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本編

遠征準備? ※

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R18 小スカ表現あり
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錬金術師の兄から新しい魔装具が届いた。


魔装具というのは、魔石を核にして魔力を流し込むと武器と装備に変化するというものだ。普段はアクセサリーと大差ないので普通の人には分からない。軽くて便利な道具だが扱える人はあまり多くない。戦闘中でも魔力を常に流し、戦わないといけないのでここぞというときに装備がはがれてしまえば大変なことになる。使えれば強い、というものである。



因みに第一班の者は全員使える。



今回の魔装具はネックレスのようでそれを装備して発動してみる。相変わらず黒装束で口元を覆うマスク、フード、ロングコートである。デザインは縁や胸元の紋章が銀色で施され武器は銃剣だ。また新しい武器か。俺はそう思いながらくるっと一周し、武器を構える。スコープは無し。中距離銃だ。近寄った者も切り捨てられそうだ。重さも丁度いい。そんな事を思いながら魔装具を解く。



「ベルちゃん」

「おあっ!?」



魔装具を解いた瞬間ヴィに抱えられた。そのまま二階に連れていかれる。そしてベッドに下ろされた。

それからちゅっとキスを落とされる。



「ベルちゃん、いい?」

「ん……」



ヴィの首に手を回して俺からキスをする。口を開けて舌を入れヴィの舌に絡ませるとヴィは嬉しそうに俺の上に乗っかって服を脱がす。するすると肌にヴィの手が滑り、乳首に触れた。



「は、ぁ……っ!」

「気持ちいい?」

「んぅっ!」



ベロっと舐められて噛まれると背筋が震える。そのまま俺のアナルに指が埋め込まれぐちゅぐちゅと中をほぐされる。それから中にヴィのペニスが埋め込まれた。



「ん、あっ!あっ!!」

「はぁ、ベルちゃん。ベルちゃん気持ちいい?」

「い、いい!きもちいい……っ!ん、んんぅっ!!」



ピストンが激しくなり、思考がスパークする。快楽に支配された思考で自分のペニスを扱く。



「あ、ああ!ひっ、んぅうっ!!」

「あ、ダメだよ、ベルちゃん。今日は後ろだけでイこうね?」

「ひっ!?」



扱いていた手を拘束されて奥を摩られた。びくびくと体が震える。



「や、やっ!イきたい……っ!ヴィ、ヴィ……」

「うんうん、大丈夫。もぉっと気持ちいいから」

「ぅ、ふぁっ!あっあっ!」



がんがんと腰を動かされ、挿入が激しくなる。いつものようにせりあがってくるそれを放出したいが、いつも前を触っているのでうまくイケない。もどかしさに頭がおかしくなっていきそうだ。



