ダンジョン警備員 〜ダンジョンの治安を守ってただけなのに、いつの間にか配信されて伝説になってました〜

赤金武蔵

文字の大きさ
上 下
2 / 49
ダンジョン警備員

第2話 最強の警備員

しおりを挟む
「着いた。ここが中層だよ」
「こ、ここが……」


 迷宮のようなダンジョンを歩くこと3時間。
 上層のボスを難なく撃破したことで、美空たちは中層へと来ていた。
 もちろんボスを倒したのは美空ではなく、男たちだが。


『や、やるやん』
『ほーん』
『まあ俺らでもそれくらいできたし?』
『無能力者は黙ってようぜ、俺含めて』
『【投げ銭:1000円】とりあえずおめ』
『【投げ銭:300円】おめ』
『けどこんな早くに中層行って大丈夫か?』


 コメントが加速度的に流れている。
 今や視聴者数も、『506人』。過去最高の同接となったが、美空はコメントを見ている余裕がない。


「す、すごいですね! あのミノタウロスを一瞬で……!」
「大したことないよ。あれくらい」


 とか言いつつ、美空によいしょされて男も嬉しそうに顔を綻ばせた。女に持ち上げられて、嬉しくない男はいないだろう。

 中層は上層より暗く、より湿っている。
 人の数も極端に減って、ここに来て30分は経つのに誰ともすれ違わなかった。
 さすがに誰とも会わないと、緊張と心細さで体が震える。
 コメントをチラ見して気を紛らわせようとするが、イマイチ頭に入ってこなかった。


「あの、これから何をするんですか? ウチ、何も聞かされてないんですけど……」
「もう少し先だよ」
「は、はい……」


 不安もあるが、この人たちと一緒なら大丈夫。
 そう言い聞かせ、美空は黙って後をついて行く。
 中層はより入り組んでいて、もう来た道がどうなっているのかわからない。
 あれから更に10分も経つと、今自分がどのあたりにいるのか、わからなくなった。
 ダンジョン攻略者には、内部の地図が渡されている。
 だがしかし、中層は深く、アリの巣のように入り組んでいて、地図で確認しても混乱する程だった。


「よし。そろそろかな」


 男が、小男に視線を向ける。
 次の瞬間──。


『あれ?』
『TMT』
『グルった?』
『電波悪いんかな?』
『みみみ、大丈夫かー?』
「あ、あれ? 配信が……がっ……!?」


 美空の体に急激な痺れが走り、半ば意識を飛ばしつつ倒れる。
 気絶はしていないが、体中が痺れて動けない。口も回らないし、力も入らなかった。


「キヒッ……あはは! 馬鹿な女だなァ。えぇ、おい。こんな簡単に騙されてくれるなんてなァ」


 さっきまで優しく微笑んでいた男が、邪悪な笑みを浮かべている。
 訳がわからず困惑しているが、体は動かないし逃げられない。
 男は美空の上に跨ると、自身の配信画面を美空に見せた。


「俺らはなァ、ちょーっとアングラ系のSNSで活動してる、ダンジョン配信者なんだァ。 言うなりゃ、女の子と楽しく遊んでるところを配信しようって感じでな。ほら見ろ。アンタ可愛いから、同接は5000人。投げ銭もたんまりだ」
「ッ……!?」


 アングラ系の配信は、聞いたことがある。魔物の解体。ダンジョン内での暴力、いじめ。そして婦女暴行。
 こいつらは、婦女暴行をメインに活動している、最悪の集団らしい。


(くそっ、くそっ、くそっ……! なんでウチ、こんな……! 馬鹿馬鹿馬鹿! もっと考えてれば……!)


