21 / 103
勇者のママは環の婚礼を魔王様と≪婚約編≫
三ノ環・崖っぷちの父子4
しおりを挟む
「いい景色だな」
「……うん」
「海もいいが、山も悪くないと思わないか」
「……うん」
「……他にどこか行きたい所はあるか?」
「………………べつに、ない」
いっそ滝つぼに飛び込んだ方が楽かもしれない。いや、間違いなく楽だ。魔王は滝つぼに飛び込んだくらいでは死なない。勇者も死なない。三界の王が頭を冷やすのに大瀑布は丁度良い。
そんな馬鹿なことを考えながらハウストはイスラを見おろす。相変わらず目を合わせようとはしない。
ブレイラと眺めていた時は嬉しそうだったのに今はぎこちない。本当はハウストと二人になるのも避けたかったくらいだろう。しかしブレイラを困らせるから嫌だとは言えなかったのだ。それくらい考えなくても分かる。
だが、このままなのは困る。
「イスラ」
「……なに?」
イスラはぽつりと返事をしたが、俯いたままでやはり目を合わせない。
ハウストは息を吐き、膝をついてイスラと目線を合わせた。これはブレイラがよくしていることだ。
イスラに絵本を読むとき、大切な話しをするとき、抱き締めるとき、ブレイラは必ずイスラと目線を合わせている。
「ハウスト……」
イスラが驚いたように目を丸めた。
当然だ。ハウストが膝をついて語りかけるのは初めてのことだ。
でも今、理解されなくても、受け入れられなくても、伝えておかねばならない大切な事がある。
「知っていると思うが、俺はブレイラを妃に迎える。お前が親と慕うブレイラを、俺の伴侶にする」
「っ……」
イスラが息を飲んだ。
唇を噛みしめ、今にも泣きだしそうな顔をした。
でもイスラは泣かずに、こくり……と頷く。
「……わかってる。ブレイラは、ハウストとけっこんするの、うれしそうだった……」
「そうか」
「うん。……だから、けっこんしろ」
手放しで喜ぶことはできないが、それでもイスラは結婚を認めてくれているようだった。
ならば、イスラが整理できていない部分は一つだ。
ハウストはイスラを見つめて淡々と告げる。
「イスラ、俺もお前の親になる」
「…………」
困ったようにイスラが目を逸らした。
しかしハウストの方は目線を合わせて真正面からイスラを見据える。
「嫌なのか?」
「えっと……、その……」
単刀直入なそれにイスラが動揺した。
隠し切れていないそれにハウストは更に続ける。
「お前は俺を親にしたくない、と」
「えっと、えっとっ……」
イスラが更にせわしなくきょろきょろ視線を彷徨わせる。
誰が見ても肯定している反応に、ハウストは苦笑するしかない。
「親にしたくないんだな。反応を見れば分かる」
「ち、ちがうっ。ハウストはいやじゃないっ」
「俺は嫌じゃないのか?」
「うん……」
イスラはこくりと頷くと、ぽつぽつと心の内を話しだす。
「ハウストは、いやじゃない。でも、オレは……ブレイラとふたりがいいんだ。ふたりが、たのしかったから。ふたりが、……うぅっ」
イスラの大きな瞳が涙で潤む。
誰にも言えなかった本音を口にし、涙腺が緩んでしまったのだ。
「ずっと我慢してたのか?」
「うん……。ブレイラ、かなしむから」
「そうか」
「ブレイラ、かなしむの、いやだからっ……」
うっ、うっ、と嗚咽を漏らすイスラをハウストは黙って見おろす。
イスラがこんなに感情的に泣くのは珍しいことだった。
それほど深く悩んでいたということだ。
小さな子どもの悩みに複雑な気持ちになる。これが他人の子どもなら適当に慰めて終わるが、相手はイスラ。ブレイラの子ども。そして自分の息子にしたい子ども。
「……分かった。だがもう泣くな。お前が泣けばブレイラが落ち着かなくなる」
「うん」
イスラはごしごしと涙を拭いた。
しかし鼻水が垂れてしまって困ったようにハウストを見あげる。
「……ハウスト、ハンカチかして」
「ほら」
「ありがと、……チーンッ!」
ハウストがハンカチを貸すとイスラは上手に鼻をかんだ。
いつもはブレイラが「チーンは?」と鼻をかませている。
「自分でできたのか?」
「うん。……でもほんとうはブレイラに、チーン、してほしい」
本当は自分で出来たがブレイラに甘えていただけということだ。
「……ブレイラには、ないしょにしろ」
「いいだろう。それなら一つ約束しろ」
ハウストはそう言うと、涙で真っ赤になっているイスラの瞳を見る。