「ひっ、いっ、ああっ!!」

「ベルちゃん、ベルちゃん、がんばって」

「ん、ひぁっ!あぅ、ひっ!」



ヴィが耳を舐め、首筋を舐めながら耳元で囁く。快楽で体が震える目の前がちかちかしてきた。

その瞬間、がんっと強い刺激を覚えて息が詰まる。腰が痙攣して体中をいいようのない快楽が襲う。ふうふうと呼吸を整えようとすると、ヴィが俺のペニスを触る。



「あっ、ひっ!」

「よくできました。ベルちゃん、ご褒美」



ぐちゃぐちゃと容赦なく扱かれて、刺激を与えられる。鈴口を重点的に摩られ、別のものがせりあがってくる。



「や、あぁっ!おしっこ、おしっこでるぅ……っ!!」

「いいよ。いつもおしっこ出ちゃうもんね?遠慮なく、出していいよ」

「ひっ、いっ、やだぁ!」

「あー、まだ正気かな?恥ずかしい?」

「うん……っ!といれぇ……っ!」



俺がそう言ってヴィに縋りつく。彼はにっこりを笑顔を見せてこう言った。



「い・や♡」

「やだ、といれいくぅ……っ!」

「だめだよ。あ、飲もうかな?」

「ひんっ!」



ずるっと乱暴に中からヴィのものが出た。それからヴィの顔が下がっていき拘束されていた手が離れ、太ももを掴まれた。そして俺の決壊寸前のペニスを咥える。

柔らかい口の中で唾液にぐちゃぐちゃにされながら嬲られた。せりあがってくるそれをどうにか耐えながら震えた。



「ひっ、だめ、いやっ!!いっ……」

「ん……」



ふっと長年の癖で我慢できずに力が抜ける。ヴィの顔が見れずに顔を手で覆って出ていくそれにぐっと唇を噛む。出来るだけ出さないように力を入れるがぐっとヴィが下腹部を押して吸い上げる。我慢できずにすべて出されてしまいくたっと力が抜けた。



「ん、まだ、出る?」

「もう出ない!」

「えー?」



するっと腹部を撫でられて俺は逃げようとベッドの這うとあっさり捕まって転がされる。



「まだ時間はあるからね、ベルちゃん」

「いやっ!」



布団をぶんとって潜り込むが、えー?っとヴィは楽しそうな声をあげながら俺の布団の中に入り込む。くすくす笑いながら後ろから俺の肌を彼の綺麗な指が撫でた。ぐっと声が出ないように唇を噛むが、ちゅっとうなじや首筋にキスを落とされて声が出そうになる。

すると、ぎゅっと抱きしめられた。



「ごめん、怒った?」



優しい声でそう言うので、俺は恨めしそうに彼を見る。そんな態度で言われたらずるいじゃんか。



「……怒ってないけど、恥ずかしいの!」

「ふふ、そうなの?僕は可愛いベルちゃんの姿を見れて興奮するけど?ほら」



俺の脚に大きくなったそれが触れる。先走りで少しぬるっとしており、彼が腰を動かすとそれが俺の肌を滑る。



「ヴィ、その、えっと……」

「気持ち良くして?」

「う……ん……」



俺がうつ伏せになると彼が覆いかぶさってきて股の間にそれを挟む。がぶっと俺の首や肩にかぶりつきながらヴィが腰を揺らす。



「ん、は……っ」

「ベルちゃん、ちょっと握って?」

「ん、ぅ……っ!」



ヴィが俺の手を取って自分のものと俺のものを握らせる。俺の手の中でぐちゃぐちゃと粘ついたような音がして、先に俺のが果てた。

びくびくと震える俺の小さいものと違い大きくて血管の浮き出たヴィのものはまだ気持ちいいものを吐き出す気配がない。



「あ、あっ!は、やくぅ、びぃ、はやく……っ!」

「ん、これも気持ちいいでしょ?」

「ひ、ぅ……っ!?」



がくがくに俺の腰が砕けているのに、ヴィはガンガンに腰を動かして股の間にそれらが滑る。俺のものと彼のものも同じように擦れて、気持ちがいいと余韻に浸っていたら先の方をヴィに扱かれる。



「ぁ、おっ、んあああっ!!」

「はっ、あ、もっと可愛い声聞かせてベルちゃん」



ベッドとヴィに挟まれてうまく身動きが出来ないまま、ヴィの手でもう一度気持ちいいのがやってくる。



「はっはっ、あ、ああっひ……っ!」

「僕もイきそう。もう少し付き合って?」

「ん、うぅっ!」



びしゃっとまた俺が気持ちイイを吐き出すと同時にヴィの温かい精液が俺の手にかかった。



漸く彼も気持ちよくなったと思ったが、ぐるんっと仰向けにさせられた。そして、べちんっと腹の上にヴィのそれがたたきつけられた。



「ぇ……?」

「夜まで待てない」

「ま、待ってヴィ。だから準備してないって……っ」

「僕がやるから、ね?」



ヴィ、でも一応今日の休暇って遠征準備の為じゃなかった?それされると俺動けなくなっちゃうんだけど……。



そう訴えたかったが、うるうるとヴィに見つめられたら頷くしかない。



ヴィにそんな顔されると俺は弱い。何でも許しちゃう。



遠征の準備はまた今度にしよう。まだ時間はあるんだしな。ああ、行きたくないな~。
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