 後悔先に立たず。美空は涙を流し、自分の愚かな行動を恥じ、男たちを睨みつけた。


「おっと、怖い顔で睨むなよ。もっと楽しもうぜ? それに、終わったら……解体ショーという大トリが待ってるんだからなァ~……!」


 ゾッ──。
 最悪だ。最悪の奴らに目をつけられてしまった。
 恐らくこの痺れは、小男の電撃能力だろう。美空の配信だけが不調なのも、能力のせいだ。
 こんな場所じゃあ助けも呼べない。
 いや、もしかしたら、それが狙いで人気のない場所まで来たのかも。


「まずは、快楽ショーだ。こいつのアソコはすげぇぞォ? すーぐ気持ちよくさせてやるからなァ」


 大男が鼻息荒く、自身のズボンを脱ごうとする。
 もう、ダメだ。自分はここで嬲られ、犯され……殺される。
 せめて、せめてコイツらが地獄に落ちますように──。





「拉致、監禁、婦女暴行。犯罪を確認しました」





(ぇ……誰……?)


 男たちの向こう側に、かろうじて見える人影。
 兵服のようなスーツを着て、頭には制帽を被っている。制帽には鷲のマークがついていて、どこかに所属している人間のようだ。


「ダンジョン内で女性の行方不明者が増えていると申し送りがありましたが、まさかこんな場所で行われているとは」
「あ? 誰だお前」
「いえ、名乗るほどのものではありません。強いて言うなら──」


(あ……消え……?)


 立っていた人影の姿を見失った。
 動体視力はいいと自覚していたが、それでも視認すらできない。
 が、次の瞬間。


「がぶらっ!?!?」
(え……!?)


 小男が顔面から壁にめり込み、近くに兵服の男が立っていた。
 恐らくこの男がやったのだろうが、どうやったかわからない。まったく認識すらできないスピードだ。
 が、小男がダウンしたおかげで、体の痺れが無くなり、動けるように。
 慌てて後ずさりすると、兵服の男が美空を庇うように前に出た。


『あ、戻った』
『おかえり』
『おかえりー』
『何この状況?』
『誰、この人』


 小男がやられたおかげで、配信も戻ったらしい。
 ドローンは美空ではなく、兵服の男を撮っていた。


「──強いて言うなら、ダンジョン警備員。と言ったところでしょうか」
「は? 警備員? んなの聞いたことねーよ、タコが。おい、やれ」
「うす」


 命令された大男が、警備員の前に立つ。
 体格差は一目瞭然。2回りも3回りもでかい。


『おっさん逃げろー!』
『無理だろこれ!』
『殺されちゃうって……!』
『通報! これ通報!』
『みみみも早く逃げて!』


 美空も、横目でコメントを見る。
 視聴者の言うことはもっともだが、何より体が動かない。痺れが残ってるし、恐怖で腰が抜けてしまっている。
 どうしようか困惑していると、警備員が肩越しに美空を見た。


「大丈夫です、落ち着いて。私に任せてください」
「ぁ……は、ぃ……」


 どうしてか、この人の後ろにいれば安全。そう思えた。
 警備員は大男を制止するように片手を前に出し、優しい声色で話しかける。


「大人しく投降するのであれば、何もしません。しかし抵抗するのであれば、少々痛い目を見ますが……どうされますか?」
「はんっ。テメェみてーなおっさん、片腕で十分だぜ!」
「そうですか」


 制帽を僅かに上げ……深く、重く、底知れない笑みを作った。


「それでは──業務を執行します」
「────」


 また、消えた。
 今度は間違いない。目の前にいたのに、消えた。


「あ? どこに……ごべっ!?」


 直後、大男の顔面を掴んだ警備員が、地面にダンクするように頭部を叩きつけた。
 大男の頭部が、地面に深く突き刺さっている。
 常人ではない力に、美空も男も唖然とした。