イスラも緊張した面持ちで小さな眉間に皺をつくった。
「俺はお前を息子と思うが、お前は俺を親と思わなくてもいい」
「えっ……」
「だが、それは隠せ。ブレイラを心配させたくないだろう。あれは気に病むぞ?」
「それはやだっ」
ブレイラを困らせることを嫌がるイスラに、ハウストは少しだけ口元を綻ばせる。
「ならば隠せ。ブレイラの前でだけでいい。ブレイラの前でだけ俺たちは親子の振りをする。そうでない時は魔王と勇者だ」
これがハウストの妥協案だった。
そしてイスラもこの妥協案を飲まざるを得ない。なぜなら、イスラの最優先はブレイラを悲しませないことだけだからだ。
「……ハウスト、いいの?」
「構わん。いつかは親と思わせたいが、それは強制するものではないだろう。気長に待つことにする」
ハウストはそう言うと、心配そうにこちらを見ているブレイラに気付く。
振り返って目が合うと、「ハウスト! イスラ! 崖っぷちはそんなに楽しいですかー?!」と大きく声をかけられた。
「そろそろ戻るぞ。ブレイラが気にしてしまう」
「うん」
こうして二人はブレイラの元へ戻ったのだった。
◆◆◆◆◆◆
ハウストとイスラが崖っぷちで大瀑布見学をしている間、私とランディは少し離れた場所にいました。
声は聞こえませんが二人はなにか話しているようです。あんな大迫力の崖っぷちで何を話しているのか……。怖くないのでしょうか。
私は大瀑布を望める広場で二人を待つことにしました。私にとっては長居したい場所ではなかったですが二人は楽しんでいるのでしょうね。
何げなく広場を見渡すと観光客向けに小さな露店が幾つか並んでいました。
現在、この展望台は関係者以外近づけないように規制されていますが、露店は景観の一部として店はそのままでも許されたのです。
「ちょっと見てきてもいいですか?」
ランディに声をかけると、「案内します」と付いて来てくれる。
ハウストとイスラを視界に入れながらランディとともに露店へ足を向けました。
「……うん」
「海もいいが、山も悪くないと思わないか」
「……うん」
「……他にどこか行きたい所はあるか?」
「………………べつに、ない」
いっそ滝つぼに飛び込んだ方が楽かもしれない。いや、間違いなく楽だ。魔王は滝つぼに飛び込んだくらいでは死なない。勇者も死なない。三界の王が頭を冷やすのに大瀑布は丁度良い。
そんな馬鹿なことを考えながらハウストはイスラを見おろす。相変わらず目を合わせようとはしない。
ブレイラと眺めていた時は嬉しそうだったのに今はぎこちない。本当はハウストと二人になるのも避けたかったくらいだろう。しかしブレイラを困らせるから嫌だとは言えなかったのだ。それくらい考えなくても分かる。
だが、このままなのは困る。
「イスラ」
「……なに?」
イスラはぽつりと返事をしたが、俯いたままでやはり目を合わせない。
ハウストは息を吐き、膝をついてイスラと目線を合わせた。これはブレイラがよくしていることだ。
イスラに絵本を読むとき、大切な話しをするとき、抱き締めるとき、ブレイラは必ずイスラと目線を合わせている。
「ハウスト……」
イスラが驚いたように目を丸めた。
当然だ。ハウストが膝をついて語りかけるのは初めてのことだ。
でも今、理解されなくても、受け入れられなくても、伝えておかねばならない大切な事がある。
「知っていると思うが、俺はブレイラを妃に迎える。お前が親と慕うブレイラを、俺の伴侶にする」
「っ……」
イスラが息を飲んだ。
唇を噛みしめ、今にも泣きだしそうな顔をした。
でもイスラは泣かずに、こくり……と頷く。
「……わかってる。ブレイラは、ハウストとけっこんするの、うれしそうだった……」
「そうか」
「うん。……だから、けっこんしろ」
手放しで喜ぶことはできないが、それでもイスラは結婚を認めてくれているようだった。
ならば、イスラが整理できていない部分は一つだ。
ハウストはイスラを見つめて淡々と告げる。
「イスラ、俺もお前の親になる」
「…………」
困ったようにイスラが目を逸らした。
しかしハウストの方は目線を合わせて真正面からイスラを見据える。
「嫌なのか?」
「えっと……、その……」
単刀直入なそれにイスラが動揺した。
隠し切れていないそれにハウストは更に続ける。
「お前は俺を親にしたくない、と」
「えっと、えっとっ……」
