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日常
日付が変わった後で-1-A-
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年末年始は色々と忙しい。
それは小さな雑貨店も例外ではなく、アルノシトも祖父も、年越しと年明けの準備に追われていた。
「マリアさんに頼まれていたものは届けたか?」
「うん。昨日渡した」
荷物を仕分けしながら、訪れる人に対応しつつ、電話を受ける。
メモを確認しながら、次の配送を確認して店を出ようとしたところで、祖父に呼び止められる。
「アルノシト、電話だ」
「電話……あ!」
客からの電話であれば、わざわざ自分を呼ばない。自分宛ての電話──の相手は一人しか思いつかなかった。一度荷物を置いて、受話器を受け取る。
電話の前をアルノシトに譲った祖父は、来客の対応をするために離れていく。
「もしもし」
『……元気そうだな』
久し振りに聞く恋人の声にアルノシトの目元が緩む。少し疲れているようだが、彼も忙しいのだろうか。
「俺は元気です。ルートヴィヒさんは?」
ふ、と電話の向こうで微笑むのが分かった。笑み交じりの声に受話器を更に耳に押し当てる。
『私もいつも通り──いや、少し忙しいかな』
「ですよね……あ、テレビで見ました。週末のイベント」
数少ないニュースの時間。ベーレンドルフ財閥主催のパーティーが開催されること。ゲストとして有名なオペラ歌手やピアニスト等が招待され、その様子が放映されること。
主催である彼──ルートヴィヒの忙しさはいつも以上ではないだろうか。
『私の仕事はほとんど終わったから──後は、会場で出迎えるくらいだよ』
準備のためのあれこれで普段の業務が少し滞ってしまっている。
ふー、と息を吐くのを聞きながら、アルノシトは眼を瞬かせた。
「あ、じゃぁあんまりお話しちゃ駄目ですよね。少しでも休んで──」
『君の声を聴く以上の安らぎは思いつかないのだが』
食い気味に言い返されて言葉に詰まる。んん、と軽く咳払いするアルノシトの頬は薄く色づいている。
「──俺も。声が聴けて嬉しいです」
なら良かった。
ほっとしたような声音。僅かに沈黙の後、ルートヴィヒが改まった声で話し出す。
『君も忙しいと思うのだが……週末の夜。少しだけでも時間を貰えないだろうか』
「え?でも、週末は──」
先程、話していたパーティーの日。中継は途中までだとしても、ルートヴィヒはパーティーが終わった後も色々と仕事があるのではないだろうか。
『あぁ……だから、夜遅く──日付が変わってしまう時間になってしまうかも知れない』
それでも良ければ。
ルートヴィヒの声が弱い。無茶を言っている自覚がある時の声と口調。普段の彼なら絶対にこんなことは頼んできたりしないだろう。
「……大丈夫です。でも……店をあけられないから。うちに……来て頂けますか?」
一年で一番忙しい時期と言っても過言ではない。恋人に逢うために祖父一人に仕事を押し付けては、気になってしまって逢瀬を楽しむどころではない。
そういった説明をするまでもなく、ルートヴィヒは了承の返事を返してくれる。
『あぁ。無理をいってすまない。……有難う』
電話が切れた。そっと受話器を戻した後、接客を終えた祖父と目が合う。
「……じいちゃん」
「うん?」
「配達、行って来るね」
置いた荷物を持ち直して笑みを見せた。詳しい話は帰宅してからでもできる。
心置きなくルートヴィヒを出迎えるためにも、仕事は全部終わらせてしまいたい。
そう思う気持ちに自然と足が速くなった。
◇◇◇◇◇◇◇
ばたばたしているうちに当日。
電話があった日の夜、祖父に事情を伝えたら、状況次第ではあるが、早めに店を閉めて仮眠をとってもいいと言ってくれた。
更に──親戚の家に顔を出してくる、とも。
「何ならジークも連れて行こうか?」
なんていうものだから、ジークは置いて行ってくれ、と拗ねてしまったのだが。
何はともあれ。配達も販売も。綺麗に終わった後で店を閉めた。祖父を見送った後、テレビをつける。
看板犬として働いてくれたジークにもいつもよりは上等な食事を与えてから、椅子に座った。
【────】
