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壊れていく日々
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あの実地訓練から僕の環境はがらりと変わった。前は城の中を歩けば挨拶を受けていたが今はまるでいないものとして扱われている。
優人(変わったと言えば他の皆もだよな)
あの後、僕がサポーターになることを伝えたら桐村や荒井は僕を責めはじめた
荒井「一人だけ戦わないつもりかよ、腰抜け!」
桐村「三仏、君の力が弱いのはわかるよでもそれは君の努力が足りないせいじゃないかな実際この世界の人達でも君よりはステータスが高いんだしもう少し真面目にやったらどうなんだ!」
桜木や神崎にいたっては
神崎「まっいいんじゃないのソイツが使えない事は最初から分かってた事じゃない」
桜木「はぁ三仏君、貴方が弱いのは仕方ないけどせめて雑用くらいはマシにこなして下さいね。私達はここにタダで居るわけじゃないんですよ」
そんな僕の姿を谷川はニヤニヤ笑いながら見ているだけで特に何もいってはこない。
ランスさんやアマンダさんそれにマキは僕を庇ってくれているがやっぱりキツいな。
それから皆は実践としてランスさん達とモンスターの討伐に行っているが僕は城で雑用をやるようになっていた。
優人(マキ大丈夫かな?)
ただ待っているだけというのはかなりつらいな
あれから自分なりに自主練しているがやっぱりステータスが伸びないんだよな。
三仏優人 ****
力 1
速さ1
耐久1
魔力0
魔法
スキル
マキ「優人何してるの?」
優人「マキ!ステータス見てたんだよ、自主練はしてるんだけど全く伸びなくてね」
マキ「そっか、でもあんまり気にしない方が良いわよ優人はサポーターとして皆を助けてるんだし」
優人「うん、ありがとうマキ」
マキ「さぁウジウジしてないでご飯食べにいこう」
やっぱりマキの明るさは助けになるな!
谷川「チッ、三仏のヤロー」
その日の夜また谷川に呼び出された。
谷川「おい、俺との約束はどうなってんだよ高橋に近付くなっていったよな!」
イラついたかんじで僕の胸ぐらを掴みながら怒鳴ってくる
三仏「別に僕から近づいてるわけじゃないよ、話かけられれば話くらいするだろ」
谷川「だったら高橋や俺らの前に姿見せんじゃねぇよ、雑用の仕事なら城の地下でネズミ退治でもやってたらどうだ雑魚のお前でもネズミ位なら倒せるだろ」
僕は悔しかったが黙って聞いていることしかできなかった。すると谷川は何かお思い出したかのように笑いながら話はじめた
谷川「そうだ、おい雑魚これが何かわかるか」
そういうとポケットからピンク色の液体が入ったガラスの入れ物を見せてきた。
谷川「これはな媚薬だ、しかも俺達の世界にあるようなハンパなものじゃねぇ使えば本気で惚れちまうみたいでよ町に遊びに行った時に手に入れてよその日のうちに適当な女で試してみたらすげぇんだよ」
僕はそれをきいて血の気がひいていった
優人「それで何しようっていうのさ」
谷川「わかるだろ、高橋に飲ませんだよアイツ良い体してるからな楽しみだな」
優人「ふっ ふざけるな~!」
その時はステータスの差なんて考えずただ谷川を殴ることしか頭になかった。だがあっさりとかわされて殴り倒されてしまった
優人「ガッ」ドガッ ズシャ
谷川「何すんだよ、ていうか俺に勝てると思ってるのこれ見てみろよ」
そういうとステータスをみせてきた
谷川清二 軽戦士
力1500
速さ2100
耐久900
魔力800
魔法
風魔法 強化魔法 雷魔法 幻影魔法
スキル
投擲
命中率を上げる
異次元倉庫
あらゆる物を入れる倉庫。生物は入れることはできない
二刀流
両手で武器を扱うと筋力や速さを強化できる
神の加護
あらゆる能力、スキル、魔法が強化される
最初に見た時よりも比べ物にならないくらいつよくなっていた。
谷川「わかったかお前と俺とじゃレベルが違うんだよ、高橋は俺が可愛いがってやるから安心しろよ」
笑いながら話しているせいか油断している
優人(今だ!)
