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【暁後番外編】クロードが弟になって三日目のゼロス
クロードが弟になって三日目のゼロス5 ※時系列・暁本編後
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「ちちうえ!!」
「な、なんだっ……」
いきなり呼び止められてハウストは驚いた。
しかもとても怒っている。訳が分からない。
「なんでそんなに荒れているんだ……」
「ちちうえ、ちょっと、ちょっときて!!」
足元に駆け寄ったゼロスがハウストの腕を引っ張ってしゃがませようとする。
ハウストはとても嫌な予感がしたが、「はやく! ちちうえ、はやく!」と逆ギレのような勢いでゼロスに引っ張られた。
面倒だなと思いながらもハウストがしゃがむと、ゼロスが肩を組んで内緒話をしようとする。しかし、……ぷ~ん、漂ってきた鼻につく臭い……。
「……お前、ナマ臭いぞ」
なんの臭いだ? そうだあれだ、零したミルクを拭いた布の臭いだ。
くさい……。ハウストが顔を顰めてゼロスと少し距離を開ける。だが次の瞬間。
「ち、ちち、ちちちち、ちちうえええぇぇぇぇぇ~~!!!!」
ゼロスは激怒した。
この邪悪を決して許してはならぬと激怒した。
そう、事情を知らないハウストによって怒りの炎に油が注がれたのだ。
「どうしてっ、どうしてそんなこというの! ダメでしょ! ダメでしょ! ぼくに、そんなこといっちゃダメでしょ!! うわああああああん!! ちちうえがっ、ちちうえが、ぼくにひどいこといった~~!!」
「お、おい泣くな。悪かったから……」
ハウストは焦って宥めた。
よく分からないが地雷を踏んだことだけは分かったのだ。
「グスッ、……うぅ、はんせい、した?」
「ああ、反省した。だから泣くな」
「それじゃあ、ぼくのおねがい、きいてくれる?」
「お願い?」
ハウストは盛大に嫌な顔をした。
ハウストは嫌だぞと思った。聞きたくないぞと思った。冗談じゃないぞと思った。どう考えても嫌な予感しかしないからだ。
「きいてくれないの?! うっ、うぅ、うっ」
「ああ、分かった。言え、言ってみろ」
ハウストは嫌々ながらも根負けした。
ゼロスの大きな瞳がじわじわ潤みだしたのだ。
ここで相手をしなければゼロスはいつまでも泣くだろう。しかもアピールするように目の前をうろうろしながら泣く。そういう面倒くさい奴だと、ハウストは知っている。
促したハウストにゼロスが深刻な様子で口を開く。
「あのね、クロードをやっつけてほしいの」
「おいっ」
ハウストは思わず声が出た。
突拍子もないお願いに、ハウストの背後に控えていた側近や侍従長もざわつく。当然だ、冥王が次代の魔王の始末を当代魔王にお願いするという理解に苦しむ事態だ。
「あの、魔王様……」
側近士官や侍従長が困惑していた。
ハウストは苦笑する。ゼロスのワガママは、ハウストやブレイラにとっては子どもが駄々をこねているという感覚だが、それ以外の者からすれば『冥王の御言葉』だ。どんなバカげたことでも無視できない。
しかも歴史を紐解けば兄弟王同士の諍いが戦火の火種となって世界中に災厄を齎した過去もある。だが、……ハウストはミルク臭いゼロスを見た。
冥王が顔を真っ赤にして激怒しているが、ミルク臭い。そう、まだ甘えん坊の三歳児だ。
「問題ない、ただの兄弟喧嘩だ。三歳児とゼロ歳児だぞ」
ハウストが呆れたように言った。
冥王と次代の魔王の兄弟喧嘩などなんとも物騒であるが、三歳児とゼロ歳児なのである。これは家族の問題というやつだ。
そんな魔王の呆れた様子に側近や侍従長も顔を見合わせて口元を綻ばせる。そして納得して控えた。内容は冥王と次代の魔王のことなので苦悩すべき事態だが、ひどく平穏で平和な苦悩だ。
一定の年齢以上の魔族は先代時代の魔界を知っている。先代時代の魔界は荒廃して、多くの魔族の心が疑心暗鬼に満ちていた。しかし当代魔王時代になって人間の男が王妃となり、魔界で生きる魔族も少しずつ変わったのだ。
王妃の存在が全てを変えた。風が吹いて、曇天の空から光が差すように。
誰が想像しただろうか、魔界の城に賑やかな子どもの声が響く日を。