画面の向こう。リポーターが何か言っているが、映像の中心に映る人物をじっと見つめる。沢山の人に囲まれていても、怖気ることなく堂々とした立ち居振る舞いの彼は、自分の知っているルートヴィヒとは別人のようにも見える。
いや、初めて会った時はこんな感じだったかな。
色々思い出しては笑みを浮かべたり、赤面したり。そのうちにジークが甘えて来たので、膝の上にのせて一緒にテレビを見る。
「……ほら、ジーク。ルートヴィヒさんがいるよ」
なんて愛犬に話しかければ、耳を動かして首を傾げている。困った飼い主だ、なんて思っているのかも知れないが、大人しく鑑賞会に付き合ってくれた。
やがてオペラだったり、楽器の演奏だったり。よくわからないインタビューやらなにやらの放送が終わり、テレビが無音になった。
会場ではまだ引き続きパーティーが開かれているのかも知れないが、それを知る術は自分にはない。
「……隅っこでいいから。行きたいです、っていえば良かったのかな」
くぅん、と愛犬が鼻を鳴らす。目を伏せた飼い主を慰めるように鼻を押し付け、ぐいぐいと押してくる。
「ん、ありがと。大丈夫だよ」
何時になるかは分からないが、少しだけ眠ろう。そう思って愛犬を下ろして立ち上がる。尻尾を振りながらついてくる愛犬に笑みを浮かべながら、ベッドへと。
「ルートヴィヒさん……来たら起こしてね?」
わん、と一声鳴いてからベッドの上に。足元で丸まるのを見てから、アルノシトも横になった。
◇◇◇◇◇◇◇
一方のルートヴィヒ。テレビの取材やらゲストの対応やら。こなした後で解放されたのは、日付が変わる直前。
流石に今から逢いに行くのはどうなのか、と迷ったが、もしかしたら起きて待っていてくれるかもしれない。眠っているようなら、カードだけでも置いて帰ればいい。
大通りまでは車で送ってもらった。後は歩いて。
流石にこの時間にすれ違う人もいない。静かな通り、靴音も憚られて出来るだけ静かに歩いて目的の雑貨店へと。
「……」
呼び鈴を鳴らそうとして留まる。以前、貰った合鍵の存在を思い出して静かに鍵を開けて中へと。
「……、ジークか」
扉を開けると同時。ぱたぱたと尻尾を振っている犬とぶつかりそうになり足を止める。
犬の前に座り、少しばかり撫でた後で改めて中へ入る。自分を案内するように階段を上る姿に従って、目的の部屋へと。開きっぱなしのドアの前で立ち止まる。
「……アルノシト?」
ドアの前で声をかけたが、返事はない。そっと中を覗くと、ベッドの上で寝息を立てているアルノシトがいた。
彼も忙しかったのだろう。彼を起こさないよう、静かに案内をしてくれたジークをもう一度撫でた後、ベッドの傍へ。腰を下ろすと、一瞬ベッドが軋んだが、アルノシトは少し身動ぎをしただけで起きる気配はない。
「……」
思わず触れそうになって動きを止める。触れたい気持ちはあるが、それ以上に彼の眠りを妨げたくない。
別に何をするわけでもなく。ただ寝顔を見ているだけでも気持ちが穏やかになる。足元で寝そべっている犬の姿を横目に収め、寝息を立てているアルノシトへと視線を戻した。
「ん……」
寝返りを打つ。少しもぞついた後、静かになる。
第三者が見ていたら、変人扱いされるかも知れない。そう思いはするものの、離れがたくベッドの端に腰を下ろしたままの時間を過ごす。
気付けば日付も変わっている。このまま起きるまで待っていようかとも考えたが、アルノシトも疲れているだろう。こうして顔をみられただけで十分だと思おう。
振り切るように目を閉じる。もう一度目を開いた時、自分を見ている眼と視線が重なった。
「……あ」
声を出したのは自分か彼か。少しの沈黙の後、アルノシトが飛び起きた。
「ごめんなさい!その、気づいてなくて……」
第一声は少し大きく。時間に気づいたのか、だんだんと語尾が小さくなるのにルートヴィヒの顔に自然と笑みが浮かんだ。
「こちらこそ。起こしてしまった」
気にしないで欲しい、とアルノシトが首を左右に振る。見れば寝巻ではなく普段着のまま。本当に仮眠のつもりだったようだ。
「とりあえず、コーヒー……より、お水の方がよさそうですね」
アルノシトが言い直したのは、ルートヴィヒから漂うアルコール臭が理由だろう。はは、と微かな苦笑を浮かべて頷いた。
「あぁ。でも、眠いなら──」
「眠くないです。大丈夫」
今ぐっすり寝てたから。
