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Season3
終曲ーFinaleー
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「二人とも……頑張ってくれ……」
バリアによりその場から動けないチャックは悔しそうに二人の戦いを見守る。バリアの周りには三体のゾンビがへばり付くがその程度では破られることはない。
「数が多すぎる……」
何十体倒しても減らないゾンビの大群にヤンとエストレアの顔に疲労の色が浮かび始めた。
その時、四つある入り口の一つから大きな複数の足音が聞こえた。足音は次第に近づいてくると他のゾンビを押し除け、数体のオークのゾンビが姿を現した。
オークはチャック達に狙いを定めるとバリアに飛びつき、力強くバリアを叩くと次第にヒビが入っていった。
「まずい!!破られる!!」
エストレアは魔力の剣を飛ばし、オークに突き刺し始末するがバリアの崩壊はもう止めることが出来ず粉々に崩れ去ると大量のゾンビがチャック達に襲い掛かった。
「くそっ!!」
エストレアはゾンビの集団に大きく跳び、大量の魔力の刃で殲滅した。
「もう一度バリアを張れるか……っ!!」
チャックに尋ねるために向き合った際に気づく。ルーナの背後から魔力の刃の嵐から逃げ延びたゾンビが立ち上がり、すぐ後ろまで迫っている。
エストレアは咄嗟にルーナの下に走るとその体を抱くように庇った。
「うっ……」
首筋にじんわりと痛みが広がるとともに自身の血が滴るのを感じる。
「エストレア!!」
ヤンがエストレアに噛みつくゾンビを切り裂き、その体をどかすと彼女は傷口を抑え蹲る。
「お姉ちゃん……」
「私は大丈夫。怪我はない?」
目に涙を溜めるルーナを安心させるため慣れない笑顔を作るとルーナを抱き寄せた。
「エストレア……」
「……分かっている。」
どこか諦念したような表情でカーネルを制するとポラリスの方を向く。そこにはボロボロになりながらも怪物の胸に刺さる槍を離さず掴み続けるポラリスの姿があった。
「……私は最後まで戦うさ。……ヤン、チャック、ここを頼めるか。すぐにポラリスを連れてくる。」
そう言うとエストレアは駆け出した。
巨大な拳を何度も打ち付けられてもポラリスはその手を離さず魔力を送り続ける。しかし拍動は大きくなるもののその機能を破壊するには未だ遠い。
怪物も痺れを切らしたのか今度は手を頭上で強く組むとその拳をポラリスに振り下ろした。ポラリスは自身の無事を祈り、目を瞑る。
「“剣の小雨“!!」
その声に目を開けると怪物の腕は魔力の剣で切断され、目の前に白銀の翼を生やしたエストレアがまるで天使の様に降り立ち、その姿にポラリスは目を奪われた。
「エストレアさん!!この槍に魔力を!!」
ポラリスは我に帰った様に叫ぶとエストレアは槍の柄を掴み、絶大な魔力を送る。
怪物の拍動が限界まで早くなると黄色く光っていた心臓は赤く熱を帯び、その赤色は胸を中心に体中へと巡り、怪物は苦しみ出した。
「いけぇぇぇぇ!!」
二人は叫び、さらに魔力を高める。
すると怪物の身体中から血が吹き出し、よろよろと後ずさると槍はその体から抜け落ちる。なおも心臓はエネルギーを産み続け、ついにその許容量が限界に達すると行き場を失った熱に怪物は身をよじらせる。
どかん!!次の瞬間には怪物は大きな音を立て爆発し、その肉体を散らばらせた。
「はぁ……はぁ……」
二人は大量の魔力を消費した影響から動けないでいた。するとエストレアが咳き込み、その場に蹲み込んだ。
「エストレアさん!!」
ポラリスはエストレアに駆け寄ると首筋の咬み傷と口を抑えた手にこびり付く血液に顔色を青くした。
「私はもうダメだ……。皆んなの下へ行ってくれ……」
エストレアは手元に魔力で小さな刃を作ると首元に近づけた。
「エストレアさん……。まだ諦めないでください!!」
ポラリスはエストレアの手を力強く止める。
