上 下
131 / 233
登場人物一覧

The Characters:Symmetrical Wings for The Emperor

しおりを挟む
人物について、復習(または予習)用です。
必要のない場合は、次話へどうぞ。



▼現 代――あるいは異界

◼︎天宮朱里・あまみや あかり――主人公。学院の理事長の娘で高等部在籍。
◼︎黒沢 遥・くろさわ はるか――高等部の臨時講師として赴任してくる。
◼︎天宮麟華・あまみや りんか――朱里より一回り年上の異母姉、高等部の美術教師。
◼︎天宮麒一・あまみや きいち――麟華と双子の、朱里の異母兄、大学部の助教授。
◼︎彼方=グリーンゲート・かなた ぐりーんげーと――朱里の同級生。辺境にある小国からの海外留学生。
◼︎白川奏・しらかわ そう――彼方と同郷の大学生。
◼︎白川雪・しらかわ ゆき――彼方の婚約者。奏の妹。

◼︎東吾・とうご――学院の理事長である天宮の側近
◼︎天宮史郎・あまみや しろう――学院の理事長で朱里の父

◼︎宮迫涼一・みやさこ りょういち――朱里の幼等部からの顔なじみ。同じクラスで学級委員。
◼︎川瀬夏美・かわせ なつみ――朱里の幼等部からの友人。幼い頃から体が弱い。
◼︎速水佐和・はやみ さわ――朱里の幼等部からの友人。運動部所属の活発な生徒。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

▼碧 国・へきこく――天地界の北
(守護:玄武・げんぶ――碧の土地につく霊獣。碧国の守護。属性は地)

◼︎翡翠・ひすい――碧の第二王子。放浪癖のある変わり者。狂い始めた世界を憂い、行動を起こす。
◼︎雪・ゆき――翡翠が心を通わせる后。翡翠以外には玉花(ぎょくか)と呼ばれる姫君。
◼︎碧宇・へきう――碧の第一王子で、王位継承権第一位。翡翠の兄。
◼︎緑の院・みどりのいん――碧国の王。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

▼透 国・とうこく――天地界の西
(守護:白虎・びゃっこ――透の土地につく霊獣。透国の守護。属性は風)

◼︎白虹・はっこう――透の第一皇子。皇位継承権は与えられていない。雪の兄皇子であり、文献漁りの日々を過ごす変わり者。
◼︎白亜・はくあ――透に生まれた地界の民、礼神(らいじん)を持たない。白虹が心を許す臣従。
◼︎皓月・こうげつ――霊獣の一種、趨牙(すうが)。本来は金域(こんいき)に棲息する。
◼︎皓露・こうろ――透の第二皇子。皇位継承権第一位。
◼︎白露・はくろ――透国の地界の娘。白虹の婚約者だったが病で逝去。
◼︎白の御門・しろのみかど――透国の王

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

▼闇の地・あんのち――天界の北東

◼︎闇呪・あんじゅ――鬼門、鬼の坩堝の番人。呪鬼(じゅき)を持ち、世の禍となる宿命を負う。
◼︎黒麒麟・くろきりん――禍につく霊獣で、闇呪の守護。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

▼緋 国・ひのくに――天地界の南
(守護:朱雀・すざく――緋の土地につく霊獣。緋国の守護。属性は火)

◼︎朱桜・すおう――緋の六番目の姫宮。闇呪と縁を結ぶ。
◼︎紅蓮・ぐれん――麒麟の目に侵され、闇呪に討たれる。
◼︎赤の宮・あかのみや――緋国の女王。
◼︎緋桜・ひおう――赤の宮の愛称。(※)
◼︎紅の宮・くれないのみや――緋国の先代女王で緋桜の母。(※)
◼︎暁・あかつき――紅の宮、赤の宮に使える女房。(※)
◼︎紅於・かえで――左大臣要する橙家(とうけ)の長子で紅蓮の婚約者。(※)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

▼滄 国・そうこく――天地界の東
(守護:蒼龍・そうりゅう――滄の土地につく霊獣。滄国の守護。属性は水)

◼︎清香・きよか――地界の滄に生まれ、天界の宮城に勤めていた女官。相称の翼に関わる出来事に巻き込まれる。
◼︎青の君・あおのきみ――滄国の王。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

▼紺の地・かんのち――天界の南東

◼︎華艶・かえん――先守(さきもり)の最高位につく絶世の美女。
◼︎静・しずか――緋桜の妹背。また従姉妹であり、幼馴染。先守。(※)
◼︎朔夜・さくや――天罰をうけて美しい容姿と声を失ったとされる先守。(※)
◼︎久遠・くおん――朔夜の弟。紫紺を纏うが、先守の力を持たない。(※)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

▼金 域・こんいき――天界の中央

◼︎黄帝・こうてい――本来は世を育む圧倒的な礼神(らいじん)をもつ。
◼︎麒麟・きりん――天子につく霊獣の長で、黄帝の守護。
◼︎鳳凰・ほうおう――相称の翼の守護。

◼︎東麒・とうき――古の黄帝の守護。(※)
◼︎麟南・りんなん――古の黄帝の守護。(※)


