと、犬のようにぺろぺろと俺の顔を舐めてぐちぐちとそれをさする。
ふうふうと荒く呼吸をしつつ、ルチアーノのタトゥーを触るとびくんっとルチアーノの体が震えた。
「ふぁ……っ」
「あ、ごめ……」
「も、もっとぉ……」
「あ、はい」
ルチアーノが俺のタトゥーを触った手を取りするすると自分で撫でる。俺は言われたようにタトゥーを触って解呪をしようとするが、その前にルチアーノが俺の後ろの孔に触れる。
「ちょ、ちょっと待って!」
「……?」
「後ろは俺が準備するから待って!」
「僕がやる」
「やったことないでしょ!?」
「見たことあるもん」
「え」
俺は早急にローションを作ってそれの入った瓶を片手に呆然としていると、ルチアーノがそれを奪って手に垂らし、俺の孔にもかける。
「任せて、昇天させてあげる」
「い、いいよ!俺じゃなくて自分自身を……ふあっ!」
ぐちゅっと音がしてルチアーノの指が入っていく。最初のその感覚離れない。ううっと呻きながらその違和感に耐えているととある場所でびくんっと否応なしに俺の体が跳ねた。
がくがくと腰を揺らして、はっと息を吸い込んで吐き出す。
「アズール、ここがいいの?」
「ん……、うん」
「まだ苦しい……?」
「う、ん……」
ふーふーっと息を整えながらルチアーノの指の動きに集中する。ただ、ルチアーノは的確に俺のイイとこをついてくるのですぐに苦しさよりも気持ちよさが勝った。指の数が増え、出たり入ったりとルチアーノは楽しそうに声をあげながら解していく。その行為に俺が先にイきそうになるがどうにか踏ん張って耐える。というか、ルチアーノの為に今体張ってるのに俺はどうでもいいんだってばぁ!!
「ル、ルチアーノ、おれ、は、いいからぁっ!」
「んー?」
「も、もう、いっちゃうからぁ……」
「? いいよ?」
「ぁ……っ!」
ルチアーノが軽くそう言った瞬間、気持ちいいところが圧迫され呆気なく果てた。腹の上に飛び散った俺の精液をルチアーノは指で拭いとり舐めとる。
「美味しぃ……」
「それはないからぁっ!!」
美味しい美味しいと腹の上の精液を完全に舐めとったルチアーノが今度は俺のを口にした。ひっと悲鳴を上げてのけぞる。
「あ、あっ、るちあーのぉ……」
「んむぅ、もっと欲しい」
「あ、あっあっ、やっ!」
ルチアーノは吸ったり舌を使って舐めたりと好き勝手に俺のものを弄ぶ。俺はルチアーノの頭を掴んでひんひん啼くしかない。
器用にも俺の孔も弄るので俺はびくんびくんっと体を跳ねらせ達してしまう。俺が達すると尿道の中にも残っている精液も吸い出すようにしてルチアーノがじゅるるっと啜る。
「あ、あっ……!」
「んんー。もっと出して」
ぐちぐちと俺のものを扱き、ちゅっちゅっと足の付け根を啄むルチアーノに思わず足を閉じてしまう。しかしすぐにルチアーノが俺の脚を開いてぐずぐずになっている陰茎を露にする。
「あ、いれたらもっと出る?」
「ひっ……!」
軽い気持ちで引き受けたが、ルチアーノのそれは驚異的なものだった。思わず我に返って真っ青になるくらいには。それが俺の入り口に触れてそして押し広げるように中に入っていく。その圧迫感に身を捩り、逃げ腰になるとルチアーノがすかさず腰を掴んで引き寄せる。
「んぅあああっ!」
「あ、ちょっと出た。アズール、頑張って。もっと欲しい」
「ひ、や、あ、あああっ!」
「頑張れ頑張れ」
ずんっというような衝撃と共に電撃が走った。前世で色んな男に抱かれまくっている俺だが、流石にこの人生で初めてだと勝手が違う。ルチアーノのものが抜き差しされるたびに勝手に腰が跳ねて、あまりの快感に頭がおかしくなりそうだ。意味の持たない言葉ばかりが羅列し、ただ自分の嬌声が響く。
きしきしとベッドが音を立て、何度か射精した自分の精液が腹の上から垂れた。勿体ないと言わんばかりにルチアーノがそれを指で拭い、味わうように舐めとる。ふとルチアーノが腰を揺らしながら俺の胸に手が触れた。そして、その二つの突起を指で嬲り始める。
「ひっ!いい、も、いいから!!」
「? 気持ち良くないの?」
「気持ち良すぎてバカになるぅ!」
慌てて俺はそう口を滑らせた。するとルチアーノはにこっと良い笑顔で返事の代わりにきゅっとそれを摘まんでこする。ピリッとした快感に何度目か分からない射精をする。
やめて欲しくてルチアーノの手を弱弱しく掴むが効果は無し。
「あ、ぁっ!」
「あ、アズールの中びくびくしてきゅって締まった。気持ちいい?」
「い、いぃ……きもちいぃっ!」
「本当?ここは?」
「あっ、あぁっ!」
俺が素直に答えるとルチアーノはそれはそれは楽しそうに聞いてきて、いろんな場所を攻め立てる。そのたびに俺は悲鳴に似た喘ぎ声を出しながら達して、既に精液は透明に近くなっている。
それを一瞥することなく、舌を入れてルチアーノは俺の口内を犯し、離れた。動きが激しくなり、かくかくとひとりでに腰が震える。
「あー、僕も出していい?」
「な、なかは、だめぇ……」
「なんで?僕が掻き出してあげるからお腹壊さないよ?大丈夫大丈夫」
「だめ、だめなものは、だめぇ……」
「アズール可愛い」
俺の中のルチアーノがぶるっと震えて中に温かなものが出された。それと同時に俺もイった。しかし、ルチアーノ所望の精液は出ずに、所謂中イキで達したのだった。
俺は体を震わせてその快感をどうにか体から逃がしながら、どくどくと中に流れるそれを感じる。
漸くルチアーノがイったことを確認し、これで終わりかと中に入っているルチアーノのものを抜こうと腰を動かしたら、一気に腰を引かれて奥をつかれた。ひゅっと喉が鳴って息が止まる。
「ぁ、う……?」
「まだ、まだ足りない、アズール……」
はーはーっと飢えた獣のような顔で俺に覆いかぶさって激しくキスをする。
その後の展開は分かるだろう。
俺が覚えているのは少なくともルチアーノは俺の中に三回ほど精液をぶちまけたということだけだ。
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