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十三章 龍と仮面

百五十話 オーガ

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「…………誰だ?」

 薄暗い石張りの廊下を、俺は迷うことなく進んでいく。そして、そんな俺の正体を確認するような声が聞こえて来たが、返事はあえてしなかった。
 やがてそいつが入れられている牢屋の前に立ち、憎しみを込めてその薄気味悪い狐目きつねめの男を俺は見下ろした。

「……なんだ、お前か。言っておくが、何も喋る気は無いぜ?」
「…………随分と余裕そうだな……赤仮面野郎。」


 ここはソルセルリー学院のすぐ近くに建てられている拘置所こうちしょのような場所であり、その地下深くにある大罪を犯したような者が収容されている独房だ。
 何故学院の近くに建てられているかは単純で、近くに英雄学院長がいれば何かあってもすぐに対応できるからだ。いくら凶悪で残虐な奴が脱獄しようとも、英雄に敵う人間はいない…………例外を除いては。

「『赤仮面』って。俺はもう仮面をつけてないだろう? 今はこうやってお前らに全身縛られて何もできない、可哀想な普通の人間だぜ。」
「……確かに、その思考とニヤつき顔を見ると可哀想になってくるな。」
「へっ………失礼な奴だ。」

 こいつだけはいつ最初の時のように転移で逃がされるか分からないため、常に極封之檻を使用させている……といっても、いつまでも俺の魔力で発動させるわけにも行かないので、こいつの魔力を操って自分自身で縛ってもらっているが。

「生憎だが、お前が何か情報を吐かない限りここから出られることはない。一生ここで惨めに暮らすことになるかもな。」
「どうせ、喋っても出す気はないだろう? ……まあ、俺はどっちでもいいがな。死ぬならそれでいいし、拷問だって俺自身を言い聞かせれば全然耐えられるからな。」
(…………こいつも、ステータスの仕組みを知っているのか?)

 …………いや、この口ぶりからするとあくまで強がりのだろう。もし知っていたとすれば、この程度の強さなわけがない……きっと、俺のような力を得るまで確実に鍛えているはずだ。

「で、何用だ? まさか『口を割ってください』だなんて言いにきただけじゃねぇだろうな? お前みたいな人ひとり甘ちゃんに語ることはないもないぞ。」
「…………殺せない?」
「ああ、だってそうだろ? 俺をこんなところに入れたても状況が変わることなんてない……それくらい分かってるはずだ。ならば普通、危険因子は早めに潰すのが定石じょうせきだ、分かるだろ?」
「……何が言いたい。」
「あぁ? とぼけんなよガキが。だから結局ままごと止、ま………ぁ!」

 俺はその続きが出てくる前に手を檻の中へ伸ばし、奴の首を掴み上げる。そして魔力防壁を一瞬で壊してから口をつむげないようめつけた。

「……俺は、お前らみたいに他人の命を奪えるほど生き急いでいない。甘さは……お前へのプレゼントだ。」
「くくっ、そりゃ、ありがたいが……内心じゃ、俺を殺したくて、たまらない…だろぅ? その、噛み殺した顔……が物語ってくれてる、が……」
「……殺したいほど、憎いさ。だが…………そんなことをしたって何も変わらない。」



 ……殺したところで、何も生まれないから。



「…………無駄足だったな。」

 奴の首から手を離し、俺はこの場を去ろうとする。結局何も情報は得られなかったが、あの確信的な余裕を見た限りまだ何か…………


「…………精々、。」
「…………!!」

 衝撃的な一言に、俺はつい振り返ってしまい奴の顔を見てしまう。すると、予想通りと言うべきか奴の目と口は分かりやすいほどにニヤニヤと嘲笑ちょうしょうの色を見せてきていた。

「なんだぁ、心当たりでもあるのかぁ?」
「…………その余裕も、今だけだ。」

 …………バレているのであれば、なおさら


「お前たちは今回で終わりだ。全てを失う野望が潰える恐怖を……そこで寂しく感じてろ。」
「……………寂しくなんか無いさ…………






















 …………俺は、何も失ってないからな。」

 
 その言葉に、俺は反応することはしなかった。















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「……なあ、ニイダ、このスピードは、少し飛ばし、過ぎだと…思わないか?」
「う~ん、まあ俺はギリギリ苦じゃないっすけど……確かに予定より早い移動っすね。兄さん特に速いっすから、無意識に飛ばしてるのかもしれないっすね。」
(……確かに少し早いな。)

