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Final Season
英雄譚ーTaleー
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それは着陸と呼ぶにはあまりにも不格好であった。
高度を下げたゴーレムはそのまま城の外壁を貫くと兵士達の訓練場の地面にその体をめり込ませて停止した。
「いててて……」
ゴーレムの胸部が開くとナナシと国王が這い出る。ゴーレムの腕部はひしゃげ、その体からは火花が散っておりもう動かせそうにない。
しかし二人は軽いアザはできたもののほぼ無傷であった。
「王様、大丈夫ですか」
「ああ、何とかな……!!周りを見よ!!」
墜落した音に引き寄せられたのか二人の周りには複数体のゾンビが集まり出していた。ゾンビ達の手が伸びるその時、訓練場に声が響いた。
「“刃の踊り”」
ゾンビ達は無数の刃に切り刻まれるとその体を地面に伏し、もう動かなくなった。するとエストレアを背負ったポラリスが二人に駆け寄る。
「国王、ナナシさん、大丈夫ですか!?」
国王は事前に着陸の場所を伝えており、ポラリス達は急速な救助を行うことができた。合流した一同はそのまま地下室へと向かう。
重傷のナナシはチャックが背負い、シリウスとヤン、ポラリスに背負われたエストレアがゾンビ達を撃退しながら地下室を目指す。時計塔に多くのゾンビが引き寄せられたとは言え、それでも無数のゾンビが城を埋め尽くしつつあった。
近づくゾンビを何とか蹴散らしながらようやく地下室までたどり着き、その階段を降りる。
途中、リック隊長の亡骸を目にしてポラリスは立ち止まった。
「……ポラリス?」
「……何でもありません。行きましょう」
エストレアは何か思い詰めた様に物憂げな顔を浮かべるポラリスに話しかけるも彼は話を切り上げる様に脱出路へと向かった。
脱出路のトンネルに張られていた結界はまるで元から何もなかった様に綺麗さっぱり無くなっていた。
「みんな、早くこいつに乗り込め!!」
シリウスはトンネルの先まで敷かれた線路に取り付けられたトロッコへと誘導する。トロッコは三台連結されており、どれも取り付けられた魔石を動力として動くためシリウス達十一名が全員乗ってもまだ余裕があった。
一同は次々に乗り込んでいく。たった一人、ポラリスを除いて。
「……カーネルさん、エストレアさんを」
「え……ポラリス……?」
ポラリスはカーネルを引き止めると背負っていたエストレアを引き渡す。
「ポラリス……そうか……」
カーネルは何かを察した様にエストレアに肩を貸す。
「……どういうことだ、カーネル。」
問い詰めるエストレアにカーネルは重い口を開いた。
「……ポラリスの体の黒尸菌は彼を蝕みつつある。……このまま続けば彼の体が新たな感染源となるかもしれない」
カーネルはポラリスの顔面の白化した部位を見ながら話す。前に見た時よりも広がっている気がした。
「カーネルさん……やっぱり気付いて……」
「だが、あくまで可能性の話だ。それに……お前はこの世界を救ったんだ。……たとえ、お前がこの世界の新たな危機になるとしても……誰にもお前を止める権利はない」
カーネルは真っ直ぐにポラリスの目を見据える。ポラリスもその視線に真っ直ぐに応じる。
カーネルはポラリス自身から言い出さない限りこの話題は出さないと決めていた。そして、ポラリスの考えを尊重するとも。
「ポラリス君……その話、本当なの?」
話を聞いていたアイリーンがポラリスの下へと駆け寄った。それにつられる様に他の者も集まりだす。
ポラリスは一同の顔を見渡すと再び覚悟をした様子で語り始める。
「……自分の命は本来、ずっと前に尽きているはずでした。でもなにかの奇跡かこうして生きて皆んなを、この世界を守れた。兵士としての役割をやっと果たせた。……それだけで十分なんです」