「私には君の様な素質は無い……。早く皆んなを助けに行くんだ!!」
「でも……」
チャックのバリアは遠目でも限界を迎えていた。しかし、ポラリスはそれでも彼女を下を離れる決心がつかない。その時であった。
「伝染する電撃!!」
聞き慣れた、シリウスの声が響き渡るとゾンビ達は次々と闘技場を駆ける電撃に焼き焦がされていった。
しかし、新たなゾンビの大群は次々に入り口から入り込んでくる。
「皆、こっちじゃ!!」
声のする方を向くと今まで閉じられていた扉が開けられ、そこには国王の姿があった。
ポラリスは動こうとしないエストレアを抱き抱えると他の者と共に国王の下に駆け出した。
一先ず、闘技場の医務室に避難することとなった。皆シリウス達との再会は喜ばしかったが素直に喜ぶことは出来ず、ベッドに寝かしづけられたエストレアを囲んでいた。
「……あとどれくらい保つ……」
シリウスは傍に立つカーネルに尋ねる。
「現在の症状と彼女の身体の強さ、魔力を鑑みるに……小半刻も保たないだろう……」
どこか上の空の様に坦々と説明する。
「そんな……何か方法はないんですか!!」
「……」
ポラリスが詰め寄るもやはりカーネルはやはりどこか上の空の様に考え事をしていた。
「ポラリス……」
エストレアの呟きにポラリスは彼女に顔を近づける。
「もう刃を作り出す体力も無い……私を殺して。」
その言葉にポラリスは唯、震える彼女の手を強く握る。
「お願い。せめてあなたの手で死にたいの……」
その言葉にポラリスは唯、涙を流す。
「……幼い時、王のお母様から聞かされた。その時は何を言っているのかよく分からなかったけど……今なら分かる。この胸にあるのが……愛だって……」
その言葉にポラリスは唯、彼女を抱き寄せる。
「お二人共、お熱い所邪魔して悪いがまだ諦めるのは早い」
思考を完了させたカーネルが切り出す。一同の注目が一人の医者に集まった。
「ポラリス、お前の素質は様々な病原菌に対して抵抗を持つことだったな。お前の体内には黒尸菌に対する抗体……いわば治療薬が流れているはずだ」
「!!そうか、なら自分の血をエストレアさんに入れれば!!」
「いや……」
刃物で自身の腕を切ろうとするポラリスをカーネルが制する。
「お前の能力で作られた抗体は恐らくお前の体内でしか働かない。それに少量の輸血では意味がない」
「じゃあどうするんだ!!」
結論を話すのを勿体ぶるカーネルにシリウスが詰め寄る。
「地下牢で言っただろう。俺は治療薬の研究をしていたと。実は研究は理論上は完成の一歩手前まで来ていたんだ。だが、あと一つ、黒尸菌に耐えた生物の血液が手に入らなかった。そもそもそんな生物など存在しなかったからな」
カーネルはポラリスの顔を見る。
「だがポラリス、お前が現れた。お前の血を使えば俺の研究は完成するだろう。……しかし、治療薬を作り出す設備は大聖堂の地下にある研究所にしかない。……つまり待ち受けるデネブを打ち倒す必要がある」
「……待て、仮にデネブを倒せたとしても大聖堂まで行って帰るまでエストレアは保たないのでは……」
シリウスの指摘にカーネルは得意気な顔で受け答える。
「そこでだ。この天才カーネルが今しがた考案した方法を説明しよう」
そうするとカーネルは国王にエストレアへの治癒魔法、シリウスに“時間減速”の魔法陣の作成、アイリーンに魔法陣への魔力供給を支持した。
「時間の流れが遅い魔法陣内で黒尸菌による身体の破壊をその瞬間から治していく。強引だがこの方法なら数刻は保つ筈だ。後は……」
カーネルはポラリスとシリウスに目をやる。
「お前達がデネブを倒せるかに懸かっている」
その言葉に二人の表情は力強く引き締まった。
大聖堂のステンドグラスから差し込む橙色の日の光を浴びながら“空の皇座”に座する教皇デネブは一人呟く。
「さて、そろそろ来る頃かな」
口元を緩ませながら凶星は不気味な笑みを浮かべた。
Season 3 fin
~Final Season Coming Soon~