 後ろのそんな2人の会話を聞きながら、俺も心の中で頷く。

 現在はちょうど調査隊としてプリエから出発し、1時間程度経った頃であり、森と山の中を駆け足気味で移動しているところだった。しかしその駆け足も段々とスピードが上がっていき、かれこれ30分は軽いダッシュをしているようなペースへと上がってしまっていた。
 また、そんなペースが少しきついのか、隣にいるラナは手を心臓に当てながら息を切らしていた。

「……大丈夫かラナ?」
「う、うん……ちょっと、だけ……」

 ステータス的に言えば、この中ではニイダが1番体力のステータスが低いが……かと言って1年の中ではニイダが比較的疲れていないのを見ると、やはり長距離移動に慣れがあるかどうかの違いが見えやすい。
 

『…………そう、だね。ミルはともかく、私じゃその弱い方とギリギリ戦えるかどうか……』



 ……それに、以前のことは彼女にとって未だトラウマでありストレスになっているはず。こうやって目的地に向かっている間もその記憶が心の負担になって、余計な体力を消費させている……これは一度休憩した方が良さそうだな。

「……クルイさん、ちょっと。」
「ん、どうしたウルス。」
「このスピードじゃ魔物と接触した際にうまく連携が取れません、少し休憩した方がいいと思います。」
「そうか? 俺は別にいけるが……」
「お前が速すぎるんだよ、私たちはともかく1年はこのままいけばすぐにバテるぞ。」
「……それもそうだな。おいみんな、飛ばしすぎたしちょっと休憩しよう! 10分後に出発だ!」

 俺の提案とメイルドの後押しにより、クルイは皆に休息を取らせるために立ち止まる。そして、各自近場の岩やらに座って消費した体力を回復するために給水などを取ったりしていた。

「……急ぐ旅じゃないからな、辛くなったらすぐ言ってくれ。」
「ん…………ありがとう、ウルくん。」

 水が入ったびんをラナに渡し、俺は隣に座る。昔から我慢癖が強いせいか、自分から休むのが下手なところもある………そこは俺がフォローしなければ。

「……ウルくんは疲れてないの?」
「ああ。元々のステータスからすれば、俺にとって徒歩と大差ないからな。できることなら、みんなを担いで移動しても俺は大丈夫だ。」
「そうなの? 昔は私1人をおんぶするのにもひぃひぃ言ってたけど……」
「……まあ……昔はな。ラナも重かったし。」
「わ、私は重くないよっ! この前測った時だって……って、もうウルくんっ!!」

 俺の冗談が気に食わなかったようで、ラナは俺の肩をポカポカと叩いてくる。そんな取るに足らない攻撃を受け止めながら、未だに感じるを噛み締める。

「……変な感じだな。」
「えっ、変?」
「ああ……つい最近まで、俺はラナと……こうやって話せる日が来るとは思ってなかった。昔みたいに話そうって思っても……まだ不自然になってしまうな。」
「……まあ、10年もあったからね。私はあんまり思わないけど、お互い成長したし変わったところは流石にあるよ。今じゃ身長だってかけ離れちゃったし。」

 そう言ってラナは手をヒラヒラと背を比べるような動作をし、笑みを溢す。確かに、昔は身長も体格もほとんど一緒だったが、今はどちらもそれぞれの身体へと成長してしまった……これで以前のように接するという方に無理があるかもしれない。


「…………ねぇ、ウルくん。昔話ついでに……『あの日』のことについて聞いてもいい?」
「……ああ、だが俺も知らないことの方が多いぞ。」
「うん、それでも………… な ん で 、私たちの村は……。」

 ラナは膝を抱え、口元を隠すように頭をそこに乗せる。

「私たちが……悪いことでもしたのかな。それとも村の誰かが…………」
「いや、誰かが悪いとかじゃない……分かってるだろ?」
「……でも、そうでも思わないと…………納得なんかできない。理由も無しにあんな……村の すべて を燃やされるようなのなんて……酷すぎるよ………」
(…………俺だって、そう思いたかったよ。)


 理由が無ければ、人は動けない…………誰だって一度は通った思考であり、常人ならその思考は一生抱えていくものだ。

 …………だが、そんな枠組みから外れた狂人だっている。


「……人間っていうのは、みんなが優しかったり、手を伸ばしてくれるわけじゃない。」
「知ってるよ、嫌なことを言ってくる人だって…………」
「それで済めば、この世界……は、こんなに汚れていたりしない。俺たちの村のように……2のように…………何の理由もなく悪意に傷付けられるのが、現実なんだ。」
「あの2人………?」