痛む体を動かして谷川の手にある入れ物目掛けて飛びかかり奪い取ろうとしたがかわされた、でも谷川も体勢をぐずして入れ物を落とした。
即座に僕は入れ物を踏み潰した。
谷川「てめぇ~何しやがる!」バキッ ドガッ
優人「がはっ!」
谷川は媚薬をダメにされた腹いせに僕を殴りつけた
谷川「優しくしてやってれば調子に乗りやがって」
倒れこんだ僕の腹をけりまくる。
「オラァ 死ね !」ドゴッ ドガッ
優人「グッ カハッ」
しばらくすると気がすんだのか谷川は攻撃をやめた
優人「ぐぅっ~」
谷川「今日はこれくらいにしてやる!でもなこれくらいで済むと思うなよ!」
それだけ言うと足早に去っていった。
優人(クソッあんな最低な奴にマキを汚させたくないでも今の僕が何か言っても信じてくれる人は少ないどうすればいいんだ!)
ボロボロの体で考えていると、妙な音がきこえた
ビキッ
まるで何かにヒビが入るような音だ、だがそれ以外何も聞こえなかった。
優人(気のせいかな?)
しばらくすると動けるようになり怪我の治療の為にアマンダさんの所に向かった。怪我を見てかなり驚かれたが治癒の魔法で回復してもらった。
アマンダ「それであの怪我はどうしたの」
優人「すいません。言えません!」
今怪我の理由を話すのは簡単だけどそれだとアマンダさんに迷惑をかけてしまう。ただでさえ僕の肩を持っているので最近ではランスさんやアマンダさんの扱いも悪くなってきている。
優人(これ以上迷惑はかけたくない!)
その後は僕の気持ちを察したのか聞いてこようとはしなかった。その日は部屋に戻り早めに休む事にした
優人(谷川の奴またなにかしてくるつもりかな?)
嫌な予感がしつつも極度の疲れから僕は眠りに落ちた。
ドンドンドン
兵士「三仏優人、ここを開けろ!」
ドアを叩く音で起こされた僕は何かあったのかと急いでドアを開けた。そこには剣を携えた数人の兵士がいた。
優人「何かあったんですか?」
兵士「何かあったかだと?白々しい貴様を捕らえにきたのだ」
優人「なっ!どうして」
兵士「詳しい話は裁判で聞くが、貴様には禁製品である媚薬を所持しているという疑いがかかっている大人しく着いてきてもらおうか」
僕は何かを言うまもなく兵士達に押さえられて連行された。連れて来られた場所は法廷のような場所だった。
周りにはルーファスさんや王様、マキや他の皆もあつまたっていた。他にもランスさんやアマンダさん貴族のような人達もいた。そして裁判官がやって来て僕の取り調べが始まった。
裁判官「罪人三仏優人、貴様は禁製品である媚薬を所持しているこの報告に間違いないか?」
優人「違います!僕はそんなもの持っていません」
裁判官「しかしな城のメイドや他の使用人も見たと言う証言が複数あるのだ」
優人「そんな!何かの間違いです」
マキ「そうです!優人がそんな事するはずありません。きっと何かの間違いです!」
マキが僕を庇いそしてランスさんやアマンダさんも僕を擁護してくれた。
裁判官「静粛に!高橋様、貴女やランス殿そしてアマンダ殿の証言はこの者の無実を証明するには不十分ではないですか」
アマンダ「ですが裁判官、報告書を読みましたが少しおかしくありませんか?彼が媚薬を所持していたと証言しているメイドや使用人は一体どこでそれを見ているのですか?皆目撃した場所や時間帯がばらばらですがこの証言を整理すると彼は媚薬を持って城中を歩き回っていたことになります。それは幾らなんでもおかしくありませんか」
裁判官「うむ、確かにそうだな」
優人「それにこの時間帯彼は雑用として城の厨房に居ました。厨房の使用人も見ていますので彼が厨房を抜け出して媚薬を持ち城中を歩き回っていたというのはありえません!」