『……は?』
『は?』
『なに今の』
『へ??』
『つよ』
『いや強いってレベルじゃなくね?』
『まったく見えんかった』


 コメントもザワつく。
 それもそうだ。あんなの、自分のチャンネルではありえない動きだ。
 それこそ、下層で活躍している人間の動き……いや、それ以上の動きだった。


「あなたは、どうしますか?」
「……は、はは……チッ……!」


 勝てないとわかると、男は2人を置いて一目散に逃げ出す。中層を狩場にしているだけあり、かなりのスピードだった。


「ふむ、逃げましたか」
「そ、そんなっ……! は、早く追わないと!」
「大丈夫です。彼は逃げられませんよ」
「え……?」


 警備員の言葉に首を傾げていると……遠くから、男の絶叫と骨を砕くような音が響き渡った。
 何かが、骨諸共肉を食い漁っているような音。
 聞いたことのない音に、美空は身を震わせた。
 闇を見つめること数秒。
 不意に、何かがこっちに飛んできた。
 暗くて見えづらいが……半身が食いちぎられた、あの男だった。
 既に絶命している。瞬きひとつしない。


「ね?」
「ね、って……そ、それどころじゃ……! あ、あの先に何かがいるんですよ……!」
「そのようです」


 凄惨な死体を見ても、顔色ひとつ変えない警備員。
 こんなこと、ここでは日常茶飯事なのだろうか。
 美空はダンジョンの恐ろしさを身で感じていると……何かが、闇の中から現れた。

 獅子の顔、たてがみ、胴体。
 羊の角。
 ドラゴンの翼と爪。
 蛇の尻尾。
 赤く光る眼光が、2人を獲物と認識している。
 間違いない。教科書で習った。
 凶悪、凶暴、最悪……出会ったら最後、骨まで残らないとされる、下層、、の魔物。

 キメラである。


『嘘だろ』
『キメラ!?』
『実物初めて見た……!』
『もう終わりだ……』
『勝ったら投げ銭上限まで投げるわ』
『無理だろ』
『みみみィっ! 死ぬなぁ!!』


 本来中層にはいない魔物に、コメントも大荒れだ。
 少し目を離した隙に、同接は脅威の10万超え。大人気DTuberに匹敵するほどの同接だった。


「よかった。騒ぎを聞いて、近付いてきてくれましたか」
「な、何を言って……!」
「実は下層から中層にキメラが迷い込んだと報告がありましてね。探していたところだったんですよ」


 朗らかに笑う警備員は、キメラを前に余裕そうだ。


「さて、大人しく帰るつもりは……」
「カロロロロロロッ……」
「ありませんよね。では、お客様のご安全のため……業務を執行します」
「グロロロロロロロロロロロロッッッ!!!!」


 超高速で迫るキメラの爪撃そうげきを片手で受け止めた瞬間、衝撃波が広がり洞窟にヒビを作った。
 警備員の足元が僅かに陥没する。だが本人は、クールな笑みを崩さない。


「警備術一式──」


 間髪入れず、キメラが牙を剥いて噛み付いてくる……が、警備員はまるでI字バランスをするかのようにキメラの顎を真下から蹴り抜き、頭部を爆散させた。


「──蹴撃しゅうげき・穿抜《うがちぬ》き」


 砕けたキメラの頭部が、洞窟内に散らばる。
 完全に絶命したのか、力なく横たわったキメラは灰となり、素材であるキメラの魔石だけが残った。
 目の前で起こったことが、信じられない。
 美空はただ呆然と、その様子を見つめていた。





『【投げ銭:50000円】すげええええええ!!』
『【投げ銭:50000円】はぁ!?』
『【投げ銭:50000円】何もんだあのおっさん!』
『【投げ銭:50000円】スクープ! スクープ!』
『【投げ銭:50000円】これはやべぇ!』
『【投げ銭:50000円】ダンジョン警備員さんありがとう!!』
『【投げ銭:50000円】みみみ助かってよかったぁ!』
『【投げ銭:50000円】神回!!』
『【投げ銭:50000円】これは永久保存だわ!』
『【投げ銭:50000円】やべええええ!!』
 …………。

 ────────────────────

 ここまでお読みくださり、ありがとうございます!
 ブクマやコメント、評価、レビューをくださるともっと頑張れますっ!
 よろしくお願いします!!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