照れたように笑うアルノシト。ならば、と水を貰うためにルートヴィヒも立ち上がった。
それは小さな雑貨店も例外ではなく、アルノシトも祖父も、年越しと年明けの準備に追われていた。
「マリアさんに頼まれていたものは届けたか?」
「うん。昨日渡した」
荷物を仕分けしながら、訪れる人に対応しつつ、電話を受ける。
メモを確認しながら、次の配送を確認して店を出ようとしたところで、祖父に呼び止められる。
「アルノシト、電話だ」
「電話……あ!」
客からの電話であれば、わざわざ自分を呼ばない。自分宛ての電話──の相手は一人しか思いつかなかった。一度荷物を置いて、受話器を受け取る。
電話の前をアルノシトに譲った祖父は、来客の対応をするために離れていく。
「もしもし」
『……元気そうだな』
久し振りに聞く恋人の声にアルノシトの目元が緩む。少し疲れているようだが、彼も忙しいのだろうか。
「俺は元気です。ルートヴィヒさんは?」
ふ、と電話の向こうで微笑むのが分かった。笑み交じりの声に受話器を更に耳に押し当てる。
『私もいつも通り──いや、少し忙しいかな』
「ですよね……あ、テレビで見ました。週末のイベント」
数少ないニュースの時間。ベーレンドルフ財閥主催のパーティーが開催されること。ゲストとして有名なオペラ歌手やピアニスト等が招待され、その様子が放映されること。
主催である彼──ルートヴィヒの忙しさはいつも以上ではないだろうか。
『私の仕事はほとんど終わったから──後は、会場で出迎えるくらいだよ』
準備のためのあれこれで普段の業務が少し滞ってしまっている。
ふー、と息を吐くのを聞きながら、アルノシトは眼を瞬かせた。
「あ、じゃぁあんまりお話しちゃ駄目ですよね。少しでも休んで──」
『君の声を聴く以上の安らぎは思いつかないのだが』
食い気味に言い返されて言葉に詰まる。んん、と軽く咳払いするアルノシトの頬は薄く色づいている。
「──俺も。声が聴けて嬉しいです」
なら良かった。
ほっとしたような声音。僅かに沈黙の後、ルートヴィヒが改まった声で話し出す。
『君も忙しいと思うのだが……週末の夜。少しだけでも時間を貰えないだろうか』
「え?でも、週末は──」
先程、話していたパーティーの日。中継は途中までだとしても、ルートヴィヒはパーティーが終わった後も色々と仕事があるのではないだろうか。
『あぁ……だから、夜遅く──日付が変わってしまう時間になってしまうかも知れない』
それでも良ければ。
ルートヴィヒの声が弱い。無茶を言っている自覚がある時の声と口調。普段の彼なら絶対にこんなことは頼んできたりしないだろう。
「……大丈夫です。でも……店をあけられないから。うちに……来て頂けますか?」
一年で一番忙しい時期と言っても過言ではない。恋人に逢うために祖父一人に仕事を押し付けては、気になってしまって逢瀬を楽しむどころではない。
そういった説明をするまでもなく、ルートヴィヒは了承の返事を返してくれる。
『あぁ。無理をいってすまない。……有難う』
電話が切れた。そっと受話器を戻した後、接客を終えた祖父と目が合う。
「……じいちゃん」
「うん?」
「配達、行って来るね」
置いた荷物を持ち直して笑みを見せた。詳しい話は帰宅してからでもできる。
心置きなくルートヴィヒを出迎えるためにも、仕事は全部終わらせてしまいたい。
そう思う気持ちに自然と足が速くなった。
◇◇◇◇◇◇◇
ばたばたしているうちに当日。
電話があった日の夜、祖父に事情を伝えたら、状況次第ではあるが、早めに店を閉めて仮眠をとってもいいと言ってくれた。
更に──親戚の家に顔を出してくる、とも。
「何ならジークも連れて行こうか?」
なんていうものだから、ジークは置いて行ってくれ、と拗ねてしまったのだが。
何はともあれ。配達も販売も。綺麗に終わった後で店を閉めた。祖父を見送った後、テレビをつける。
看板犬として働いてくれたジークにもいつもよりは上等な食事を与えてから、椅子に座った。
【────】
画面の向こう。リポーターが何か言っているが、映像の中心に映る人物をじっと見つめる。沢山の人に囲まれていても、怖気ることなく堂々とした立ち居振る舞いの彼は、自分の知っているルートヴィヒとは別人のようにも見える。
いや、初めて会った時はこんな感じだったかな。