アマンダさんの証言とマキの強い反論で僕は証拠不十分として罪にはとわれなかったがこの事が切っ掛けで僕に対する風当たりはさらに強くなった。
僕はあの裁判以来完全に立場をなくして今は武器庫にこもって武器の手入れ等をしている。なるべく人に会わせないようにするためということだ。
優人(間違いなく谷川の仕業だと思うけどアイツ一人であんなこと出来たのかな?それとも他にも誰か協力している奴がいるのかな)
そんな事を考えていると武器庫の外から複数の笑い声が聞こえてきた
谷川「でもよこの前のは惜しかったな!」
神崎「あぁ三仏の事?まぁ失敗だったけどアイツあれで完全に立場なくしたし結果オーライじゃない、それより私は高橋の奴の取り乱しかた最高だったわね」
荒井「お前、本当にアイツのこと嫌いだな」
神崎「当たり前でしょ、あの女!私が町で良い男に囲まれて気分良くしている時にいちいち文句つけてきてウザいのよ」
荒井「まぁ確かにウザいよな、遊ぶ暇があるなら訓練しろだの訓練の時は大技ばかりじゃなくて連係を意識してやれだの注文が多いんだよ」
桜木「確かに私達はちゃんと出された課題をクリアしているし多少の我儘や休みも許されていいはずよね、それに彼女は三仏くんに構いっきりだしもう少し周りを見て空気を読んでほしいわね」
桐村「そうだね彼女は少し彼に構いすぎてるからねいい加減あれに構うことをやめて僕達に協力してほしいんだけどね」
桜木「そうね、今回の件は王様やルーファスさんにも協力してもらっていたから失敗したのは痛かったかも知れないわね」
桐村「まぁいいさ今回のことで高橋さんもダメだってことが分かったしもう無理に誘う必要もないわけだし」
谷川「本当になあんな雑魚ほっといて好きにやればいいのにな!」ハハハハ
アイツらの笑い声が遠ざかっていった。しばらく呆然としていたが段々と怒りが沸いてきた
優人(アイツら全員で僕を嵌めたのか、国王やルーファスの奴等もそこまでして僕を追い出したいのか、クソクソクソクソクソーーーーーー)
ビキ ビキ
また何かが割れる音が響いた。
優人(変わったと言えば他の皆もだよな)
あの後、僕がサポーターになることを伝えたら桐村や荒井は僕を責めはじめた
荒井「一人だけ戦わないつもりかよ、腰抜け!」
桐村「三仏、君の力が弱いのはわかるよでもそれは君の努力が足りないせいじゃないかな実際この世界の人達でも君よりはステータスが高いんだしもう少し真面目にやったらどうなんだ!」
桜木や神崎にいたっては
神崎「まっいいんじゃないのソイツが使えない事は最初から分かってた事じゃない」
桜木「はぁ三仏君、貴方が弱いのは仕方ないけどせめて雑用くらいはマシにこなして下さいね。私達はここにタダで居るわけじゃないんですよ」
そんな僕の姿を谷川はニヤニヤ笑いながら見ているだけで特に何もいってはこない。
ランスさんやアマンダさんそれにマキは僕を庇ってくれているがやっぱりキツいな。
それから皆は実践としてランスさん達とモンスターの討伐に行っているが僕は城で雑用をやるようになっていた。
優人(マキ大丈夫かな?)
ただ待っているだけというのはかなりつらいな
あれから自分なりに自主練しているがやっぱりステータスが伸びないんだよな。
三仏優人 ****
力 1
速さ1
耐久1
魔力0
魔法
スキル
マキ「優人何してるの?」
優人「マキ!ステータス見てたんだよ、自主練はしてるんだけど全く伸びなくてね」
マキ「そっか、でもあんまり気にしない方が良いわよ優人はサポーターとして皆を助けてるんだし」
優人「うん、ありがとうマキ」
マキ「さぁウジウジしてないでご飯食べにいこう」
やっぱりマキの明るさは助けになるな!