「ちちうえ、きいてるの?! クロードを、やっつけてほしいの!」
「クロードはお前の弟だろ」
「そうだけど、あいつ、ブレイラとずっといっしょでずるいの! あかちゃんだからって、ブレイラにだっこしてもらってばっかり!」
ようするに嫉妬かとハウストは理解した。
これには覚えがある。ゼロスが誕生したばかりの頃、イスラも嫉妬で荒れたことがある。ブレイラを独占するゼロスに嫉妬して一波乱あったのだ。
そして今回、ゼロスが嫉妬した。
イスラは兄としてクロードを受け入れているが、三歳のゼロスには難しいことだったのだ。
それにしても……。
「……気を付けていたつもりなんだがな。そんなにブレイラばかり一緒というわけでもないだろ」
ハウストは首を傾げて言った。
前回のことがあったのでクロードの子育てはハウストも可能な限り参加していた。激務の魔王なのでブレイラに任せてしまうことも多かったが、それでもゼロスが赤ん坊の時より参加しているはずだ。
「俺がクロードを見てる時もあるだろ。その時にブレイラに甘えてればいい」
「そんなすこしはイヤなの! どうしておしごとするの? まおうなんて、やめてよ~!」
今と同じではゼロスには足りない、もっとブレイラに甘える時間が欲しい。ハウストに魔王を辞めろと駄々をこねるほどに。
そもそも昨夜だってハウストに政務が入らなければブレイラは最後まで添い寝してくれたのだ。
「無茶を言うな。ワガママが過ぎるぞ」
ハウストは少し低い声で言った。
するとゼロスは泣きそうな顔で唇を噛みしめる。父上に怒られたと思ったのだ。
魔王の父上はとても強くて、怒ると怖い。守ってくれるから大好きだけど、怒られると泣いてしまう。
「だって、だってっ……。うぅっ……」
ゼロスの瞳にじわりと涙が滲む。
全部クロードが悪いのに、どうして自分が父上に怒られるのか……。ゼロスは悲しくなってきた。
「うっ、うぅっ、うええぇぇぇん! ちちうえが、こわい~っ。ぼく、なにもわるいことしてないのに~!」
またゼロスが泣き出した。
戦闘に参加するようになって強くなったが泣き虫は変わらないようである。
ブレイラに甘えたくて、もっと構ってほしくて泣くゼロス。もちろんブレイラは兄弟に順位をつけるような接し方はしていないが、ゼロスはその幼さゆえにブレイラを独占したい気持ちが強いのだ。
その姿にハウストは内心困惑した。
ハウストは自身の幼少時にこういう経験はなかったので分からない。先代魔王の脅威に曝されてそれどころではなかったからだ。その幼少期だってイスラと同様にあっという間に過ぎていった。
だから幼少期に誰かを強く求める気持ちはいまいちよく分からない。
しかし、この問題は前回もあった。大人びたところがあるイスラでさえゼロスが誕生した時は嫉妬で荒れた。ということは幼い子どもにとってこれは重大な問題なのだろう。でも同時に、求める相手がいるというのはイスラとゼロスにとって幸運なことだ。
「もう泣くな。分かったから」
「うぅっ、……おこってない?」
「怒ってない」
「グスッ、うっ、……ぼくを、なまぐさいって、いわない?」
「ああ、言わない。悪かった」
「いいよ」
グスンッ、ゼロスは鼻を啜りながら服の袖で涙を拭った。
でも鼻水はハンカチを使いたい。
「うぅ、ハンカチ、かして」
「誰か貸してやれ」
ハウストが後ろを振り返ると、侍従長がハンカチを差し出す。
侍従長のハンカチを受け取ったゼロスはハウストを見上げた。
「ちちうえのは?」
「今は持ってない」
魔王が魔王の城でハンカチを持ち歩くはずがない。
城内でもしっかりハンカチを持ち歩く王族などブレイラくらいだ。
「ダメなのに」
「お前も持ってなかっただろ」
「そうだけど、……チーン!」
ゼロスが自分で鼻をかんだ。とても上手だ。
その姿にハウストは少し驚く。
「自分で出来たのか」
「ブレイラには、ないしょにして」
「…………お前もか」
イスラが幼かった時も同じことをしていた。
本当は一人で鼻をかめるけど、ブレイラに『チーン』してもらいたいという事である。
こうしてようやくゼロスは泣きやんだが、かといって全てが解決したわけではない。
――――――
【電子書籍配信のお知らせ】
こんにちは。いつも小説を読んでくれてありがとうございます!
感想やブクマ、とても励みになっています!