バリアによりその場から動けないチャックは悔しそうに二人の戦いを見守る。バリアの周りには三体のゾンビがへばり付くがその程度では破られることはない。
「数が多すぎる……」
何十体倒しても減らないゾンビの大群にヤンとエストレアの顔に疲労の色が浮かび始めた。
その時、四つある入り口の一つから大きな複数の足音が聞こえた。足音は次第に近づいてくると他のゾンビを押し除け、数体のオークのゾンビが姿を現した。
オークはチャック達に狙いを定めるとバリアに飛びつき、力強くバリアを叩くと次第にヒビが入っていった。
「まずい!!破られる!!」
エストレアは魔力の剣を飛ばし、オークに突き刺し始末するがバリアの崩壊はもう止めることが出来ず粉々に崩れ去ると大量のゾンビがチャック達に襲い掛かった。
「くそっ!!」
エストレアはゾンビの集団に大きく跳び、大量の魔力の刃で殲滅した。
「もう一度バリアを張れるか……っ!!」
チャックに尋ねるために向き合った際に気づく。ルーナの背後から魔力の刃の嵐から逃げ延びたゾンビが立ち上がり、すぐ後ろまで迫っている。
エストレアは咄嗟にルーナの下に走るとその体を抱くように庇った。
「うっ……」
首筋にじんわりと痛みが広がるとともに自身の血が滴るのを感じる。
「エストレア!!」
ヤンがエストレアに噛みつくゾンビを切り裂き、その体をどかすと彼女は傷口を抑え蹲る。
「お姉ちゃん……」
「私は大丈夫。怪我はない?」
目に涙を溜めるルーナを安心させるため慣れない笑顔を作るとルーナを抱き寄せた。
「エストレア……」
「……分かっている。」
どこか諦念したような表情でカーネルを制するとポラリスの方を向く。そこにはボロボロになりながらも怪物の胸に刺さる槍を離さず掴み続けるポラリスの姿があった。
「……私は最後まで戦うさ。……ヤン、チャック、ここを頼めるか。すぐにポラリスを連れてくる。」
そう言うとエストレアは駆け出した。
巨大な拳を何度も打ち付けられてもポラリスはその手を離さず魔力を送り続ける。しかし拍動は大きくなるもののその機能を破壊するには未だ遠い。
怪物も痺れを切らしたのか今度は手を頭上で強く組むとその拳をポラリスに振り下ろした。ポラリスは自身の無事を祈り、目を瞑る。
「“剣の小雨“!!」
その声に目を開けると怪物の腕は魔力の剣で切断され、目の前に白銀の翼を生やしたエストレアがまるで天使の様に降り立ち、その姿にポラリスは目を奪われた。
「エストレアさん!!この槍に魔力を!!」
ポラリスは我に帰った様に叫ぶとエストレアは槍の柄を掴み、絶大な魔力を送る。
怪物の拍動が限界まで早くなると黄色く光っていた心臓は赤く熱を帯び、その赤色は胸を中心に体中へと巡り、怪物は苦しみ出した。
「いけぇぇぇぇ!!」
二人は叫び、さらに魔力を高める。
すると怪物の身体中から血が吹き出し、よろよろと後ずさると槍はその体から抜け落ちる。なおも心臓はエネルギーを産み続け、ついにその許容量が限界に達すると行き場を失った熱に怪物は身をよじらせる。
どかん!!次の瞬間には怪物は大きな音を立て爆発し、その肉体を散らばらせた。
「はぁ……はぁ……」
二人は大量の魔力を消費した影響から動けないでいた。するとエストレアが咳き込み、その場に蹲み込んだ。
「エストレアさん!!」
ポラリスはエストレアに駆け寄ると首筋の咬み傷と口を抑えた手にこびり付く血液に顔色を青くした。
「私はもうダメだ……。皆んなの下へ行ってくれ……」
エストレアは手元に魔力で小さな刃を作ると首元に近づけた。
「エストレアさん……。まだ諦めないでください!!」
ポラリスはエストレアの手を力強く止める。
「私には君の様な素質は無い……。早く皆んなを助けに行くんだ!!」
「でも……」
チャックのバリアは遠目でも限界を迎えていた。しかし、ポラリスはそれでも彼女を下を離れる決心がつかない。その時であった。
「伝染する電撃!!」
聞き慣れた、シリウスの声が響き渡るとゾンビ達は次々と闘技場を駆ける電撃に焼き焦がされていった。
しかし、新たなゾンビの大群は次々に入り口から入り込んでくる。