イスラが更にせわしなくきょろきょろ視線を彷徨わせる。
誰が見ても肯定している反応に、ハウストは苦笑するしかない。
「親にしたくないんだな。反応を見れば分かる」
「ち、ちがうっ。ハウストはいやじゃないっ」
「俺は嫌じゃないのか?」
「うん……」
イスラはこくりと頷くと、ぽつぽつと心の内を話しだす。
「ハウストは、いやじゃない。でも、オレは……ブレイラとふたりがいいんだ。ふたりが、たのしかったから。ふたりが、……うぅっ」
イスラの大きな瞳が涙で潤む。
誰にも言えなかった本音を口にし、涙腺が緩んでしまったのだ。
「ずっと我慢してたのか?」
「うん……。ブレイラ、かなしむから」
「そうか」
「ブレイラ、かなしむの、いやだからっ……」
うっ、うっ、と嗚咽を漏らすイスラをハウストは黙って見おろす。
イスラがこんなに感情的に泣くのは珍しいことだった。
それほど深く悩んでいたということだ。
小さな子どもの悩みに複雑な気持ちになる。これが他人の子どもなら適当に慰めて終わるが、相手はイスラ。ブレイラの子ども。そして自分の息子にしたい子ども。
「……分かった。だがもう泣くな。お前が泣けばブレイラが落ち着かなくなる」
「うん」
イスラはごしごしと涙を拭いた。
しかし鼻水が垂れてしまって困ったようにハウストを見あげる。
「……ハウスト、ハンカチかして」
「ほら」
「ありがと、……チーンッ!」
ハウストがハンカチを貸すとイスラは上手に鼻をかんだ。
いつもはブレイラが「チーンは?」と鼻をかませている。
「自分でできたのか?」
「うん。……でもほんとうはブレイラに、チーン、してほしい」
本当は自分で出来たがブレイラに甘えていただけということだ。
「……ブレイラには、ないしょにしろ」
「いいだろう。それなら一つ約束しろ」
ハウストはそう言うと、涙で真っ赤になっているイスラの瞳を見る。
イスラも緊張した面持ちで小さな眉間に皺をつくった。
「俺はお前を息子と思うが、お前は俺を親と思わなくてもいい」
「えっ……」
「だが、それは隠せ。ブレイラを心配させたくないだろう。あれは気に病むぞ?」
「それはやだっ」
ブレイラを困らせることを嫌がるイスラに、ハウストは少しだけ口元を綻ばせる。
「ならば隠せ。ブレイラの前でだけでいい。ブレイラの前でだけ俺たちは親子の振りをする。そうでない時は魔王と勇者だ」
これがハウストの妥協案だった。
そしてイスラもこの妥協案を飲まざるを得ない。なぜなら、イスラの最優先はブレイラを悲しませないことだけだからだ。
「……ハウスト、いいの?」
「構わん。いつかは親と思わせたいが、それは強制するものではないだろう。気長に待つことにする」
ハウストはそう言うと、心配そうにこちらを見ているブレイラに気付く。
振り返って目が合うと、「ハウスト! イスラ! 崖っぷちはそんなに楽しいですかー?!」と大きく声をかけられた。
「そろそろ戻るぞ。ブレイラが気にしてしまう」
「うん」
こうして二人はブレイラの元へ戻ったのだった。
◆◆◆◆◆◆
ハウストとイスラが崖っぷちで大瀑布見学をしている間、私とランディは少し離れた場所にいました。
声は聞こえませんが二人はなにか話しているようです。あんな大迫力の崖っぷちで何を話しているのか……。怖くないのでしょうか。
私は大瀑布を望める広場で二人を待つことにしました。私にとっては長居したい場所ではなかったですが二人は楽しんでいるのでしょうね。
何げなく広場を見渡すと観光客向けに小さな露店が幾つか並んでいました。
現在、この展望台は関係者以外近づけないように規制されていますが、露店は景観の一部として店はそのままでも許されたのです。
「ちょっと見てきてもいいですか?」
ランディに声をかけると、「案内します」と付いて来てくれる。
ハウストとイスラを視界に入れながらランディとともに露店へ足を向けました。
42
お気に入りに追加
294
あなたにおすすめの小説
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
ハルとアキ
花町 シュガー
BL
『嗚呼、秘密よ。どうかもう少しだけ一緒に居させて……』
双子の兄、ハルの婚約者がどんな奴かを探るため、ハルのふりをして学園に入学するアキ。
しかし、その婚約者はとんでもない奴だった!?