「……でも、だからって!!」
アイリーンはポラリスを引き止める様に腕を掴む。ポラリスは彼女の手を優しく掴むと引き離し、話を続ける。
「……この力は恐らくこの厄災が起きなければ手に入らなかったでしょう。たぶんデネブを倒すため、皆んなを守るために授かった力なんです。でも、その役目はもう終わった。……自分に残された最後の使命は力の代償として、この街とともに消え去ることです」
ポラリスの顔を見たアイリーンとカーネルはもうこれ以上何も言えなかった。
「……シリウスさん。アイリーンさんを……皆んなをお願いします」
「……ああ」
シリウスはアイリーンを受け取るとその肩を抱き、慰めた。
「なあ、ポラリス……こんな事を言うのもなんだが、お前との時間、なかなか楽しかったよ」
シリウスはポラリスに背中を向けたまま語りかける。
「……自分もです」
ポラリスの声を聴くとシリウスは耐えられなくなったのか彼に向き合い、手を差し出した。
「ラウム王国次期国王として……勇者シリウスが約束しよう!!……ラウム王国ガラクシア近衛隊のポラリス……この名は決して忘れず、そして何代先までも必ず伝えよう!!」
「……はい!!」
ポラリスは差し出された手を熱く握ると自身の胸の奥から激しい高揚感が湧き出るのを感じた。
シリウスは握手を終えると再びポラリスに背を向ける。その目元から流れる涙に気づいたのはアイリーンだけであった。
「お兄ちゃん……」
ポラリスは自身の足元にしがみ付くジョシュに気づくとしゃがみ込み、手に持つ暁を差し出した。
「ジョシュ、君が大事に持っていてくれ。……そして君が妹を……大事な人を守るんだ。わかったかい?」
「……うん」
ジョシュが暁に触れると、その柄は彼の体格に合わせて小さくなった。ジョシュは小さな手でその槍を再び強く握り、ポラリスの目を真っ直ぐに見つめる。
「……僕が皆んなを守るよ。だけど……僕たちが危なくなったらまたお兄ちゃんがまた助けに来てよ!!それまで……これは僕が大事に持っておくよ。約束するよ!!」
ポラリスは黙って微笑むとジョシュとルーナ、カレンの頭を撫でた。
「旦那……」
「ナナシさん……」
ポラリスはトロッコに寝かされたナナシを覗き込んだ。
「……俺の本当の名前はベテルギウスっていうんだ。……今まで世話になりやした。旦那のお陰で俺は……生まれ変わる事ができそうだ」
「ベテルギウスさん……こちらこそありがとうございました」
ポラリスはベテルギウスの満足気な顔に微笑むと上階からこちらに迫る無数の足音に気づく。
「!!……皆さん、急いでください。……ガラクシア近衛隊の名において、誰一人としてここは通しません!!」
ポラリスは一同がトロッコに乗り込むのを確認するとトロッコに背を向け、歩み始めようとした。
「ポラリス!!」
不意に呼びかけられたその声に思わず振り返る。
ポラリスの目の前に白銀の髪がなびくとエストレアの顔が近づき、二人の唇が交わった。
何秒か、あるいは何時間か。ポラリスにはその時間がまるで永遠に続いた様に感じた。
トロッコから身を乗り出したエストレアは唇を離すと涙に濡れた瞳でポラリスと見つめあった。
「ポラリス……君は英雄だ」
「……どうかお元気で」
トロッコが見えなくなるその瞬間まで、二人の視線はずっと交わっていた。
英雄。自分の尊敬する、愛する相手から言われたその言葉に自分でも恥ずかしいくらいに胸が躍る。
ポラリスはリックの墓標とした剣を借りるとゾンビの大群の前に立ち塞がっていた。
自身が相手にするのは千を超える死なない軍勢。そして自分の運命は夜明けとともに訪れる確実な死。しかしそれでも彼の心には以前の様な恐怖は微塵もなかった。
「リック隊長……一緒に戦ってください」
恩人の剣を手に、人々の想いを背に乗せて名もなき兵士は駆け出す。
それは誰にも語られることのない、たった一人の英雄譚であった。
高度を下げたゴーレムはそのまま城の外壁を貫くと兵士達の訓練場の地面にその体をめり込ませて停止した。
「いててて……」
ゴーレムの胸部が開くとナナシと国王が這い出る。ゴーレムの腕部はひしゃげ、その体からは火花が散っておりもう動かせそうにない。
しかし二人は軽いアザはできたもののほぼ無傷であった。
「王様、大丈夫ですか」
「ああ、何とかな……!!周りを見よ!!」
墜落した音に引き寄せられたのか二人の周りには複数体のゾンビが集まり出していた。ゾンビ達の手が伸びるその時、訓練場に声が響いた。
「“刃の踊り”」
ゾンビ達は無数の刃に切り刻まれるとその体を地面に伏し、もう動かなくなった。するとエストレアを背負ったポラリスが二人に駆け寄る。
「国王、ナナシさん、大丈夫ですか!?」
国王は事前に着陸の場所を伝えており、ポラリス達は急速な救助を行うことができた。合流した一同はそのまま地下室へと向かう。
重傷のナナシはチャックが背負い、シリウスとヤン、ポラリスに背負われたエストレアがゾンビ達を撃退しながら地下室を目指す。時計塔に多くのゾンビが引き寄せられたとは言え、それでも無数のゾンビが城を埋め尽くしつつあった。
近づくゾンビを何とか蹴散らしながらようやく地下室までたどり着き、その階段を降りる。
途中、リック隊長の亡骸を目にしてポラリスは立ち止まった。
「……ポラリス?」
「……何でもありません。行きましょう」
エストレアは何か思い詰めた様に物憂げな顔を浮かべるポラリスに話しかけるも彼は話を切り上げる様に脱出路へと向かった。
脱出路のトンネルに張られていた結界はまるで元から何もなかった様に綺麗さっぱり無くなっていた。
「みんな、早くこいつに乗り込め!!」
シリウスはトンネルの先まで敷かれた線路に取り付けられたトロッコへと誘導する。トロッコは三台連結されており、どれも取り付けられた魔石を動力として動くためシリウス達十一名が全員乗ってもまだ余裕があった。
一同は次々に乗り込んでいく。たった一人、ポラリスを除いて。
「……カーネルさん、エストレアさんを」
「え……ポラリス……?」
ポラリスはカーネルを引き止めると背負っていたエストレアを引き渡す。
「ポラリス……そうか……」
カーネルは何かを察した様にエストレアに肩を貸す。
「……どういうことだ、カーネル。」
問い詰めるエストレアにカーネルは重い口を開いた。
「……ポラリスの体の黒尸菌は彼を蝕みつつある。……このまま続けば彼の体が新たな感染源となるかもしれない」
カーネルはポラリスの顔面の白化した部位を見ながら話す。前に見た時よりも広がっている気がした。
「カーネルさん……やっぱり気付いて……」
「だが、あくまで可能性の話だ。それに……お前はこの世界を救ったんだ。……たとえ、お前がこの世界の新たな危機になるとしても……誰にもお前を止める権利はない」
カーネルは真っ直ぐにポラリスの目を見据える。ポラリスもその視線に真っ直ぐに応じる。
カーネルはポラリス自身から言い出さない限りこの話題は出さないと決めていた。そして、ポラリスの考えを尊重するとも。
「ポラリス君……その話、本当なの?」
話を聞いていたアイリーンがポラリスの下へと駆け寄った。それにつられる様に他の者も集まりだす。
ポラリスは一同の顔を見渡すと再び覚悟をした様子で語り始める。
「……自分の命は本来、ずっと前に尽きているはずでした。でもなにかの奇跡かこうして生きて皆んなを、この世界を守れた。兵士としての役割をやっと果たせた。……それだけで十分なんです」
「……でも、だからって!!」
アイリーンはポラリスを引き止める様に腕を掴む。ポラリスは彼女の手を優しく掴むと引き離し、話を続ける。
「……この力は恐らくこの厄災が起きなければ手に入らなかったでしょう。たぶんデネブを倒すため、皆んなを守るために授かった力なんです。でも、その役目はもう終わった。……自分に残された最後の使命は力の代償として、この街とともに消え去ることです」
ポラリスの顔を見たアイリーンとカーネルはもうこれ以上何も言えなかった。
「……シリウスさん。アイリーンさんを……皆んなをお願いします」
「……ああ」
シリウスはアイリーンを受け取るとその肩を抱き、慰めた。
「なあ、ポラリス……こんな事を言うのもなんだが、お前との時間、なかなか楽しかったよ」
シリウスはポラリスに背中を向けたまま語りかける。
「……自分もです」
ポラリスの声を聴くとシリウスは耐えられなくなったのか彼に向き合い、手を差し出した。
「ラウム王国次期国王として……勇者シリウスが約束しよう!!……ラウム王国ガラクシア近衛隊のポラリス……この名は決して忘れず、そして何代先までも必ず伝えよう!!」
「……はい!!」
ポラリスは差し出された手を熱く握ると自身の胸の奥から激しい高揚感が湧き出るのを感じた。
シリウスは握手を終えると再びポラリスに背を向ける。その目元から流れる涙に気づいたのはアイリーンだけであった。
「お兄ちゃん……」
ポラリスは自身の足元にしがみ付くジョシュに気づくとしゃがみ込み、手に持つ暁を差し出した。
「ジョシュ、君が大事に持っていてくれ。……そして君が妹を……大事な人を守るんだ。わかったかい?」
「……うん」
ジョシュが暁に触れると、その柄は彼の体格に合わせて小さくなった。ジョシュは小さな手でその槍を再び強く握り、ポラリスの目を真っ直ぐに見つめる。
「……僕が皆んなを守るよ。だけど……僕たちが危なくなったらまたお兄ちゃんがまた助けに来てよ!!それまで……これは僕が大事に持っておくよ。約束するよ!!」
ポラリスは黙って微笑むとジョシュとルーナ、カレンの頭を撫でた。
「旦那……」
「ナナシさん……」
ポラリスはトロッコに寝かされたナナシを覗き込んだ。
「……俺の本当の名前はベテルギウスっていうんだ。……今まで世話になりやした。旦那のお陰で俺は……生まれ変わる事ができそうだ」
「ベテルギウスさん……こちらこそありがとうございました」
ポラリスはベテルギウスの満足気な顔に微笑むと上階からこちらに迫る無数の足音に気づく。
「!!……皆さん、急いでください。……ガラクシア近衛隊の名において、誰一人としてここは通しません!!」
ポラリスは一同がトロッコに乗り込むのを確認するとトロッコに背を向け、歩み始めようとした。
「ポラリス!!」
不意に呼びかけられたその声に思わず振り返る。
ポラリスの目の前に白銀の髪がなびくとエストレアの顔が近づき、二人の唇が交わった。
何秒か、あるいは何時間か。ポラリスにはその時間がまるで永遠に続いた様に感じた。
トロッコから身を乗り出したエストレアは唇を離すと涙に濡れた瞳でポラリスと見つめあった。
「ポラリス……君は英雄だ」
「……どうかお元気で」
トロッコが見えなくなるその瞬間まで、二人の視線はずっと交わっていた。
英雄。自分の尊敬する、愛する相手から言われたその言葉に自分でも恥ずかしいくらいに胸が躍る。
ポラリスはリックの墓標とした剣を借りるとゾンビの大群の前に立ち塞がっていた。
自身が相手にするのは千を超える死なない軍勢。そして自分の運命は夜明けとともに訪れる確実な死。しかしそれでも彼の心には以前の様な恐怖は微塵もなかった。
「リック隊長……一緒に戦ってください」
恩人の剣を手に、人々の想いを背に乗せて名もなき兵士は駆け出す。
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