「皆、こっちじゃ!!」
声のする方を向くと今まで閉じられていた扉が開けられ、そこには国王の姿があった。
ポラリスは動こうとしないエストレアを抱き抱えると他の者と共に国王の下に駆け出した。
一先ず、闘技場の医務室に避難することとなった。皆シリウス達との再会は喜ばしかったが素直に喜ぶことは出来ず、ベッドに寝かしづけられたエストレアを囲んでいた。
「……あとどれくらい保つ……」
シリウスは傍に立つカーネルに尋ねる。
「現在の症状と彼女の身体の強さ、魔力を鑑みるに……小半刻も保たないだろう……」
どこか上の空の様に坦々と説明する。
「そんな……何か方法はないんですか!!」
「……」
ポラリスが詰め寄るもやはりカーネルはやはりどこか上の空の様に考え事をしていた。
「ポラリス……」
エストレアの呟きにポラリスは彼女に顔を近づける。
「もう刃を作り出す体力も無い……私を殺して。」
その言葉にポラリスは唯、震える彼女の手を強く握る。
「お願い。せめてあなたの手で死にたいの……」
その言葉にポラリスは唯、涙を流す。
「……幼い時、王のお母様から聞かされた。その時は何を言っているのかよく分からなかったけど……今なら分かる。この胸にあるのが……愛だって……」
その言葉にポラリスは唯、彼女を抱き寄せる。
「お二人共、お熱い所邪魔して悪いがまだ諦めるのは早い」
思考を完了させたカーネルが切り出す。一同の注目が一人の医者に集まった。
「ポラリス、お前の素質は様々な病原菌に対して抵抗を持つことだったな。お前の体内には黒尸菌に対する抗体……いわば治療薬が流れているはずだ」
「!!そうか、なら自分の血をエストレアさんに入れれば!!」
「いや……」
刃物で自身の腕を切ろうとするポラリスをカーネルが制する。
「お前の能力で作られた抗体は恐らくお前の体内でしか働かない。それに少量の輸血では意味がない」
「じゃあどうするんだ!!」
結論を話すのを勿体ぶるカーネルにシリウスが詰め寄る。
「地下牢で言っただろう。俺は治療薬の研究をしていたと。実は研究は理論上は完成の一歩手前まで来ていたんだ。だが、あと一つ、黒尸菌に耐えた生物の血液が手に入らなかった。そもそもそんな生物など存在しなかったからな」
カーネルはポラリスの顔を見る。
「だがポラリス、お前が現れた。お前の血を使えば俺の研究は完成するだろう。……しかし、治療薬を作り出す設備は大聖堂の地下にある研究所にしかない。……つまり待ち受けるデネブを打ち倒す必要がある」
「……待て、仮にデネブを倒せたとしても大聖堂まで行って帰るまでエストレアは保たないのでは……」
シリウスの指摘にカーネルは得意気な顔で受け答える。
「そこでだ。この天才カーネルが今しがた考案した方法を説明しよう」
そうするとカーネルは国王にエストレアへの治癒魔法、シリウスに“時間減速”の魔法陣の作成、アイリーンに魔法陣への魔力供給を支持した。
「時間の流れが遅い魔法陣内で黒尸菌による身体の破壊をその瞬間から治していく。強引だがこの方法なら数刻は保つ筈だ。後は……」
カーネルはポラリスとシリウスに目をやる。
「お前達がデネブを倒せるかに懸かっている」
その言葉に二人の表情は力強く引き締まった。
大聖堂のステンドグラスから差し込む橙色の日の光を浴びながら“空の皇座”に座する教皇デネブは一人呟く。
「さて、そろそろ来る頃かな」
口元を緩ませながら凶星は不気味な笑みを浮かべた。
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皆様ありがとうございます😘
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めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
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