「あんたにならハルをまかせてもいいかなって、そう思えたんだ。
だから、さよならが来るその時までは……偽りでいい。
〝俺〟を愛してーー
どうか気づいて。お願い、気づかないで」
----------------------------------------
【目次】
・本編(アキ編)〈俺様 × 訳あり〉
・各キャラクターの今後について
・中編(イロハ編)〈包容力 × 元気〉
・リクエスト編
・番外編
・中編(ハル編)〈ヤンデレ × ツンデレ〉
・番外編
----------------------------------------
*表紙絵:たまみたま様(@l0x0lm69) *
※ 笑いあり友情あり甘々ありの、切なめです。
※心理描写を大切に書いてます。
※イラスト・コメントお気軽にどうぞ♪
完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!
今世はメシウマ召喚獣
片里 狛
BL
オーバーワークが原因でうっかり命を落としたはずの最上春伊25歳。召喚獣として呼び出された世界で、娼館の料理人として働くことになって!?的なBL小説です。
最終的に溺愛系娼館主人様×全般的にふつーの日本人青年。
※女の子もゴリゴリ出てきます。
※設定ふんわりとしか考えてないので穴があってもスルーしてください。お約束等には疎いので優しい気持ちで読んでくださると幸い。
※誤字脱字の報告は不要です。いつか直したい。
※なるべくさくさく更新したい。
某国の皇子、冒険者となる
くー
BL
俺が転生したのは、とある帝国という国の皇子だった。
転生してから10年、19歳になった俺は、兄の反対を無視して従者とともに城を抜け出すことにした。
俺の本当の望み、冒険者になる夢を叶えるために……
異世界転生主人公がみんなから愛され、冒険を繰り広げ、成長していく物語です。
主人公は魔法使いとして、仲間と力をあわせて魔物や敵と戦います。
※ BL要素は控えめです。
2020年1月30日(木)完結しました。
余命僅かの悪役令息に転生したけど、攻略対象者達が何やら離してくれない
上総啓
BL
ある日トラックに轢かれて死んだ成瀬は、前世のめり込んでいたBLゲームの悪役令息フェリアルに転生した。
フェリアルはゲーム内の悪役として15歳で断罪される運命。
前世で周囲からの愛情に恵まれなかった成瀬は、今世でも誰にも愛されない事実に絶望し、転生直後にゲーム通りの人生を受け入れようと諦観する。
声すら発さず、家族に対しても無反応を貫き人形のように接するフェリアル。そんなフェリアルに周囲の過保護と溺愛は予想外に増していき、いつの間にかゲームのシナリオとズレた展開が巻き起こっていく。
気付けば兄達は勿論、妖艶な魔塔主や最恐の暗殺者、次期大公に皇太子…ゲームの攻略対象者達がフェリアルに執着するようになり…――?
周囲の愛に疎い悪役令息の無自覚総愛されライフ。
※最終的に固定カプ

不幸体質っすけど、大好きなボス達とずっと一緒にいられるよう頑張るっす!
タッター
BL
ボスは悲しく一人閉じ込められていた俺を助け、たくさんの仲間達に出会わせてくれた俺の大切な人だ。
自分だけでなく、他者にまでその不幸を撒き散らすような体質を持つ厄病神な俺を、みんな側に置いてくれて仲間だと笑顔を向けてくれる。とても毎日が楽しい。ずっとずっとみんなと一緒にいたい。
――だから俺はそれ以上を求めない。不幸は幸せが好きだから。この幸せが崩れてしまわないためにも。
そうやって俺は今日も仲間達――家族達の、そして大好きなボスの役に立てるように――
「頑張るっす!! ……から置いてかないで下さいっす!! 寂しいっすよ!!」
「無理。邪魔」
「ガーン!」
とした日常の中で俺達は美少年君を助けた。
「……その子、生きてるっすか?」
「……ああ」
◆◆◆
溺愛攻め
×
明るいが不幸体質を持つが故に想いを受け入れることが怖く、役に立てなければ捨てられるかもと内心怯えている受け
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる