俺が想うよりも溺愛されているようです。

アオハル

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人物紹介-随時更新-

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ルートヴィヒ=ベーレンドルフ 28歳

重工業を主としたベーレンドルフ財閥の十四代目総帥。
文武両道を地でいく人物。上流階級の人間ではあるが、実際の現場の意見をよく取り入れ、下からの人気も高い。

とある事件の中でアルノシトと出会い恋人に。

周囲がびっくりするほどぞっこんだが、当の思い人に伝わっている気がしないのが悩みの種。
惚気話を聞かされるのは、運転手兼幼馴染。

ベーレンドルフ財閥について
車、船等の乗り物産業においてのシェアの4割を占める。
(昔はほぼ独占状態であったが、何代か前の当主が「技術の独占は健全な市場の発達には悪影響だ」といって幅広く公開したためここまで落ちた)
とはいえ、幅広く事業を展開しているため、仮に乗り物産業が他企業に奪われても賄える。



アルノシト=クベツ 22歳

一般人。両親を事故で亡くし、雑貨店を経営している祖父母に引き取られて育った(祖母は既に他界)。
看板犬のジーク(名前は代々引き継いでいるので、今のジークは何代目かのジーク)と一緒に、普段は近所への配達や店番をしている。
空間把握能力がずば抜けていて(目隠しされて車に乗せられても、曲がり角の数や車の速度、信号の位置等から自分の位置を割り出せる等)、地図にない抜け道近道どんとこいの歩くナビ。

その特殊能力のおかげでルートヴィヒと出会った。

告白されたときからずっと、なんで自分が?と疑問符が絶えないが、自分なりに応えたいと思うし、応えているつもり。
たまに感覚の違いに真っ白になることもあるが、それも含めて大事にしていきたい。



エトガル=ベルクヴァイン 29歳

ルートヴィヒの専属運転手兼幼馴染。祖父の代からベーレンドルフ家に仕えている家の生まれ。

「一度見た人の顔を絶対に忘れない(すれ違っただけでも「顔」を認識すればOK)」
「再会した時に前に見た時の日時や服装、場所などを思い出せる」
という特技持ち。

そのおかげで、子供の頃からルートヴィヒ誘拐未遂を筆頭に、「見覚えのない顔」を理由に何度か事件を防いだことがあるためボディーガードでもある。
反面、普段の行動とかが思い出せなくなる事があるので、毎日決まった時間に花を買い、花束を贈ることで自分の行動を思い出している。
のだが、知らない人から見ると毎日花屋で花束を買って女性に配りまくっている印象。女遊びの激しい人物と思われがちだが、花束の贈り先は馴染みの料理店等であり、問題は起こしたことがない。

最近、幼馴染が事あるごとに惚気てくるので面倒くさい。と同時に、微笑ましくもある。
アルノシトにとっては良き相談相手。



ジルベール 年齢不詳

最近街で噂になっている香水店の店主兼調香師。

「あなたに必要な香りをお探しします」「本当に必要な香り」をお探しの際はぜひ当店へ──

そんな謳い文句を看板に掲げている。
腕は確かで、予算に合わせてぴったりのものを調香してくれると評判。穏やかな物腰に見た目もあいまって、若い女性に人気が高いが、見た目だけの評価を一番嫌っている。

「本当に必要な物」を求めるには、相応の対価が必要。

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