辻ダンジョン掃除が趣味の底辺社畜、迷惑配信者が汚したダンジョンを掃除していたらうっかり美少女アイドルの配信に映り込み神バズりしてしまう

なっくる
ファンタジー
ダンジョン攻略配信が定着した日本、迷惑配信者が世間を騒がせていた。主人公タクミはダンジョン配信視聴とダンジョン掃除が趣味の社畜。 だが美少女アイドルダンジョン配信者の生配信に映り込んだことで、彼の運命は大きく変わる。実はレアだったお掃除スキルと人間性をダンジョン庁に評価され、美少女アイドルと共にダンジョンのイメージキャラクターに抜擢される。自身を慕ってくれる美少女JKとの楽しい毎日。そして超進化したお掃除スキルで迷惑配信者を懲らしめたことで、彼女と共にダンジョン界屈指の人気者になっていく。 バラ色人生を送るタクミだが……迷惑配信者の背後に潜む陰謀がタクミたちに襲い掛かるのだった。 ※他サイトでも掲載しています

【完結】初級魔法しか使えない低ランク冒険者の少年は、今日も依頼を達成して家に帰る。

アノマロカリス
ファンタジー
少年テッドには、両親がいない。 両親は低ランク冒険者で、依頼の途中で魔物に殺されたのだ。 両親の少ない保険でやり繰りしていたが、もう金が尽きかけようとしていた。 テッドには、妹が3人いる。 両親から「妹達を頼む!」…と出掛ける前からいつも約束していた。 このままでは家族が離れ離れになると思ったテッドは、冒険者になって金を稼ぐ道を選んだ。 そんな少年テッドだが、パーティーには加入せずにソロ活動していた。 その理由は、パーティーに参加するとその日に家に帰れなくなるからだ。 両親は、小さいながらも持ち家を持っていてそこに住んでいる。 両親が生きている頃は、父親の部屋と母親の部屋、子供部屋には兄妹4人で暮らしていたが…   両親が死んでからは、父親の部屋はテッドが… 母親の部屋は、長女のリットが、子供部屋には、次女のルットと三女のロットになっている。 今日も依頼をこなして、家に帰るんだ! この少年テッドは…いや、この先は本編で語ろう。 お楽しみくださいね! HOTランキング20位になりました。 皆さん、有り難う御座います。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

ダンジョンが出現して世界が変わっても、俺は準備万端で世界を生き抜く

ごま塩風味
ファンタジー
人間不信になり。 人里離れた温泉旅館を買い取り。 宝くじで当たったお金でスローライフを送るつもりがダンジョンを見付けてしまう、しかし主人公はしらなかった。 世界中にダンジョンが出現して要る事を、そして近いうちに世界がモンスターで溢れる事を、しかし主人公は知ってしまった。 だが主人公はボッチで誰にも告げず。 主人公は一人でサバイバルをしようと決意する中、人と出会い。 宝くじのお金を使い着々と準備をしていく。 主人公は生き残れるのか。 主人公は誰も助け無いのか。世界がモンスターで溢れる世界はどうなるのか。 タイトルを変更しました

日本列島、時震により転移す!

黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

チートを貰えなかった落第勇者の帰還〜俺だけ能力引き継いで現代最強〜

あおぞら
ファンタジー
 主人公小野隼人は、高校一年の夏に同じクラスの人と異世界に勇者として召喚される。  勇者は召喚の際にチートな能力を貰えるはずが、隼人は、【身体強化】と【感知】と言うありふれた能力しか貰えなかったが、しぶとく生き残り、10年目にして遂に帰還。  しかし帰還すると1ヶ月しか経っていなかった。  更に他のクラスメイトは異世界の出来事など覚えていない。  自分しか能力を持っていないことに気付いた隼人は、この力は隠して生きていくことを誓うが、いつの間にかこの世界の裏側に巻き込まれていく。 これは異世界で落ちこぼれ勇者だった隼人が、元の世界の引き継いだ能力を使って降り掛かる厄介ごとを払い除ける物語。

ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。

夜兎ましろ
ファンタジー
 高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。  ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。  バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。

処理中です...