谷川「チッ、三仏のヤロー」
その日の夜また谷川に呼び出された。
谷川「おい、俺との約束はどうなってんだよ高橋に近付くなっていったよな!」
イラついたかんじで僕の胸ぐらを掴みながら怒鳴ってくる
三仏「別に僕から近づいてるわけじゃないよ、話かけられれば話くらいするだろ」
谷川「だったら高橋や俺らの前に姿見せんじゃねぇよ、雑用の仕事なら城の地下でネズミ退治でもやってたらどうだ雑魚のお前でもネズミ位なら倒せるだろ」
僕は悔しかったが黙って聞いていることしかできなかった。すると谷川は何かお思い出したかのように笑いながら話はじめた
谷川「そうだ、おい雑魚これが何かわかるか」
そういうとポケットからピンク色の液体が入ったガラスの入れ物を見せてきた。
谷川「これはな媚薬だ、しかも俺達の世界にあるようなハンパなものじゃねぇ使えば本気で惚れちまうみたいでよ町に遊びに行った時に手に入れてよその日のうちに適当な女で試してみたらすげぇんだよ」
僕はそれをきいて血の気がひいていった
優人「それで何しようっていうのさ」
谷川「わかるだろ、高橋に飲ませんだよアイツ良い体してるからな楽しみだな」
優人「ふっ ふざけるな~!」
その時はステータスの差なんて考えずただ谷川を殴ることしか頭になかった。だがあっさりとかわされて殴り倒されてしまった
優人「ガッ」ドガッ ズシャ
谷川「何すんだよ、ていうか俺に勝てると思ってるのこれ見てみろよ」
そういうとステータスをみせてきた
谷川清二 軽戦士
力1500
速さ2100
耐久900
魔力800
魔法
風魔法 強化魔法 雷魔法 幻影魔法
スキル
投擲
命中率を上げる
異次元倉庫
あらゆる物を入れる倉庫。生物は入れることはできない
二刀流
両手で武器を扱うと筋力や速さを強化できる
神の加護
あらゆる能力、スキル、魔法が強化される
最初に見た時よりも比べ物にならないくらいつよくなっていた。
谷川「わかったかお前と俺とじゃレベルが違うんだよ、高橋は俺が可愛いがってやるから安心しろよ」
笑いながら話しているせいか油断している
優人(今だ!)
痛む体を動かして谷川の手にある入れ物目掛けて飛びかかり奪い取ろうとしたがかわされた、でも谷川も体勢をぐずして入れ物を落とした。
即座に僕は入れ物を踏み潰した。
谷川「てめぇ~何しやがる!」バキッ ドガッ
優人「がはっ!」
谷川は媚薬をダメにされた腹いせに僕を殴りつけた
谷川「優しくしてやってれば調子に乗りやがって」
倒れこんだ僕の腹をけりまくる。
「オラァ 死ね !」ドゴッ ドガッ
優人「グッ カハッ」
しばらくすると気がすんだのか谷川は攻撃をやめた
優人「ぐぅっ~」
谷川「今日はこれくらいにしてやる!でもなこれくらいで済むと思うなよ!」
それだけ言うと足早に去っていった。
優人(クソッあんな最低な奴にマキを汚させたくないでも今の僕が何か言っても信じてくれる人は少ないどうすればいいんだ!)
ボロボロの体で考えていると、妙な音がきこえた
ビキッ
まるで何かにヒビが入るような音だ、だがそれ以外何も聞こえなかった。
優人(気のせいかな?)
しばらくすると動けるようになり怪我の治療の為にアマンダさんの所に向かった。怪我を見てかなり驚かれたが治癒の魔法で回復してもらった。
アマンダ「それであの怪我はどうしたの」
優人「すいません。言えません!」
今怪我の理由を話すのは簡単だけどそれだとアマンダさんに迷惑をかけてしまう。ただでさえ僕の肩を持っているので最近ではランスさんやアマンダさんの扱いも悪くなってきている。
優人(これ以上迷惑はかけたくない!)
その後は僕の気持ちを察したのか聞いてこようとはしなかった。その日は部屋に戻り早めに休む事にした
優人(谷川の奴またなにかしてくるつもりかな?)