とりいそぎお知らせです。
推敲中だった『三兄弟のママは本日も魔王様と』の電子書籍配信が早ければ今週中に開始できそうです。
総文字数は40万字くらいで、番外編だけで10万字以上あります。
現在連載中の神話の前提になっているエピソードもあるので、ぜひ読んでください!(∩´∀`)∩
詳細はまた近日中にお知らせしますね。
同人誌は受注制ですので、受注開始時期とかページ数とかいろいろ分かったらまたお知らせしますね。来週にはお知らせできるかもです。
「な、なんだっ……」
いきなり呼び止められてハウストは驚いた。
しかもとても怒っている。訳が分からない。
「なんでそんなに荒れているんだ……」
「ちちうえ、ちょっと、ちょっときて!!」
足元に駆け寄ったゼロスがハウストの腕を引っ張ってしゃがませようとする。
ハウストはとても嫌な予感がしたが、「はやく! ちちうえ、はやく!」と逆ギレのような勢いでゼロスに引っ張られた。
面倒だなと思いながらもハウストがしゃがむと、ゼロスが肩を組んで内緒話をしようとする。しかし、……ぷ~ん、漂ってきた鼻につく臭い……。
「……お前、ナマ臭いぞ」
なんの臭いだ? そうだあれだ、零したミルクを拭いた布の臭いだ。
くさい……。ハウストが顔を顰めてゼロスと少し距離を開ける。だが次の瞬間。
「ち、ちち、ちちちち、ちちうえええぇぇぇぇぇ~~!!!!」
ゼロスは激怒した。
この邪悪を決して許してはならぬと激怒した。
そう、事情を知らないハウストによって怒りの炎に油が注がれたのだ。
「どうしてっ、どうしてそんなこというの! ダメでしょ! ダメでしょ! ぼくに、そんなこといっちゃダメでしょ!! うわああああああん!! ちちうえがっ、ちちうえが、ぼくにひどいこといった~~!!」
「お、おい泣くな。悪かったから……」
ハウストは焦って宥めた。
よく分からないが地雷を踏んだことだけは分かったのだ。
「グスッ、……うぅ、はんせい、した?」
「ああ、反省した。だから泣くな」
「それじゃあ、ぼくのおねがい、きいてくれる?」
「お願い?」
ハウストは盛大に嫌な顔をした。
ハウストは嫌だぞと思った。聞きたくないぞと思った。冗談じゃないぞと思った。どう考えても嫌な予感しかしないからだ。
「きいてくれないの?! うっ、うぅ、うっ」
「ああ、分かった。言え、言ってみろ」
ハウストは嫌々ながらも根負けした。
ゼロスの大きな瞳がじわじわ潤みだしたのだ。
ここで相手をしなければゼロスはいつまでも泣くだろう。しかもアピールするように目の前をうろうろしながら泣く。そういう面倒くさい奴だと、ハウストは知っている。
促したハウストにゼロスが深刻な様子で口を開く。
「あのね、クロードをやっつけてほしいの」
「おいっ」
ハウストは思わず声が出た。
突拍子もないお願いに、ハウストの背後に控えていた側近や侍従長もざわつく。当然だ、冥王が次代の魔王の始末を当代魔王にお願いするという理解に苦しむ事態だ。
「あの、魔王様……」
側近士官や侍従長が困惑していた。
ハウストは苦笑する。ゼロスのワガママは、ハウストやブレイラにとっては子どもが駄々をこねているという感覚だが、それ以外の者からすれば『冥王の御言葉』だ。どんなバカげたことでも無視できない。
しかも歴史を紐解けば兄弟王同士の諍いが戦火の火種となって世界中に災厄を齎した過去もある。だが、……ハウストはミルク臭いゼロスを見た。
冥王が顔を真っ赤にして激怒しているが、ミルク臭い。そう、まだ甘えん坊の三歳児だ。
「問題ない、ただの兄弟喧嘩だ。三歳児とゼロ歳児だぞ」
ハウストが呆れたように言った。
冥王と次代の魔王の兄弟喧嘩などなんとも物騒であるが、三歳児とゼロ歳児なのである。これは家族の問題というやつだ。
そんな魔王の呆れた様子に側近や侍従長も顔を見合わせて口元を綻ばせる。そして納得して控えた。内容は冥王と次代の魔王のことなので苦悩すべき事態だが、ひどく平穏で平和な苦悩だ。
一定の年齢以上の魔族は先代時代の魔界を知っている。先代時代の魔界は荒廃して、多くの魔族の心が疑心暗鬼に満ちていた。しかし当代魔王時代になって人間の男が王妃となり、魔界で生きる魔族も少しずつ変わったのだ。
王妃の存在が全てを変えた。風が吹いて、曇天の空から光が差すように。
誰が想像しただろうか、魔界の城に賑やかな子どもの声が響く日を。
「ちちうえ、きいてるの?! クロードを、やっつけてほしいの!」
「クロードはお前の弟だろ」
「そうだけど、あいつ、ブレイラとずっといっしょでずるいの! あかちゃんだからって、ブレイラにだっこしてもらってばっかり!」