 その言葉が気にかかったのか、彼女は俺の目線の先にいる2に目を向ける。その先には…………




「ハルナ、武器の手入れはちゃんとしていますか?」
「もちろんだよ! そっちこそ、音が詰まったりしたらダメだからね!」
「心配なく、毎日調整はしてあります。それが……ウルス様あの人の教えですから。」

 そんな会話と共に2人はこちらを見てくる。すると、目があったからか揃って愛らしい笑顔を送ってくれた。


「………………」


 ………しかし、俺から出たのは苦笑いのような、誤魔化しの笑顔でしかなかった。

「……ハルナさんとミーファさん、だったよね? 確か、ウルくんが旅に出た時に弟子? になったって聞いたけど………」
「…………2人から聞いたのか?」
「うん。学院長とウルくんが話してた時に、私とニイダくんにこっそり教えてくれたよ。『自慢の師匠です!』って……それで、その2人が何か…………」
「…………………」

 …………果たして、話していいものなのか。この話は彼女たちにとって思い出したくもない、でし……………




「……………ラナ、武器を取れ。」
「……えっ??」

 そこまで続けていた話を一旦全てリセットし、俺は立ち上がってクルイへと声をかける。

「クルイさん……。」
「……来るって、魔物かが? だが俺の魔力感知には反応…いや、ちょっと待て。」

 クルイの魔力感知の範囲にも入ったのか、彼はさっきまで崩していた態度を途端に引き締め、目を瞑って奴らを測る。

「………4体いるな。それもそこそこな反応……ゴブリン程度の魔物じゃなさそうだ、よく気づいたな。」
「俺は一点に集中させていたので。それより、どう迎え撃ちますか?」

 ……正直なところ、俺がこっそり撃退していてもいいのだが…………幸い、敵も彼らで倒せるくらいの強さだ。今後のためにも一度は確かめておかなければ。

「……みんな!! 今から魔物が4体迫ってくる、以前決めた役割をもとに1体につき2人で対処してもらう!!」
「えっ、魔物か? ……なら、一仕事やってやるか!!」

 彼の指示のもと、俺たちは休憩を中断して戦闘態勢を取る。そして、次にクルイは俺たちのポジションをもとにそれぞれの担当を決めていく…………まあ、担当といっても近接はハルナとメイルドにガッラ、遠距離はラナとニイダ、ミーファ……加えてどちらにも参加するオールラウンダーの俺とクルイという感じで、簡単な役割しか決めていない。

 その理由はクルイ曰く、『固い陣形で挑めば、いざ崩れた時に上手く対応できないから』ということらしい……行き当たりばったりと言えばそこまでだが、何だかんだそっちの方が俺もやりやすい。


「俺とニイダ、ライナとハルナ、メイルドとミーファ……そして、ウルスとガッラの2人組で行ってもらう!」
「……おそらく、オーガの集団ですね。奴らが群れて移動しているのは珍しいですが……私たちで倒せない相手じゃありません、頑張りましょう!」

 オーガとは若干2メートルほどの巨躯きょくを持った魔物であり、体色や雰囲気はゴブリン種のような緑色で大差無いように見えるが、知性という部分ではオーガの方が優れている。
 また、ネームド……ゴブリンキングのような特殊な魔物を除いて比べると、奴らは雑魚の種の割には十分な強さを誇っている。といっても60あるかないかの、俺たちにとっては大した敵では…………


(……………ん?)


 姿が見える前に、俺は一度奴らの内の一体のステータスを確認する。




名前・オーガ
種族・魔物

能力ランク
体力・78
筋力…腕・91 体・71 足41
魔力・51

魔法・8
付属…なし
称号…なし





 …………通常個体より、随分とステータスが高い。たまたま強い個体と出会でくわしたのか?