嫌な予感がしつつも極度の疲れから僕は眠りに落ちた。
ドンドンドン
兵士「三仏優人、ここを開けろ!」
ドアを叩く音で起こされた僕は何かあったのかと急いでドアを開けた。そこには剣を携えた数人の兵士がいた。
優人「何かあったんですか?」
兵士「何かあったかだと?白々しい貴様を捕らえにきたのだ」
優人「なっ!どうして」
兵士「詳しい話は裁判で聞くが、貴様には禁製品である媚薬を所持しているという疑いがかかっている大人しく着いてきてもらおうか」
僕は何かを言うまもなく兵士達に押さえられて連行された。連れて来られた場所は法廷のような場所だった。
周りにはルーファスさんや王様、マキや他の皆もあつまたっていた。他にもランスさんやアマンダさん貴族のような人達もいた。そして裁判官がやって来て僕の取り調べが始まった。
裁判官「罪人三仏優人、貴様は禁製品である媚薬を所持しているこの報告に間違いないか?」
優人「違います!僕はそんなもの持っていません」
裁判官「しかしな城のメイドや他の使用人も見たと言う証言が複数あるのだ」
優人「そんな!何かの間違いです」
マキ「そうです!優人がそんな事するはずありません。きっと何かの間違いです!」
マキが僕を庇いそしてランスさんやアマンダさんも僕を擁護してくれた。
裁判官「静粛に!高橋様、貴女やランス殿そしてアマンダ殿の証言はこの者の無実を証明するには不十分ではないですか」
アマンダ「ですが裁判官、報告書を読みましたが少しおかしくありませんか?彼が媚薬を所持していたと証言しているメイドや使用人は一体どこでそれを見ているのですか?皆目撃した場所や時間帯がばらばらですがこの証言を整理すると彼は媚薬を持って城中を歩き回っていたことになります。それは幾らなんでもおかしくありませんか」
裁判官「うむ、確かにそうだな」
優人「それにこの時間帯彼は雑用として城の厨房に居ました。厨房の使用人も見ていますので彼が厨房を抜け出して媚薬を持ち城中を歩き回っていたというのはありえません!」
アマンダさんの証言とマキの強い反論で僕は証拠不十分として罪にはとわれなかったがこの事が切っ掛けで僕に対する風当たりはさらに強くなった。
僕はあの裁判以来完全に立場をなくして今は武器庫にこもって武器の手入れ等をしている。なるべく人に会わせないようにするためということだ。
優人(間違いなく谷川の仕業だと思うけどアイツ一人であんなこと出来たのかな?それとも他にも誰か協力している奴がいるのかな)
そんな事を考えていると武器庫の外から複数の笑い声が聞こえてきた
谷川「でもよこの前のは惜しかったな!」
神崎「あぁ三仏の事?まぁ失敗だったけどアイツあれで完全に立場なくしたし結果オーライじゃない、それより私は高橋の奴の取り乱しかた最高だったわね」
荒井「お前、本当にアイツのこと嫌いだな」
神崎「当たり前でしょ、あの女!私が町で良い男に囲まれて気分良くしている時にいちいち文句つけてきてウザいのよ」
荒井「まぁ確かにウザいよな、遊ぶ暇があるなら訓練しろだの訓練の時は大技ばかりじゃなくて連係を意識してやれだの注文が多いんだよ」
桜木「確かに私達はちゃんと出された課題をクリアしているし多少の我儘や休みも許されていいはずよね、それに彼女は三仏くんに構いっきりだしもう少し周りを見て空気を読んでほしいわね」
桐村「そうだね彼女は少し彼に構いすぎてるからねいい加減あれに構うことをやめて僕達に協力してほしいんだけどね」
桜木「そうね、今回の件は王様やルーファスさんにも協力してもらっていたから失敗したのは痛かったかも知れないわね」
桐村「まぁいいさ今回のことで高橋さんもダメだってことが分かったしもう無理に誘う必要もないわけだし」
谷川「本当になあんな雑魚ほっといて好きにやればいいのにな!」ハハハハ
アイツらの笑い声が遠ざかっていった。しばらく呆然としていたが段々と怒りが沸いてきた
優人(アイツら全員で僕を嵌めたのか、国王やルーファスの奴等もそこまでして僕を追い出したいのか、クソクソクソクソクソーーーーーー)
ビキ ビキ
また何かが割れる音が響いた。
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