色々思い出しては笑みを浮かべたり、赤面したり。そのうちにジークが甘えて来たので、膝の上にのせて一緒にテレビを見る。
「……ほら、ジーク。ルートヴィヒさんがいるよ」
なんて愛犬に話しかければ、耳を動かして首を傾げている。困った飼い主だ、なんて思っているのかも知れないが、大人しく鑑賞会に付き合ってくれた。
やがてオペラだったり、楽器の演奏だったり。よくわからないインタビューやらなにやらの放送が終わり、テレビが無音になった。
会場ではまだ引き続きパーティーが開かれているのかも知れないが、それを知る術は自分にはない。
「……隅っこでいいから。行きたいです、っていえば良かったのかな」
くぅん、と愛犬が鼻を鳴らす。目を伏せた飼い主を慰めるように鼻を押し付け、ぐいぐいと押してくる。
「ん、ありがと。大丈夫だよ」
何時になるかは分からないが、少しだけ眠ろう。そう思って愛犬を下ろして立ち上がる。尻尾を振りながらついてくる愛犬に笑みを浮かべながら、ベッドへと。
「ルートヴィヒさん……来たら起こしてね?」
わん、と一声鳴いてからベッドの上に。足元で丸まるのを見てから、アルノシトも横になった。
◇◇◇◇◇◇◇
一方のルートヴィヒ。テレビの取材やらゲストの対応やら。こなした後で解放されたのは、日付が変わる直前。
流石に今から逢いに行くのはどうなのか、と迷ったが、もしかしたら起きて待っていてくれるかもしれない。眠っているようなら、カードだけでも置いて帰ればいい。
大通りまでは車で送ってもらった。後は歩いて。
流石にこの時間にすれ違う人もいない。静かな通り、靴音も憚られて出来るだけ静かに歩いて目的の雑貨店へと。
「……」
呼び鈴を鳴らそうとして留まる。以前、貰った合鍵の存在を思い出して静かに鍵を開けて中へと。
「……、ジークか」
扉を開けると同時。ぱたぱたと尻尾を振っている犬とぶつかりそうになり足を止める。
犬の前に座り、少しばかり撫でた後で改めて中へ入る。自分を案内するように階段を上る姿に従って、目的の部屋へと。開きっぱなしのドアの前で立ち止まる。
「……アルノシト?」
ドアの前で声をかけたが、返事はない。そっと中を覗くと、ベッドの上で寝息を立てているアルノシトがいた。
彼も忙しかったのだろう。彼を起こさないよう、静かに案内をしてくれたジークをもう一度撫でた後、ベッドの傍へ。腰を下ろすと、一瞬ベッドが軋んだが、アルノシトは少し身動ぎをしただけで起きる気配はない。
「……」
思わず触れそうになって動きを止める。触れたい気持ちはあるが、それ以上に彼の眠りを妨げたくない。
別に何をするわけでもなく。ただ寝顔を見ているだけでも気持ちが穏やかになる。足元で寝そべっている犬の姿を横目に収め、寝息を立てているアルノシトへと視線を戻した。
「ん……」
寝返りを打つ。少しもぞついた後、静かになる。
第三者が見ていたら、変人扱いされるかも知れない。そう思いはするものの、離れがたくベッドの端に腰を下ろしたままの時間を過ごす。
気付けば日付も変わっている。このまま起きるまで待っていようかとも考えたが、アルノシトも疲れているだろう。こうして顔をみられただけで十分だと思おう。
振り切るように目を閉じる。もう一度目を開いた時、自分を見ている眼と視線が重なった。
「……あ」
声を出したのは自分か彼か。少しの沈黙の後、アルノシトが飛び起きた。
「ごめんなさい!その、気づいてなくて……」
第一声は少し大きく。時間に気づいたのか、だんだんと語尾が小さくなるのにルートヴィヒの顔に自然と笑みが浮かんだ。
「こちらこそ。起こしてしまった」
気にしないで欲しい、とアルノシトが首を左右に振る。見れば寝巻ではなく普段着のまま。本当に仮眠のつもりだったようだ。
「とりあえず、コーヒー……より、お水の方がよさそうですね」
アルノシトが言い直したのは、ルートヴィヒから漂うアルコール臭が理由だろう。はは、と微かな苦笑を浮かべて頷いた。
「あぁ。でも、眠いなら──」
「眠くないです。大丈夫」
今ぐっすり寝てたから。
照れたように笑うアルノシト。ならば、と水を貰うためにルートヴィヒも立ち上がった。
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