(……他のオーガも同じくらいの強さだ。偶然……なのか?)
「……ウルス、来るぞ。」
「…………ああ。」

 ガッラの一言に引き戻され、とりあえずは撃退のことだけを考えていく。

「オーガは足が遅い。その上無駄にでかいのもあって動きは鈍い、だから……」
「動き回って翻弄する……ってことだな?」

 ガッラもステータスを見て同じことを思いついていたのか、迷うことなく俺の策に乗る。また、それと同時にいよいよ奴らのやけに筋肉質な身体が視界に入った。

「……グォォォォアァッ!!!!」
「みんな、まずは魔法で誘導して2対1の状況を作れ!!」

「ウルス、頼む!!」
「ああ……『フレイム』!!」

 俺は奴らの内の1体に対し牽制の炎を放つ。そして、そいつがこの炎を食らってから安い挑発を送ってヘイトを向けさせる。

「こっちだ。」
「グルゥ……ォォオオッ!!!!」

 その結果、見事にそいつは引っかかってくれて威勢よく飛び出してくる。俺はその1体を誘導しながらガッラへ指示を出す。

「オーガにあの武器を振り回させてくれ。そうすればいつか雑な攻撃をしてくる……それを受け止めてくれれば、俺が腕ごと斬り落とす。」
「分かった……さぁ、こいよ!!」

 ガッラの呼び声に反応したオーガは、愚直に手に持っていた棍棒のような物を振り回してくる。それを俺たちは回避しながら、剣でかすり傷をつけていく。

 魔物と人間の大きな違いとしては、魔力防壁が存在しているか否か……それと、体格や骨格の違いから出てくる異質な攻撃パターンだ。知性の高さで優位を取れていたりしても、人間には不可能な動きをされて不意打ちを喰らうということも少なくはない……だから、そんなことになる前に倒す。

「グッ、ガァ……ゥラァァッ!!!!」
「そろそろだ、ガッラ!」
「ああ………ほらよっ!!!」

 予定通り、怒り狂ったオーガは力任せの振り下ろしをガッラに仕掛けたが……それを彼は2つの剣をクロスさせて受け止めた。
 また、俺はそれを見た瞬間にオーガの懐は潜り込み……腕を切断させた。

「……ガァァォァァォッ!!!??」
「おっと……しぶとい奴だな、だったら………!!」
(…………剣が、紫色に……?)

 腕を1本落とされてもなお、がむしゃらに暴れ回るオーガに対し、ガッラは徐々に2つの片手剣の身を毒々しい紫色へ変化させる……フレイムアーマーの武器バージョンといったところか。

「喰らえ、『武装ぶそう毒牙どくが』!!!」
「グハァッ……グォ、ヴォ……!!?」
「……おかされてるな、これなら………はぁっ!」

 腹を交差で斬られたオーガはその傷口に入った毒に痺れ、その場に棒立ち状態となっていた。そして、そんな隙だらけのオーガの首を刈り取り……ちりへと変えた。

「……ガッラ、すぐに他のところの援護に……」
「いや……そんな必要ないようだぞ。」

 ガッラの言う通り、他のみんなの方へ目を向けると……既に全員が戦闘を終えており、特に苦戦していた様子は全く見られなかった。流石に心配するような相手ではなかったようだな。

「……なぁウルス、これが……授業で習った魔石ませきってやつか?」
「…………ああ、それがそうだな。」

 オーガの体が塵となり消え去った後、その場所に残った魔物の動力源でもある魔力石まりょくせき……通称『魔石』をガッラが拾い上げ、見せてくる。学院内では教科書に載っていたぐらいで本物を見たことがないからなのか、ガッラは少しワクワクした表情でその石をじっと見つめていた。

「ほう……オーガの強さで手のひら程度の大きさか。なら、もっと強い魔物ならもっと大きい物なのか?」
「そうだな……噂には水晶玉のように大きいサイズもあるとか何とか。」
「そ、そんなに大きいのもあるのか。一回ぐらいは見てみたいな………」
(……まあ、ボックスの中にあるがな。)

 魔力石は金に替えたり武器などの素材になったりすることもあるので、俺は基本的に売らずボックスの中にある程度溜め込んでいる。なので、その水晶玉クラスの魔力石もいくつか入っているが……流石に見せられないな。

「……にしても、思ったよりんだな魔石って。確か、紫とか透明って聞いていたが…………」
「個体差があるからな、多少は色の違いも……………?」


 …………黒い魔力石? そんなもの、今まで見たこともないが………

「……ガッラ、少し俺にも見せてくれ。」
「ああ、ほら。」

 違和感を感じた俺はガッラの持っている魔力石を受け取り、その姿を観察する。

(……濃い紫にしては黒すぎる。だが、黒い魔石なんて少なくとも俺は……いや、何だこのは。)

 魔力石から漂う魔力を感じ取ると……やけに濁ったような、気色の悪い感覚を受け取った。魔物の存在自体が邪悪であることが多く、多少汚い物もあったりはするが……明らかにこれは異質だ。

(…………これは、に見てもらうのが1番だな。)
「……ガッラ、これは少し預からせてもらう。いいな?」
「えっ? あ、ああ、別に俺はいいが……クルイさんに渡さなくていいのか? 一応、倒した魔物の魔石は回収するって聞いたが。」
「『勢い余って壊した』とでも誤魔化しておいてくれ、少しこの魔石で調べたいことができたからな。」
「お、おう……意外とウルスも悪知恵が働くんだな。」
「…………まあな。」


 ……変な印象を付けられた気もするが…………まあいいか。


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