ようするに嫉妬かとハウストは理解した。
これには覚えがある。ゼロスが誕生したばかりの頃、イスラも嫉妬で荒れたことがある。ブレイラを独占するゼロスに嫉妬して一波乱あったのだ。
そして今回、ゼロスが嫉妬した。
イスラは兄としてクロードを受け入れているが、三歳のゼロスには難しいことだったのだ。
それにしても……。
「……気を付けていたつもりなんだがな。そんなにブレイラばかり一緒というわけでもないだろ」
ハウストは首を傾げて言った。
前回のことがあったのでクロードの子育てはハウストも可能な限り参加していた。激務の魔王なのでブレイラに任せてしまうことも多かったが、それでもゼロスが赤ん坊の時より参加しているはずだ。
「俺がクロードを見てる時もあるだろ。その時にブレイラに甘えてればいい」
「そんなすこしはイヤなの! どうしておしごとするの? まおうなんて、やめてよ~!」
今と同じではゼロスには足りない、もっとブレイラに甘える時間が欲しい。ハウストに魔王を辞めろと駄々をこねるほどに。
そもそも昨夜だってハウストに政務が入らなければブレイラは最後まで添い寝してくれたのだ。
「無茶を言うな。ワガママが過ぎるぞ」
ハウストは少し低い声で言った。
するとゼロスは泣きそうな顔で唇を噛みしめる。父上に怒られたと思ったのだ。
魔王の父上はとても強くて、怒ると怖い。守ってくれるから大好きだけど、怒られると泣いてしまう。
「だって、だってっ……。うぅっ……」
ゼロスの瞳にじわりと涙が滲む。
全部クロードが悪いのに、どうして自分が父上に怒られるのか……。ゼロスは悲しくなってきた。
「うっ、うぅっ、うええぇぇぇん! ちちうえが、こわい~っ。ぼく、なにもわるいことしてないのに~!」
またゼロスが泣き出した。
戦闘に参加するようになって強くなったが泣き虫は変わらないようである。
ブレイラに甘えたくて、もっと構ってほしくて泣くゼロス。もちろんブレイラは兄弟に順位をつけるような接し方はしていないが、ゼロスはその幼さゆえにブレイラを独占したい気持ちが強いのだ。
その姿にハウストは内心困惑した。
ハウストは自身の幼少時にこういう経験はなかったので分からない。先代魔王の脅威に曝されてそれどころではなかったからだ。その幼少期だってイスラと同様にあっという間に過ぎていった。
だから幼少期に誰かを強く求める気持ちはいまいちよく分からない。
しかし、この問題は前回もあった。大人びたところがあるイスラでさえゼロスが誕生した時は嫉妬で荒れた。ということは幼い子どもにとってこれは重大な問題なのだろう。でも同時に、求める相手がいるというのはイスラとゼロスにとって幸運なことだ。
「もう泣くな。分かったから」
「うぅっ、……おこってない?」
「怒ってない」
「グスッ、うっ、……ぼくを、なまぐさいって、いわない?」
「ああ、言わない。悪かった」
「いいよ」
グスンッ、ゼロスは鼻を啜りながら服の袖で涙を拭った。
でも鼻水はハンカチを使いたい。
「うぅ、ハンカチ、かして」
「誰か貸してやれ」
ハウストが後ろを振り返ると、侍従長がハンカチを差し出す。
侍従長のハンカチを受け取ったゼロスはハウストを見上げた。
「ちちうえのは?」
「今は持ってない」
魔王が魔王の城でハンカチを持ち歩くはずがない。
城内でもしっかりハンカチを持ち歩く王族などブレイラくらいだ。
「ダメなのに」
「お前も持ってなかっただろ」
「そうだけど、……チーン!」
ゼロスが自分で鼻をかんだ。とても上手だ。
その姿にハウストは少し驚く。
「自分で出来たのか」
「ブレイラには、ないしょにして」
「…………お前もか」
イスラが幼かった時も同じことをしていた。
本当は一人で鼻をかめるけど、ブレイラに『チーン』してもらいたいという事である。
こうしてようやくゼロスは泣きやんだが、かといって全てが解決したわけではない。
――――――
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こんにちは。いつも小説を読んでくれてありがとうございます!
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推敲中だった『三兄弟のママは本日も魔王様と』の電子書籍配信が早ければ今週中に開始できそうです。
総文字数は40万字くらいで、番外編だけで10万字以上あります。
現在連載中の神話の前提になっているエピソードもあるので、ぜひ読んでください!(∩´∀`)∩
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