(※)のある人物名については第四話以降、登場予定。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

愛しき夫は、男装の姫君と恋仲らしい。

星空 金平糖
恋愛
シエラは、政略結婚で夫婦となった公爵──グレイのことを深く愛していた。 グレイは優しく、とても親しみやすい人柄でその甘いルックスから、結婚してからも数多の女性達と浮名を流していた。 それでもシエラは、グレイが囁いてくれる「私が愛しているのは、あなただけだよ」その言葉を信じ、彼と夫婦であれることに幸福を感じていた。 しかし。ある日。 シエラは、グレイが美貌の少年と親密な様子で、王宮の庭を散策している場面を目撃してしまう。当初はどこかの令息に王宮案内をしているだけだと考えていたシエラだったが、実はその少年が王女─ディアナであると判明する。 聞くところによるとディアナとグレイは昔から想い会っていた。 ディアナはグレイが結婚してからも、健気に男装までしてグレイに会いに来ては逢瀬を重ねているという。 ──……私は、ただの邪魔者だったの? 衝撃を受けるシエラは「これ以上、グレイとはいられない」と絶望する……。

あなたには、この程度のこと、だったのかもしれませんが。

ふまさ
恋愛
 楽しみにしていた、パーティー。けれどその場は、信じられないほどに凍り付いていた。  でも。  愉快そうに声を上げて笑う者が、一人、いた。

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします

文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。 夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。 エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。 「ゲルハルトさま、愛しています」 ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。 「エレーヌ、俺はあなたが憎い」 エレーヌは凍り付いた。

王子殿下の慕う人

夕香里
恋愛
エレーナ・ルイスは小さい頃から兄のように慕っていた王子殿下が好きだった。 しかし、ある噂と事実を聞いたことで恋心を捨てることにしたエレーナは、断ってきていた他の人との縁談を受けることにするのだが──? 「どうして!? 殿下には好きな人がいるはずなのに!!」 好きな人がいるはずの殿下が距離を縮めてくることに戸惑う彼女と、我慢をやめた王子のお話。 ※小説家になろうでも投稿してます

〈完結〉八年間、音沙汰のなかった貴方はどちら様ですか?

詩海猫
恋愛
私の家は子爵家だった。 高位貴族ではなかったけれど、ちゃんと裕福な貴族としての暮らしは約束されていた。 泣き虫だった私に「リーアを守りたいんだ」と婚約してくれた侯爵家の彼は、私に黙って戦争に言ってしまい、いなくなった。 私も泣き虫の子爵令嬢をやめた。 八年後帰国した彼は、もういない私を探してるらしい。 *文字数的に「短編か?」という量になりましたが10万文字以下なので短編です。この後各自のアフターストーリーとか書けたら書きます。そしたら10万文字超えちゃうかもしれないけど短編です。こんなにかかると思わず、「転生王子〜」が大幅に滞ってしまいましたが、次はあちらに集中予定(あくまで予定)です、あちらもよろしくお願いします*

麗しのラシェール

真弓りの
恋愛
「僕の麗しのラシェール、君は今日も綺麗だ」 わたくしの旦那様は今日も愛の言葉を投げかける。でも、その言葉は美しい姉に捧げられるものだと知っているの。 ねえ、わたくし、貴方の子供を授かったの。……喜んで、くれる? これは、誤解が元ですれ違った夫婦のお話です。 ………………………………………………………………………………………… 短いお話ですが、珍しく冒頭鬱展開ですので、読む方はお気をつけて。

傲慢令嬢は、猫かぶりをやめてみた。お好きなように呼んでくださいませ。愛しいひとが私のことをわかってくださるなら、それで十分ですもの。

石河 翠
恋愛
高飛車で傲慢な令嬢として有名だった侯爵令嬢のダイアナは、婚約者から婚約を破棄される直前、階段から落ちて頭を打ち、記憶喪失になった上、体が不自由になってしまう。 そのまま修道院に身を寄せることになったダイアナだが、彼女はその暮らしを嬉々として受け入れる。妾の子であり、貴族暮らしに馴染めなかったダイアナには、修道院での暮らしこそ理想だったのだ。 新しい婚約者とうまくいかない元婚約者がダイアナに接触してくるが、彼女は突き放す。身勝手な言い分の元婚約者に対し、彼女は怒りを露にし……。 初恋のひとのために貴族教育を頑張っていたヒロインと、健気なヒロインを見守ってきたヒーローの恋物語。 ハッピーエンドです。 この作品は、別サイトにも投稿しております。 表紙絵は写真ACよりチョコラテさまの作品をお借りしております。

一途な皇帝は心を閉ざした令嬢を望む

浅海 景
恋愛
幼い頃からの婚約者であった王太子より婚約解消を告げられたシャーロット。傷心の最中に心無い言葉を聞き、信じていたものが全て偽りだったと思い込み、絶望のあまり心を閉ざしてしまう。そんな中、帝国から皇帝との縁談がもたらされ、侯爵令嬢としての責任を果たすべく承諾する。 「もう誰も信じない。私はただ責務を果たすだけ」 一方、皇帝はシャーロットを愛していると告げると、言葉通りに溺愛してきてシャーロットの心を揺らす。 傷つくことに怯えて心を閉ざす令嬢と一途に想い続ける青年皇帝の物語

処理中です...